2015/06/07 のログ
■桐竹 琴乃 > 声をかけよう、と思う前に走り去ってしまった。
「ま、いいか」
駅に駆け込んでいく朝倉さんを眺める。
同じ尞だったようだし、その内また会う事もあるだろう。
「さて、と」
くる、っと踵を返し、ウィリーの、と言うより落第街の方を見る。
■桐竹 琴乃 > 先に抜けてしまいますね!
お疲れ様ですよ~!
■桐竹 琴乃 > 「じゃ、私はまだふらついてくるから」
ウィリーに声をかけ。
「ここまでくればウィリーもわかるでしょ。それじゃ、また学園でね」
それだけ伝え、ウィリーを通り過ぎ、また落第街へと歩いて行った。
ご案内:「落第街大通り」から桐竹 琴乃さんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」からウィリーさんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」にコゼットさんが現れました。
■コゼット > 「…。」
(帽子を深く被り、大きく広いつばの下から辺りの様子を伺う。
観光…と呼ぶには無理があるか。この場合、見回りと言った方が正しいだろう。
…というのも、先日この辺りでは巨大生物が出現し、大規模な戦闘が起こった。そして、それを目の当たりにした。
そうゆう事がまた起こらないとも限らない。それに、"何か"を見るのにいい機会かもしれない。
もっとも、その何かが起こらないに越した事はないのだが。)
■コゼット > (確かに他の地区と比べると怪しい店等が目立つ。
全く活気が無い訳ではないのだが、雰囲気や空気が違うという事は感じる。)
「当然とはいえ当然だけど、生徒も多いわね…。
でも治安もあまり良くないようだし…何か対策でもしてるのかしら。」
■コゼット > (多くの人に魔力は通っていないように感じる。つまりそれはら普通の人、もしくは異能者という事だ。
確かにこんな所で問題が起きようものなら、殆どは成す術が無いだろう。)
「でも、あんな見るからに怪しい店までやっているなんて。…摘発が追いついてないのかしら。」
■コゼット > (学園においても一際目立つコゼットの帽子だが、特に隠す事はない。
むしろそれを表に出していく事で教師が居るという存在を示し、問題を起こさせない抑止力を発生させる…と考えているのだが。
言ってしまえば"何か"を見るには不都合な格好とも言える。)
■コゼット > (喉が渇いた為、適当な自動販売機を見つけ、購入する。
…残念ながら紅茶は無いようだ。迷った末に目に付いたオレンジジュースを選ぶ。
紙パックとストロー付きの良くあるタイプのもの。この辺りはここに限らず何処でも手に入る。それ故の安心感はある。)
「……甘っ。」
(普段あまり飲んだ事はないが。)
■コゼット > (後で紅茶を口直しに飲もう…と、やや渋い顔で飲み進めつつ。
落第街とはいえ大通り。そう頻繁に起きるものでもないか。
まだ陽が高い事もあるだろう。
そうなると路地裏だろうか。…路地裏、か。)
■コゼット > (今まで見てきた異能者の中には、とても私には手に負えない力もちらほら見る。勿論それ以外にも沢山居るだろう。
それなりに魔術の心得はあるとはいえ、身の安全を考慮するなら迂闊に近付くべき場所でも無い気がする。
…と、甘いジュースを飲みながら路地裏に続く道を遠目に見ている。)
ご案内:「落第街大通り」に薄野ツヅラさんが現れました。
■コゼット > 「…教師が学園関係の事以外にあまり首を突っ込み過ぎるのも問題かしら。」
(勿論、生徒や教師が問題を起こしているのなら只事ではない。
しかし、学園都市とはいえ学園に直接関係の無い人も当然居る。
「…まぁ、今はあくまで観光という事にしておきましょう。
新任そうそう事件に巻き込まれたら洒落にならない……って、それはもう遅いか。」
■薄野ツヅラ > (落第街の大通り)
(時折風紀委員の手が入ると云う噂───少女は風紀委員に遭遇したことはない為、ここでは噂とする───の大通りを赤ジャージはのんびりと歩いていた)
(───くああ、今日も相も変わらず無個性ねェ……)
(ン、)
(特に変わりのない落第街に変わった影を見掛けた)
(見るからに魔法使い、と云った容姿の優しそうな女性)
(ンー……先生だったと思うけど名前、名前)
(授業に顔を出さない少女は其の女性の名前を知らなかったが、こんなところに教師がいるのは珍しい)
(何かあったのかしらぁ……?)
(暫し逡巡するもおもむろに声を掛けた)
えーっと、先生かしらぁ──……?
道に迷ったならお送りしますけどぉ……?
■コゼット > 「うん?」
(声を掛けられ、振り返る。そこにはジャージ姿の女性の姿。
自分のこの姿を見て教師と判るという事は学園の生徒だろうか。…あまり見かけない顔のような。名簿で見たような。)
「ああ、いえ。ちょっと観光というか、見回りというか。まぁそんな所よ。
最近また事件があったものだから、ね。
大丈夫、まだ迷ってないわ。
…、貴女、見た所学園の生徒のようだけど…?」
■薄野ツヅラ > (観光、と聞けばすぐに顔を顰めた)
落第街に観光に来る先生っていい趣味してるわぁ……
まァ、此処は知ってるだろうけど其処まで治安もよくないから観光にはお勧めしないけどぉ
(呆れと共に口を開けば出てくるのは皮肉ばかり)
(水道の蛇口を捻ったように流れ出す)
ここ数日は騒がしかったものねェ、教師の手が入るのは当然かしらぁ
───……まだ迷ってないってこれから迷う予定でもある訳ェ?
(生徒、と云われれば困ったようにポシェットから学生証を取り出し、押し付ける)
正真正銘の学生よぉ、偽造とかじゃないから安心してくれていいわぁ
薄野廿楽、所属は2年の16歳だゾ───…☆
■コゼット > 「ふふっ、そうかもね。ほら、私まだこの島に来て間もないから。
だから色々と見て回ろうと思って。先生方も色々自分の目で見てこいって言ってたし。」
(治安が良くない、というのを把握している辺りある程度は詳しいのだろう。
良くないと知っていて出歩いているというのも、度胸があるというか何処か引っかかるというか。)
「この辺りは詳しくないから、その可能性も…あるかもしれないわね。
薄野さん…ね。確かに、学園の生徒だわ。
私も学園の教師で、コゼットって言うの。魔術を教えているわ。最近来たばかりだから知らなくても仕方ないと思うわ。
…でも、治安が良くないって知っててここを出歩くのは…何か用事?それとも、家が近いのかしら。」
■薄野ツヅラ > 見て回るような場所でもないと思うけどぉ、何がある訳でもないしぃ……
(もう一度いい趣味ねェ、と呟くと肩を竦める)
(すぐ裏は路地裏。厭な音が一瞬響く)
どーも、コゼット先生。
魔術……魔術かァ。
落第街のほうは魔術適正もなければ能力もないような学生ばっかりだから、
そんな先生が遊びに来てもあんまり面白くはないと思うゾ☆
(そう問われればンー、と暫く黙る)
(どう云い訳をしようか。そんな幼い子供のような所作)
趣味かしらぁ、散歩が好きでぇ。
ボクみたいな面白くない奴からしたら此処はとっても面白いから
■コゼット > 「始めて来た所だから、見るものは新鮮よ。」
(まぁ、仕事でもあるから、と肩を竦めて。
遠くの方から聞こえる物。……考えの無いまま足を踏み込んでいたら巻き込まれていただろうか。)
「別にスカウトに来ている訳じゃないから。面白いかって聞かれたら……両方って所かしら。」
(唇に指を当てて)
「散歩が好きなのね。という事は、結構色々な所に詳しいのかしら。
…確かに、ここは人によっては退屈しなさそうね?」
■薄野ツヅラ > 落第街は人並み以上に知ってるかもしれないし知らないかもしれないわァ──……
(肯定でも否定でもない、曖昧な言葉を返す)
(間延びした語尾とやる気のない口調)
(ちらと路地裏を見遣ればなんだか治安がいいとは云えないもので、いつもの事かと視線を戻す)
ええ、勿論人によるわぁ。
風紀委員さんでさえ最近はお薬の取引をあんまり取り締まれてないみたいだし文字通りの無法地帯────
無能と判断された学生にとっては最後の行き場?
(だからこそ面白いんだ、と笑った)
■コゼット > (さっきから切れ味の悪い返答ばかりだが、それは薄野がそうゆう性格なのだろう
ここで感想を言うならば、自由で縛られない…と言った所か。)
「薬…。断片的には聞いた事があるけれど。
風紀委員も人が足りないみたいだし、この島全部を回るとなるとそりゃあ難しいでしょうね。」
(放置をしている訳ではないのだろうが、追いついていないのは恐らく本当だろう。
しかし、かといって生徒達がそれらに手を出すのは問題だ。かなり危険な薬とも聞く)
「面白いって…。少なくとも気分のいいものではないと思うのだけど。
あまり危機意識がないのも危ないわよ?…本当に。」
(昨日の事件の事を思い出す。下手をすればかなりの死者が出ていただろう。
あれがそもそもどうゆう理由で引き起こされたのかは判らないが、場所が場所だけに人為的な事も考えられる。)
■薄野ツヅラ > 先生方も一部では調査を始めてるみたい、とは教えておくわぁ──……
でも深入りしすぎて行方知れずの先生もいる、みたいな噂も耳にするしお気をつけてぇ?
(あくまで噂だけどねェ、と不遜に笑う)
(風紀委員が大変なのは廿楽もよく知っていたが、其れを踏まえての皮肉)
屹度普通の生徒なら気分は良くない、若しくは最低だと思うわぁ──……☆
其れでも、此処に居るような連中は陽の当たる所には出ようとしない
居心地がいいのよぉ、此処はそう云う人間にとっての都───其れから華々しい学園地区の裏側みたいな
(光のある所には必ず影が生まれるものよぉ?、と)
(至極楽しげに漏らした)
■コゼット > 「……そうね、忠告として受け取っておくわ。」
(魔術ならある程度の力量は測れるから兎も角、異能に関してはまだまだ判らない事が多過ぎる。
もし危険に陥ったとしても、誰かが都合良く助けてくれる保障は何処にもない。
特にこう言った、光に隠れた陰のような所では。)
「難しい問題ね…。」
(そう言って辺りを見渡す。
言ってる事は判らないでもないのだが、かといって放置していい問題でもない。頭が痛いものだ。)
「…何か飲む?一本奢ってあげるわ。」
■薄野ツヅラ > お気をつけて、先生みたいに可愛らしい方だと危ないですしぃ
(にこり、と愛想笑いをひとつ)
(ぼうっと幾回のやり取りを反芻する)
(───甘いけどもいい先生なんでしょうねェ)
難しいと思うわぁ、本当に。
生徒だけで話が片付くのかも先生に手を入れてもらって初めて片付く問題なのか。
───……其れとも学園側がわざと放置している、なんて噂もあるから片付いても次の火種が降ってきたりぃ
(曖昧な言葉の中に一縷の真実を織り込んだ)
(果たして少女の真意は届くか、届かないやら)
あっは、やっぱりいい先生!
甘くないので先生のお勧めだったら何でもいいわぁ
(喜ぶ姿はごく普通の女の子の其れである)
■コゼット > 「ありがと。でもこれでも一応教師。身を守る位は出来るつもりだから。」
(お世辞でも嬉しいものだが、気をつけて、という言葉は果たして本心か。)
「一人が頑張ってどうにかなればこんなにはなってないものね。
それこそ学園全体が取り組まないといけないんでしょうけども…。
…学園が放置してるっていうのは何か引っかかるわね。」
(そう言いながら自動販売機の前に歩み寄り、うーん…と唸る。
紅茶があれば迷わず薦めたのだが、生憎ここには無い。
少しの間ラインナップに悩んだ結果、甘さ控えめのカフェオレを購入し、それを薄野に手渡そうと。
自分も同じのを購入する。難しい問題から気持ちを入れ替えたかった…というのもある。)
「薄野さんの好みが判らないから…違ったら御免なさいね。」
■薄野ツヅラ > あっは、身も守れないでこんな落第街に来る莫迦はそうそう居ないでしょうしねェ───……
(少女の能力は広範囲に及ぶ制御不能の遠隔感応)
(すぐそこの路地裏での誰かの憎しみの感情が頭の中に直接叩き込まれれば流石の少女でも数回言葉を交わした教師に対する心配の感情は湧き上がる)
なんだかいろんな組織が絡んでるみたいだしぃ……
ボクは楽しく傍観しつつ他所から石を投げるのに専念するわぁ
(其の言葉に意思はあるやら、ないやら)
(カフェオレを受け取ればそのまま口に運ぶ)
───……甘ぁ
(控えめの砂糖も少女にとっては幾らかは甘かったようで思わず言葉を漏らす)
(でも、と前置きしてコゼットに笑顔を向ける)
嫌いじゃあないですよぉ、此れも
(この学園の甘さも)
(嬉しそうに頬を緩めた)
■コゼット > 「そう、ね。…お互いに気をつけないといけないわね。
…ふふっ、悪かったわ。」
(希望の物を渡せなかった事に謝りつつ、でも笑顔を見せる薄野に微笑む)
「…確かにちょっと甘いかも。でも、この位が私には丁度いいかな。」
■薄野ツヅラ > 先生だからって安全なんて確証は何処にもないんだゾ──☆
(軽口を叩きながらも何処か照れた素振り)
(ふい、と目線を逸らした)
まァ、コゼット先生も甘そうだしねぇ……
偶には悪くない、かな──なんて。
(くい、と残っていたカフェオレを一気に飲み干す)
(ふう、と一息つけばまた憎まれ口)
もう夕方、此処から先の落第街はきな臭くなってくるから気を付けてぇ
早めに学園地区の方に戻るのをお勧めするゾ☆
(にやり、と笑みを浮かべた)
■コゼット > 「それはこの間痛感してる。…ってまぁ、襲われた訳ではないけれど。
教師としては厳しくしなきゃいけない所はそうする所なんだけど。…まぁ、今はオフタイムだし。」
(こうゆう空気は好きだ。掴み所のない生徒だけども、やっぱり笑ってこそだな、と。)
「そうね、夜ともなると尚危険でしょうね。
この辺にして私は戻ろうかしら。
…また良かったらお散歩、付き合って頂戴?」
(飲みかけのカフェオレを持ったまま、来た道を引き返そうと。)
■薄野ツヅラ > 先生にしては甘い人って珍しいしなにより登校したときに先生がいないと知ってる先生少ないしぃ
(登校の予定はないけどぉ、とまた笑った)
(付き合って、と云われればスカートの裾をちょんと抓んだ)
一回カフェオレ一杯ねェ?
(図々しく、何処までも楽しそうに笑う)
(裾から手を離してひらり、右手を小さく振った)
■コゼット > 「学校もたまには覗くと意外と楽しいと思うわよ?
──ええ、それで良かったら覚えておくわ。」
(仕方ないな…でも、それで喜んでくれるのならそれもいいか。
帽子の鍔を掴み、被り直す。手を振られれば笑顔で振り替えし、それに答えた)
ご案内:「落第街大通り」からコゼットさんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」から薄野ツヅラさんが去りました。