2015/07/20 のログ
ご案内:「路地裏」に自販機さんが現れました。
自販機 > (猫耳をつけた自販機があった。路地裏に見事に打ち捨てられている。
 誰も拾わないし餌もあげない。
 時間帯は深夜すぎ。誰も見に来ないような時間帯である)

「………」

(傍らにミルクの入った汚い皿が置いてある。
 いや舐めねぇよ)

自販機 > 「にゃーん!!!!」

(自販機が突如発狂した。
 猫の声がわんわんと響き渡るのだ。突然自販機が絶叫をあげるのだ。恐怖以外の何者でもない。
 ミルクの中身を舐めようと本物のやせた猫がやってきたが、自販機の怪しさゆえに接近できないでいた。
 猫さん、正解です)

自販機 > (見ていればスピーカーらしき物体がぽろりと落ちた。
 誰かが面白半分に後からくっつけたらしい。スピーカーが音を鳴らすことであたかも自販機が鳴いているように聞こえたのだ。自販機本体は相変わらず低音を鳴らしている。
 どんなときでもブレない。ぶれる要素が無いしね)

「ブーン」

自販機 > (猫さんは困惑していた。ちなみに名前はまだ無い。
 猫は思った。
 その声は、友のクロ氏ではないか?

 お察しの通り   というか普通に自販機です)

「ブーン」

(虎じゃないよ自販機だよ
 クリエイティブにドリンクを売ってるマシンだよ)

自販機 > (自販機が動く。猫を追いかけて)

「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」

(猫を追いかける謎の機械。
 その日猫さんは地獄を見た)

ご案内:「路地裏」から自販機さんが去りました。
ご案内:「路地裏」にシェムハザさんが現れました。
シェムハザ > ……さて、ふふ。

【路地裏の奥で異能者を容赦なく拷問する集団
集団で一人の異能者を追い込んで、私刑にかげる
容赦なく、助けを請おうがどうしようが知ったことではない
相手が生きてるのか死んでるのかわからない

そして動かなくなったところで次の目標に映る
次の目標を見つけ、同様に追い込んでいく

そんな路地裏の様子を、廃ビルの屋上にモニタ設備を整えて見物する少女
ワーカーたちは綺麗に動いている、問題ない
この調子でとりあえず様子を見ていこう】

シェムハザ > あは……いい感じ

ほらほら、逃げないと……ふふ
逃げても無駄なんだけどね?

【相手は違法な異能者だ
一言で言えば、不法入島者であり、他人に対してよろしくない行いをしていたものだ、慈悲はない

もっとも、相手は元から違法な存在なのでもともと慈悲はない
気にかける必要のない実験に都合のいい存在だ
俯瞰で操り、袋小路になるよう追い込む】

ご案内:「路地裏」にブリガンテさんが現れました。
ご案内:「路地裏」にchitaさんが現れました。
シェムハザ > 【袋小路に追い込んで、複数で私刑、私刑、私刑
複数戦闘が得意とでも言う者でもない限り、基本的に一対多というのはどうしようもなく不利なのだ
数的優位というだけで有利だ

容赦なく半殺しにする

正体が割れないよう、みんな、仮面をかぶっている
視野?
問題ない、もともと彼らは人間ではない】

あは……まあ、一般ではこんなものね
くすくす、あんな数打ちの子でもだいぶやれるんだ……ふぅん?

【嬉しそうにその様子を見やる
ワーカー連中は所詮、いくらでも作れるような汎用型だ
大体、そうでないと、もし壊れた時に面倒くさい
次の朝には何事もないように、みんな学校に登校しているのだから】

ブリガンテ > 「やれやれ、この界隈が騒がしいと思えば……。」

シェムハザの後方5m程度の距離で腕を組み、からかうような声色で語りかける。
そしてモニターに映る映像へ視線をやり『なるほど』と言わんばかりに肩をすくめた。

シェムハザ > 【シェムハザ自体は別に戦闘用ではないが、相応にセンサーは鋭い
後ろから声をかけられるまでもなく向き直る】

……ふふ、わざわざこんなビルの上まで来るなんて、だいぶ暇人なのね?
その様子からして別にあなたのお友達でもなんでもないんでしょう?

【モニターの中では相変わらず私刑が進行中だ
そういうことには特に気にせず、組んでいた足を解き、簡易の椅子から立ち上がる】

ご案内:「路地裏」からchitaさんが去りました。
ブリガンテ > 「耳障りな騒音に文句を言おうと思ってな。そういうアンタこそ、女王サマ気分で高みの見物とは良いご身分なことだ。」

淡々と行われる私刑を映し続けるモニターを見つめる目の前の女。
クスクスと笑うサマには数多の地獄を歩き渡った彼ですら呆れさせるものだった。
さて、目の前のモニターに映る宴に意味はあるのだろうかと彼は思いつつ。

シェムハザ > ふふ、別に此処でしないといけないわけではないから、迷惑だって言うなら他所でやってもいいわよ?
別に、ちょっと様子を見たいだけだもの
それ以上でもそれ以下でもないわ

【クスクスと、だからどうしたの? というような様子で、特に気にするでもなく当たり前のような様子で語る
実際、ここでないといけない理由もなければ、今日はもうコレで終わらせてもいいのだ】

ブリガンテ > 「あんまり派手にやらかしてると補導されるぞ、女王サマ。」

やれやれと首を横に振る、相変わらずからかうような声色で。
別に目の前のモニターで繰り広げられる惨状に正義感と言う名の怒りを燃やしている訳ではない、目の前の女の態度にムカついているわけでもない。
これはあくまで『お願い』である。

シェムハザ > ふふ、そのうち私と関係ないことになるわよ
単なる見物客だもの、それなら問題ないでしょう?
でも、忠告ありがとう、耳に入れておくわ。

【猫耳を動かして見せつつ、いたずらっぽそうに笑う
今日はモニタリングしているが、本来コレも必要ないのだから

シェムハザが自身で操ってる自覚をなくすためにするためのギミックでしかない
そのうち彼女の思うように独立行動してると思うよう、自覚は操作されるのだが
彼女自身、自由に人形を操作している自覚はないのだ】

ブリガンテ > 「ふむ、なるほどこれはとんだ失礼。傍目から見るとアンタが黒幕の様だったんでな。」

そのネコミミのせいか?と冗談を言う。もっとも、グラスの下の目は全く笑ってはいないが。
男はシェムハザに背を向け、歩き出した。黒幕で無いと言うのであればこれ以上接触する必要も無い。
自覚していようがしていまいが彼にはその事実確認を取る手段が無いのである。

シェムハザ > くすくす、ありがとう
まあ、そう見えなくもないわね……せいぜい気をつけておくわ?

【もちろん彼女が黒幕なのだが、まあ、あまり派手にやらない限りはスルーすると、そういうことなのだろう
今はまだ実験段階のためにこうして準備をしたが、次からは見物客として眺めるだけになるだろう

彼女たちはスリーパーである、そういった自覚などは基本的にない
何も知らないまま、何をしているかもわからないままに行動するのだ

特に引き止める理由もないので、微笑しつつその姿を見送る】

ブリガンテ > 『ああ、そうだ』と思い出したように足を止め、視線はやらずに話し出す。

「黒幕に会えたらよろしく言っといてくれ。うるさくしないなら、なあなあでとな。」

そう言うと彼は闇の中へと消えていった。
センサーで追いかけるのであれば、彼は屋上から飛び降りたのが分かるだろう。
そして地面とキスする直前で反応が消えたのだった。

ご案内:「路地裏」からブリガンテさんが去りました。
シェムハザ > ……ふふ、まあ、覚えてたら言っておくわ?

【少女は自身が黒幕でないことは知らない
異能者に対して、必要な対応をするための実験用の機械なのだ

だが少女は自身がそれを実行しているつもりのまま、その姿を見送った

異能者なら……もしかしたらそのうちかかわることがあるかも知れないのだから】

シェムハザ > ……さて
問題はどうして私の方に来たか、ね
そこだけは一応チェックする必要はあるわね

なら、場所を変えてもう少し試す必要があるかしら?

【とりあえず半殺しにしたら勝手に彼ら/彼女らは引く
適度に必要に応じ、適当に都合よく移動する
次は……スラムだ

次はモニター無しでやってみよう……その赤い猫の瞳がわずかに笑みで細められ、その場から姿を消した】

ご案内:「路地裏」からシェムハザさんが去りました。
ご案内:「路地裏」に白崎玲刃さんが現れました。
白崎玲刃 > 【最近は日数に間隔をあけて落第街で情報収集をしている玲刃であるが
やはり、少々の小競り合いはあるようではあるが、大した騒動も無く
いつもの落第街、いや、それよりも少し平和な状態であるという情報を得ながら
少し暇そうに、されど、平和であることに満足そうに歩いていた。】

ふむ…やはり最近はここも平和だな…
………!?
【しかし、その時!
突如として玲刃へと向けて発砲音が響く】

白崎玲刃 > 【咄嗟の判断で動いたことにより、
銃弾はかろうじて急所を外れるが
探知の魔術を発動した玲刃は即座に現状を理解して内心苦々しく呟く
この状況はまずい、と】

………囲まれてる…か……
おいおい……これはどういうつもりだ?
【玲刃は辺りの路地裏に潜む者たちへと向けて、笑みを浮かべながら軽い口調で問いかけるものの
内心では苦々しい表情で冷汗を流していた
なぜならば、玲刃を包囲するように路地裏に潜んでいた者達は
優に50人程の人数が居たのである。

その者たちは玲刃へと向けて言う、
これは報復だと】

白崎玲刃 > おいおい…報復だって?
いや、まあそれりゃあ俺だって、どこで恨みを買ってるかわからない生業してる訳だがな
流石にこれはやり過ぎじゃないかって?思うわけだがそこの所どうなんだ?
【報復だという言葉を聞きながら、苦笑いを浮かべながらも、漂漂とした様子で問う。
やり過ぎじゃないかと
それを聞いた者たちが声を荒げながら言う
やり過ぎなどでは無い、自分がやって来た事を思い出して見ろと

その者達の話を要約するとこうだ、
玲刃が依頼で潰した違法部活の残党や、依頼で殺した者の関係者だと
その者達が集まってこれだけの人数がいれば玲刃を殺せるだろうと判断して殺しに来たのだと
そういう事であった。

つまり、玲刃は現在、絶体絶命の状況であった。】

ご案内:「路地裏」にメアさんが現れました。
白崎玲刃 > いやいや、それを言うならお前達の自業自得の方が先だろう?
俺は、ただ依頼を受けて殺しただけだが、
その依頼が発生する原因を作ったやつは誰だ?
それは俺が殺した奴や、潰した部活の方だろ?
【内心苦々しくどうするべきかと呻きながらも、
漂漂とした態度を崩さずに言う
殺されたのは、殺された奴が原因だと、冷たく言い放つ
しかし、それは詭弁であり、更に言うなら自分が報復される事の正当性を助長している様なものであった

勿論、それを玲刃を囲む者たちは当然告げる、
じゃあ、今、報復される原因を作ったのもお前だろう?と
そう言いながら、その者達は痺れを切らしたように襲いかかってこようとしていた。】

メア > ………

【小さな少女がガリガリと剣を引きずり男たちの背後へ歩いてくる歩いてくる
玲刃はその剣にどこか見覚えがあるかもしれない】

白崎玲刃 > ああ、そうだな…
じゃあ、俺がお前たちにやり返すってものこれは正当だよな?
【そう言いながらも、玲刃はかかって来る者たちに対し
漂漂とした笑みを崩さずに、立ち向かう。
無論、不利な現状は解っている、
しかし、足掻かない事にはどうにもならないのである】

……とは言え、これは…不味いぞ……
【飛び交う銃弾をかわそうとして動こうとするも
同時に打ち出される40程の銃弾をかわしきる事など当然出来ない
辛うじて急所だけは何とかかわし切っていたものの、その体は銃創だらけであり
いつ致命傷を負うかはわからない状況であった。

当然玲刃も、構成に転じようと、収納の魔術で投げナイフを取り出して投げ放つも
玲刃についての事を口伝えで知っているその者達は
その癖を把握する様に動き、玲刃が投げ放つ投げナイフをかわしてしまう
現在、どうにか投げナイフを当て、行動不能や死亡させられたのは、2、3人のみであった
これはジリ貧な状況である

そこへ、更に泣っ面に蜂のように、拳に炎を纏った男が殴りかかり、酸を作り出す能力の者が強酸を飛ばし、雷を落とす能力の者が指を向け、
獣化の能力を持つ者が爪で切りかかり、触手を操るものが触手を向ける
そう、異能力者による総攻撃である。
これは絶対絶命の状況であった】

………メア……?…
【そこへと現れた人影を目にし驚いた様な表情で呟きつつも
現状が絶体絶命の状況であると知っている玲刃は、逃げろ…と、呻こうとするも
迫りかかる攻撃を前に声が途切れる。】

メア > ……

【数に物を言わせ麗人に群がる能力者たちを見て重そうに剣の先を向ける】

死んじゃったら……

【剣の鍔のあたりにある2つのトリガーのうち片方に指をかけ、ひく
剣がプラズマを纏い光量が増していき】

ごめんね…

【2つめのトリガーを引く
充填されたプラズマがまるで光の槍のごとく玲刃に向かっていた男数名を呑み込むように駆ける
胸や頭に当たっていれば一命はとりとめるだろうが…狙って撃ったわけではない
偶然にも何人も巻き込む形になるだろう】

白崎玲刃 > 【探知系の異能者がメアの存在に気づいており、
即座に数人にメアへの銃撃の指令を出す。彼らは女子供であろうと躊躇しない様だ
10人程が玲刃への銃撃からメアへの銃撃に移る
更に、サイコキネシスの異能を持つ者が、メアの持つ剣を危険と判断しメアへと向けて
路地裏に落ちている雑品をメアへと向けてサイコキネシスでぶつけ様とする

更に、メアが撃ったプラズマの矢に対し、光を操る異能の者がそれを減衰させ
その矢は1、2人の無能力者を巻き込んだ後、獣化の能力を持つ者の腕をを消し飛ばすがそれだけに留まる】

……ぐ…ぁ……ま、だだ。
【メアが現れた事によって、囲む者たちに走った一瞬の驚きによる、一瞬の隙
その、ただ少しの隙を玲刃は見逃さなかった

メアが現れた事により出来た隙、メアが作ってくれたともいえるその隙を見逃さなかった

玲刃は自分にまず最初に、自分に落ちようとする雷への対策として、取り出した投げナイフを頭上から斜めになるような軌道に投げ、
雷の軌道を逸らす避雷針の様にする

そうしながら殴りかかって来る炎の拳に対し水の魔剣を取り出しながらぶつけ
その勢いを使いながらその男の後ろへと回り、強酸からの盾にする

しかし、触手への対処が足りず、その触手に足を絡めとられ銃撃に曝されようとしていた。
絶体絶命の状況は未だ変わらずであった。

未だ、数の差は20倍以上あった。】

メア > 【飛来する弾丸や雑品を影が受け止める
メアの事を知らず薄暗い路地裏に居る男達ははメアがサイコキネシスで止めているように見えるだろう】

玲刃……

【銃弾に晒される玲刃、もう時間はない
メアの影が一斉に多数に鋭く伸び男達の影の頭を貫かんとする
メアに注視していた探知系の異能者でなくては避けるのは難しいだろう】

ご案内:「路地裏」に畝傍さんが現れました。
畝傍 > 転移荒野での決戦以後、畝傍は協力者の一人、白崎玲刃にサヤの無事を伝えていなかったことを思い出す。
背負った脳波操作型フライトパックを用い、彼を探して島内の各所を飛行していた畝傍は、やがて路地裏へ辿り着いた。
そしてようやく見つけた彼は――窮地に陥っていた。玲刃と、名も知らぬ黒づくめの少女の二人が、多数の男たちと交戦している。
「レイハ!」
思わず、叫ぶ。そして上空でフライトパックを制御し姿勢を維持したまま、狙撃銃を構え、戦闘態勢をとった。

白崎玲刃 > 【雑品が受け止められた事に驚きつつ
サイコキネシスの異能を持つ者は鼻や目から血を流すを度に集中し出力を強めそのまま押し切ろうとする。

持っていた異能故に、メアが操っている物が影だとわかった
光を操る異能の者は、路地裏を明るくしてメアの影を薄めようとする

探知の異能を持つ者はメアの攻撃に気づき自身も除けながら
男たちに除けろと指示するもそれが通じたのは半数ぐらいであり、
20人程の男の頭が貫かれる、その中には、酸を作り出す能力の者や、活躍すること無く命を落とす事になった、超音波を操る能力の者も居た

しかし、メアへターゲットを変えた異能者も存在した、
それは雷を操る異能を持つものである、彼はメアへと指を向けてメアに雷を落とそうとする】

………か……ぁ…
【メアの影により大半の銃弾は受け止められたものの、
一部残っていた銃弾が玲刃を貫き、更には声帯を打ち抜かれた玲刃は声を出せなくなる

しかし、全身を打ち抜かれながらも、メアが自信を助けようとしてくれているという事実に
自分だけが諦めるわけにいかないと奮起するも、

触手に絡めとられ、逆さに吊るされたままである、
そこへ、間近に居た炎の異能を持つ者が殴りかかるも、
身体強化を使って腕を縛る触手を無理やり引き千切りながら
無理やり水の魔剣を前へと付きだし、それが丁度、炎の異能を持つ者の胸へと突き刺さるのであった。

しかし、そこへと背後から獣化の能力異能を持つ者の爪が迫っていた
更には、玲刃を縛る触手が持っていた毒が銃創から染み込み玲刃を蝕む。】

【上空に来て狙撃銃を持つ畝傍に、探知の異能を持つ者は気付いたようで
叫び、何人かの男が畝傍に気付く。】

メア > 【光が強まり路地裏が明るく照らされる
だが光が濃くなればなるほど影はよりはっきりと浮かび上がる
弱めるというよりも多少見やすくなった程だろう】

1つ……2つ…

【場を全体的に見回しまずは自身に迫る雷の異能者、あれは避けなければマズイ
転移で男のすぐ近くに現れそのまま男の頭に影を一閃
濃く地面に映るメアの異形と化した影が雷の異能者の男、
そして触手を操る男に狙いをつけ貫かんとする】

畝傍 > 「……よくも、こんな……!」
満身創痍の玲刃を見やり、畝傍の中に男たちへの強い怒りが生じる。
畝傍は玲刃がここまでの事をされるに至る事情をほとんど知らないも同然であった。
その時、二人と交戦していた男たちの一部がこちらに気付き、銃を抜いていた。
玲刃に対する仕打ちから察するに、向こうは殺害を辞さぬ構えだ。
ならばと、上空から男たちと対峙する畝傍もまた、躊躇なくヘッドショット殺を試みる!
男たちの銃撃を回避の後、まずは一発、発砲!BLAM!
着弾を確認する間もなく、すぐさま次弾を装填し発射。BLAM!再び発砲音!さらに再装填、のち発射!

白崎玲刃 > 【先程までメアの居た所に雷が落ちる
しかし、そこには既にメアは居なく、驚いた様な表情をするも、それも一瞬の事でその後にはメアの影が頭を貫いていた
しかし、触手の異能を持つ男は玲刃が触手を引き千切った時の痛みに崩れその動作によりメアの影を回避していた
そして、メアの姿に気づいたその男はメアの姿を見るとメアへと向けて痛みを忘れたように元気になり、舌舐めずりしながら触手を伸ばす
その男はロリコンであった。
更に生き残っている男たちのうち5人がメアへと向けて銃弾を放つ。
サイコキネシスの異能を持つ者は物品を押し返すのから、男たちが打ち出す弾丸を加速させるという行動に移行した

畝傍の狙撃は的確であり、男たちの頭を的確に打ち抜いてゆく
しかし、連射性においては拳銃の方が上である
触手の男がメアへと向かうのを一瞥して確認すると、嫌悪感を露にした様な表情をしつつ
探知の異能者、彼女は無能力者達に向けて、畝傍の軌道を的確に指示し狙わせる。
そうして、光を操る異能者も、指先に局所的に強めた光をレーザーの様に畝傍へと放つ】

(畝傍……?)
【探知の異能者の言葉により、上空にも誰かが居る事に気づき
上空を見れば、そこに居るのが畝傍だと気づき、彼女が加勢してくれた事にも心強さを覚える】

……がっ―――!
【そうしながら、獣化の異能を持つ者の爪に気づくも、触手の毒に蝕まれたその体は動きが渋く
どうにか首を切断させる事を避けたものの、背中を深く爪で抉られる。

そうしながらも、振り向く様に斬撃を放とうとするも、そこに硬化の異能を持つ物が現れて盾となる。

が、玲刃は、即座にその勢いで無理やりとび下がり距離を取る

穿たれた銃創から血が飛び散って舞う

そうしながら、路地から拾い上げ持ち上げるはメアが持って来ていた電気の魔剣
修理され、改造されたそれを持ち上げて、起動し、毒で覚束無い体ながらも、硬化の異能を持つ男へと切りかかった。】

メア > っ…
きもち、わるい……

【自身に向けられる触手の異能者の視線
あれだけは何だか周りの者と違う…そんな事を思いながらも自身に意識を向けているのなら都合がいい
迫りくる触手や銃弾を影で防ぐことに集中する
上空からの狙撃で確実に数は減っている、時間さえ稼げれば勝てると見込んでの行動だ】

畝傍 > 着弾するたび、畝傍の全身に甘い刺激がほとばしる。
「ああ……イイっ……♥」
狙撃行為によって快感を得ているのだ。彼女は狂っていた。
――そして再び、迫りくる銃弾を回避せんとする。直撃は免れたものの、何発かの弾丸が体をかすめた。
橙色のボディスーツがところどころ破れ、そこから出血。
「く……っ」
苦痛と快楽が入り混じり、表情が歪む。
さらに、光を操る異能者の指先から迫りくる光線!直撃すればひとたまりもないだろう。
だが、ここで自らの異能――『炎鬼変化』<ファイアヴァンパイア>を用いるわけにはいかない。
急加速で回避した後、弾を込め、光線の出所を探り発砲する!

白崎玲刃 > 【メアへと向けた触手を影で防がれながらも
その防御を打ち崩そうと触手の異能者は力を込めて無理やりその防御をこじ開けようとしている
更に、メアが影で銃弾などを防いでいる状況に、防がれている銃弾をサイコキネシスで後押しし、防御を崩す手伝いをしているサイコキネシスの異能者もいた。
しかし、銃撃をする者達は、また一人また一人と減っていってはいた。

畝傍の狙撃により減っていく男たちを見やりつつ、
未だ畝傍を仕留められていないという事実や、探知の異能を持つ能力者は癇癪を起したり
銃撃をして快楽を得ている畝傍の様子に驚愕し
その指示の精度が落ちる。
更に畝傍の弾丸が、光を操る能力者の頭に着弾…したように見えた物の、
光を操る能力者は光を屈折させて自分の位置を偽って見せていた為肩を貫くにとどまる
しかし、肩を貫かれても、その眼鏡をかけた男、光を操る異能者は冷静で
彼の光線の狙いは止まらず。レーザーは放たれる。】

【玲刃は、全身の急所以外のあらゆる場所を打ち抜かれた状態でなお
気力のみで立っている様に、しながらふらふらと、
しかし、的確に硬化の異能を持つ者へと、あらゆるものを分解し切り裂く電気の魔剣で切りかかる。

硬化の異能を持つはかわそうとする者の、その足には深々と水の魔剣が突き刺さっていた
何故、硬化の異能者の足にこの様なものが刺さっているのであろうか
それは、先ほど玲刃が引き下がる時に、全力で、腕が折れるのも無視して硬化の異能者の足へと向けて水の魔剣を投げ放っていた、それが刺さっていたのである。

そのまま、硬化の異能者は回避できずに両断されるのであった。

だが、玲刃への少量の銃撃や、獣化の異能者による攻撃も止んでいなかった】

ご案内:「路地裏」に九耀茉莉さんが現れました。
九耀茉莉 > かつり、かつり、かつり、かつり。
戦場と化した路地裏に、誘われるように足音が近づく。

「…あらあらおやおや、これはまた、随分賑やかな夏祭りです事。」

楽しそうな声と共に現れたのは、黒ずくめの少女。
夏だというのに、真っ黒な長袖のジャケットにロングスカートだ。

メア > 【銃弾の数が減っていき少しできた余力
それを使い男の本体…ではなく触手を切り裂く
異能とはいえおそらく体の一部、隙を作ることはできるだろう】

また、1つ……

【癇癪を起している探知系の異能者に向け転移の魔術で
ポケットの中の五寸釘を頭の中へ転移させる
冷静な判断を欠いた今なら通用するかも、と】

畝傍 > 「はぁ……っ♥」
光の異能者の肩を撃ち抜いたことで、再び体を突き抜ける快感。
しかし、それに浸る間もなく光線は迫る。回避を試みるが一寸遅れ、フライトパック左翼の噴射装置が損傷。
「……あっ」
そのまま体勢を崩してしまい、徐々に高度が低下していく。
このような状態では狙いは定まらない。だが――。
すぐさまフライトパックを脳波操作、右翼側噴射装置の出力を上げて体勢を直しつつ、二発目の光線の出所と思わしき箇所へ発砲。せめてもの抵抗を試みる!

白崎玲刃 > 【触手を切り裂かれながらも、それがメアによって引き起こされたという事実に
痛みと共に快感を覚える触手の男、しかし、一瞬の隙は出来るが。
その後一転して、触手は更に勢いを増す。

癇癪を起こしていた探知の異能者は突然頭の中に釘を転移させられ
それを感知する間もなく、脳に損傷を負い倒れ伏す

それにより、探知の能力者による指示が無くなり、無能者達の銃撃は正確さを失ってゆく

畝傍と相対している、光を操る異能者は、全身を打ち抜かれながらも冷静に
畝傍を仕留めようと光撃の手は止めない
しかし、フライトパックを打ち抜いてしまった事により、飛行軌道の推測がずれ
光の異能者は少し慌てて畝傍の軌道を読むことに集中する。それにより、自身の位置を暈していた能力の発動が止まってしまい、
少しの間、光の異能者の正確な位置を見る事が可能になるであろう。】

(メア……畝傍…こんな俺の為にありがとう…
今回だって、結局は俺の自業自得なのにな…本当にありがとうな…)
【メアや畝傍が自身の為に戦っているという状況に声帯を打ち抜かれ声を出せないままで
しかし、心の中で礼を言う

そうしながら、弱まった銃弾の雨を、おぼつかない体を、気力と身体強化で動かしながら
致命傷を避けつつ獣化の者と対峙する。

電気の魔剣で切りかかるも、獣化していながらそれを本能で危険を察知した
彼は素早く回避しながら玲刃へと切りかかる
それに対し、玲刃はおぼつかない体で、
しかし、爪で胸を浅く切りつけられながらも、剣を持っていない方の手でカウンターの様にしてその腕を抑え込む

しかし、その状態では銃弾に曝される危機があったがその時にはもう、
無能者達は、玲刃へと銃口を向けていなかった。


【何故なら

今まで、ここへ現れた者が皆玲刃の味方であった為
今現れた九耀の事も玲刃の味方だと判断したサイコキネシスを持つ異能者は、
メアを触手の男に任せ、玲刃への攻撃は獣化の者へと任せ、数人の無能者の者達と共に九耀へと攻撃を加える。
九耀へと数人の無能力者の者が銃撃を放ち、サイコキネシスの異能者が雑品をぶつけようとする。】