2015/06/24 のログ
ご案内:「来島邸・寝室」に来島宗仁さんが現れました。
ご案内:「来島邸・寝室」に来島さいこさんが現れました。
来島宗仁 > 「……ふーっ」

ベッドで上半身を起こし、煙草に火を点ける。
「食後の一服」などと言って毛嫌いする女性も多いが、さいこは別に構わないそうだ。
けだるい身体にはありがたい。

「――さいこ」

傍らにいる最愛の女性を呼ぶ。

来島さいこ > 「うん――」

 すん、と煙草の臭いを嗅ぐ。
 煙草と宗仁が混ざり合った匂いに、心地良さそうに目を細める。
 すっかり、煙草=宗仁の匂いである。

「――宗仁。」

 最愛の夫の名前を、応える。
 丸めた身体から首を上げて、彼を見上げる。

来島宗仁 > ――思わず2回戦に突入しそうになるのをぐっと堪える。
明日に響くし、何より話がある。

「――落第街で、危険な目にあっただろ」

彼女の髪に触る。
綺麗なサイドテールはばっさりと切り落とされていた。
――落第街で危険な目にあったなら、むしろ軽いと言えるくらいの被害だろうが。

来島さいこ > 「っ……」

 小さく、首を縦に振る。
 鈍い何かで切られたと言う訳ではない、が――
 "悪い事がばれた気持ち"のような、ちくりと心に痛みを覚えるものがある。
 要するに、後ろめたさだ。
 

「ちょっと、調べごとがあって……」

来島宗仁 > あぁ、まったく。
そんな顔をしたら、怒れないではないか。

「しょうがねぇな……」

さいこの髪を弄りながら呟く。

まぁ、人の事は言えない。
宗仁だって、落第街に出張っては怪我の治療やら何やらをしている身だ。さいこにだけ危ない事をするなとも言えない。

「あんま深入りするんじゃねぇぞ」

とんとんと灰皿に灰を落とす。
――無事に帰ってきてくれれば、それでいい。

来島さいこ >  
「……あのね……」


 身体を寄せる。何処か怒られるんじゃないかと不安に思えば、
 縋るように身体を寄せる。

 布団が剥がれる。幼くも艶かしい裸体が露わになった。
 ――来島さいこ、最愛の彼に"はじめて"を捧げる事が出来ました。

「……………ちゃんと、絶対に帰ってくるから。」

来島宗仁 > 「――そうだな」

自分は医者だし、人の死を看取る事には慣れている。
いつかそういう時が来る覚悟もしている。
だが、暫くはさいこと幸せな時を過ごしたかった。
出来るだけ、長く。

「どんな事があっても、帰って来い。
多少の怪我なら治してやるから」

さいこを抱き寄せる。
火照った肌同士が触れあい、官能的な感触を伝える。

来島さいこ >  
「うん……私の場所は宗仁の隣だけだもん。」

 火照った身体を擦り付ける。
 このまま二回戦。そんな事も思ったけど、流石に保たない。

 だから、

「ん……っ」

 ちょっと強引に、求めるように身体を伸ばし、強くキスを求めた。
 そして勢い余って、舌を絡めようと。

来島宗仁 > 「ん――ここがお前の家だからな」

肌の、特に胸の感触が艶かしい。さいこ、でかいし。
ぎゅっと抱きしめ感触を堪能する

「ん……」

キスに応えて舌を吸い、丹念に咥内を舐る。
――ちょっと勢いあまって、音が出るほどにキスを激しくしてしまう。
あぁ、明日も授業があるのに……

来島さいこ > 「んっ、ん……」

 珠のような肌、幼い身体に実った大きな胸。
 トランジスタグラマー特有の艶かしい色気を振りまきながら、
 身体を合わせながら強い接吻。
 舌が踊り、唾液が擦れる音がする。ちょっと煙草の感じも混ざるけど、コレも好き。

 たっぷり口吻合って、唾液の糸を引きながら離す。

「うふふ、ここまでにしとこっか。」

来島宗仁 > 「――あのな」

やれやれと首を振る。
灰皿に置いた煙草を取ると、ぐりぐりと押し付けて火を消した。

――そして、甘えるさいこを組み敷くようにベッドに押し付ける。
宗仁の目は獣欲に満たされていた。
ここまでされて、何もせずに寝れるわけがない。

「ここまでして、終われるわけないだろ」

再び唇を重ねる。
荒々しく吸い上げ、舐る。欲望に任せたいやらしいキス。
そして手をさいこの胸に這わせ――

来島さいこ >  
「あっ……ん……うふふ……」

 強く求めてくれる宗仁に再び昂ぶる。
 いやらしく求め合いう。
 一際激しく嫌らしいキスを重ね合わせて揉みしだかれる彼の両手に身を委ね――

 ――火照った顔が幸福と快楽に染まる。
 それこそとてもとても愛らしく、いやらしい表情を覗かせていただろう――
 

来島宗仁 > そして、男と女は新婚らしい夜を過ごした。
翌日、宗仁は寝不足でげっそりした顔をしていたとか。

ご案内:「来島邸・寝室」から来島宗仁さんが去りました。
ご案内:「来島邸・寝室」から来島さいこさんが去りました。
ご案内:「女子寮/レイチェルの自室」にレイチェルさんが現れました。
ご案内:「女子寮/レイチェルの自室」に佐伯貴子さんが現れました。
レイチェル > レイチェルの自室。
意外にも隅々まで綺麗に整えられているが、所々に可愛らしいぬいぐるみが置かれている。
そんなぬいぐるみの後ろ、壁には銃器が飾り付けられていたりするのであるが。
部屋の片隅には、ベッドがあり、これもまた綺麗に整った状態で置かれている。

佐伯貴子 > (レイチェルを女子寮まで運んできた)
(とりあえずベッドに横たえる)
…これなら人目につかないだろう。
君の趣味については後々話題にさせてもらう。
…どうすればいい?
(当然だが血を吸われるというのは初めてだ)

レイチェル > 「普通にっ……してりゃ、いいさ……ただ、血をっ、吸わせて……くれれば……貴子のっ……血……を……」
衝動が更に強まってきたのだろうか。もう我慢ならないと言わんばかりに、レイチェルは
自分の胸元を抑える。苦しさからか、昂ぶりからか、分からないが、とにかく必死だった。


レイチェルの顔は、もうすっかり、発情した雌の顔に見える。
ダンピールの魔眼は、男であれば見るだけでその理性を狂わすこともあるが、貴子の場合はどうだろうか。

「首筋っ……から、ぁ……血を……ぉっ」
そう言って、レイチェルはその細腕を貴子の首筋へと回そうとする。

佐伯貴子 > (ごくり、と唾を飲み込む)
(こうして改めて見ると艶かしい)
(思わず抱きつき、その先まで行ってしまいそうになる)
(理性が壊れたのか、それともそういう素質があったのか。経験から来たものか)
(それは分からないが言葉遣いには現れなかった)
わかった。抱きついたほうがいいよな…っと!?
(首に腕を回されれば、自然と抱き合ってしまうだろう)

レイチェル > 抱き合えば、レイチェルの体温をしっかり感じ取ることが出来るだろう。
貴子の首筋に、レイチェルの小さな口から漏れる甘い吐息が吹きかかる。

「じゃあ……吸うぜ……っ」
ひしっと抱きついたまま。
口を開けて、その小さな牙を貴子の首に――突き立てた。
痛い、という感覚は無い筈だ。
吸血鬼の吸血は、途方も無い快楽を伴う。
それは、吸血鬼が生まれついて持った、獲物を逃さない為の力だ。
獲物を快楽で虜にし、自らの身体の内で溺れさせ、吸い付くす――。
故に、レイチェルのそれも、同じように、貴子の身体の内へと快楽を流し込んでいく――。

佐伯貴子 > (相手の体温にこちらも高ぶってくる)
(首筋にかかる息に背筋がゾクリとする)
いいぞ…んっ…
(首筋から、快感が流れるように背筋へ、胸へ、唇へ、そして下腹部へ)
(およそ全ての性感帯が反応する)
れい…ちぇる…
(息が荒い)
(絞りだす声は上ずっていた)
もっと…吸って…く…れ…
(相手の背中と後頭部に腕を回し、せがむ)
(腰をくねらせまるで男を求めるような仕草)

レイチェル > 「んっ……ふぅっ……あっ……」
レイチェル自身も、心の底から昂っていた。
飢えていた身体が、心が、満たされていく。
同時に、自身にも流れこんでくる快楽。
吸血鬼にとって生存する為、若しくは眷属を増やす為に必要な行為。
その行為は、吸血鬼自身にも快楽を齎す。

その言葉に応えるように、小さく喘ぎながらレイチェルはより強く貴子を抱きしめた。
そして、その血を貪るように吸い始める。
「久々すぎて……ぇっ……マジで……おかしくなっちまい……そうだ……ぁ……っ」
蕩けた表情で、そう呟くレイチェル。
貴子が腰をくねらせれば、自身もまた同じように刺激を求めて身体を動かす。

佐伯貴子 > くっ…ふうぅ…うぅん…
(切なげな喘ぎ声を出しながら快楽に身を委ね)
(更に快楽を求めようとする)
おかしくなっても…いい…レイチェルと…一緒なら…
(相手の片方の太ももを自分の太ももで挟むような形)
(股間を擦り付ける)
(少しの快楽も逃さぬように)
(そして―――)


(いくら時間が経ったのだろうか)
(ベッドに腰掛け、制服を正す貴子)

レイチェル > 「~~~っ♥」
甘い時間を、貴子と一緒に溶け合う。
貴子はあくまで、友人だ。
だからこそ、こんな事は頼めなかった。
でも、彼女はそれを受け入れてくれている。
レイチェルは、心の底からそのことが嬉しかった。

そして、幾度も幾度も身体を擦り合わせ、甘美な快楽に溺れていく――。



かなりの時間が経ったことだろう。
レイチェルは乱れた制服のまま、ベッドの隅で小さく肩を上下させていた。
しかし、先ほどまでのような荒い息ではない。

「……さんきゅー、貴子。お陰で、大分体調が戻ったぜ」

佐伯貴子 > それはよかった。
何か謎の病気で倒れたのかと思ってびっくりしたんだぞ。
(あくまで普段通りの口調でそう返す)
テストが本格化する前でよかったな。
あの調子じゃ戦闘では死に、試験では白紙、といったところだったろうな。
(服装を正すと手鏡を見て乱れた髪を手櫛ですく)
…まあ、なんだ。レイチェルの力になれて嬉しい。
今後もこういう形で協力するのは私にとっても嬉しい事だから、覚えておいてくれ。
(そういうと立ち上がろうとするが、ふらつく。軽い立ちくらみだ)

レイチェル > 起き上がり、レイチェルも制服を正す。
「最悪冗談にならねーとこだっから怖いとこだぜ……」
そう言って、ふぅ、と息を吐く。
力が身体の底から溢れてくる。体調は万全だ。

「ま、互いに支え合おうぜ、友人として、な」
ふらつく貴子の肩に手を添えて、支えたのだった。


ここに来てから、どれだけの時間が経ったか。
その確認をする為に、レイチェルは時計を見た。
ふと。

レイチェルが目をやった、その時計の秒針が、完全に『静止』する。
ただ何となく目をやった。それだけだ。
だというのに。

ぴったりと、秒針はその動きを止めた。
時計だけが、その動きを止めたのだ。

2秒、3秒――5秒。
それだけ経った後、忘れていた刻み方を思い出したかのように、再び時計が動き出した。


(故障か? あの時計だけ、時間が止まってたような……)
その様子を見ていたレイチェルは、首を傾げる。
(ま、気のせいか……な)
頭をふるふると振り、貴子の方へ向き直った。


「悪かったな、息抜きのカフェだったのに。こんなことさせちまって。オレはもう今日は寝ることにするわ……ちょっと、疲れちまった」

佐伯貴子 > なら最初から無理するな。
今度からは何でも話してくれよ。でないと泣くぞ。
(身体を支えられ微笑む)
親友でいいんじゃないか、もう。ちょっと友人では他人行儀に感じる。
(時間が静止したことに…いや、時計そのものが静止したことに貴子は気づかない)
(吸血の最中、レイチェルに己の異能を施したことも記憶にはない)
(しかし、事実時計は「止まった」)
私も血が足りなくなった。
肉料理でも食べに行くことにするよ。
では、おやすみ。
(微笑むと、ゆっくりとした足取りでレイチェルの部屋を出て行くのであった)

レイチェル > 「友人に泣かれちゃ困るぜ……と、そうか。親友、か……ま、そーだな」
そう言って、手を小さく振る。

「じゃな、また。色々気をつけろよ」

そう言って、出て行く貴子を見送るのだった――。

ご案内:「女子寮/レイチェルの自室」から佐伯貴子さんが去りました。
ご案内:「女子寮/レイチェルの自室」からレイチェルさんが去りました。