2020/07/11 のログ
■紫陽花 剱菊 >
「……だが、奥の手無くば最早我楽多と相違無い。馬を射られた将の首を断つのは容易き事……。」
今一つ、慢心は拭えないとの忠言だ。
刃を交えたからこそ理解する。圧倒的数と火力の暴力は
其れを攻略できれば、ましてや強化の術を持っていても、将を射るのは容易いだろう。
「…………。」
「詮無き事……此れは、私"個人"の忠義……否、約束だ。」
刃に非ず、人で在ればこその約束。
無辜の民もあらゆる柵も関係ない。
其れは、人で在ればこそ出来る"我儘"。
自らが孤独の夜へと手を差し伸べた故の、約束である。
背反とも言うべきだろう。
しかし、夜空の雲が遠ざかり、月明りが再び男の姿を照らした時は……。
「──────……。」
笑っていた。とても穏やかな笑顔だ。
男にとって、其れほどまでに強い所縁とも言えるだろう。
合縁奇縁、其の絆は易々と断ち切れるものではない。
鋼鉄の砲身が文字通りの金切り声を開ける。
無数の無常の鉄砲が其の一身へと向けられた。
相も変わらず、動じる事はない。
漆塗りの弓を握ったまま、ただ静かに
理央の言葉を耳朶に浸らせる。
「…………。」
「……成る程。並大抵の七味では済むまい。例え、日陰に属する者達とは言え、人の恨みに違いは無い。」
「……"変わった"な、理央。覇道に背きし思考、人道に再び足を下ろした君主よ。」
「今は其の言葉を信じよう。故に、私も種を明かす。」
あの時の彼はならば、決してその言葉は出てこなかっただろう。
人か、時間か。何かは分からないが彼の転機は間違いなくあった。
其れを信ずるべき証拠は言葉のみ。そして、其れを真とすれば
今迄行った贖罪の重圧は人一人、それ以上に殺せる重みだろう。
其れを理解しての発言か、判断しかねる所ではある。
が、刃を交えたからこそ、あの氷の理性を知っている。
だから、男は信じる事にした。自ら覇道を捨てようとし、苦渋の決断を下ろそうとする若き君主に。
漆の弓を再び体に引っ掛ければ、軽く一息吐いた。
「……傀儡遊びは、申し訳無いが既に"必要無い"。」
「其方が来る前に、既に事は終わっている。」
─────なんと、既に鎮圧済みである。とんでもないオチだ!
■神代理央 > 「違いない。されど、我が軍馬達は鋼鉄の咆哮を以て砲火を吐き出す化生故。たかが馬だと、侮らずにいる事だ」
尊大な口調で、傲慢と慢心を以て言葉を紡ぐ。
因みに、その軍馬とやらは以前彼によって一刀両断されている。
言うなれば強がりの様なものではある。忠言を素直に受け取れる程、少年は成熟していないという事だろうか。
「約束、か。随分と情緒的な言葉を使うじゃないか。惚れた女でも出来たかね?」
流石に此れは冗談の様な軽口。まあ、眼前の彼にしては珍しく。
彼自身の熱量を仄かに灯した様な言葉だったが故に、思わず揶揄う様な口調になったのだろう。
尤も、そんな訳も無いか、と小さく肩を竦めるのだが。
そして、月光に浮かぶ武士の顔は。
穏やかに。本当に穏やかに笑っていた。
寧ろ、此方が怪訝そうな表情を浮かべてしまう程に。もう一戦交えるか、程度の覚悟はしていたのだが。
しかしてその表情は。
彼の言葉に耳を傾け、咀嚼すれば。厳かな。厳格な。
真面目な表情となって、彼に向けられる。
「それは過大な評価だ。紫陽花。人は常に選択し、行動する。私は、選択の結果今語った様な道を歩き始めたに過ぎぬ」
「さりとて、それは胡乱なもの。私は、命を踏み躙っていた時の方が長いのだ。私の異能は、差し伸べる手を持たぬのだ」
「所詮は、獄炎で他者を薙ぎ払うが我が力。であれば、私に過度な信用を置くな。過剰な期待を抱くな。その剣を、私の首を――」
「何時でも刎ね飛ばせる様にしておくことだ」
それは、彼への忠告と己への戒め。
人は移り変わるもの。己が今、彼の言う人道へ至ろうと足掻く様に、その逆もまた然り。
――だから、身勝手ながら彼に託すのだ。己を止める刃となる事を。再び慈悲無き独裁者へと至った時のストッパーを。
年頃の少年らしい我儘を、彼に告げるのだ。
そして。そして。
一息ついた彼がもたらした言葉に、暫しの沈黙。
先程迄のシリアスな沈黙では無い。所謂「は?」みたいな沈黙。
「………ほう。ほう?つまり貴様は、既に制圧済みであるにも関わらず、こうした問答の為に風紀委員会を焚き付けたという訳か。
療養に励む私を。折角の外出許可故に甘味を食べに行こうとしていた私を、謀ったな、紫陽花――!」
滅茶苦茶怒っている。食べ物の恨みは、深い。
■紫陽花 剱菊 >
「……驕りはしないさ。」
如何なる相手であろうと、其処に油断は無く、虚言も無い。
戦いの不条理さ、不都合さは良く知っている。
だからこそ在りのままを忠言として告げる。
戦のみならず、出来た陽だまりもまた見方を変えれば支え。
その慢心を解すに事足りるか否かは、自らの知る所ではない。
「…………さて。」
曖昧な返事だ。照れ隠しでもない。
確かに愛情は互いに在ると信じている。
だが、彼女と自分が、惚れた張ったなどで表現できる関係ではない。
刻は刻まれる。彼女の『選択』も、己の『選択』も。
互いにそうであると、『選択』したのだ。
人の様に語らう恋模様であるはずもなく、共に静寂の夜を駆ける待ち人<きょうはんしゃ>だ。
「……ふ、此れもまた七味の一つと言っておこう。」
ともすれば、文字通りの食べ物の恨み。
それを受けるのは己であるが、理央の怒りを歯牙にもかけず、踵を返した。
一足にて跳び上がり、ビルのベランダを一つ、また一つの足蹴にし、あっという間にビルの上だ。
三日月薄光、月夜を背に、男は理央を見下ろした。
「理央。其れは、私も同じ事──────。だが、其方はまだ人で在る。差し伸べる手を持っているのであれば、今一度己と、陽だまりと向き合うが良い。」
刃を生成する異能。其れは如何なるものを断ち切る剣。
ともすれば、生命を蹂躙すべき無慈悲さにおいては理央と引けをとらないだろう。
差し伸べる手は持たず、触れるものを全て引き裂いた。
刃と言うのは、そう言うものなのだ。
「……抜かせ小童。二十と四々刻。国一つ傾けてから物申せ。」
其れこそ戦場を駆けた己には片腹痛い。
二本足で立ち、物心つく前に戦の手法を教え込まれた。
物心つく頃には一人斬り、また一人。今迄の生涯を全て戦に捧げてきた。
乱世の世、其れこそあらゆる命が無情にも散っていく世で生きてきたのだ。
余りにも冗談にもならない自嘲。命を踏み躙った時が長い等と、やはり傲慢なのは変わらないらしい。
「……して、其の点は抜かり無く。今や人間道から地獄道に舞い戻るので在れば、柘榴と散るのみ。」
「陽だまりを忘れ、鉄心冷めれば……──────。」
「迷わず、首を刎ねる。」
今は人であるが、望むのであれば"刃は抜かれる"。
其れが自刃の懇願であろうと、望むもの在れば鞘から抜かれてこそ刃。
願わくば、彼が抜く事は無き陽だまりを歩むべきであるが、言われた以上は応と応えるが"其の情に報いる答えだ"。
「理央。」
「──────見つけた日天子、努々忘れる事なかれ。其方の居場所となりて、導くだろう。」
其の先がきっと、真なる君主の道だと信じている。
柔らかな微笑みを浮かべ、月夜を駆けるだろう。
誰かが望み続けるその日まで
約束の日が来るその人まで
人として、刃として。
紫陽花 剱菊は、幽世の島を駆け抜ける──────。
■神代理央 > 「…フン。少しは驕って貰えれば楽なのだがな」
驕りとは油断。油断とは致命傷也、と己に示した教師がいた。
だからこそ、彼には己の慢心と傲慢さに驕って欲しかったものだが――百戦錬磨の侍にそれを期待するのは、流石に無理があったというものだろうか。
「………ほう?否定せぬのか。それはそれは。公安の狗が人並みの幸せを手に入れようとするか。良いではないか。祝福するよ」
揶揄いの言葉に、否定の言葉は与えられなかった。
思わずきょとんとした様な表情を浮かべた後、クスクスと朗らかに、可笑しそうに笑うのだ。
あの紫陽花剱菊が。己の左腕を貫いた漆黒の武士が。こんな曖昧な返事を返すなど。
その真意は分からない。彼と、彼が想いを馳せる相手との想いなど知り得ない。
だから、無遠慮に無作法に無秩序に、彼の幸せを願うくらいだ。
「…全く。まあ良い。今宵は善い夜だ。甘味の恨み程度、水に流せる程度にはな」
踵を返す彼に、僅かな苦笑い。
そうして、ビルを足場に天空を舞う彼を見上げ、見送ろうとした矢先。
「…陽だまりと向かい合う、か。それが一番難儀で、困難な事だと思うがな。……貴様が、貴様自身を人で無いと言いたげだな?
私から見れば、十分に人らしい感情の機微の持ち主だと思うがね」
共に、他者を傷付け、拒絶する異能。
だからこそ、己がまだ人であると彼が言うのなら、彼もまた然りでは無いかと問い掛ける。
きっと否定されるだろう。しかし、それを彼が肯定する様になる日だって、きっと訪れるのかもしれないのだから。
「ほう、傾けても良いのかね?私の異能は、現代戦に於いても有用足り得るものだよ」
此れは、単なる軽口の様なもの。実戦経験と、それに基づく戦術眼。異能と戦闘能力。
それらを持つ彼が、己を小童と告げるのは致し方ない事。だからせめて小童らしく。生意気な事でも言ってみようかと。
「……すまないな。我儘を言って」
「だが、此の我儘を託す実力と思想を、貴様は持ち得ていると信じた」
「だから、私も努力しよう。得難い陽だまりを、全ての者が享受出来る様に」
柔らかく微笑んで月夜に消えいく彼に向けて言葉を投げかける。
何だか、随分と重い期待を抱かれている様な。そんな想いを感じながらも、それに応えるのもまた、良いものなのだろう、と。
彼が常世を駆ける刃であるのなら。己は大地を踏み固めるモノとなろう。盤石な地盤を。安定した世界を。学園の平穏を。
それらを守る為に、己は大地を踏みしめるのだ。
「……甘いものでも、食べたいな」
漸く現場に到着した公安委員に後を任せ、若干揺れる足取りで病室への帰路につく。
沙羅は。己の恋人は、一日無事に過ごす事が出来ただろうか――と、夏の夜風が吹き抜けるスラムで、小さく微笑んで立ち去るのだった。
ご案内:「夜雲電刃」から紫陽花 剱菊さんが去りました。
ご案内:「夜雲電刃」から神代理央さんが去りました。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」に伊都波 凛霞さんが現れました。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」に持流 童男(スーツの下にマント)さんが現れました。
■伊都波 凛霞 >
開場10分前
開けた大ホールにはいくつもの丸テーブルが並び
あまり縁がなくとも理解る高級そうな料理やお酒、食器やグラスなんかが運び込まれはじめている
「──…と、大丈夫かな、背中…」
あんまり慣れないドレス姿、会場入りしたあとも念入りにチェックちぇっく…
ご案内:「懇親会パーティー会場1」に水無月 沙羅さんが現れました。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」に神代 理央(礼服)さんが現れました。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」に山本英治さんが現れました。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」にエインヘリヤルさんが現れました。
■伊都波 凛霞 >
チラチラと見知った顔も現れはじめた
「わー、みんなキマってるねえ」
いつもどおりの人懐っこい笑みで、パーティ開始前の皆に話しかける
■山本英治 >
「本日は宴席にお招きいただきまして……」
「日頃からなにかとお心配りをいただき、深く感謝申し上げます」
入ってきて、最低限の挨拶をして。
壁際に立った。
シャンパングラスを揺らして液面を見ている。
■持流 童男(スーツの下にマント) > 「おお、凛霞殿」
温厚な笑みを浮かべつつも、スーツを決めている。
その下には馴染みのマントが入っており
そして次の瞬間に顔が真面目になる
「ちょっと山本殿に、話があるのでござるが。」
いつもと違う雰囲気を醸し出しつつも
山本さんを探しつつ、会場を見て回りつつも
「少し話をしようかなと思ってござってね」
■水無月 沙羅 > 「あ、あれが噂の伊都波 凛霞さん……(お、大きい……)」
やばい、緊張している。
何が如何とかいう前にこれだけの人が居る場所に来たこともない。
え、っと隠れる場所。 先輩の後ろに隠れておこう。
今回の懇親会に呼んでくれた先輩の後ろに身を隠す。
ついでに心細いので腕の裾を掴んでおく。
■エインヘリヤル > 「……まあ、こんなものかしらね」
赤いツインテールを揺らしつつ大仰な服装で、やや引いたかたちで見に回る
大体はわかっている。
例の会議に現れたような連中が集まるに決まっているから。
つまりは、何があるかは知ったことではないが、いい具合に混沌とするのだろう。
常世らしいと言える。
■伊都波 凛霞 >
「まだはじまるまでに時間あるみたいだから、のんびりしてよーね」
にこにこ、みんなに笑顔を振りまきつつ
見たことのない子もいれば、なんか可愛い子もいらっしゃる
神代くんとはやや気まずいけど、後ろの子は…誰だろう?
ご案内:「懇親会パーティー会場1」にモノ・クロさんが現れました。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」からモノ・クロさんが去りました。
■山本英治 >
「はい、何でしょう持流さん」
シャンパングラスを持ったまま彼と話して。
「乾杯の音頭まで時間があるようですが、会食の折、礼節のためこの場での会話で構いませんか?」
そう言って張り付いたような笑顔を浮かべた。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」にモノ・クロさんが現れました。
■神代 理央(礼服) > と、そんな華やかな会場に足を踏み入れる一人の少年。
無駄に着慣れた様子のダブルテーラードのスーツではあるが、小柄な体躯故に威厳は余りないだろうか。
病院からも『余り無理しなければ』と参加の許可を貰った宴。腹部の包帯も新品である。
そんな少年は、会場に到着するや視線を彷徨わせる。
彷徨わせた視線の先に、求める人物を見つけた少年は、若干重たげなお足取りで其方へ向かおうとして――
「……すまない。少しだけ。ちょっとだけ待っていてくれないか?謝らなきゃいけない人が、いるんだ」
裾を掴む少女に。己の想い人にちょっと困った様な笑みを見せて、そっとその手を離す。
そして足を向けた先は、此の会場の諸々を取り仕切る風紀委員の少女。
「……伊都波先輩。今晩は。あの、その――」
少し気まずそうな口調と共に、彼女の前に立てば――
「……この間は、色々と無礼な発言。申し訳ありませんでした」
ペコリ、と彼女に頭を下げるのだろうか。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」に紅月 純さんが現れました。
■モノ・クロ > 「~♪」
エインヘリアルの後ろから、ドレス姿の少女が一人。髪と顔の刻印が目立つ。
人に興味を示さず、出されているであろう料理に目を輝かせている。
■エインヘリヤル > 「……む」
面白いものを見つけた。
神代が他人に頭を下げている。
基本的に頭を下げないで済むよう立ち回るか、貸し借りの関係にするタイプの彼が、だ。
ということは余程何かあったか、壊れた可能性がある。
ああ、どうしようか。
作り変えるのも壊すのもいいけれど。
彼は踊ってくれるのだろうか。楽しみだ。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」にアリソンさんが現れました。
■持流 童男(スーツの下にマント) > 「・・・・・・」
顔を見つつも、
「こ こ で い い で ご ざ る よ。」
しっかりと目を見つつ獅子のような目で見つつも
「なんで泣きそうな顔になってるでござるか、山本殿」
しっかりと山本さんを見つつも、張り付いた笑顔が今にも泣き出しそうに見えて思わずいいつつも。
「・・・単刀直入に聞くぞ」
「お主が人を殺したという、のは本当でござるよね」
しっかりと目を見つつも 山本さんに対して、向き合いつつも
「お主自身の声で、お主自身の本心、本音を聞きたいでござる。」
はっきりと目を見つめながらも
■伊都波 凛霞 >
ぞくぞく人の集まる中、少年が一人、こちらへと
「あ…おつかれさま、神代くん」
向けられる笑顔はややぎこちない
けれど唐突に謝られればきょとんとした顔をしてしまう
「……ううん、いいよ。私こそもう一度謝らなきゃと思ってたから」
感情的になって、彼を叩いてしまったのだから
「だから気にしないで、今日はパーティーを楽しもう、ね!」
ぎこちなさの消えた笑顔で、そう理央へと微笑む
ご案内:「懇親会パーティー会場1」に紫陽花 剱菊さんが現れました。
■水無月 沙羅 > 「あ、はい……行ってらっしゃい。」
どうにも、伊都波先輩に用事があるらしい。謝らなければいけない事……?
……人に聞かれたくない話もあるだろうし、聞こえない程度の距離を保っておこう。
それにしても……、人、多いし、名前だけなら知っている有名人……多いし。
すごく心細いのですが。
「えっと……。」
とりあえず緊張をほぐすために水だけでも飲んでおこう。
■伊都波 凛霞 >
「(……あのドレスの子、前に深夜の校内にいた…?)」
会場内にいた一人の少女に見覚えがあり、やや思案顔…
まあ、そんなわけないか──と、今は流しておく
■モノ・クロ > 「ねぇ、あれ食べていい?」
エインヘリアルに、ある料理を指差して聞く。
花より団子。
■紫陽花 剱菊 >
「─────かの鉄火の支配者も、宴の席では人に能わず。面白い場面に出くわしたな。」
静かな足取りで、男は会場へと現れた。
何時もとは違うスラッと決めた黒のタキシード姿。
結んだ黒髪は解き、艶黒(えぐろ)の黒糸のようにさらさらとさざ波を打っている。
竹刀袋を下げたまま、会場の輩へと一人一人、会釈をしていく。
「……どうも。公安所属、紫陽花 剱菊(あじばな こんぎく)。罷り越して候……。」
■山本英治 >
持流に肩を竦めて目を細める。
「申し訳ありません、任務中に発生したことはコンプライアンスに抵触するためお話することはできません」
「また、わたくしが涙を流しているように見えるのであれば」
「それは落ち込んでいる女性を口説く際に言うべきセリフですね」
シャンパングラスの香りを確かめる。
あまり酒は嗜まないが。たしかに良いもののような気がする。
■伊都波 凛霞 >
「と…そろそろはじまるみたい」
壇上に司会があがるのを見て、ドレスを改めて正す
■アリソン > こっそりととあるメイドは宴に交じった模様。
目立たぬようにひっそりといる模様。
■神代 理央(礼服) > 「……はい。ありがとう、御座います」
あの日彼女に向けた言葉は、皆己に跳ね返る事になった。
だからこそ、こうして頭を下げて。彼女もそれを受け入れてくれた。
であれば、後は彼女の言う通り。遺恨を残さず"先輩と後輩"として、また笑い合うのだろう。
そうして一度彼女と別れれば、置いてきてしまった沙羅の元へ。
……その最中、視線を感じて振り返れば特殊異能調査機構の顧問殿と目が合うだろうか。
彼女にも後で挨拶をしに行かねばな、と思案しつつ、沙羅の元へ歩み寄る。
「…すまないな、待たせてしまって。今日は大勢人が集まっている。気おくれせず、皆と仲良くなる良い機会だと考えて――まあ、楽しむと良い。
……それと、その。ドレス、似合ってる。……それだけだ」
水を飲んでいた彼女の頭をぽんぽんと撫でた後、フイと視線を逸らして小さく呟くだろうか。
■エインヘリヤル > ……なにか無粋な話も聞こえてくるが、まあどうでもいい。
とりあえず、余計なものを食わず、騒ぎを起こさないようにとだけモノ・クロには言い含めておく。
なお、もし破ったら「今後一切カフェには連れて行かない」だ。
スイーツは世界を救う
■司会進行役 > 本日は風紀・公安委員会合同懇親会パーティーにお越しいただき
誠にありがとうございます
皆様の弛まぬ努力によって
日々の学園の平和と風紀が守られていると言っても過言ではありません
日頃の感謝と互いの健闘を称え合い
本日この場にて両委員会を労い、親交を更に深めるべく、
懇親会パーティーの開催とあいなりました
試験期間内の開催ではありますが、
ぜひ一時の親交と憩いの時間をお過ごしください
──それでは、皆さまグラスをお持ちください
これからのみなさまの更なるご活躍と躍進を祈念いたしまして──
乾杯!
■紅月 純 > そういう会場と聞いて制服をきっちり着て、知人に金バッジをつけてもらった。
が、おかげでその姿は裏の人にしか見えない。
「持流はどこだ」
誘われて来てみたらやべーやつ博覧会で見た顔も多い。
これは肩身が狭いぞとお呼ばれの元を探してみるが。
「取り込み中か……」
仕方ない。壁の花にでもなろう。
この見た目で。
■水無月 沙羅 > 「ぁ……。」
理央先輩と問答をしていた公安の……紫陽花さん、と名乗っていたか。
随分前に戦ったことがあるとか、噂を聞いた事がある。
……怖くない人だといいけれど。
あの時は、二人ともなんだか笑いあっていたように見えたし……。
うん。
それにしても。
「物騒な会話が多くて怖いな……。」
殺したとか殺されたとか。
「理央先輩の分の飲み物もとっておこうか……えっと、ココアでいいかな。」
飲み物しか口に通る気がしない。
私はオレンジジュースにしよう。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」に城戸 良式さんが現れました。
■山本英治 >
「乾杯」
グラスを小さく掲げて、口をつけた。
良い味がするが。少し気取った印象を受けた。
やっぱり、高架下で飲む紹興酒が一番自分に合っているな。とも。
■モノ・クロ > 「…乾杯ってなんだろ。」
みんながグラスを掲げるのを見て疑問に思うモノクロ。
■エインヘリヤル > 「……乾杯」
グラスを軽く掲げる。
礼服などでなく学生服で十分なものを。
衣装に着られている者もそれなりにいるようだ。
自分なりに過ごせば良いものを
■伊都波 凛霞 >
「かんぱーい!」
無礼講、こういう日くらいは少しはハメはずしてもいいよね
シャンパンを注がれたグラスを掲げ、乾杯の音頭に応じる
■城戸 良式 > 「流石に、人多いな……」
間に合ったのか間に合ってないのか微妙だったが開いた席に座る。
すぐに乾杯の音頭が取られて、ウーロン茶を口にした。
■水無月 沙羅 > 「あ、はいっ! せんぱい! だ、大丈夫です!
お飲み物取っておきましたから!」
急に話しかけられて、思わず大きな声が出た。
あれ、今なんて言った? ドレスガ、綺麗とかなんとか。
あ、ひょっとして褒められた。
一瞬にして顔が赤くなっていくのを感じる。
「り、理央先輩もりりしくて素敵ですよ!!」
上ずった声がどうしても大きくなる。
これは目立つ。
■紫陽花 剱菊 >
乾杯。燎原の火如く盛り上がり始める会場に、ふ、と笑みを浮かべた。
幾ら不愛想な男でも、祭り事となれば笑いもする。
だが、今宵の用は此れにて終了。
水無月 沙羅へと一瞥すると、ソイツをよろしくと言わんばかりに手を振って会場を後にする。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」から紫陽花 剱菊さんが去りました。
■水無月 沙羅 > 「かんぱーい!!」
もう目が回っている、とりあえず音頭には合わせなきゃ。
■伊都波 凛霞 >
「さーて、楽しも!」
ドレス姿の凛霞は乾杯を終えて、会場内を移動してゆく
ご案内:「懇親会パーティー会場1」から伊都波 凛霞さんが去りました。
■アリソン > 『乾杯』
グラスを軽く掲げる。
間に合っていないのだけど 一口飲む。
誰が入ってきて誰が去っているのかは全て捌き切れていない。
■エインヘリヤル > 「みんなで食事などで集まったときにする、挨拶みたいなものよ」
モノ・クロの戸惑いを見ながら真似だけしておけと促して
■山本英治 >
「……神代先輩…………」
目を丸くした。彼女いたんだなぁあの人。
去っていく紫陽花さんに小さく手を振って。
さて、今日はどうなることやら。
■水無月 沙羅 > 「あれ、今……」
紫陽花さんがこちらに笑いかけたような。
たぶん、気にかけてくださったんだろう。
すっとこの場を去る公安の剣士に頭を下げる。
■神代 理央(礼服) > 「乾杯」
小さくグラスを掲げて、沙羅が取っておいてくれたココアに口をつける。
程良く冷えた甘味が、喉を潤していくだろう。
「……その、有難う。ただ、もう少し声を押さえてくれた方が良い、かな?」
特段隠し立てするつもりも無いが、悪目立ちするのも如何なものかと。
困った様な笑みを浮かべて、沙羅を注意しているだろうか。
「……さて。此方も挨拶回りと行かねばならんが…?」
視界に映った公安の狗――もとい、漆黒の剣士の姿。
声をかける前に立ち去ってしまった。彼とも是非、杯を交わしたかったのだが。
■モノ・クロ > 「…こう?」
見様見真似で、ぎこちなく。
そういえば昔、同じようなものを『見たことだけ』はあったかなぁ。
「ね、もう食べていいよね?」
そういってエインヘリアルに催促する。
■持流 童男(スーツの下にマント) > 山本さんを見つつも、乾杯のだけしつつも
「乾杯」
と楽しそうに言いつつも
■紅月 純 > (飲み物すら手にとってねぇや)
見た目もタイミングも悪い男だった。
はぁ、と大きなため息をついてのんびりと眺める。
睨んでいるようにしか見えない。
(持流……これ終わったらカラオケ入ってゲームでもしようぜ……)
■持流 童男(スーツの下にマント) > 「立ち直れたでござるか。お主」
「お主だからこそ言ってるのでござる。」
真正面からただただ突っ込む。
「某も風紀委員の端くれ、知ってるでござるよ。その事件について。」
そして英雄らしく、顔をつきが変わる持流。山本さんの顔をを見つつ、
しっかりと山本さんをみる。普段の持流の雰囲気より雰囲気が違うだろう。
まるで獅子のような熱意ある気迫で見つめつつも、酒を飲んでいる
ご案内:「懇親会パーティー会場1」から城戸 良式さんが去りました。
■エインヘリヤル > 「そうそう、そんな感じ」
モノ・クロの乾杯を褒めてやりつつ。
「誰かが食べ物を取り始めたら、いいわ。
並んで順番に取ること、一つのものはとりすぎ禁止。
基本は種類を多めに一つずつ。
手元がなくなってから次の物を」
モノ・クロはあまり作法などは知らない。
量より種類を食べるのが大事、並んで取りに行くだと教えこんでおく。
これで案外、彼女は律儀だ。
見た目に惑わされがちだが、必要さえ作ってやれば守ろうとするだろう
■アリソン > 他にも集いの会場はあるようなので、
人の気配に敏感過ぎのアリソンはグラスを片手に会場を
ふらふらと移動を―ひそりと。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」からアリソンさんが去りました。
■モノ・クロ > 「ほうほう、成程…ありがと!たのしんでくるね!」
そう言って、手を振って、食事を取りに行くだろう。
言われたとおり、少しづつ。
■山本英治 >
「なぁ、持流さん」
隣にいる彼に話しかける。
「TPOって知ってるかい?」
そう言って素知らぬ顔をしていたが。
小声で話を始める。
「泣くのは犠牲者の友人であって俺じゃない」
「立ち直るべきは犠牲者の家族であって俺じゃない」
「風紀委員の端くれならわかってくれ……」
料理に手を付ける。
異界の食材、ブタ鮭のムニエルになんかキノコ?が添えられたような?それを一切れ口にした。
■水無月 沙羅 > 「あ、はい。 あいさつ回りですね。 行ってらっしゃい。
せっかくですから、先輩のお好きそうなもの、とっておきますね。
わたしはー……えへへ、新人なので話せる人もあんまり。
ご存知の通り人見知りですから……が、がんばっては見ますけど。
じゃ、じゃぁ!!」
言い訳と、緊張を放り投げるようにしていそいそと小走りでデザートの方へかけていく。
悪目立ちするのはよろしくない。
離れるのは心細いけど、どうせいつでも会えるのだ。
「えっと……デザート、デザート。 甘いものか……」
花より団子に見えなければいいんだけど。
■神代 理央(礼服) > 「…そこまで緊張しなくても良い。沙羅も、仲良くしたい人と話してみると良い。挨拶が終わったら、直ぐに戻ってくるから」
と、想い人に声を掛けて。好きな物をとっておくと告げる後輩の頭を軽く撫でると、人込みの中に溶ける様に会場へと姿を消して――
「…今晩は。相変わらず貴女は其処にいるだけで存在感を放っていますね、エインヘリヤル嬢?」
此方に視線を向けていた様な少女。
エインヘリヤルの元へと歩み寄れば、恭しく一礼するだろうか。
■紅月 純 > (……持流の用事が済むまで、適当につつくか)
壁からゆらりと離れ、肩身が狭いので背を丸めて食べ物と飲み物の方へ。
「これらの飯、誰が用意したのやら……」
烏龍茶を手に、食料をとっていく強面。
■エインヘリヤル > 「ふふ、お店以来ね……ずいぶんと大変だったらしいじゃない?」
神代に会釈でグラスを掲げ、意味ありげな視線を投げる。
口にはしないが、何があったかは大方知っているぞ、と。
それと、前から思っていたが思ってた以上に女性関係が派手なようだ。
もっとも、それは彼があまりそちらの方を気にかけなかったから故なのだけど。
女性は色恋沙汰の気配には敏感……つまり、恋愛になってもならなくてもどっちでもいいという男性に強く反応しやすい。
とりわけ、強い雄ならなおさら。
……さて、雄のままで居るのか、それとも異性になってしまうのか。
「できれば……店のことも含めて、一度ゆっくり話し合いたいものね?」
つまり、店以外のことも、だ。
■モノ・クロ > 「あ、あっちに美味しいのいっぱいありそう…」
そう言って、エインヘリアルから離れていく。目の届かないところまで行こうとする。
■水無月 沙羅 > 「ぁー……」
食べ物エリア、怖い人しかいないんですど―!!!
あ、アフロ……は、まぁいいか。
なんかよくわからないけどアフロに突っかかってたマントの人に……、
どう見てもヤのつく自営業の方にしか見えない方に。
あと眼帯をつけてる少女、あれ、ここはひょっとして魔窟?
まともなの私オンリー? Why?
あ、緊張で手が震えてきたぞー???
■持流 童男(スーツの下にマント) > 「じゃあ、お主はどうでもいいっていうのでござるかよ」
小声で山本さんに言いつつも
小声で言いつつも熱く
「お主自身は辛くないでござるか。犠牲者の家族も、友人も大切でござるが。」
「それじゃお主自身が。壊れちまうでござるよ。」
本気で言いつつ、グラスのお酒を飲む
■神代 理央(礼服) > 「ええ、まあ色々と。風紀委員という職務上、致し方ない事ではありますけどね」
向けられる視線に、小さく肩を竦めてみせる。
彼女の事だ。自分が負傷した事も、下手をすればその理由も。全て情報として知り得ている可能性すらある。
そんな彼女に特に隠し立てする様な言葉も仕草も、必要無いだろう。
「……そうですね。私も是非、貴女とは個人的に親睦を深めたいと思っていた所故。生憎今は病室に囚われの身ではありますが、その様な品の無い場所でも良ければ、何時でも歓迎致しますよ?」
此方は、特殊異能調査機構顧問としての彼女に伝手と友好関係を築いておきたいという思惑もある。
彼女の言葉に僅かに瞳を細めれば、普段の尊大な口調や態度は仮面の下へ。
社交界さながらに、優雅な笑みで頷いてみせるだろうか。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」に織機 雪兎さんが現れました。
■紅月 純 > 「あ゛?」
料理を選んでると、なんか固まってる女子(水無月 沙羅)が見えた。
名前は知らん。当たり前だが。
「おーい、そこの。飯とりたいなら場所空けるぞ」
ちょいちょいと手招き。誰かと会話してたら肩身の狭さは紛れるだろうと。
■織機 雪兎 >
「ヒャッホーウうまそうなメシにおキレイなお姉様お嬢様方がよりどりみどりだぜぇい!」
騒がしくパーティ会場になだれ込んできたアホ一匹。
場の空気を読まずに制服姿である。
こちとら普通の学生だもん、ドレスなんて持ってないし買ったりレンタルしたりするお金もない。
しゃばだばと料理に一目散に駆け寄り、皿を取ってあれもこれもと料理を乗せていく。
■山本英治 >
ピチュ・ッパイガヤ……羽つきカエルのティエンチー。フリットにしてある。
これも美味い。異邦人街では幅広く食べられている食材で。
サクサクとした衣と、肉厚の脚が口いっぱいに旨味を広げる。
「持流さん」
置いてある葉巻をシガーカッターで切って。
「喫煙所、付き合ってくれませんか」
「ここでするには……あまりにも不釣り合いな話だ」
「俺の口から人を殺したと公の場で吐かせたいだけなら構いませんが」
ポケットを探る。火種はあまりにも安っぽいライターがあるだけだった。
■水無月 沙羅 > 「あ、はい!? わ、私!?あ、えっと……理央先輩の好きなものを取りに来ただけなので。
えっと……ここまで高級そうだと何が好物なんだかわからないんですよね……。
あ、初めまして。 風紀委員一年の水無月沙羅です。 えっと、理央先輩の部下をやらしてもらってます。」
さら、いい? 笑顔、笑顔が肝心よ、どんなに見た目が怖くたっていい人かもしれないでしょう!!
ほら勇気を出して! がんばって!! 動け脚!!!
若干ロボットじみた動きで誘われる手(紅月 純)に近寄っていく。
■持流 童男(スーツの下にマント) > 「おう、いいでござるよ」
しっかりと言いつつも喫煙所に向かおうとする
「んなわけ無いでござろう」
しっかり見つつも、山本さんに応じる
■エインヘリヤル > 「それではそちらも色々お有りでしょうし、あとはその時に」
神代に向かって、わざとらしいほどうやうやしく跪礼。
エインヘリヤル流の冗談でもある。
どうせここは多人数との交流を旨とする場。
たまたま気があって深く関わっておきたいのでもなければ、あまり一人に深くかかわるべきではない。
どうせ後でたっぷり話すんですから、どうぞどうぞと促して
■モノ・クロ > 「もぐもぐ」
周りの喧騒なんてなんのその。
食べては取って、食べては取って。
食の作法なんてしらないモノクロは、その借りているドレスをどんどん汚していく。
まるで子供のようだ。
■山本英治 >
喫煙所で葉巻に火を灯す。
なんとも高そうだ。口の中で煙を貯めて吐き出す。
持流さんに話しかける。
「まず……懇親会の場で人殺し扱いはやめてくれ」
ネクタイを緩める。
「俺だって堪えてるよ……風紀に入ったからって何人も殺してるわけじゃないからな」
「ただ、仕方がないだろ……やむを得ず悪を討つ時だってある」
「それに……」
脳裏にフィスティアの顔が浮かんで。
それでも、未来の顔は思い出せなくて。
「それに……あんたの胸で泣けとか言うんじゃねーだろうな」
「俺ぁ雨見風菜さんの胸に予約取ってんの」
冗談で自分を誤魔化す、最低に倦んだ気持ちを煙と共に吐き出した。
■神代 理央(礼服) > 「御配慮に感謝を。それでは、これにて。また後日、御話出来る日を楽しみにしていますよ」
交わし合う笑みと言葉は堅苦しいものではあるが、決して慇懃無礼ではない。
にこやかに。しかして互いの意図を滲ませながら、彼女の優雅な跪礼にちょっと苦笑いを零しながら。此方も一礼してその場を後にするのだろう。
「…さて。普段話さぬ公安や風紀の者にも挨拶をしておきたいところだが」
空になったグラスを一度空食器をおくテーブルへと置いて。
一息入れると会場を見渡す。次は誰のところに行くべきだろうか、と。
■紅月 純 > 「あぁ、知り合いのを。邪魔してたらすまんな。
……こういう場所だと好みが分かれるもの、多いもんなぁ」
あー……向こう、めっちゃ緊張してやがる。俺が声掛けたのが追い打ちじゃね?
会話で緊張解れれば僥倖だが。
「俺は紅月 純。持流……あのアフロの横のそうアイツ。に誘われて来たんだが。ご覧の通り、浮いてる」
遠い目で半笑いするしかねぇ。風紀でも公安でもないしな。
■織機 雪兎 >
「んむぉ! もがもぐ! むしゃむしゃむしゃ!!」
口いっぱいに料理を頬張りながら、見付けた知り合い――神代少年の方に近寄ってくるアホ。
なにやら挨拶を口にしているらしいが、もぐもぐしながらなので何を言っているのか一切わからない。
「もぐもぐもぐ!! むしゃぁもぐがつぅ!」
どうもニヤニヤしているらしい。
■水無月 沙羅 > 「あはは……じゃぁ、浮いてる者同士ですね。
私も付き添いみたいなものですから。
……あの人たちと違ってすごく強かったり、目立つわけじゃないですし。」
ちょっと似た境遇で、それも案外親切なことにほっとした。
少しだけ緊張がほぐれる。
「よかったら、乾杯しませんか? 紅月さん。」
へらっと、子供っぽい表情で微笑む。
グラスに入ったオレンジジュースを手に持って。
「せっかくです、いっぱい食べて飲まないともったいないですよ?」
■神代 理央(礼服) > 「帰れ部外者」
開口一番。近付いてきた知り合いに言葉を投げる。というか切り捨てる。
彼女が同僚であるとか周囲に思われたら風紀委員のイメージが…!
「あ、公安の。公安の方ですか初めまして知らない顔だったから勘違いしてしまいました申し訳ありませんだから帰れ部外者取り合えず先ずは飲み込んでから話せ始末書書かせるぞ3億字くらい」
誤魔化し切れなかった。
懇親会で説教するとは、思わなかった…。
■水無月 沙羅 > 「……あの人みたいにみっともない風にはできないですけど。」
いつの間にか入ってきていた、雪兎……もといゆっき―先輩を見ながら。
ちょっと毒づいた。
■モノ・クロ > 「…すごいなー」
自分より汚く食べる人初めて見た。
それでも、約束は守ってちょっとづつ食べる。
それでもこぼすあたり子供。
■織機 雪兎 >
「むぐぉお!?」
いきなり帰れと言われた。
まだ何もしてないのに!!
「――帰れってなにさ! こちとら腐っても風紀委員ぞ!? 部外者でもなんでもねぇんだよぉん!!!」
とりあえず始末書は嫌なので飲み込んでから喋る。
「さらちーにまでひどいこと言われた気がする!!」
そしてこないだあった後輩の方へがっと振り向く。
■水無月 沙羅 > 「……。」
何か見られている、他人の振りをしておこう。
そっと目を逸らした。
■持流 童男(スーツの下にマント) > 「それは某の配慮が足りなかった・・・すまぬな。喫煙所が無いと思ってた。」
申し訳無さそうに言いつつも
真剣に目を見つつ。しっかりとした趣きで
山本さんに言おう。
「やはり、堪えてんじゃないかでござる」
「視た時、ピンときたでござる。」
しっかりとした目で言いつつも。
真正面から、ただ目を見つつ。
一拍置いて
「山本殿、きついこというでござるよ」
「過去は変えられないでござる。未来もどうなるかわからないでござるよ。だからこそ現在の最善を尽くすでござる。」
「山本殿、たしかにお主は人を「殺した」過去は変えられないでござる。
それならば次はどうするでござる。
また同じ過ち、嫌なことを脳死で繰り返すでござるか?
違うでござろ!」
「お主の求めた「モノ」は、その殺めた過去も、ことも、背負えないほど、軟弱でござったのか?
お主の力は「何のため」に振るって、「何」のためにあり、「何」を守るためにあるでござる?
その「歩み」は、もう前に進まないでござるか?
振り帰ってみろでござる!お主の思いが、なんであったのか!!!
そして!
次に絶対に「失敗」しないために、何をすればいいか。どうすればいいか考えて行動を立ててみろでござる。
本音を話せ!!この大馬鹿者!!!!」
揺るぎなく山本さんを見る。しっかりと嫌悪など無く本音を出すように促す真正面から言い切る
■紅月 純 > 「んなこと言ったら俺はそもそも風紀でもないぞ?
あいつと一緒にたらふく食ってゲームしようとか思ってたが」
当の本人は込み入った話をしてて首を突っ込めねぇし。
会話できる相手ができてよかった。
「……そうだな。折角来たからにゃ楽しまんとな。
……俺もアレみたいにはできんが」
めっちゃ元気な人をチラ見して。
「なんにせよ、乾杯」
烏龍茶のグラスをそちらに傾ける。
■織機 雪兎 >
「ちょっとぉ!?」
目ぇ逸らされた。
流石にショックを受ける。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」に鞘師華奈さんが現れました。
■神代 理央(礼服) > 「…風紀委員の格が下がる。質が疑われる。品性が損なわれる。
以上の理由から始末書だ。3兆字な。ちゃんと書けよ未提出者リストにお前の名前入れておくからな。マジで入れておくからな」
深い深い溜息と共に、取り合えず人語を話し始めた同僚へ一言。
歩いていた給仕からグラスと瓶を受け取ると、こぽこぽとを注いでグラスを差し出した。自分のグラスにも、同じものを注いで。
「まあ、何にせよ。先ずは乾杯と行こうじゃないか、織機。折角の懇親会だ。多少の御ふざけは許されるだろうさ」
と、僅かに微笑む。因みに、注いだ瓶のラベルも中身も見ていない。多分ジュースだろう。多分。
■エインヘリヤル > まあ、挨拶に回ってもいいのだけれど。
ここは観察に回る、というのもなかなかに面白い。
誰か縁があれば良し、そうでなければ人間観察の場としてもなかなか機能する。
なお、こういう立食パーティでは案外フルーツなどの生モノが良い会場は信用できる。
意外とみんなケーキなどに行きがちなのだが、フルーツがある場合は手を出してみるのもいい。
特にぶどうは種無しの甘いものである可能性も結構あって、意外と侮れない。
■水無月 沙羅 > 「えぇ、乾杯。」
カチン、と小気味よい音を立ててグラスがぶつかった。
「こういうの、実は初めてするんです。 案外楽しいものなんですね。」
ふふっと微笑みながら、グラスをくるくるとまわしている。
先輩が何か叫んでいる気がするが、きこえなーいきこえなーい。
「てっきり、お酒をたしなむ方かと思いましたけど……紅月さんは烏龍茶なんですね。
あ、何か食べたいものがあれば、とってきましょうか?」
緊張のせいもあるが、高級そうなものを見るとどうにも喉を通る気がしない。
別に貧乏学生というわけではないのだけど、世界が違うなーという感じ。
どうせなら他人に尽くしておいた方が楽なのだ。
■鞘師華奈 > 風紀と公安の懇親会、というのが近々開かれるとウチの部署のボスから話を聞いた。
ユーリの方は顔を出すかは聞いていないが、自分も特に出る気は無かったが、ボスに頼まれて渋々出る事に。
「…こういう騒がしい場所は苦手なんだけどなぁ」
正確には煌びやかな場所が、と言い換えるべきだろうか。服装は何時ものスーツ姿。
公安である事を示す身分証だけ胸元にセッティングしつつ会場を見て回る。…見事に知り合いが誰も居ない。
(…まぁ、無難に隅っこで大人しくしてようか。…あーー煙草が吸えないのは辛いな)
■山本英治 >
腹が立つ。イライラする。むかっ腹が立つ。怒る。
「あんたは絶対に失敗しないのか?」
葉巻を吸いすぎて肺に煙を入れてしまい、咽る。
数度咳き込み。
「あんたは絶対に違反部活の部長を説得できるのか?」
ガリガリと頭を掻いた。
喫煙所に、モヤモヤと。煙は広がって。
「あんたは………絶対に人を殺さないのか?」
フラットカットの葉巻の灰を落とした。
「あんたが人を殺さなかった結果、誰かが死んでも」
「あんたは絶対に納得できるのか?」
喫煙所の壁にもたれ掛かって。
「確約できるなら、“あんたは”強いんだろうさ」
「だが俺はそうじゃない……もう、放っておいてくれ…」
■織機 雪兎 >
「ひどない?????」
確かに自分はどこに出しても恥ずかしい風紀委員だとは自覚しているけれど、それにしたってそれは言い過ぎではないだろうか。
ぶっすーとした顔で、それでも渡されたグラスは受け取った。
「ったく……これ僕じゃなかったら絶交してるかんねりおりん。かんぱい」
かちん、とグラスを合わせる。
そしてぐいっと一気に飲み干し、
「っ!! これお酒じゃん!!」
流石に噴き出すような真似はしなかった。
■モノ・クロ > 「お酒ってなんだろ」
飲んでるところは見たことあるけど、飲んだことはない。
「ねぇ、お酒って何?」
先程醜態を晒していた雪兎に、声を掛けてみる。
■水無月 沙羅 > 「ぁ、ぁー……」
なんだか、険悪な空気をあっちから感じる。
これはよろしくない、よろしくない、えっと……うん、こういう時こそ風紀委員の役目を果たさないとかな。
「ごめんなさい、紅月さん、すぐ戻りますから、ちょっと待っててください。」
何やら口論をしている風な二人組の方に飛び込んだ。
「ちょっと、そこのアフロのお兄さん(山本英治)とマントのお兄さん(持流 童男)、ここはあくまでも懇親会の場ですよ。
喧嘩をするならよそでやってください。」
びっと外を指さし。
「そうでないならこの場所では仲直りしてもらわないと困ります。」
じぃっと二人を睨みあげた。
■織機 雪兎 >
「うぇぁー……んぇ?」
お酒の味に辟易していたら寄ってきた少女。
頭に包帯、怪我してる、のかな?
「んー、大人の飲み物、かなぁ」
今の今まで飲んだこともなかったからよくわからない。
少なくとも美味しいとは思わなかった。
■紅月 純 > 「お?そうなんか。特になんもない昼飯ン時でも一緒に飯食う相手とやるの楽しいぞ?試してみ」
少し緊張が解けてきたようで何より。
「俺、まだ未成年だし……いや、酒飲める歳になっても飲まなそうだな。
しっかし、周りは元から元気なのか、既に酔ってるのかわからんなぁ」
等と呟き。
向こう側の騒動に口をはさむ彼女を見送る。
「こっちは気にしねぇよ。大変そうだな」
■織機 雪兎 >
「ヒョーさらちーかっこいいー! ほれちゃいそー!!」
そしてヤジを飛ばすアホ。
■神代 理央(礼服) > 「ひどくない。ひどいと思うなら、もう少し清く正しい模範的な風紀委員に……いや、お前じゃ無理かな。ごめん」
と、愉快そうに笑いながら。
それでも、グラスを受け取った彼女に緩く笑みを浮かべる。
「良い友人を持てて幸せだ、と言っておこう。それじゃ、乾杯」
硬質な。しかし涼やかなグラスの重なる音色。
そして、口内を満たした液体を飲み込んで——―
「…む?ああ、本当だ。まあ別に良いんじゃないか?伊都波先輩も飲んでいるみたいだし、今更気にする事でも無いだろう」
中身は、口当たりの良い果実酒。少しアルコール度数は高い様だが、嗜む程度なら問題無いだろう。
そのままグラスの中身を半分程飲み干すと、飲めないのか?と怪訝と心配の入り混じった視線を彼女に向けつつ――
「……懇親会で何を騒い――」
仲裁に向かったのが己の想い人であるならば。
思わず言葉を失い、心配そうな視線でそわそわと見守っているだろうか。
■山本英治 >
肩を竦めて葉巻を揉み消し。
神代先輩の彼女に頭を下げた。
「すまない、神代先輩の彼女さん」
「持流さんも悪いな、頭に血が上っていたようだ」
「俺も弱いからな……」
両手の平を見せて交戦の意思なしのポーズ。
「戻ろうぜ、パーティタイムだ」
喫煙所を出て、会食席に戻った。
■モノ・クロ > 「飲んでみたい。どこにある?」
少なくとも、背丈は低く、食事でドレスを汚すあたり大人には見えない。
飲んでみたい、というのも子供ゆえの好奇心だろう。
それでも、羨ましそうに、雪兎のグラスを見ている。
■鞘師華奈 > 何やら近くで険悪?な雰囲気の男子が二人。…アフロとスーツマント…ん?
(アフロ…あれが”全裸アフロ”の山本か…噂には聞いてたけど本人を見るのは初めてだなぁ)
近くにフルーツの盛り合わせがあったので、ちょっとはしたないが素手でブドウを摘んで口に放り込みながら静観中。
と、思ったら一人の少女が仲裁に入っていた。律儀というか大変だなぁ、と思いながら眺めており。
■織機 雪兎 >
「そこで謝るのはおかしいよね????」
謝るならその言い草をやめて欲しかった。
「いや飲めるわけないじゃん僕ぁ未成年だぞ」
お酒もたばこもやったことない。
うぇー、とにがにがしい顔をしながらもう一口、
「――いやだからこれお酒じゃん!」
ぎゃーすか騒いでグラスを近くのテーブルに置いておいた。
■紅月 純 > 「……」
あのめっちゃ元気な人、一緒に馬鹿やると楽しそうな雰囲気はするが今はあまり近づかないようにしよう。そうしよう。
「どいつもこいつも、大変そうだ」
一人、声を出しに向かった彼女の背をしみじみと眺める。
■織機 雪兎 >
「ん? んー……」
風紀委員として少女にお酒を飲ますのは良いのだろうか。
「じゃあこれ飲む?」
しばし悩むが、まぁ自分も飲まされたし。
と言うことで、今しがた自分がテーブルに置いたばかりのグラスを少女へ差し出した。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」にロベリアさんが現れました。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」からロベリアさんが去りました。
■エインヘリヤル > 静止にアフロ動いた……か。
葉巻を処理するだけでも大変だったんじゃないかしら、アレは。
ああ見えて、太いだけあって火を付けるだけでけっこう大変だ。
まあ、見ているだけで面白くはある
■持流 童男(スーツの下にマント) > 「・・・すまぬでござるな。こちらも頭に血が上っていた。」
と言いつつ、山本さんにたいしてと神代先輩の彼女さんに対して
誤りつつも
「山本殿、この話はまた後日するでござる」
真剣に言いつつも、
「・・・一人で抱え込むなでござるよ。山本殿」
「お主は、お主自身で、お主しか居ないのでござるからな」
「某の仲間で、友達なのでござるから」
言いつつも、喫煙所を出て、会食席に戻る
■モノ・クロ > 「いいの?ありがと!」
手袋越しに、グラスを受け取る。物を介していれば、呪いはないらしい。
「いただきます」
といって、一口。
今までにない感覚が、広がって。
ぶわりと。『髪が震えた』。
■山本英治 >
鞘師華奈の視線に気付いて器用にウインクして見せる。
会食席に戻ると、ステーキに手を付ける。
どこの牛だろう。分厚いのに柔らかいな………
「んで、神代先輩」
「どこであんな可愛い彼女と出会ったんで?」
「あやかりたいでゲスなぁ……」
揉み手すり手でわざとらしい諂いの笑みを浮かべた。
「ああ、TPOを弁えてくれりゃいつでも」
持流に手を振って。ステーキをモニュ…と口の中に入れた。
■織機 雪兎 >
「んあぁエイン様!! エイン様がおる!!! うへぁーい!!」
そして先日訓練所で会った推しを見付けてしゃばだば駆け寄って。
「んひ、えひ、ほ、ほんじつはごきげんうるわしゅう……フヒ」
オタクムーブ炸裂。
■水無月 沙羅 > 「それなら……よしっ。 後なんで彼女って知ってるんですか!?」
二人が仲直りしたのを見届けて、にっっと微笑んで足早に戻っていく。
「まったく、これだから男の人って。 あ、紅月さんお待たせしてごめんなさい。
あ、男性の方だからお肉とか好きですよね、お取りしましょうか。」
ちょっぴり照れくさそうにしながら、いそいそと料理を盛り付けていく。
ビュッフェ形式って始めてくるから、どう取ればいいのか迷いつつ。
■織機 雪兎 >
「えっうわ、なに!?」
なんかさっきお酒を渡した子の髪の毛がぶわってなってる。
ぶわって。
すごい。
■モノ・クロ > 「へぇ…こんな味なんだ」
ごくごくと、飲み進めていく。
ふわり、ふわりと髪が動き、ドレスのスカートや手袋の隙間から、黒い何かが揺らめいている。
■神代 理央(礼服) > 「何だ、飲めないのか。なら、素直にジュースでも頼んでおこうか。
…まあ、中身を確認しなかった俺も悪かったよ、すまないな」
流石に、望まぬ酒精を飲ませてしまった事には申し訳なさそうに頭を下げる。
再び給仕に声を掛けて、彼女の為に何かさっぱりした口直しのジュースを、と頼んでいる間に彼女は走り去っていった。賑やかな女だ、と溜息を吐き出していると――
「……山本か。懇親会で盛り上がるのも良いが、程々にな。まあ、任務が続いて昂っているのもあろう。咎めはしないが」
「…何処でって。私の部下として配属されて来たんだ。人事異動の報告書くらい目を通しておけ」
「可愛い?当然だ。だが、やらんからな。俺の女だぞ?」
そろそろタメ口に慣れ始めた年上の後輩にジト目を向けつつ。
フフン、という様な口調で、言葉を返すだろう。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」に伊都波 凛霞さんが現れました。
■持流 童男(スーツの下にマント) > 「しかし、誰と話せばいいでござるかな」
ぽつんと一人ボーッとしつつ、こういう場には来たことがないので
柱のそばにいよう。そうしよう。そっと壁際に座る
よく見ればみんな女性で、きれいな人だ・・!!!
紅月殿・・!!どこだ・・!といいつつ、柱に隠れながら影に隠れながらも、女性と徹底的に目を合わせない。見ると眩しすぎる!!
■エインヘリヤル > 「ああお久しぶり、ゆっきー。
まあ、元気なのはいいけどあまり問題のない範囲でね?」
ゆっきーにも爽やかに応対するあたり大人の対応と言える。
正確には、どうでもいいからさっぱりキレイに対応するほうが有利、というところでもあるのだが。
なので、引くでもなく、軽蔑するでもなく、にこやかに神対応
■紅月 純 > 「おう、おかえり。お疲れさん。
んじゃ、頼むとするかな。
ある程度分けてとっていりゃ見栄えは気にしねぇから好きにとればいいさ」
こういうのは楽しんだもん勝ち。気を遣わせる必要もないので頼んでみる。
■山本英治 >
「ああっ! 初々しい! 初々しいなぁ!」
「お兄さんがあと七歳若かったら友達紹介してもらうのになァ~~~」
神代先輩の彼女さんとディスタンスを保ったまま両手を広げて笑う。
あんまり近場でからかってると神代先輩に何されるかわかんないやつだし。
ステーキを口の中にナポ……と放り込み。
咀嚼をしながら額に手を当ててテヘーと。
「申し訳ない、神代先輩……ちょっと…あってな」
「人事異動かぁ……サーセン、最近転移荒野にロングステイしてて見てねーすわ」
「なによもう! 初々しいわね! なんなの! ラブラブなの!」
オカマ口調になってプンプン怒りながらシャンパンを口にした。すっかり、気が抜けた味になっていた。
■伊都波 凛霞 >
「戻ってきてみたけどこっちも人いっぱいだぁ…」
グラスを手に、きょろきょろ
そのシャンパングラスがはたして何杯目なのかは既にわからない
わかるのは優等生で神童とも呼ばれる凛霞が案外パーティなどではハメを外してしまうタイプであるということくらいだ
■織機 雪兎 >
「ほひゅ、はひぃ……」
料理を山ほど乗せた皿を抱えたままおめめぐるぐるしつつこくこくと何度も頷く。
もう完全に推しに会ったオタクである。
推しに会っただけど。
「――あの、ところでエイン様、あの子大丈夫なんですかね……?」
そして黒いなにかがもごもごしてる少女を見て。
彼女なら何か知ってるだろうか。
■モノ・クロ > 「ほえ~…」
グラスを空にして、酩酊している。
呪紋が伸びる髪も、手足も、ゆらゆらと。
手袋やガーターで隠しているのに、漏れ出ている。
■紅月 純 > 持流。お前、柱で何してんの。
始まったばかりの俺みたいになってやがる。
「……面白そうだからちょっと放っておくか」
あいつもさっきまで話し込んでたしな!!
■織機 雪兎 >
「わひゃーリン先輩!!!! こんばんはございます!!! 今日もお美しい!!!」
推しが増えた。
エイン様が拝む推しならこちらは会いに行ける推し。
ぶんぶん手を振って声を掛ける。
皿に大量に盛られた料理を欠片も零さないと言う妙に器用な真似をして見せながら。
■鞘師華奈 > 「…あーーどうも?」
ウィンクを例の山本君からされた気がするので、軽く会釈を返しながらブドウの残りを口に放り込んだ。
知り合いが少ないのもあるが、元々喧騒は苦手なので積極的に声を掛けて回るつもりもあまりない。
公安としてはコネや人脈を広げる意味合いでもあちらこちらに顔を利かせておくべきなのだろうが。
(まぁ、私の所属部署は比較的緩いのが幸いかな…と)
改めて一人ひとり眺めている。”鉄火の支配者”にそれに付き従う少女、目付きの悪いチンピラ?に”風雲児”の織機雪兎もいる。
あと、あの少女は何か黒いモノがにじみ出てるけど色々大丈夫なのかあれ。
■持流 童男(スーツの下にマント) > (雪兎殿は・・!!見れる!普通に同族の匂いがする・・!)
と言いつつ紅月さんを探しつつ。
(人が多すぎるでござるな・・・!とりあえず壁際に・・!なんなら隅っこぐらしするでござる・・!)
と言いつつ、懇親会の会場で一番すっげぇ端っこにいる。
■水無月 沙羅 > 「じゃぁ、お友達の分も、それなりに。 お肉と野菜と、あとフルーツと。 あ、そっか、お友達はさっきの方でしたよね。
なら、もうおひとりじゃなくて大丈夫かな。
どうぞ、楽しんで行ってくださいね。」
男性二人分の食事を、そこそこの種類を楽しめるように盛り付けて。
「また、何処かでお会いするときはよろしくお願いします。」
にこりと笑って、その場を後にする。
「紹介できる友達なんて居ません―っ」
アフロの山本先輩に答えながら。
■伊都波 凛霞 >
「あ、織機さんだ、やほー」
こちらも今日は仕事でもなんでもない、へらーっと笑って応える
やや顔と耳が赤い、アルコールが入ってる様子だ
ゆっきーと同じく手を振り返す
ぶるんぶるん
■エインヘリヤル > 「大丈夫なんじゃないかしら。
カフェの権利を捨てる様にも思えないし」
ゆっきーの疑問にサラリと答えつつ。
モノ・クロがなんだかひどいことになりつつあるが
思わず異能が漏れる程度なら問題ない。
なにかしでかさなければ。
そもそもココは風紀の巣窟だし、ココでなんかするようなら、指名手配犯として店に出禁になる可能性まである
まあ実際、ここで問題をこすようであれば、この先も部下である必要もないとも思うところでもある
■水無月 沙羅 > 通りがかりに、持流と呼ばれていた男性に声をかける。
「紅月さんならあちらですよ。」
にこっと笑って通り過ぎた。
「そろそろ先輩の分のスイーツ取らないと……」
■持流 童男(スーツの下にマント) > (落ち着くでござる・・・・普通にみんな陽キャでござる・・・)
スミッコグラシシッ!!!しつつも、お酒を煽っている。
「美味しいでござるねこのお酒」
「そして某は、今・・、どうすればいいのかわからないでござるな。この場所・・・!!陽キャの匂いがするでござる・・!くっ、水無月殿も、呼べばよかったでござるか・・!」
隅っこぐらしッ!!しつつ、料理を気配を断ちつつ、エインさんの近くの料理を持っていこうとする
■紅月 純 > 「さんきゅ。さっきは俺の友人がすまんかった」
盛りつけられた皿を受け取る。
「そっちも、付き添いの相手と仲良く食えるといいな」
■山本英治 >
鞘師華奈にぶんぶんと手を振った。
なにあの娘。ちょう可愛い。ルビーみたいな瞳。ちょう綺麗。
「俺に娘がいたらあんな感じであってほしいなぁ~~~~」
シンプル1500シリーズ The妄言。
そして神代先輩の彼女さんの爆弾発言に凍りつく。
友達、居ないの?
「すまない」
直球で謝った。頭を下げてアフロが揺れた。
うら若き乙女よ、冥府(ぼっち道)への立ち入りを禁ずる。
■織機 雪兎 >
「アッハイ……? あ、そ、それじゃ僕はここで……」
なんだかよくわからない。
とりあえず挨拶が出来たので挙動不審な感じでエインヘリヤル様の元から去ろう。
「ワーォダイナマイツ」
そしてリン先輩は今日もダイナマイツ。
しかもなんかセクシー。
セクシーアンドダイナマイツ。
「あっはぁリン先輩お酒飲んでるなぁ? 優等生の風紀委員のリン先輩がいっけないんだぁ」
会いに行ける推しに近付いて行って、そんな言葉。
と言うかこっちも飲んでる。
つーか顔はこっちも赤い。
■神代 理央(礼服) > 「深くは聞かんさ。どうせ、報告書を見れば分かる事だ。此処で語らうべき事でも無い。
今は忘れて楽しめ。酒は足りているか?アルコールは百薬の長という…らしい…多分」
多分、とか言いながらドボドボと果実酒を彼のグラスへ。シャンパンがまだ入っていた?先輩の酒が飲めないと言うつもりだろうか。
「ら、ラブラブ…というかはよく分からんが…。まあ、俺には出来た女だ。今度同じ風紀委員だしちゃんと紹介するよ」
最後には少し頬を染めて。
羞恥心を隠す様にグラスの酒を飲み干した。
■モノ・クロ > 「…ん?んー…?」
なにやら、見覚えのある顔が見える気がする。
えーと、誰だっけ。んー…
あぁ、そうだ、あのがっこう?とかいうところで『クロ』が会った子だ!
「やっほー。えっと…名前忘れちゃった!」
そう言いながら、色々ふわふわさせながら、凛霞に近づいていく。
■伊都波 凛霞 >
「えー、こういう場ではむしろこういうのが礼儀なんじゃ…?」
まわってはいるけどまだ全然余裕そう、ほんのり赤みづいている程度
「ふふー、いいでしょ、ドレス!
レンタルで奇跡的にサイズがあったんだよー」
くるん、とまわって見せつける紺の膝上ワンピースドレス
生足も眩しいし胸元は空いてて谷間のほくろがばっちり見える
これで90といいはっているらしい大うそつきバスト
「織機さんも飲んでるなー?いつもとあんまり変わらない気もするけど……」
そして、近づいてくるモノ・クロへ視線をとられて…
「あー、えー……酔っ払って見えてるわけじゃない、な。うん。
あの時夜の校舎にいた子、だよね…?」
■紅月 純 > 「オラァ持流ーー!!飯食うぞ!!」
ヘヤノスミス周辺で料理を食べている知人に声をかける。
その姿はどう見ても恫喝してる人にしか見えなかった。
■水無月 沙羅 > 「なんで謝ったんだろ……」
友達と言える人はいない……尊敬できる人なら山ほどいるけど。
ゆっき―先輩は……あれはなんか別、たぶんほっとけない小動物とかそこら辺の立ち位置。
「……ぁー。」
そして再び孤立したことに気がつくのであった。
「……とりあえずスイーツだけとりわけとこ」
先輩の好きそうな甘いものをこれでもかと積み上げておく。
あとは先輩が楽しむのを眺めているだけで十分だ。
……ところであの人酔ってないよね?
■持流 童男(スーツの下にマント) > そっとエインさんの料理の近くにある料理を持っていこうとしつつ
「(大丈夫・・!某は、バレてないでござる、って近くで見たらまじでやばいでござるな・!!死角を!死角をとるのでござる・・!)」
いいつつ近くの料理を持っていこうとして、
「紅月殿ー・・!!!」
速攻料理を置きつつ、紅月さんのところに速攻で行こう
■モノ・クロ > 「そうそう!クロがお世話になりました!」
酒で頬を赤くしつつ、近づいてくる。
顔はしっかり覚えておこう。興味ある人だったから。
髪も呪紋も手足もふわふわしている。
■山本英治 >
グラスに注ぐ酒に口をあんぐりと開く。
「あーはい。その果実酒ン万円くらいするやつすよ」
「ン十万円のシャンパンでちゃんぽんかぁ……贅沢だなぁ…」
ヒクついた笑顔でグラスの中身を煽る。
罪深い味がする~~~~~~~~。
「……神代先輩、入院の話聞きましたよ」
「一生ついていくっすー」
何故か舎弟みたいな発言をした。
支配者たる存在にも。そういうことがあるのだなぁ。
水無月沙羅に猛然と熱弁を振るう。
「いや、彼氏いて友達いないの片手落ちじゃない?」
「どうせならリア充ウェイ進みたくない……?」
俺は友達いて彼女がいないからイーブンだな。いや負けだな。五目差。
■織機 雪兎 >
「未成年はお酒飲んじゃダメなんですよお」
にまーと笑う。
ていうかちょっとまっておっぱいすごくね???
谷間めっちゃ見えてんじゃん。
風紀があぶない。
「まってまってりんせんぱいだめですあーだめですりんせんぱいあーだめですえっちすぎます」
流石に料理を一旦テーブルに置いてぶんぶんと腕を振る。
これはなんだ、その、よくない。
何と言うかよくない。
よくないんだよわかるだろ。
「りおりんに飲まされたんですよぉ。いやでもほんとえっち……けしからんです……だめです……あーだめだめ……」
顔を抑えて蹲り、うわごとのように繰り返す。
いやたわごとかもしれない。
■伊都波 凛霞 >
本当に全然あの夜とは雰囲気が違う
そしてあの時点では風紀にも公安にもカノジョのデータはなかった
クロ?あの夜の少女はクロ、というのだろうか……
「今日は誰かの付添?」
そう、モノ・クロへと言葉を返す
■鞘師華奈 > 一応、止めたはずなのだが気が付けばすっかり傍観者である。まぁこういう場は流石に仕方ない。…言い訳だなこれ。
「…いや、でも端からこうしてみると凄い混沌(カオス)だね…公安と風紀の面子が揃うとこうなるのか」
勿論、ただの関係者やそれどころか無関係だけどノリとかで紛れ込む者も居るだろう。
それはそれで別に無礼講の場で良いと思う。こちらとしても見てて面白いし。
あと、何か全裸アフロ君に手を振られたので、こちらも軽く振り返しておこう。元気だなぁ彼。
■紅月 純 > 持流がすごい勢いで迫ってきた。
「いや早いな!?そして速いな!?散歩を待ちわびた犬か!!」
どうしたお前。あ、酒か。
さっきの騒ぎも絡み酒だったのか?
「その巨体であれは怖いわ。ほら飯。向こうを赤字にするまで食うぞ」
そう言って皿を突きだす。
■持流 童男(スーツの下にマント) > 「いやー本当に心細かったでござるよ紅月殿・・!ちょっと大事な用事があってでござる。また後日にする感じでするでござるよ」
と言いつつも、紅月さんに、対して温厚に言いつつ。
「しかしバレて無くてよかったでござるよ・・何すればいいかわからなくて正直、テンパってたでござる」
わははははと快活に言いながらも
「そういえばあの少女って誰でござったのでござる?紅月殿」
めちゃくちゃ可愛かったでござるのだけど。と言いつつも
■モノ・クロ > 「えーと、えいんへりあるさん?に、食べ物がいっぱいあるって聞いて。きちゃった。」
指差す方向にエインヘリアルが居る。
そのエインヘリアルから借りたであろうドレスは食事で汚れてしまっている。
「おいしい食べ物に不思議な飲み物。たのしいね!」
お酒を飲んだのか、少しアルコール臭い。
■伊都波 凛霞 >
「なにー、神代クンめ、女の子を酔い潰させて何を企んで…?」
いつもとはちょっと言ってることがおかしい、お酒パワーか
「こういう会場では飲んでもいーのー。迷惑さけかけなきゃ、ね♪」
そう言って得意げに胸の下で腕組みぽーず
ぽゆん、とかたゆん、とか、そういった感じのなんかあれ
90?嘘だ
「織機さんもドレスにすればよかったのに。レンタルとかあるよ?」
■水無月 沙羅 > 「別に寂しくないです、先輩が居れば十分ですから。」
少しだけむっとして、山本先輩に返した。
オレンジジュースを片手に、近くのテーブルに取り分けたスイーツを置いておいて。
柱と壁に隠れるように同化した。
私は黒子。黒子です。
あーあーナニモキコエナーイ。
■山本英治 >
ルビーの君(鞘師華奈)に手を振り返されるとゆっきー先輩(織機雪兎)に近づいて。
「あの子、公安? 風紀? どこ住み? 会える? てかLINEやってるのかなぁ」
とガチ目の質問をした。
■持流 童男(スーツの下にマント) > ご飯を食べつつも、スッゲぇご飯食べてる。
「いやー・・!うまいでござる・・・!!」
最高でござるかよ!と思いつつも。
■伊都波 凛霞 >
エインヘリヤル。あの赤髪の人はたしか──
名前と、顔は知ってる気がする
モノ・クロが指すその人物が確認できれば、一安心だろう
とりあえず、此処では
「そっか、お料理おいしいよぉ。たくさんあるからお腹いっぱい食べて帰ってね」
あの夜のことは今は忘れて、そう笑顔を向けた
■伊都波 凛霞 >
「山本クンも今日はばっちりキマってるねー、かっこいい!」
シャンパンのおかわり、いる?
とグラスと瓶を持ってご挨拶
■モノ・クロ > 「うん、そうする」
そう言って更に食事を取りに行く。
「あ、そうだ」
振り向いて。
「飽きたら、お姉ちゃんのこと食べに行っていい?」
不穏なことを言い出した。
■鞘師華奈 > (――――!!)
鞘師華奈に電流走る!!何か凄い悪寒がしたのだけれど。
「…気のせい、にしては割とガチな空気を感じたのは気のせいかな」
うーん、とこめかみをトントンと指で叩きながら。公安の仕事にまだ不慣れだから疲れてるのかもしれない。
■山本英治 >
「ごっめぇーんってばぁ神代先輩の彼女さぁん」
「あとで神代先輩にしばかれるから機嫌直して~」
遠巻きに神代先輩の彼女さん(水無月沙羅)にぶんぶんと手を振って。
伊都波先輩には一礼をして。
「どうも、いつも草臥れたシャツなので奮発して草臥れてないシャツにしました」
「伊都波先輩は今日は大変お美しい……いつも美しいけど係数が跳ね上がっている…」
鼻の下を伸ばしてデレデレと。
■織機 雪兎 >
「ほんとりおりんひどいやつですよぉもっといってやってくださいよぉ」
思わぬ味方を得た。
うひひひと笑いながら。
「あーだめだめだめだめですよりんせんぱいそれはだめですほんとうだめですもうまろびでそうでだめですだめです」
ぶんぶんぶんと首を振る。
なんかぐわんぐわんゆれる派手めなおもちゃみたいな挙動。
「えー僕はドレスいいですよぉ。おかねないしにあわないし」
学生だから制服で良いのだ。
制服がいいのだ。
そして近付いてきたアフロ。
さらに少女。
「だめだよぉ! りんせんぱいはぼくのせんぱいなんだからたべちゃだめだしてもだしちゃだめだよぉ!!」
アフロの君の言葉を目の前の先輩の事だと誤解。
さらに食べていい、と言う言葉にも反応し、叫びながらリン先輩に飛びつく。
ぎゅーってしたいぎゅーってぐへへ。
■神代 理央(礼服) > 「それくらい、大した事なかろう。良い酒が飲みたいなら、今度良いラウンジに連れて行ってやるさ。長期任務のご褒美にな」
グラスで5桁くらいの酒だぞ?と笑いながら肩を竦める。
彼が望むなら連れていくし、望まぬなら――まあ、購買部のパンくらいは買ってあげようかと。
「……フン。調子の良い後輩だな。だが、私についていく、というのは中々に辛いものだと思うよ。山本は善い友人に恵まれているのだ。気持ちだけ、有難く受け取らせて貰おう」
彼の様な真直ぐな全裸アフロ、じゃなかった。青年には、己の任務や行く道は醜く見えるのでは無いだろうか。
だからこそ、小さく苦笑いを浮かべて首を振りながらも、彼の言葉に礼を告げる。
――遠くで、何だか出来の悪い同僚が己の悪口を言っている様な気がするが。
あとで始末書5000兆文字書かせるとして、今は己が向かうべき人のところへ。
山本に小さく手を振って其の場から立ち去ると、華やかな会場の隅。何だか柱の陰の様になってしまった想い人のところへ。
「……そんな隅っこでどうしたんだ?もっと楽しめば良いものを」
3杯目の酒で喉を潤しながら、沙羅の元へと歩み寄る。
実は一切食べ物に手を付けず、ひたすら挨拶回りした上での酒。その顔は、ほんのりと酒精で上気しているだろうか。
■紅月 純 > 「なーに部屋の隅っこに引きこもってんだか。
残り物の争奪戦に勝てねぇぞ?」
こちらも肉をガツガツと。
「ほら見てみろ。滅多に食えないようなものが沢山あるんだぜ?外野なぞ気にせず、食欲を満たそうぜ」
まだある料理を指し示すように。
俺が一番外野なのは言ってはならない。
■伊都波 凛霞 >
さり際に向けられた言葉に、ぴくりと身体を硬直させる、けど
「──それは、エインヘリヤルさん、に聞いてね?」
笑顔で、そう返した
少女、モノ・クロがどういう存在なのか、まだよくわからないけれど…
連れている相手がいるのなら、そちらが話が通る人物んら、と一時委ねることにする
■伊都波 凛霞 >
「やー!もー山本くんそういうキャラだったの?」
鼻の下が伸びている彼にどーぞー、とおかわりのシャンパンを注いで渡しつつ
「お世辞でも嬉しいよー、ありがと。懇親会、楽しめてる?」
■モノ・クロ > 「えー、あっ、ずるい!私も、私も!」
雪兎が抱きつこうとしているのをを見て、自分も抱きつこうとする。
呪紋が漏れ出てる状態で。
■水無月 沙羅 > 「んぇ、あ、あれ、理央先輩、もういいんですか?
お友達と楽しそうに話してらっしゃったのに。
あ、えーと……いやぁ、ほら、皆さん知り合いの人と来てるみたいだし。楽しそうだし、邪魔するのもなー……って。
あはは。 あ、スイーツ取っておきましたよ? 食べますよね。
あ、やっぱり先輩酔ってる、ダメですよお酒なんて。
せめてちゃんとお水とチャンポンに呑んでください、お腹に少しは食べ物も入れないとダメですよ?」
心配そうにのぞき込みながら、とっておいたスイーツと、あんまり食べないだろうなと取っておいた料理を差し出す。
先輩の好意はうれしいけれど、友達は作ろうと思って作れたら苦労はしないのだ。
特に私みたいな……あー、ううん、今はこれは胸に仕舞っておこう。
この会場には無粋なものだ。
■山本英治 >
ゆっきー先輩(織機雪兎)の勘違いには頭を抱えて。
頭っていうかアフロを抱えて。
「オーノーだズラ、酔ってませんかゆっきー先輩」
「深酒は良くないですよぉ……お肌に」
「いやだから、あっちのルビーの瞳の君(鞘師華奈)のことなんだって」
身振り手振り。
神代先輩には、角度も鋭く頭を下げて。
「んじゃ今度購買のパンおごってくださーい」
「ン…………ま、そっすね」
「俺には俺の道がある。神代先輩にもだ」
「そういうことっすよね……」
柔和に笑って。彼と別れた。
伊都波先輩にはシャンパンを注いでもらって。
「お世辞じゃねーんだけどなぁ……楽しんでますよ」
「飯も美味いし、酒も美味いし」
シャンパンを口にして笑う。
■伊都波 凛霞 >
「わっと…織機さんだいぶん飲んだでしょー!」
飛びつかれてグラスを零しそうになる、セーフ
もー…と言いつつぎゅーってさせてあげるけれど
当然やわらかいし深い、何がとは言わないが
「え?」
抱きつきにきたモノ・クロちゃんに振り返る
必然的に雪兎を盾にする形に……
■エインヘリヤル > ……やれやれ。
そもそも酒があるのがおかしい会場で。
学生に合わせた場であれば、本来用意すべきではないもの
試されてると思っていい。
そもそもココは風紀公安の場
悪い意味で目立てばそれだけでどうなるかわかったものでもない
■織機 雪兎 >
「うぉお。うぉぉぉおお。ぉおぉおおううぉおぉうぉおぉうおうおうおううぇへうぇひひひいひひひひひひ」
やらけっ
ふっかふかやぞ。
思わず変な声と変な笑いが漏れる。
「んんん……?」
その状態でアフロの君が示す方を見る。
ちなみにお酒は二口しか飲んでません。
「んー……しらなぁい。でもかわいいから僕もお近づきになりたいねぇえへへうへへへぐへへへへへ」
ルビーの君を見てだらしない笑いを浮かべる。
「ぐへへへぶぉおう」
そのままぐるんと振り回される。
酔っているところに急な方向転換。
リン先輩のブレストバレーに頭を埋めたまま振り回され、見事盾にされた。
■モノ・クロ > 「あっ」
触れた瞬間に呪いが発動してしまった。
問題は起こすな、って言われてたんだった。
とっさに呪いを収める。
盾にされた雪兎はほんの、ほんの一瞬だけ、おぞましい何かを感じたかもしれない。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」に赤い少女さんが現れました。
■持流 童男(スーツの下にマント) > 「やべぇでござるなここ。目に薬過ぎて目が見えねぇでござる。尊すぎて、ちょっと、紅月殿、壁際で休憩してくるでござるよ。あ、ゲーセン、時間あったら行こうでござろー。」
いいつつも、壁際に移動しつつすいみっこぐっらし!!!
「やはり陰キャにはここが落ち着くでござるなぁ。しかし、本当にいいもんでござるな。」
お酒を片手に飲み物を飲みつつ一人ニット笑いつつも、
エインさんをガン見した後に、そっと目をそらす
■伊都波 凛霞 >
「だってー、お世辞ってことにしとかないと照れちゃうもん」
はにかむように、山本くんへ笑顔
「いつもの風紀委員としてのピリっとした空気もいいけど…こういうのほんとにいいねえ」
なんだか、友達と一緒にはっちゃけているみたいで
■山本英治 >
ゆっきー先輩と一緒になってだらしない笑み。
「だーよーねー!」
「でーすーよーねー!」
「ウェーイ! アフロってどうなんだろ彼女……ワンチャンあるかなぁ…」
ないか。ないな。
■神代 理央(礼服) > 「お友達、というよりは同僚と仕事仲間の様なものだ。私を友と思う様な物好きは……まあ、いないとは言わんが、相当な物好きだろうからな。
…ん、スイーツか。食べる。正直、腹に物を入れる余裕も無くてな。流石に、ちょっと疲れてしまったよ」
と、心配そうに此方を伺う少女に柔らかな笑みで言葉を返す。
とはいえ、少し疲労が出たのも事実。というか、明日からまたもう少しだけ入院生活であるし。そもそも、今日は単に外出許可を貰ったに過ぎないのだから。
「……沙羅は、誰かと話をする事が出来たか?」
と、ちょっと心配そうに。此方も首を傾げるだろうか。
■織機 雪兎 >
左腕が掠る。
ゾクリ、と言葉に出来ない、なんとも言えない感覚。
「ぇぁ」
左腕の感覚がなくなった。
だらり、と左腕が落ち、右腕だけでリン先輩にしがみ付いている形に。
「ぇ、へ、は……」
言いようのない恐怖。
一瞬の事だったが、確実に呪いに触れた。
膝が笑って立ってらいれない。
妙に呂律が回らない。
このまま地面に落ちるとそのまま戻ってこられないような気がして、右腕だけで必死にリン先輩にしがみ付いている。
■鞘師華奈 > ――そういう意味では、何か”全裸アフロ”と”風雲児”にちょいと目を付けられた以外は女は対して目立っていない。
公安という立場からして、風紀と違って華々しくある必要はそもそも無い。こういう場においても、だ。
(…まぁ、元々目立つのはそんな好きじゃないしね…うわ、悪寒がまた)
山本君と、風雲児な風紀少女の視線に気付いて僅かに目を細める――あ・い・つ・ら・か!
「…やれやれ、もっと見目麗しい美女や美少女なんてこの場に幾らでもいるだろうに、全く」
と、呆れたように溜息を零して酒…ではなくジュースを手に取りゴクリ。
酒は普通に嗜むし弱いわけではない。無礼講の場といえどほいほい飲まないようにしているだけだ。
■赤い少女 > 最初の感想は、賑やかで、混沌としていて、楽しそうで。
何より美味しそうだな、なんて。
ただ、普段とは違って表情にも声にも出さず、静かな雰囲気で...
どこぞのサングラスがしれっとパーティーの情報を落としていった為、なんとなく来てみた。
取り柄あえず、第一印象は
(美味しそうだなあ...)
パーティー会場に怪異が紛れ込んだ。
■紅月 純 > 「うわぁ」
食うだけ食ったら去っていった。電磁石かな。
「……仕方ない。また飯をとりにいくか」
ため息をつく。
まぁた一人になっちまったとぼやきながら、料理のもとへ。
浮いてるあかん奴に逆戻りした。
■エインヘリヤル > 持流からのガン見には、そっと笑みで挨拶しておく。
丁寧な対応を全方位に。
それだけで、人間は崩せる。
人は……礼が出来ると言うだけで、勝手に安心するのだから
■モノ・クロ > 「あー…えっと。ごめんなさい…?」
明らかに様子がおかしくなった雪兎さんの顔を覗きながら、謝る。
■水無月 沙羅 > 「まぁ、はい。 少しだけ。 えっと、紅月さん、外部の方でしたけど。
あとは、山本さんが少し話かけて下さって、ゆっき―先輩に見られた気がしましたけど……あれはないです。
そのくらいですかね。」
随分時間はあったはずだが、結局遠慮してほとんど話せずじまい。
なんなら喧騒の仲裁に手を割いて。
別にそれが如何ということでもないのだけど。
「なんて顔してるんですか、シャキッとしないと、鉄火の支配者が笑われちゃいますよ?」
なんだか子供みたいでそっと髪を撫でた。
■伊都波 凛霞 >
「ちょ…大丈夫?」
飲みすぎじゃない?
呪いのことなんてわかるはずもなく、つぶれたとしか思わない
「ちょ、ちょっと織機さん休ませてくるね…?」
とりあえず椅子のあるところへ、肩を貸す形で連れて行こう
■山本英治 >
伊都波先輩に快活に笑ってみせて。
「真面目なだけじゃ堪えちまいますよ」
「人間、気を抜く時は気を抜かなきゃ……」
そう言ってシャンパンの液面を揺らす。
香りが花が咲いたかのように広がった。
伊都波先輩と別れて次のトーク相手を探す。
「んん? どうだい少年……こっちに来て僕とお話しなぁい?」
紅月純に手を振って。
「君、良い体してるね? 風紀に入らない?」
「ま、俺も相当イイ体してるんですがね!」
ムッキムキに服の下に詰まった筋肉を見せつける。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」に赤い少女さんが現れました。
■織機 雪兎 >
「だ、だいじょ……はひ」
ぐわんぐわんする。
酔った経験なんてないけど、なんかそれとは違う気がする。
左腕動かないし。
椅子まで連れられて、座る。
あっなんか膝が凄く震えてる。
他人の膝みたいだ。
「な、なんか、なんだ、へんな、あれ……?」
酔っているのもあって、思考がまとまらない。
左腕が動かないので右手で持ち上げるも、離せばすぐにだらりとぶら下がる。
それを何度も繰り返す。
何度も何度も。
■持流 童男(スーツの下にマント) > 「しかし、こういうところであぶれてそうな仲間は・・!」
赤い少女を、すっごい視てる。なんか同じ仲間がいるくらいに視てる
「同士だ・・!!」
と言いつつ赤い少女に近づく
「あ、あの、よかったらでいいんでござるがががががががが」
キョドりながらも、
冷静になる・・
いや待てよ?この少女に話しかけた時点でこれやばいのでは・・?
「すすすまぬ!お主、綺麗でござるな!」
・・・やっちまった・・!!
■赤い少女 > 此の怪異、パーティー会場の食べ物に夢中である。
がっついたりその綺麗なドレスを汚すような真似はしていないが、その場にある食べ物をかたっぱしから少しずつとって食べている。
しっかりみていれば、よく食べているな、と思われるだろうか。
(...にしても...風紀のパーティーなのかな?なんか神代君とか凛霞ちゃんとか...アフロもいるなあ)
もぐもぐと、左手に皿、右手にフォーク、口元を小さく動かしながら会場を見渡してなるほどね、という表情で。
■鞘師華奈 > 「…さて、頃合かな。」
呟いてジュースを飲み干す。参加者は一通り”確認”した。顔も覚えた。それで一応は目的は達成だろう。
壁際に一人佇んでいたが、”何時の間にか”誰の目にも感覚にも留まらずにその場を辞して姿を消し。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」から鞘師華奈さんが去りました。
■モノ・クロ > 「大丈夫…?」
座っている雪兎の前に立って、様子を見ている。
流石にこの場では後ろめたさがあったのだろうか。
というより今回のは不慮の事故に近いのだが。
「なにか、出来ることはある?」
とはいえ呪いの張本人だ。もしかしたら恐ろしく見えるかもしれない。
■紅月 純 > 「お?持流の片割れか」
先程の騒ぎの。
思ったより身長が、違うな、アフロがでかい。
「よう。確かに人を殴るのはよくあるが風紀にゃ入らんし出頭もせんぞ。
その筋肉をしまえ」
こいつも酔ってるのか?
「まぁいいや。肉食おうぜ肉。というかここのやつ全部食おうぜ」
■伊都波 凛霞 >
「もー…急にびっくりするんだから…大丈夫?少し横になっててもいいよ?」
とりあえず並び椅子のところにきたので、膝枕で介抱くらいはできるかな、と
魔術知識は勉強で得た分しかなく魔術は使わない凛霞に、状況はあまりわからず…
■赤い少女 > 「はい、なんでしょうか?」
童男に話しかけられ、咀嚼していたものを飲み込んでから、静かな様子でそう返して。
「ありがとうございます。あなたもかっこいいですよ」
なんて、お世辞を返す。内心、誰だこいつ、強いのかな?である。
■織機 雪兎 >
「はひ、だいじょ、だいじょうぶ……」
それが彼女の呪いのせいとは知らないので特に何も感じない。
普段なら結びつくかもしれないけれど酔ってるからね。
「よこ、よこ……? りんせんぱいのひざまくら……?」
ティンと来た顔。
頭を右に左にぐらぐら揺らしながら、真顔でリン先輩を見つめる。
あれ三人いる???
■水無月 沙羅 > 「……?」
なんだかおかしい、妙な感じだ。
えっと、これは、恐怖、かな。 たぶん、ゆっき―先輩の方から。
お酒で酔ってるわけじゃないのか。
沙羅は、異能を使うにあたって、少々特殊な能力がある。
別にそれは大した事は無い、ちょっとした観察眼だ。
他人の動きから感情を読み取る程度の。
「理央先輩、ゆっきーせんぱい、危ないかも、一緒に来てください。」
部下の目は真剣そのものだ。
■山本英治 >
「ま、そんなとこさ」
少年(紅月純)にニカッと白い歯を見せて笑って。
「えー、人を殴るのかい……良くない…良くないアフロ…」
「こちらかなりの筋肉、かなりの筋肉が通ります」
ビシッと敬礼して。
「いいね、俺は肉がだぁいすきなんだぁ……」
「あっちにステーキあったけど食べた?」
ご案内:「懇親会パーティー会場1」に追影切人さんが現れました。
■モノ・クロ > 「大丈夫に見えない…」
こう、自分と同じ感覚を伝えるとどうしてこうなっちゃうのだろう。
不思議だけど、そうなるって何度もして知っちゃったからなぁ。
とはいえ、自分は呪いの塊みたいなものだから、なにか出来るわけでもない。良くなるまで雪兎を眺めているとしよう。
■持流 童男(スーツの下にマント) > 「へへへ、ありがとうでござる。」
照れながらも、
いや待てよ・・?このひとはお世辞をいってるだけでござる・・!某のモテナイセンサーがビンビンに反応してるでござる・・!
どう返す・・・!?
よしこう言おう!
「すまぬありがとうでござる!では!!!」
ガッチガチになりつつもその体躯から見えない様な体捌きをシつつ紅月さんのところに向かう
■神代 理央(礼服) > 「……ふむ?」
彼女の言葉に視線を移す。
見れば、伊都波先輩の膝枕で横たわる同僚の姿。
慣れぬ酒に体調を崩したのではないか、と思ったのだが。
「…お前が言うなら、そうなのだろう。行くぞ。折角の楽しい場だ。奴にも、少しくらい楽しむ権利はあるだろうからな」
彼女の言葉に頷くと、そのまま彼女の手を引いて、伊都波と織機の元へと向かい――
「…先輩。その、ソイツ、大丈夫ですか?」
彼女達の元に辿り着けば、心配そうに声をかけながら首を傾げるだろう。
■持流 童男(スーツの下にマント) > 一瞬姿がブレて、紅月さんと山本さんのところに移動しつつ
「山本殿~~!紅月殿~~!!!」
と、言いつつも来る!!オタクが!
■水無月 沙羅 > 「ゆっきー先輩、大丈夫ですか? どうかしましたか?
お体の具合、悪いとこありますよね。
具体的に言えますか?」
理央の後ろからついてゆく。
真っ先に雪兎の隣にしゃがみ、手を握る。
■紅月 純 > 「そりゃあ何度もチンピラに絡まれてたら殴るだろ普通」
絡まれる理由に自分の見た目もあるのだが。
「暑苦しい筋肉が通りまーす。どけどけ。
あっちのは食った。こっちのはまだだな……うわっなんか来た」
肉コーナーへ到着したところで高速の巨体が再来。怖いわ。
■赤い少女 > 「どうも」
静かに微笑みながら童男に小さく手を振って。
(バレたかな?お世辞)
なんて、内心苦笑い。
そしてパーティー会場へと現れたもっとも見覚えがある人かげに内心冷や汗が垂れてきた。やべ
■伊都波 凛霞 >
心配してきてくれたのだろう神代くん
「ちょっとわかんないかな…たくさん飲んじゃったみたいだけど」
もしかしたらそれだけじゃないのかも、と
モノ・クロの心配そうな言葉を聞いて
とりあえず横にさせておこうと雪兎には膝枕をしておく
■山本英治 >
「お、来たか持流さん」
持流さんに名刺を差し出して。
そこに連絡先も書いてある。
「さっきは悪かったな、今度飯を奢るよ、そん時に話をしよう」
「てか、会食席で変な移動をするんじゃありません、めっ」
少年(紅月純)に肩を落として。
「そりゃ少年、君の見た目が怖いから絡まれてるんだよ…」
「スマイル、エンジョイ、ジョーク、忘れちゃダメよ?」
オオーウと大仰に嘆いてみせる。
■追影切人 > 「…うわ、結構賑わってんじゃねーか…つーか、そんな事より本当に美味いモンをただで飲み食い出来んだろーな、これ」
と、ぼやきながら登場したのは黒髪をオールバックにして白いスーツ姿の男。
別に自分でこんな姿になったのではなく、何か風紀の連中に勝手にセットされたのだ。
本来なら立場的に参加など言語道断の筈だが…監視役の伊都波凛霞が参加するという事で特例で許可が下りた。
勿論、彼女だけでなく風紀の面々にも”影切る凶刃”がやらかしたら速やかに捕縛せよ、という指令は飛ばされているかもしれない。
ついでに言えば、彼の情報はある程度は公安やその関係組織にも流れている。
”3人”しか確認されていない第一級の監視対象、ともなれば矢張りそれなりの情報共有はされるのだ。
と、辺りを見渡して真っ先に気付いたのが
「…はぁ!?何でアイツがこんな場所にいやがるんだよ」
と、思わず呆れた声で呟いた。視線の先には長身の赤い少女…擬態した”黒触姫”である。
■織機 雪兎 >
「おからだのぐあい……? ぼかぁあたまがわるいよぉ~」
りんせんぱいの膝の上でぐっへへとだらしない笑顔を浮かべる。
しかし脚がびくんびくんと震えているし、左腕には一切力が入っていない。
酔っているせいで現状を正しく理解出来ていないようだ。
右腕を中心に、自身の膨大な魔力の流れがおかしくなっているのが、魔術的なことに詳しいならわかるだろう。
「あれぇさらちーがさんにんにみえるよぉ。おかしいねぇぐへへ」
しかし完全に酔っ払いの言動である。
すりすりとリン先輩のふとももに頬擦りしながら。
■モノ・クロ > 「…むぅー」
膝枕、羨ましいなぁ、と思いつつ。
自分の体だと出来ないと知っている。
お姉さんも『染めて』、色々スキンシップとか出来るようになりたいなぁ…
■持流 童男(スーツの下にマント) > 「いや~!ホント・・!本当にお主たちがすっごい、心の癒やしでござる・・!!」
「こちらこそ悪かったでござる、また話そうでござろう」
言いつつ山本さんにいいつつ
「いや本当に女性って怖いでござる。まじで、マジで・・!」
と言いつつ、
紅月さんと山本さんに対して、小声で
■赤い少女 > (こっちに来い!馬鹿切人!!!)
抑えきれない苦笑いと共に、こちらをみている切人に手招きする。
切人は僕が化けていることも、どんな演技をしてもバレる。
前大丈夫だったから問題ないとは思うけど、一応バレる前に、と。
(はあああああ。運が悪いなあああああ)
■水無月 沙羅 > 「……左手、動いてませんね。
えっと……魔力の流れ、おかしくなってる。
原因はこれか、それにしても……なにこの魔力量。
尋常じゃないですね……えっと、下手をすると魔力爆発が起きるので、お二人とも下がってもらえますか?
治癒魔術の要領で流れを元に戻します。」
沙羅は研究施設で育てられた、所謂デザインベイビーだ。
異能を最大限に生かすために、様々な能力の拡張が行われている。
魔力の操作にかけてはそれなりの腕に覚えがあった。
しかし、これほどの魔力だまり、果たして何とかできるか。
■紅月 純 > 「ア゛?見た目は諦めてるが全部足りてるが?」
全力の笑顔。ヤクザスマイル。
そして持流よ。
「怖いのはお前の速度だ。
女……怖いやつは確かにいるがそれ以外のヤツぁ普通に接してりゃ平気だろうに」
■神代 理央(礼服) > 「飲み過ぎ…ならば良いのですが。水無月が、彼女の様子がおかしいというもので」
と、伊都波先輩に答えながらも織機の様子を観察する様に視線を落とす。
確かに、酒酔いというには些か様子がおかしい様に見える。
自分も魔術の心得はあるが、専門家ではない。
此処は素直に、頼れる想い人へ任せておこうか――
「……やっぱりソイツ放っておいても良いんじゃないですか?」
伊都波先輩の太腿に頬擦りする織機にもう一度視線を落として。
やっぱ大丈夫じゃないかな、と小さく溜息を吐き出した。
■山本英治 >
持流さんに破顔一笑。
馴れ馴れしく彼の肩を叩いて。
「人間関係は鏡って言説に興味は?」
「女性が怖いんじゃなくて、持流さんが女性を怖がってるだけなんじゃないのぉ?」
「正体見たりって感じだな!」
少年(紅月純)に表情を歪めて。
「あ、ちょっと待って、怖い、笑顔怖い」
「君の笑顔の怖さを説明するのに三部構成で語ることになりそう」
「もっとこう……柔らかく笑えない? ナンパする時みたいに」
自分の口の端を指先で押し上げる。
■伊都波 凛霞 >
「やっぱり?私も魔術なんかは専門外だから」
沙羅と理央の言葉に、やや心配そうに雪兎を見下ろす。見えないけど
「沙羅ちゃんがなおしてくれるって、織機さん、起きれる…?」
■織機 雪兎 >
「やぁだぁ! ぼかぁりんせんぱいのひざまくらではすはすするんだぁ!!」
駄々をこねる風紀委員。
右腕をリン先輩の腰に回して酔っ払いと思えない力でがっちりとしがみ付いている。
しかし引きはがせばあっさりはがれるだろう。
■水無月 沙羅 > 「あーもうせんぱい、引きはがしますよ!」
ベリベリベリ
■水無月 沙羅 > 「理央先輩も手伝ってください!!」
キッ
■織機 雪兎 >
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
引きはがされて床に転がるよっぱらい。
■追影切人 > 何かジェスチャーでこっちに来い!されたので面倒臭そうにそちらに歩いていく。
こっちとしては取り敢えずタダで飲み食いしたいだけなのだが、何でこいつが紛れ込んでいるんだか。
ともあれ、自然に会話をしている風に装う程度の猿真似は出来るので彼女の隣に立ちつつ。
「――んで、何でてめぇがここにいやがるアーヴァ。よりによって風紀と公安のメンツばかりのアレだぞ。馬鹿じゃねーのか?」
と、開口一番そう言っておこう。周囲は…うわ、鉄火の支配者に風雲児、全裸アフロとかおまけに”やばそうなの”も紛れ込んでるじゃねーか、どうなってんだここ。
■紅月 純 > 「知ってら。わざとだし」
ハッ、と笑い飛ばし自然な笑い方に。
それでも目つきや眉間の皺がアレだが。
「ナンパぁ?あれこそ作り笑いじゃね?」
下心の仮面で。
■持流 童男(スーツの下にマント) > 「それなでござるな・・!!」
しょぼんと山本さんと紅月さんにいいつつも
「この前も黄泉の穴で修行してたら、音使ってくる鬼のオナゴ殿
に、出会うでござるし・!!、そして、昨日も、黄泉の穴で、修行してたらなんか狂戦士ぽい侍オナゴがいるでござるし・・!黄泉の穴で修行してたら普通に出会いの確率高くなるかも知れないでござるな!」
言いつつも、二人に対して小声で
「異形の賽子ベルト」を懐から取り出しつつ見せつつ
「内緒でござるよ?このベルトで変身すると異形になるでござる。ドラクロフォームっていうのを使おうとして、修行してたんでござるよ」
そっとコソコソ言いつつも
■神代 理央(礼服) > 「えー…えぇ……」
めっちゃ触りたくない。というか、会場の皆様に見ないで欲しい。
コイツは部外者です。風紀委員じゃありません。本当、本当です。
風紀委員は清く正しく美しい秩序の守護者なんです。
「…ああもう!分かった、分かったよ!」
肉体強化の魔術まで発動して織機を引き剥がす。
ていうか力強いぞコイツどれだけ伊都波先輩に執着してるんだこわ。
■山本英治 >
「………?」
ゆっきー先輩、なんか具合悪いのかな。
大丈夫かな……そう思っていると。どこかで嗅いだような匂いがして。
振り返ると。紅いドレスを身に纏った黒髪の少女がいた。
気のせいか。シャドウリッパー…追影切人の知り合いみたいだしなんかの勘違いだろう。
■伊都波 凛霞 >
「(……アーヴァ?)」
追影クンもきたんだ、とそちらに視線をやると聞こえてくる名前
この超人姉、視力もイカれてるが聴力もイカれてる
■モノ・クロ > 「…もしかしてわざと…?」
口実を作るためにあそこまで乱れ…?
いや、呪いが出ちゃったのは確かだし…うーん。人間よくわからない。
でも、これで邪魔者はいない。
「えっと、おねえさん。ぎゅーって、していい?」
凛霞に、おねだりしてみる。できるだけ、呪紋を引っ込めて。
■赤い少女 > 「知りませんわ。ただ...胡散臭い知人に教えていただいたので来ただけですの。それと、名前の方は伏せていただけますと助かりますわ」
ピキピキと笑みに亀裂が入りそうだ。
名前を呼ばれて怒っている様子。誰かに聞かれたらどうするんだ。
その為、応答からも演技は外さない。
まだだ、まだバレないだろう。
ちなみに知人とはルギウスのことである。あのサングラス、やってくれる。
■水無月 沙羅 > 「しっぱいするなー……失敗するなー……失敗するなー……。」
何とか引きはがした雪兎の狂った魔力だまりに手を当てる。
沙羅独特の、治癒魔術を使う際の紅い魔力の光があたりを照らす。
問題ない、体内の魔力の流れを少し変えてあげるだけだ。
治癒魔術の様に人間の肉体に直接変化を及ぼす訳じゃない。
針の穴に糸を塔す程度の難易度のはずだ、失敗するな、失敗するな、大丈夫だやれるはずだ私!
額に汗を浮かびながら、魔力の流れを元み戻そうと試みた。
下手をすれば命にかかわるかもしれない、沙羅の表情は真剣そのものだ。
■山本英治 >
少年(紅月純)に両手の人差し指を向けて変なポーズ。
「笑えるじゃん…まだちょっと怖いけど」
「そんなこたぁない。ナンパは心なんだ。この宇宙を支えているものなんだ」
大真面目に頷いて。
持流さんの取り出したベルトに小首を傾げて。
「持流さん変身ヒーローなん?」
「ダメだよぉ変身ヒーローが正体を軽々しく明かしちゃ」
「あとそれなんか瘴気みたいな感じしねぇ? 陰の気がすごいんだけど」
ああ、鬼門。
■織機 雪兎 >
「あ゛あ゛あ゛あ゛……あぇ?」
リン先輩のふとももから転げ落ちた悲しみでぐんにゃりしていたら、急に体調がよくなってきた。
よっぱらいはよっぱらいだが、右腕を中心に広がっていた変な感じがきれいさっぱり消えている。
「おー……? さらちーが、なおしてくれたの? ありがとねぇ」
地面から身体を起こし、右手を握ったり開いたりして。
そうして近くで何かしていた彼女にふにゃりと笑いかけ、両手を広げて抱き着こうとするだろう。
こいつまだよっぱらってる。
■追影切人 > 「へいへい、分かりましたよっと。」
つーか、コイツ珍しく成長した姿の擬態しているな。まぁそれより俺は何か食べたいんだが。
彼女の擬態や演技を台無しにしかなねいのがこの男のノリである。そもそも擬態が通用しない、というのが彼女にも頭がいたい問題だろう。
何気なくそこで一度会話を切って…あ、凛霞がいやがる。まぁそりゃ居るか。彼女が居なければそもそもここに姿を見せる許可が下り無い訳で。
あちらは取り込み中ぽいので、気付くか分からないが軽く手をヒラリと振っておこう。
「んで?”お前”は何でわざわざここに来てんだよ。食い物にでも釣られたってか?」
それなら自分と同類という事になるのだが。向こうでは何やら魔力のあれこれをしているらしい。
現状、異能も魔力も全て封印処置がされている男には正直サッパリだが。
■水無月 沙羅 > 「あー、もう、ゆっきー先輩酒臭いです……。
後抱き着かないでくださいって、はいはい。
こわかったですねー。」
しょうがないなぁと抱き留めて、背中をポンポンと叩いてやる。
この人、自分がどういう状態だった気付いていやしないのだ。
ポンコツめ。 まぁ、無事ならいいか。
「……とりあえず、処置は終わりましたが安静に、後理央先輩。
酒飲ませすぎです。後でお説教ですからね。」
自分の上司に、ごく一般的、当たり前の説教をする。
■紅月 純 > 「持流、お前そんな場所で出会いを求めても阿修羅しか現れないだろう……」
お前はいつから修羅の国に属してんの。
出てきた賽子はさっさと隠せと手を叩く。
「手の内は見せるもんじゃねぇぞ?盗まれたら終わりじゃねぇか」
アフロのナンパへの思いは、
「あーうん。成功すれば人類の未来に繋がるわな。成功すれば」
呆れ顔である。
■神代 理央(礼服) > 「…やれやれ。人騒がせな同僚だよ、全く」
沙羅に抱き着く織機の姿に、小さく安堵の吐息。
だが、次いで投げかけられた言葉にはちょっとだけムゥと言いたげな表情。
「私が飲ませたのは最初の一口だけだぞ。後は知らん。コイツが勝手に飲んだんだろう」
と、三杯目のグラスを空にして。
フン、と傲慢な仕草でそっぽを向くだろうか。
■持流 童男(スーツの下にマント) > 「いや、信頼できる人にしか明かさないでござるからな!?」
「ん?瘴気?そうでござるか?」
言いつつも、ベルトを懐にしまいつつ
「ナンパでござるかぁ・・・試しにやってみるでござ・・・いややめておこうでござる・・某がもれなく吹き飛ぶでござる、物理的に、精神的に」
山本さんと紅月さんに対して、冗談めかして言いつつも
「この3人や神代殿も友人も入れてゲーセンに行ってみたり、馬鹿してみたいでござるな」
破顔しながらも笑いながらも言う
■伊都波 凛霞 >
とりあえず雪兎の体調は良くなったらしい
理央くんの連れている子、なかなかの魔術の使い手…なのか?
さて、ぎゅーしていい?とねだるモノ・クロ
うーん、と考える、雪兎の体調が悪くなったの、そう言えばこの子が触れてからだ
「エインヘリヤルさんは、いいって?」
一応聞いておこう。保護者がいるなら話を通しておいたほうが何かあった時に便利だから
雪兎の騒動でちょっと酔いが冷めた
■赤い少女 > 「パーティーって聞きましたので、つい...」
肩を小さく竦めて、目を細めて口元を隠す。
...つい、で来るんじゃなかった。ちょっとしか食べられてないし。
風紀と公安のパーティーとか聞いてない。
全く、大変な場所に来てしまった、と内心ため息をつく。
「あなたはどうしてこちらに?此のような場所に来れるような立場ではなくって?」
帰れ、と。
■水無月 沙羅 > 「そもそもですねぇ、未成年がお酒を飲むなんて、風紀委員にあるまじきということをですね。」
そっぽを向く理央の袖を引っ張り、座らせるようにして説教は続く。
■山本英治 >
少年(紅月純)にも名刺を渡して。
「わかってるじゃあないか……君にも連絡先あげちゃうッ」
「困ったら風紀にできる範囲で協力するからメール待ってまぁす」
持流さんのベルトを指差して。
「それぜってーヤバいと思うな……ま、ロマンの範疇か」
「ナンパで度胸をつけようツアーでもするぅ?」
大きく伸びをして。
「んんー、酔っ払ったしそろそろ帰ろっかな」
「んじゃまたねーみんな。御礼は後日メールでー」
そう言って去っていく。
何もかも、虚しい。
ご案内:「懇親会パーティー会場1」から山本英治さんが去りました。