2020/07/11 のログ
ご案内:「懇親会パーティー会場2」に伊都波 凛霞さんが現れました。
司会進行役 >  
「本日は風紀・公安委員会合同懇親会パーティーにお越しいただき
 誠にありがとうございます

 皆様の弛まぬ努力によって
 日々の学園の平和と風紀が守られていると言っても過言ではありません

 日頃の感謝と互いの健闘を称え合い
 本日この場にて両委員会を労い、親交を更に深めるべく、
 懇親会パーティーの開催とあいなりました

 試験期間内の開催ではありますが、
 ぜひ一時の親交と憩いの時間をお過ごしください

 ──それでは、皆さまグラスをお持ちください
 これからのみなさまの更なるご活躍と躍進を祈念いたしまして──

 乾杯!」

伊都波 凛霞 >  
テーブルに並ぶ色とりどりの料理、つい目移りしてしまう
あちこちで歓談もはじまっているなか、まだ人がそんなに集まっていないポイントへ

「ふぅ、人がたくさんだあ…」

お皿に料理を取り分けつつ、ドレス姿なので汚さないように注意ちゅうい

ご案内:「懇親会パーティー会場2」に城戸 良式さんが現れました。
ご案内:「懇親会パーティー会場2」にアリソンさんが現れました。
城戸 良式 > グラスを片手に、司会進行を務める進行役の人に向けて話している。

「ああ、公安の城戸です。暇なので手伝いますよ。
 こっちの会場に何かあったら連絡しますんで、
 あっちのテーブルとこっちを自由に行き来してくださいよ。
 色々注文取ったり、忙しいでしょう?」

24時まで、こちらのテーブルで静かに飲むらしい。
進行役にひらひらと手を振った。

グラスを傾けながら少し遠くのドレスの女子に目をやる。
あの煌びやかなのは伊都波さんだったっけか。

ご案内:「懇親会パーティー会場2」にセレネさんが現れました。
セレネ > …言えない。
関係者っぽく振舞ってるけど全く関係なくてちょっと遊び心で来てしまったなんて言えない。
そそくさと逃げるように人の少ない場所へ移動し、深く溜息。

この見た目だし流石に目立つよね…。バレたらどうしよう。
慣れない事はすべきではなかったかと、密かに心臓が早鐘を打つ。

アリソン > 人の気配に敏感なとある公安委員のアリソンは 人の気配の数に圧倒されて
あちこちらで歓談の弾む場所から移動してきた形で、
そんなに人が集まっていない場所に辿り着いた。
少し青ざめた顔でグラスのシャンパンを飲んでいたりします。

「気配が多すぎて酔っている気が致します」

ちらりと時々場の把握のため意識を聴覚に向けてる。

伊都波 凛霞 >  
無礼講無礼講、お酒だって、嗜んじゃう
でもシャンパンなんてジュースみたいなもの、みたいに聞いたことがあったけど、そんなわけなかった
ほんのり頬に赤みもさして、ドレス姿なのも手伝ってやたら色っぽく艶っぽい

「ん…」

グラスを傾けていると、こちらにもちらほらと人影が増えてきて

「こっちにお料理、たくさんあるよー」

みんなでたべよー、と声を張ってみる

ご案内:「懇親会パーティー会場2」にレナードさんが現れました。
城戸 良式 > 遠くから人を見ていると人の動きがよくわかって面白い。
中には、祝いの席なのに妙な動きをしている者もいる。
テーブルを移動がてら顎に手をやって、アリソンの横に立って。

「なあ、黒髪の姉さん。
 あそこの白い子、なんか動きおかしくない?
 声掛けてみたら面白いかも」

半分浮かれながら、確か同僚であるアリソンに向かって、
セレネの挙動を指さした。
後ろから声が掛かって振り返る。

「あー、今いくっす。料理も取らないとな」

城戸 良式 > 「……この魚、何の魚なんだろう。
 聞いたことないな。近海で取れたやつとかかな」

なんとかのムニエルとかいう聞いたことのない魚の料理を皿に盛った。

レナード > やってきた。
両委員会にめっちゃ無関係のくせして、タダ飯が食えるという程度の認識で。

しれっと関係者に混ざって、飯を食ってる。

伊都波 凛霞 >  
この一角は見慣れない人のほうが多い感じだ
なんだかそういうの新鮮で

「皆さん公安の方、かな?
 風紀の伊都波凛霞です。よろしくねー」

お料理に舌鼓を打ちつつ、柔和な笑みを浮かべてご挨拶

ご案内:「懇親会パーティー会場2」にラピスさんが現れました。
アリソン > 視覚がないので異能で全部視るしか能がない。
そしてその数の多さに即酔ってしまったオチが付いていた。
此方に近づく同委員の城戸の気配にゆるりと顔を上げて。

「…あちら。…挙動不審ですね。
 少し…声を掛けてきます。感謝します」

面識は同じ委員でも微妙にない、城戸さんが離れたのを確認後、
徐に気分を切り替えて顔色も元に戻したつもりで セレネさんの方へと徐に近づき。

「そちらのお美しい方、此方に来てお食事に花開かせては如何でしょうか?」

セレネさんに微笑みを添えてご挨拶をして様子を窺う。

ご案内:「懇親会パーティー会場2」にロベリアさんが現れました。
アリソン > つい数時間前にお話をしたような気がする方の気配を探知した。
名前は知らないけどつと意識と視線をレナードさんへと向け
にこやかーに 会釈をして 口パクで『先程振りですね…?』と。>レナードさん

セレネ > 手に持ったシャンパングラスを手持ち無沙汰に揺らしながら、時折口に運んで喉を湿らせる。
酒には強い体質だが、飲み過ぎには注意せねばなるまい。

そんな中聞こえた声は食事を示す声。
視線を其方にやれば、ポニーテールの女性の姿が目に入り。
…これは、行かねばなるまいか。

なるべく。なるべく不審に見えないよう自然に。自然に。

なんて思っていたら、誰かから告げ口されたのだろうか。
黒髪の女性から声をかけられた。

「はぃっ!? ぇ、え、わ、私ですか?」

思わず声が裏返った。

城戸 良式 > 「公安の城戸です。風紀の伊都波さんでしたね。知ってました。
 いやあ、合同ってちょっと緊張しますよね。
 風紀から見たら公安とかどういう風に映ってんのか気になるな……。
 胡散臭く映ってないですか? 風紀から見たら」

ドレスコードも無視して公安支給のコートを着て出席してるやつが
言えたことではないが、口の端を持ち上げて笑った。

「まあでも、もしかしたら一概に公安だけとも限らないのかも」

レナードを見ながら言う。半分声を掛けながら。
この食い方は公安じゃぁないな? と目星をつけて卑屈に笑った。

ラピス > 公安と風紀の懇親会が行われる、というお話はちらりと小耳に挟んでいた。
へっぽこ教師の所属は生活委員。懇親会のメインではない。
それでもこの場に顔を出しているのは、主に自分が他の皆を知るためだったりする。
時と場合に応じて、生活委員として彼らと触れ合う機会もあるだろうから、ということだ。

「それにしても、うーにゅ、久々に着たので落ち着きませんねぇ」

パーティドレス、等というのは久々に袖を通した気がする。
なんとなく衣装を着ている、ではなく衣装に着られている感が否めないのは秘密だ。
ともあれ、まずは自然に振る舞おうと、近場の料理を更に取り、もぐもぐ。
――なにこれ、美味しい。レシピが気になる。少女の初志は、早くも揺らいでいた。

ご案内:「懇親会パーティー会場2」に相馬・I・未唯さんが現れました。
レナード > 「んぐ、んむ……んふー、んまんま……」

めっちゃ飯食ってる。完全に趣旨を違えてる奴だったけど…

「ぶふっ」

さっき迫られたばっかの女性に声…じゃなくて、口パクと視線で挨拶されて、むせた。
お前ここに居たんかい、と、表情が驚愕のそれに変わる。

相馬・I・未唯 > なんで来てしまったのだろうか。
場違い感しか感じない。
っていうかなんで皆してドレスとか持ってるの?
え、すごくない?

なんて事を考えながら、壁が友達。
端っこってすごく落ち着く。

ロベリア >  
「ほう、ここがパーティー会場とやらか」

真紅の長髪を揺らして会場入りしたのは、闇色のドレスを身に纏った褐色肌の女。
尖った耳に黒白目、折り畳まれた蝙蝠のような羽に、腰から伸びる尻尾。
見るからに人を外れた容姿だが、それ以上に美しいと感じるかもしれない。

その悪魔の名はロベリア。
風紀委員会でも公安委員会でもないが、英雄を自称する男にこのパーティーの話を聞き、
ご馳走が食べられると言われて顔を出すことにしたのだ。
そのため、手続き上は彼の関係者ということで通っている。
こちらの姿なのは会場の雰囲気に合わせるためだ。

「クク……我が来たからには、全ての馳走を平らげてやろう」

外見のわりに子供っぽい事を言いながらテーブルへと歩いていく。

城戸 良式 > 「なんでみんなあんな端で飲むんだろうか。
 背中くっつけてると安心すんのかな……。
 ああ、それはなんかちょっとわかるが」

猫かよ、というツッコミは胸の中に仕舞った。

レナード > 「んぐ。」

かと思えば、今度は別の男性に声をかけられた。
ので、まずは口の中のものを胃袋に押し込んで。

「……生憎、僕は割と新参者だから。どっちがどっちというかー……
 その辺はおいおい知っていこうかなーくらいのニュアンスだったし。」

話だけは聞いていたらしい。自分はどの立場かだけは巧みに答えずに。

「逆に、おめーはお相手方をどう見てるわけ?」

逆に、こちらから同じような質問を、声をかけてきた城戸にするのだった。

相馬・I・未唯 > 料理……
そう、お夕飯を食べる為。
美味しい料理をとってこなければ。
サラダとポテトフライ、意外と残ってるけど。

大丈夫。
そっと行って、パッと取って、シュッと戻れば。
誰あいつプークスクスなんてないから。
うん 大丈夫。

そろりそろり。

伊都波 凛霞 >  
ローストビーフなんて、普段は面倒で作らない料理も食べれるのが良いところ
思わずいっぱいお皿にとっちゃう、おかわりはいっぱいあるしね

「公安と風紀って案外接点ないもんねえ。現場で会うことがある人も多いんだけど」

良式との会話に、そう返しつつ、辺りを見回して
合同がちょっと緊張する、その気持ちはなんかわかる
自分達のホームグラウンドとは、やっぱり空気が変わるから

「私から見たら公安も風紀もさして変わりはない感じかなー…
 みんながみんな、それぞれ思うように生徒達を守ってる感じで」

アリソン > 明らかに挙動不審であれば寄ってくる公安の潜むモノ。
セレネさんの方へと寄って観察をし始めたアリソンは

「どうなされましたか? 明らかに狼狽をされておられますね。
 人に酔われましたか?…まぁ、私も若干酔ってはいるのです」

触り当たりのない会話から始めた模様で。

レナードさんの方へも視線を時々向け、
挨拶もしていない事に気づけば この場の聞こえる範囲で挨拶を一つ。

「私 公安のアリソンと申します。良しなにお願い申しますね」

何か含みを持たせた視線を主にレナードさんへと向ける存在。

城戸 良式 > 「いっそ一本化した方が連携取れるんじゃないかって、ずっと思ってる。
 大体仕事で風紀公安がかち合うと、上同士が揉めるしな……」

現場の人間はそれでしばしば困っている気もする。
風紀公安あるあるで小さく盛り上がりを見せた。

周りを見渡すと、風紀でも公安でもない動きをしている人間が、
ここからだとものすごく目立つ。……あれ、全員バレてないつもりかもしかして。

「えーと、そっちの活動はどうですか風紀の方?
 あ、公安の方かな?」

ポテトフライに向かって移動をしていた猫背の女の子――
未唯に向かって、意地の悪い笑みを浮かべながら話を突然振ってみた。

ラピス > ひょいぱく、ひょいぱく、もぐもぐ、おいしい。
ちょこちょこと料理をつまんでいた少女だが、ふと我に返る。
今日の目的は料理を食べることじゃなくて、もっと別にあったんじゃないかって。
んー、ぬー、にゅー、数秒ほど悩んだ挙げ句、ぽんと戻ってくるミッション。

「――しかし、どなたにご挨拶を差し上げれば?」

そう、顔を繋ぎに来たってことは、ほぼ初対面な皆様の前ということ。
そこらへんがノープランだったへっぽこ小娘は、困ったなぁ、と首を傾げることになる。
とりあえず飲み物でも飲んで落ち着こう。レッツシャンパン。アルコールをインだ。

相馬・I・未唯 > 無事にポテトのエリアに到達。
昼間に見たステーキの添え物がちょっと美味しそうだったので、ソースは違うけど一つ貰おう。
ああ、飲み物も必要だ。ええとオレンジジュースがいいな。
アルコールはちょっと味が苦手だし。

「……はっ!?」

お皿とジュースを両手にもったら、フォークも箸も持てない!?

セレネ > 「あぁ、えと、伊都波さん、ですね。
私は…。」

名乗ってくれたポニーテールの女性――伊都波さんに己も名を告げようとした時。
視界の端に見つけた見知った銀色髪に一瞬固まる。

「あー、えーと、すみません。
実は私、まだ委員会に入ったばかりで…その、馴染めなくって。
私はセレネと申します。」

軽く会釈をしては改めて名を告げる。
美味しそうな食事は沢山あれど、どれも手を付けようとは思えない。
緊張で多分味が分からないだろうと思うから。

「人の多い所が苦手でして…はい。」

これは嘘ではない。
実際、人より視えているものがいくつか多いから視界に入ってくる情報量が多い為。
名乗ってくれた黒髪の女性――アリソンさんにも、己の名を告げようか。聞こえたかは分からないけれど。

レナード > なんかやたらに感情の籠ってそうな目線を、アリソンと名乗った公安の女性から向けられてる。

「……お、おぅ。よろしく、たのむし。」

こっち見ながら言ってきたもんだから、会釈だけでも返しておく。
さて、どうするか。ここで名乗るのはリスクがある。
下手すりゃ公安と風紀の両方に目ぇつけられることになるわけで。
既にナリはこの時点で割れてるけれども、名前を明かさなければせいぜい「タダ飯食ってた不届き者」程度の扱いで済むと考えていた。

ロベリア > 取っていくのは肉、肉、肉ばかり。野菜には目もくれない。
悪魔なので横入りだって平気でするし、他の人の分なんて考えもしない。
そんな暴虐ムーブをしても有り余るほど料理は山盛りなので、残量については気にする必要もないか。

「んぐんぐ……うむ、美味い!」

高貴な身なので食べる動作だけは妙に落ち着いている。
が、皿にこんもり載っているので絵面としては高貴さに欠けるだろう。

城戸 良式 > 「ここで名刺出したりせんでくださいよラピス先生。
 そんなかしこまって挨拶する場でもないですよ。多分」

いや、多分だけど。多分に緊張はしているけれど。

「適当に名乗って場に混ざればいいんじゃないですかね」

相馬・I・未唯 > 話しかけられればビックリして危うく料理を取り落とすところだった。
大丈夫、落としてないセーフ。

「はぃ……えと……風紀 です。
 鑑識みたいな……こと、して ます」

どもらないようにゆっくりと喋る。
大丈夫 どもらなかった えらい。

伊都波 凛霞 >  
「んー…ほら、正義が一つしかないと、危険なんですよ。歯止めが効かないから」

一本化したほうが、という意見にさらりとそう答える
風紀も公安も中身は人間だ、言ってしまえば学生達だ
絶対に道を間違えないなんてこと保証はどこにもないのだと

城戸 良式 > 「これは公安と風紀が合同で、取られていく肉とポテトフライを、
 防衛する隠れ任務なんじゃないだろうか……。
 めちゃめちゃ肉取るなあんた……成長期か?」

ロベリアに向かって声を掛ける。

アリソン > アリソンは名前で相手を覚えない。
気配と視覚以外の聴覚で相手の音を覚える。レナードさんの気配は既に覚えたので
仮にレナードさんから名乗りをされなくても 要警戒リストとして随時観察対象と化していた。

『逃しませんよ…(にこぉ)』
口パクとにこぉと笑みを浮かべてレナードさんの方へと寄らずとも妙な視線を送っている…!

伊都波 凛霞 >  
「セレネさんね。よろしくー」

いえーい、と懇親会ノリでグラスを合わせに行こう、チーン♪

「人いっぱいで面食らっちゃうよねえ。賑やかなの、好きな人は好きだろうけど」

セレネ > 皿にこんもりと肉を乗せる少女に嫌な気配を感じた。

――あ、これ悪魔では?

スス、とさりげなく距離を取ろうとし。

「…せんせー、ラピスせんせー…っ!」

助けて!!HELP!!最早念を送る。

アリソン > セレネさんとの自己紹介は耳にしている。
お互いにお名前も判明したし 気配も記憶に刻んでおく。
偽装されてしまうとちょっとおかしいけどそうされなければ多分覚えてる。

「人が多いのは懇親会でしょうから致し方ありません」

当たり障りのない会話をしながら 妙な音を拾っている。
その音の主は ロベリアさん付近から発生していた。

「肉が大量に消えている音がするのですけど…」

(そしてこの気配 人じゃないですね…気のせいですか???)

城戸 良式 > 「でも、多種多様な正義っていう点では、風紀内でも色々いるでしょ。
 だったら内罰じゃないけど、多少一つの組織でもやっていける気しないかな。
 却って、組織が二つあることで対立構造が生まれてる気がするけどな……」

素直な感想を述べた。
述べながら魚のムニエルにフォークを刺して、

「へぇー、風紀の鑑識さん。それはご苦労様です。
 遠慮せずどんどん食べてくださいよ、鑑識とか大変でしょう?
 現場に残った異能の痕跡とか分析したりするんですか?」

えらい相手に、興味本位悪戯半分の質問を投げる。

セレネ > 「はわっ、は、はい!
此方こそ宜しくお願いしますー…!」

グラスがかち合う高い音が響く。
良かった伊都波さんは気付いてないっぽい。

「です、ね。
賑やかなのは悪くはない事ですけど…。
慣れてないとキツイなぁって。」

レナード > 「………なんか寒気するし……っ…」

アリソンとやら、口パクなのに、なんか重たい言葉を言っている気がする。
やたらにこやかな笑みも含めて、こいつが何考えてるかさっぱり分かんない。
こいつぁ注意しなきゃだめだ。レナードはそう思いつつ肉に手を伸ばした。

ラピス > 「あぁ、もちろんですよ。ここは本来無礼講の場ですからね。
 先生はひょっこり顔を出しているだけですし、職務も放棄気味ですから!
 ふふ、ご助言感謝ですよ。お陰で助かりましたっ!」

ついでに、名刺は年度初めに作ったけど、いつの間にか無くなってたから未所持である。
無くなった理由はもちろん、配り歩いたなどの正当な理由ではなく、紛失したってやつだ。
話しかけてくれた彼――城戸君にぺこりと一礼すると、きょろりと周囲を見回して。
刹那、良く見知った知り合いを見かけた気がする。しかもこっちに、あぁ、なるほど。

「……おや、セレネちゃんじゃないですかー!」

こちらとしても、知った相手がそばに居てくれる方が楽でいい。
そんな理由から、ぽてってー、と彼女のもとに近づいていこう。

伊都波 凛霞 >  
「そこはほら、個人というよりは組織単位のお話かなって。
 風紀委員にも色々いるけど、上の指示や方針には従うわけだから」

問題は、その上が"迷った"時である…といった主張

「もしくは、対立構造自体が常世財団の狙いの一つ…とか?」

グラスを口元に傾けつつ、クスりと笑う

ロベリア >  
「うん? いいや、単に肉が好物というだけだが」

声をかけてきた良式にそう答えて、牛のカットステーキを一口。
レアに焼き上げた肉から滴る肉汁と血の味に舌鼓を打つ。

「だが、成長期というのも間違いではない。
 我はいずれ魔界の支配者となる存在だからな。今は英気を養う時だ」

もぐもぐ。

相馬・I・未唯 > お話は続行。
そして手に持った料理はプルプルし始める。意外と重い。やばい。
多分、公安の人だろうなーと勘でアタリをつけた。
だって黒コートとか風紀の人ってあんまり着ないし。

「えと……いち 一時間前くらいまでのて、定点カメラみ みたいな事しか できない……です」

ショボイ異能でごめんなさいごめんなさい と頭を下げる代わりに肩を縮こませて。

伊都波 凛霞 >  
さて辺りを見回せば先生もいれば、部外者もいる様子
まあ友人を誘ってパーティーに来る…なんてことも別に珍しくはないし
問題にならなきゃいいんじゃないかなー、みたいなゆるい思考

今日、此処は思考を緩めても良い場所

「人いっぱいのところ、苦手な人も多いからなあ。
 難だったら言ってくれればお料理、お皿によそってくるよ?」

無理に中央にいかなくても大丈夫、とセレネににこーっと笑顔

城戸 良式 > 「うわ、こわ……。
 だとしたら完璧手のひらの上かも……。
 若干やっぱ、風紀相手に苦手意識あるしな……なんか『奇麗な正義』って感じで」

事実、落第街の検挙率は昨月は風紀の方が良かった。
どっちの立場からしても脅威だ。

「あー、そっか。
 んじゃ先生だと実質パーティ参加し放題っすね……」

それはそれで羨ましいな、とラピス先生に笑った

セレネ > 城戸さんと相馬さんの会話が耳に入り、其方に蒼目を向ける。

風紀に鑑識の職があるのか。
いや、考えれば警察や自警団と同じような組織なのだから当たり前か。

「――ちょっと、そのお話私も気になるのですけど加わっても宜しいです?」

知識欲が刺激された。

「あぁ良かった、やっぱりラピス先生…いや、今はラピスちゃんですね。
――あら、シュシュつけて下さってるのですね?
貴女もお似合いではないですか。」

此方にやってきたラピスちゃんに安堵の笑みを浮かべる。

アリソン > 音も静かに足を動かしてさりげなく相馬さんのプルプル腕の原因たるお皿を支えようと手助けを始めよう。

「失礼、お持ち致しますね。」

盛りつけられた相馬さんのお皿を丁寧に持とうと近づいていく。

「公安に居ります、アリソンと申します」

さりげなく自己紹介を一つしてお近づきに。

城戸 良式 > 「あんま正義とか興味なくて、多分肉に興味のある主賓の方なんだろうな……。
 おいおい、魔界の支配者になる存在にたんぱく質与えていいのかよ常世島の正義。
 いずれこっちの世界も支配下に置かれるんじゃないだろうな……」

冗談半分、けん制小さじ一杯くらいのジョークをロベリアに投げた。
肉担当はご満悦っぽいので、ポテトフライ担当の方に顔を向け、
未唯に向かって驚いたような顔をした。

「ああ、いや。
 みたいなことって感じじゃない異能じゃないですか。
 仕事に異能が役に立ってるってだけで、天に愛されてると思いますけど。
 業務に異能利用できる人間ってそういないんで。
 なんか証拠とか押さえる必要があるとき頼もうかな。名前聞いていいですか?」

セレネ > アリソンさんのにべもない言葉には確かにその通りだと苦笑を浮かべた。

「お互い人酔い同士、仲良くして頂けたら有難いです。」

悪い事は何もしないので、今だけは見逃して欲しい。

「え、あぁいえ!そんな、初対面の方にそんな事はさせられませんよ…!
お気持ちだけで充分です。有難う御座います。」

伊都波さんの言葉には慌てて首を横に振る。
気持ちはとても有難いのだけど、それをさせるのは非常に申し訳ないと。

ラピス > 「うにゃ、流石に普段から顔出したりしませんよぅ。先生って立場ですからね。
 皆、こういう時は先生抜きでワイワイしたほうが、気楽で楽しかったりするでしょう?
 先生はお祭り大好きで騒ぐの大好きなので、ハメ外しすぎない限り黙認ですけどねー!」

酔っ払って乱闘、とかにならない限りは、一緒になって楽しむ所存。
もちろん、今回は風紀と公安が居るのだ。そんな不手際は億が一にも起きないと信じている。
だから、今日気をつけるべきことは、飲みすぎて翌朝に潰れないこと。そのくらいだ。

「ふふ、ドレスに合わせて、シュシュも付けてみました。
 セレネちゃんのプレゼントですからね!大事にしますよ!
 ――っとと、それじゃ先生も、こっそりお話聞いちゃいましょう」

混ざればいい、というのならば得意中の得意だ。
生徒よりも生徒っぽい、子供気質なのだから。

相馬・I・未唯 > あわわわわ 良かった料理を落とす前に助けてくれた。
ってかすごい美人さんだ!
うう気後れするよぅ。
自己紹介もされたし、名前も聞かれてるし ちゃんと言わないと。
…よし。
……よし。
………よし。

「ふ、風紀の 相馬 でです。
 そそこで起こった事を風景画として、び描画できできます」

ぺこりと少しだけ頭を下げる。
よしがんばった。今日の私はやればできる子!!

ご案内:「懇親会パーティー会場2」に蒼崎 宙さんが現れました。
ロベリア >  
「むしろ正義とは真逆に位置すると言ってもよいな。
 この場で事を起こすような無粋はせん、安心してよいぞ」

真っ赤なワインのグラスを傾けてニヤリと笑った。
良式が他所に顔を向ければ、そのまま次の料理を取りに向かうだろう。

伊都波 凛霞 >  
「風紀も公安も色々だしね。綺麗に見えるだけ、だったりして」

ぐーっとグラスを煽る
なかなかの飲みっぷりである

「苦手意識か……せっかくの懇親会だしお互いに少しずつでもなくなるといいなあ…」

アリソン > 此方は大差変わらない微笑みを浮かべて青白い顔が徐々に普通の肌色へと戻りつつある顔色へ。

「日を改めて 仲良くして頂ければ幸いです…」

悪い事とはが知らない身なので首を傾げて にこやかーに微笑むばかり。

相馬さんの持っていたお皿を助ける形で片手で持ち上げていたりする。

「お名前拝聴いたしました 宜しくお願い致しますね、風紀の相馬様」

コチラに食べやすい様にお持ち致しますね、と相馬さんの傍から離れません。

レナード > 「んぐ、んむ……っはー、んまいし。」

こちらはというと、あんまりみんなの輪に入ろうとはしていなかった。
下手に動けばそれだけ目ぇつけられるので、少し離れた所で存在感をなくそうという腹積もりだ。
それだけ十分な食事と飲み物は確保した。高みの見物といこう。

蒼崎 宙 > 「わお……。」

遅れて学生服の女性がこっそりと会場入りする。
想像以上の人数にキョロキョロと周囲を見渡せば、そろーっと適当に空いたテーブルの前へとついた。

「…(懇親会とは聞いてたけど、ここまで集まるものかぁ…やばいかも。)」

城戸 良式 > 「こんな堂々と正義の真逆に位置してるやつが肉食ってる正義の懇親会場初めて見た。
 真面目な公安委員だったら将来の場で事を起こす無粋の予防でふん縛られるぞ……」

まあここでどうこうする気がないのなら無害だろうし、
折角の場の火ぶたを切る無粋をする理由もないし、
何より混沌を齎してくれるなら本心として楽しみでもある。

相馬と名乗った少女を見て。
あ、これやば、ポテト大好き人間じゃなく、マジの風紀だ、と認識を改めた。

「頼もしい伝手ができたな……。
 公安の城戸です。まあ、通常部署にいますので、
 現場でかちあったらお互い愛想笑いですませましょう」

アリソン > 気配を探知。さっと新たな気配の方へと意識を一瞬向ける。
蒼崎さんの付近を捉えたので そちらへと軽く会釈程度に挨拶をするくらいに。

主に気配探りは徐々に離れつつあるレナードさんだけです。
高みの見物を始めている彼の言動にひそりと注目。

伊都波 凛霞 >  
「あはは、遠慮はしなくていいけど。折角だし自分のペースで楽しんで」

セレネににこーっと微笑んで、視線を巡らせる

伊都波 凛霞 >  
「…す、すごい勢いで食べてる子がいるなあ……」

まあ料理は無限に出てくるので大丈夫だろう、けれど

「さて、ちょっと向こうの様子も見てくるねー」

こちらのエリアの皆に手を振りつつ、歩いていった

ご案内:「懇親会パーティー会場2」から伊都波 凛霞さんが去りました。
レナード > 「…………。」

視られている、様な気がする。
主に、アリソンという女性から。

なんとか気にしないで、食事を楽しむとしよう。
気にしていては飯が食えない。

城戸 良式 > 「隣の芝生は青く見えるし、取れなかったブドウは酸っぱく感じるらしいから、
 そんなものなのかもしれない……。
 どのみち、どっちでも現場は上の指示に従ってことを成すのが正常な風紀で正常な公安かもしれないし。
 ああ、いってらっしゃい。俺は24時までこっちに張り付いてるので」

相馬・I・未唯 > ふぅ美人な人が支えてくれてるおかげで、ようやくポテトを食べられる。
フォークで少しだけ刺して、端っこからモショモショと食べていく。
小動物みたいだと思うけど大口開けては中々に難易度が高いのだ。
美味しい。ほわー。

「げ、現場は描写した ら すぐに立ち去っちゃうので……。
 は はい。会ったらよろしくお願いします」

ペコペコ。

「アアリソン さん も ありがとう ございます」

ロベリア >  
「しかし賑やかだな……こんなに集まるものなのか」

少し壁際に寄ってパーティーの喧騒を眺める。
一人の女性が歩いていく方へ目をやれば、ロベリアを誘った人物が何やら軽く揉めていた。
仲裁するような義理もなし、あの男なら自分で解決するだろうとワインを一口。

セレネ > 伊都波さんに、アリソンさんに、相馬さん。
で、あの男性が城戸さん。
知らない人達の顔と名前を覚えていく。

どこかで会ったら嬉しい…ような、不味いような。
でも折角の縁なのだから仲良くはしたいかな…。

「ふふ、大事にしてくれてるようで嬉しいですよ。
それだけ喜んでくれるのなら、今後も色々贈り物しちゃいたくなりますね。」

ラピス先生に視線を向けてはお揃いのシュシュに目を細める。
それに相手も普段は見ない服装だ。可愛い。

蒼崎 宙 > 「(ぁ、はやーい…)」

どうもどうもと、同じくアリソンさんへと軽くお辞儀。
同じ公安と言えど面向かって話すことなどそんなにないのである。
とりあえず、挨拶だけでも済ませておくかと。

「えー、遅刻しました。公安所属、蒼崎 宙です。
主に調査等の担当です、よろしくお願いします。」

ぺこりと複数人のいる方へお辞儀。

ラピス > 「ふむむ、そう言えば、先生も自己紹介しておかないと、ですね。
 先生は、ラピスと申します。生活委員会の所属で、ひよっこ先生だったりします。
 よく保健室に居ますので、ご利用の際はよろしく、ですよー!」

相手の名前を聞くのだ、名乗るのが礼儀というもの。
ぺこん、と一つ頭を下げると、くいっとシャンパングラスを呷る。
好きなのですよ、葡萄酒。しゅわしゅわでさっぱりで美味しいですよね。

「はふ、それにしても、うん……ハムスター、でしょうか」

もしゃもしゃとポテトを食べる相馬さんの様子を見つつ、ぽつり。
可愛いなぁ、なんて思いながら、のんびり眺めているのだった。

城戸 良式 > 「正義って群れないと弱いから。
 残念ながら悪も群れないと弱いけど。
 あと、風紀と公安が集まる場所って多分、少なからず互いへのけん制のためっていうのもあるし、
 真面目な委員は顔出さない理由がないんだと思う。
 よっぽど別の大事な用事がない限り」

前から刺されるのを防ぐのには慣れていても、
人間は後ろから刺されることには弱いし、
もっと言うなら横から刺されることにも多少弱いところはある。
なので風紀と公安、互いが懐を探り合う場でもあるのだと思った。
同時に、それ以外の存在が、その二つの組織の懐をまさぐるところでもあるのだが。

セレネ > ポテトを食べる相馬さんが小動物っぽくて可愛い。
しかし描画の異能とは…魔術も異能も本当に様々なものがあるのだなと改めて認識した。

新しくやってきた女性…蒼崎さんも公安の所属らしい。
ここは仲良しのラピス先生に上手い事話を合わせてもらって己も生活委員を名乗ってしまおうか。どうしようか。

「私はセレネと申します。宜しくお願いします。」

悩んだ挙句名だけ名乗った。

アリソン > 公安の潜むモノアリソンに一度索敵されたリスト者は逃しません…!
主に時々動くレナードさんへと意識を向けている。お皿はきちんと持っているけれど。

ざっくりこの場にいる会場内の気配は全て覚えた。
お名前が不明なのは主にあちらにいる塊の方々ですが。
蒼崎さんへと視線をちらりと向けて。

「調査の方…こちらこそよしなに。
 わたくしの方は 担当は外回りが多いので何の担当か分かり兼ねます…。」

「改めまして 公安所属のアリソンと申します。外回り担当でほぼ公安の方々でも面通しが適い感謝致します。
 いずれ 宜しくお願い致します故。」

自己紹介を適度な感覚で皆々様方に名乗っておく。
相馬さんの食べるスピードに合わせて皿の角度を変えていたりしたり。

レナード > 「………。」

公安、風紀…思えば似たようなことをしてそうだ。というのが個人的な印象だった。
だからこそそういう点で協力し合える可能性を模索する…その一環としてのこの集まりかもしれない、なんて考える。

自分がそれらに貢献するとしたら、何か?
恐らくそれは、この眼だろう。あらゆるものを透して見る眼。
違反部活などの摘発に際して、役立てられるだろうその力。
…ただそれは、自分が否応なく巻き込まれることを示しているので。

少年は黙って飯を食らう。
ここで自分の能力を明かすのは、危険が過ぎる。

相馬・I・未唯 > もしょもしょもしょもしょ。
ほわー。

はっ!?
幾つか挨拶されてる!
わ、忘れないように今の風景を残しておこう……。
忘れて初めましてしたらスゴイシツレイで嗤われたら悲しいし。

「ち、ちょっと スケッチブック ひ 開け ます」

開けたページをさっと手でなぞっていくと、今この瞬間の風景が記録されていく。
よし これで後で復習しよう。

「ふ 風紀の 相馬 でです」

ペコリ。
もしょもしょもしょもしょ。

城戸 良式 > 正義。正義か、と考え。
まあ誰か反応してもらえるかなと口を開いた。

「あー。
 そういえば、こんな場で話すことでもないかもしれないけど。
 風紀ではこういうのってどういう風に処理されてるのかな。
 風紀委員の人どれくらいこっちにいるかわかんないし、
 別に風紀以外の、公安とか、その他の関係ない人の持論でもいいんだけど、
 こういう話、最近聞いてちょっとわかんなくなってさ」

パーティのレクリエーションの一つじゃないが、
暇つぶしの問いかけを投げた。

「『今ここに、正常な機械が一台、故障している機械が九台あって、
  その一台のパーツを九台に分けると、九台の機械が直るケースがあるとする。
  その場合、今正常に稼働している一台を犠牲にしてでも、
  九台の機械を正常に戻すために、その一台のパーツを他に分けるべきだろうか』
 みたいな問題聞いて、なんか正義とかわかんなくなったんだよな……。
 これって、どうも正義の話らしいから」

城戸 良式 > 「ちなみに、食事中なので、機械にしたけど、
 これって『臓器くじ』っていうらしいよ。食事中なので言わなかったけど」

アリソン > 「お食事中に内臓系はちょっとおやめになられた方が宜しいのでは」
こそりと城戸さんへと囁くようにこそこしょと小声で告げておきたい。

セレネ > 城戸さんの問いを聞いて、少し思案する。

「…私は、一台の正常な機械を犠牲にしてでも他の九台の機械を直します。
一つの犠牲でより多くの機械を直せるのならそれに越した事はありません。
そもそも正義とは曖昧な事で、個々で違うものですから…
そんなに真剣に考えなくとも宜しいかと。」

これは、医者でもある己だからこの答えになるのだろうし。

因みに内臓の話を食事中にされても全く問題はない己。

相馬・I・未唯 > もs
聞こえてた。動きが止まる。
眉根がぎゅっと寄る。
なんかしわしわの電気ネズミみたいな顔になる。
残しちゃダメだと、ゆっくりもしょもしょし始めた。
顔はぎゅっとしたままだけど。

「え えと……その処置がルールに則ってないと……あのだダメかなって。
 ええらい事も、すごすごい事 も、と特に命とかに か 関わるなら。
 か 勝手に そ そういう事しちゃ だ ダメです きっと」

蒼崎 宙 > 「外回りーですか?
まー、最近こう、色々騒ぎ多いですよねぇ。
といっても、この前の異界の門とかはこっちの管轄でも無いかもですけどぉ…。」

さっき来たばかりなのに真っ先にスイーツ方面へと手を出している。
迷いがない。

「ちょっと調べ事したりはするけど、結構風紀の仕事の範囲広くて大変そうですよねぇ。

その機械の問はケースバイケースって感じするかなぁー。
切り捨てるっていうのは、メリットとデメリットを把握した上で行うことだし。」

レナード > 「その分けると言う行為が、不可逆的なものなら、見送る。」

降ってわいた、正義の話。どうやら不特定多数に向けたものらしいから。
本来は臓器だったと言われても、気にならない。そんなもん見慣れてるので。

「そういうのは、後で元通りに戻せるという確信があってこそだし。
 確かに効率や結果だけを見れば、正義かもしれないし。
 でも、それに至るまでに用いた手段に対して、正義であると言えるかどうか。
 潰してしまった機械と、その生産者に、自分の行いは正義であると言えるかどうか。
 ……重要なのは、そこなんじゃないわけ?」

言い終えると、何事もなかったようにまた食事をもそもそと食べ進め始めた。

城戸 良式 > 「やっぱり公安やってると知ってるよな……」

そしてやっぱり食事中に内臓はまずかったかと反省した。

セレネの意見を聞いて、成程、と唸った。
この質問は、正義をどう考えているか、成すべきをどう捉えているかを、
非常に的確に理解させてくれる。
セレネという相手の考えを少し理解できたように思えた。

ロベリア >  
「そんなもの使えるなら直す、使えんなら捨て置くでよかろう」

くだらない、といった様子で肉を喰らっている。
たぶん臓器を例に出していてもノーダメージなやつだ。

ラピス > ふわふわ。アルコールが程よく回って、良い感じに気分が上がってきたのを感じる。
無根拠の全能感。お酒を飲む理由は、ほぼこの感覚に陥りたいから、というのが持論だ。
さてさて、もう一杯位は、と周囲を見回し、ひょい、とシャンパングラスを交換。
泡の立つ透き通った金色を眺めながら、ふと聞こえた問いかけには、考えた後に。

「んー、先生は他の九台の機械をどうにか犠牲なしに直せないか考えちゃう人ですからねぇ。
 とは言え、現実的な解を示すなら、その時々によって答えが変わっちゃいそうだなって所かも。
 ほら、残りの一台が自分にとって大事な機械だったら、どんなに理屈が正しくても壊したくなくなっちゃいますし。
 だけど、一台も九台もどちらも大事に思えて、其の上でどちらかを決断できる人だったら、先生は尊敬しちゃいますねぇ」

先生はへっぽこであまちゃんですからねー、とふわふわ、にこやか笑顔。
なお、食事中に内蔵が出てきても、少女は割と気にしない。
なにせ、少女が教鞭をとっている薬学は医学のお隣のようなものなのだから。

アリソン > 当の問いかけの解答を告げずに、
内臓は気分が悪くなるからやめて下さいというたアリソン。

「外回りで調べ物をする係という担当です…
 公安でもかなり面識はないと思います わたくしも皆様方と会うのはなかなか機会に恵まれませんので。」

相馬さんのお皿の中身が少なくなってきたので 静かにテーブルの邪魔にならない場所にことりと置いた。

城戸 良式 > この問いに正解はない。ないはずだ。
ただ、その答え一つ一つには、その人間の血肉が通う。
自己紹介だけでは伝えきれない人となりを理解し合うにはいい質問だと思っていた。

一台の犠牲を以って、他の九台を助けることを迷わず選んだセレネ。

処置がルールに則っていなければ、外から決定すること自体を行わない相馬。

不可逆であるのならな、処置自体を行わない方が効率より重視されるレナード。

人の理を容易に踏み越えてただ単純な数値と利を以って選択するロベリア。

多種多様な、人の考えがそこにある。

「滅茶苦茶理解早いなみんな……」

相馬・I・未唯 > そういえば、あの人は来てたりするのかな とちょっとだけキョロキョロしてみる。
目立つキャップはなさそうだし、うん いないよねー。

ふぅ ちょっと喋って疲れた。
オレンジジュースをくぴり。

「……?」

くぴり。
くぴり。
あれ?オレンジジュースってこんなに苦かったっけ?

城戸 良式 > 設問を飛び越え、第三の選択肢に希望を見出し、それを希求するラピスの言葉が続く。
残りの一台が大切な機械だったら、その可能性も考慮に入れた上で、
それをも救える選択肢をどこかに求めるのは、覚悟であり、ロマンであるように思った。

「やっぱ考えますよね、それ。
 なんかほら、互いのことがじんわり分かったような気がしません?
 ていうか、これ臓器が出てこなかったらめちゃくちゃ穏便に暇つぶしになるんだけどな……。
 世の中上手くいかないわ」

蒼崎 宙 > 「先生は人格者かも。
まー、気分のいいのを目指すならそれですよねぇ。」

先生と言ってるから先生と呼んだけど、私よりちっこいな。という失礼な視線を向ける。無礼。

「公安同士で話し合うこともないというか…同じ公安でもやること違うとトコトン話さないっていうか。
情報の共有とかしたほうが良いんですかね?偉くないのでその辺り任せっきりですけど。」

もぐもぐとケーキを食べ進める。

レナード > 「……望むべくは、行動が正道足るかどうか、だし。
 綺麗事なんだろうけど、表立って動いてるのなら…つつかれる隙は無くしてほしいわけ。」

もぐもぐもぐもぐ。
他の人の意見も聞きながら、自分の考え方を、つらつらと。

「…もっともおめーらが、存在しないものとして動いてるなら、何も言わねーし。」

セレネ > 「ルールや過程も確かに大事ですが、
そこでまごついて直せるはずの物が手遅れになってしまった…
となれば其方の方が重大ではないか、と私は思うのです。
正常な機械が仮に、自分の大切な人だったとしても。
その人や家族に恨まれるとしても。
私は私の”正義”を貫くだけです。」

相馬さん、レナードさん、ロベリアさん、ラピス先生の話を聞き。
己の考えを述べては。

「…私が非道なだけでしょうか。」

ボソリと小さく呟いた。

アリソン > (暗号通信を受信…完了)
「申し訳御座いませんが 私目 この辺で失礼させて頂きます。」

同じ公安の城戸さんへと近づいて 行ってきます、とだけ告げて
深々と皆様へと会釈をしたかと思うと すたすたと足音静かに会場を後にしていきます。

ご案内:「懇親会パーティー会場2」からアリソンさんが去りました。
城戸 良式 > 「伊都波さん曰く、多種多様な正義があって初めて正義は正義たりえるらしいから、
 そこに優劣や情非情みたいなものはなくて、それぞれがそれぞれの判断なんじゃないかな……。
 どの判断でも救える機械はあるし、どの判断でも救わない機械が出るのは現実と同じだからね」

アリソンに耳打ちされると自分の携帯端末を見る。
こちらには通信がない。ということはまだ会場にいられるということらしい。
気を付けて、とアリソンに目配せした。

相馬・I・未唯 > 「処置としてはー1の人が納得ずくでちゃんと署名とかしてたらーいいと思うんですー。
 でもーそれがーあーあー誘拐されてたりー脅迫されてたりだとー すっごいダメじゃないですかー。
 だからダメなだとー思うんですー」

いつになく流暢で。
ちょっとフラフラしてきている。
貌も赤い。
オレンジジュース(ウォッカ割)は半分も残っているけど。

レナード > 「…ま、色んな人の正義の形があってとーぜんだし。
 そこにケチつけるつもりはねーし。」

ぐびぐび、飲み物をあおりつつ。

「……ん。なんだしこれ、喉がカッカするし……」

ロベリア >  
「ククッ、その程度で非道だなどとは片腹痛い。
 己の正義を貫くというのならば、もっと胸を張らぬか」

まるで激励のような言葉だが、そうでないと張り合いがないという"悪"目線の話である。
弱くとも己を英雄と言って憚らない、どこぞの男のように。
会場を去るメイド姿を横目に見ながら何杯目かのワインをあおる。

ラピス > 「えぇ、考えますとも。先生が、真っ先に理想を否定しちゃいけませんからね!
 理想論でも、現実的な解答でも、先生は生徒が出した答えを応援しなきゃいけませんし」
 
これでも一応先生ですから!えっへん、と無い胸を張っておく。
ちびっこだ!という視線は、受け慣れているから気にしない。無礼講だもの。

「それに、正義や信念は多様性があってなんぼのものですからね。
 先生は、ちゃんと考えて、ちゃんと決めることが出来たらはなまるあげちゃいますよぅ」

ふわんふわん。なんだか相馬さんの雰囲気が怪しげな気配。
お酒に酔っ払ってるならこれかしらー。お水のグラスを差し出してみる。

蒼崎 宙 > 「まあ、ただその問に関してはそこの悪魔?っぽい方に同意するところあるんですけど。

ソレ以上に言えることがあるとすれば、その結果を責任として背負えるかってところだと思いますよ。
公安にせよ、風紀にせよ、私はコレを仕事だと思っていますし。」

正義を貫くというのは、そういうことであろうと。ぼんやりとした口調で応える。
何人か未成年にしか見えないけれどお酒を煽っているが大丈夫なんだろうかという視線をちらしている。

相馬・I・未唯 > 「このオレンジジュース苦いんですよーよー」

あ、お水だー 美味しいよねお水。

「どーも せんせー=さん。
 ありがとござます」

両手で水のコップを受け取って、くぴりくぴり。

城戸 良式 > 責任として決断を背負えるかどうかが重要で、肝要だと謳う蒼崎。
本当、意見は様々だし、人間の思考は何に重きを置くかは千差万別だ。

互いの理解がちょっとだけ深まった。
ように、思う。
場が和んだかどうかはちょっと自信ないけれど。

ロベリア > 悪魔っぽい方、という宙の言葉にぴくりと反応。
折り畳んでいた羽を広げて己の存在を誇示していく。

「ぽいも何も、我は正真正銘の悪魔───いや、大悪魔(ディアボロス)のロベリアである!
 ハーッハッハッ…………あ、おいシェフ。その肉をもう一枚よこせ」

高笑いの途中で肉に意識を削がれた。

セレネ > 立ち去るアリソンさんを此方も軽く会釈をして見送ると。

…己の呟き、案外聞かれていたようだ。

「――失礼しました。
私も皆様方の考えを否定している訳ではありません。
…ただ、そのような考え方もあるのだなと。」

本当に多様で面白い。

「――そうですね。
もっと胸を張ろうと思います。
有難う御座います。」

正反対の種族ではあれど、まさか激励されるとは。
ロベリアさんの言葉には素直に礼を述べた。

レナード > 「……ああ、組織としてか…あるいは個人としてか、そういう目線もあるかな……」

ふと、自分の視点がやけに綺麗事のように見えたので、考え方を分けることにした。
自分の言う正義がどちらだったのかは、恐らく組織として、だろう。

「………。
 世の中、あんなのも公安か風紀にもいるってわけ?」

その場で高らかに自己紹介している大悪魔、とやらの声が届いたものだから。
属してる組織は大変だろうなーなんて、他人事のような考えを抱くのだった。

蒼崎 宙 > 「ディアボロスってなんかゲームで聞いたことあるなぁ…。

悪魔も公安とか風紀に所属するものなんだな…。」

肉に意識が飛ぶ悪魔を見て、尊厳は投げ捨てていくものだと学んだ。
欲望に生きてこそなのだなぁとしみじみ。

「公安に居たっけ?
私メンツとか覚えていないけれど。」

ラピス > 「いえいえー、お酒を飲み過ぎたら、お水を飲みましょう。
 ちゃんと全部飲んでくださいねー、ゆっくり、自分のペースでいいのでー」

目の前で生徒がぶっ倒れたりしたら、生活委員としてだめよねぇ、という訳で応急処置。
とりあえず、ふらふらが持ち直してくるまでは、ちょっと様子を気にかけよう。
ちなみにこのへっぽこ教師は、外見こそ小学生女児だが、年齢はしっかり成年だ。
むしろ、記憶はすっ飛んでいるけれど元の世界含めるとおばあちゃんとかかもしれない。

「ふふ、セレネちゃんは相変わらず真面目さんですねぇ。
 ただ、悩みたかったら、悩んで悩んで悩み抜くのも良いかもですよー?」

息抜きならば付き合いますしー、とシャンパンをくぴくぴ。
これ、木苺とか沈めると綺麗ですよねー、とか考えてたり。

城戸 良式 > 「正体不明のよくわからない胡散臭いものを、
 全部公安委員会に押し付けるのはやめよう」

正義の集会に現れた悪の代表さんですと紹介した。

相馬・I・未唯 > くぴくぴと飲んでるけど、ちょっと零すお水。
口の横から少しだけ垂れて。

「今日の記念に、いっぱい描画しておきますねー。
 欲しい人にはあげちゃいますー」

実はこの異能、書き込んでさえしまえば枚数上限がないのである。
停止や巻き戻し、早送りこそ他人ではできないけれど。

「せんせーさんは、大人なんですねー」

ふーらふら。
椅子はどこかしらー ふらふらーふらふらー

ロベリア >  
「よさぬか。悪魔が礼を言われるなど、背筋がぞわぞわする」

本人は親切心も何もないので本当にぞわぞわしている。
名乗りに対して風紀か公安かと問われれば首を傾げるだろう。

「我はどこにも属しておらぬ。こういう催しがあると誘われただけだからな。
 ところで、これは何の集まりなのだ?」

……色々とそれ以前の問題だった。

城戸 良式 > 「そろそろお酒が回ってきた人とか、
 会場に慣れてきた人も多いみたいなんで、
 あっちの人多い方に行ってみるのも手かもね。
 二次会行くんだったら今のうちに自己紹介しとくと、
 多分覚えられやすいし」

言いながら自分は動かない。
こっちの会場で番をする約束なので。

セレネ > 「――え、」

待ってあの悪魔ディアボロスって言った?

がっつり真逆の種族じゃないか。

驚きながらも、
己も医者として相馬さんの状態が気になる。

「気分が悪くなったら言って下さいね。
いや先生がいるので大丈夫だと思うのですけど。」

あぁ、ふらふらしている。
大丈夫かな…。

「……覚悟はとっくに決めていたつもりなんですけどね。
悩む機会はとうに終えましたよ、ラピスちゃん。」

代わりに別の事で絶賛お悩み中ですけどね。
でも息抜きに付き合ってくれるのは嬉しい限り。

レナード > 「………マジ…?」

大悪魔さん、まさかの無所属。
うわあ自分と同じ立場だ、なんて、とても言えなかった。
とりあえず肩身が狭い気がしたので、黙った。

蒼崎 宙 > 「迷子ちゃん一名のご案内、だれがします?これぇ。」

なんだか可愛そうなものを見る目へと変わった。

「…二次会とかあるんですね?
公安とかするんです?」

しなさそうだけどなぁとそんな雰囲気を感じて。

セレネ > 「あの集団に混じる勇気は流石に…。」

ちら、と別の場所を見ては和気藹々…?としている様にちょっと顔が引き攣った。

「相馬さん、後でその絵頂いても宜しいですか?」

折角なのだし貰いたい。
ふらふらしている彼女にそう告げた。

城戸 良式 > 「どうだろ。
 なんか同僚が呼び出されてたんでもしかしたら収集あるかも。
 あ、でもこれ別に公安だけの話じゃないか……何があったんだろうな」

あー、確かに今からあの人ごみに混ざるのは結構抵抗あるな、と思う。

相馬・I・未唯 > 椅子あるかなー
椅子の人でもいいんだけどなートランスフォーム。
居そうにないもんなー。
座りこんだら目立つだろうしなー。
目立つのはなー やだなー こわいなー。
と、絵が欲しいって人が居た。やった。

「はいー いいですよー。
 折ったり曲げたりしても使えますー A4より小さく切ったりしちゃうとダメですー」

えへへーと 普段を知ってる人が見たら絶対にしない笑みを浮かべて。
はい どーぞー と。
ちなみにフルカラーである。使用画材は色鉛筆風。

ラピス > 「おおう、こぼれちゃってますよぅっー!?」

あわあわ。ひょい、と右手にいつの間にやら青のハンカチを用意。
相馬さんに差し出しつつ、周囲をキョロキョロ。立食だから、椅子はなさそうな雰囲気。
ならばやむなし。頭の中に椅子をイメージ。こんなので良かったっけ?ともあれ――。

「とぅっ!」

右手を振ると、出来上がるのは妙にメルヘンな背もたれ付きの椅子一脚。
薬剤の元となる木材を生み出して、錬金術で形状を椅子型に加工した代物だ。
この椅子は後で紙状にするなどして、持って帰れば良いかなぁ、とかなんとか。

「――っとと、椅子、一丁上がりですよぅー」

ふへー、と一息。ポンコツ教師に出来る精一杯は、このくらいだったりする。

セレネ > 「有難う御座います。
…うわ、凄い。これ本当に異能なのです…?」

色鉛筆で仕上げたような、絵が一枚差し出される。
受け取るとマジマジとそれを見つめた。

「……凄いな、これ。」

そうしてお次は何もない場所からメルヘンチックな椅子が登場。
蒼目を瞬かせる。

「ラピスちゃんも、魔術や異能を使えるので?」

何それ凄い興味ある。

レナード > 「………へー。」

何やら騒がしいところにて、見慣れない椅子が産まれた。
というより、誰かが異能を使ったんだろう。
誰かの異能の行使自体あまりみることはないものだから、物珍しそうに眺めている。

相馬・I・未唯 > 「ありがとーございますー。ハンカチもきれー。
 椅子ですー」

座ってふぃー と一息。
立ちっぱなしって辛い。

「魔術や異能による欺瞞は一切ないものなんですよー。
 どんな細かいものだってちゃあんと描画できちゃってますー。
 ……油絵とかのが趣味でしたー?」

ふんす。ふんす。
画材についてはある程度の融通が利くのだ、わたしすごい!

「せんせーさん、なんでもできてすごいですねー」

ロベリア >  
「ほう……なかなか面白い術を使うではないか」

虚空から椅子を生み出した様を見て感心する。
腹もふくれてきて、座興の一つも欲しかったところだ。
もっと見せよ、と図々しく命令しかけたところで、体内の魔力が乱れていくのを感じ取る。

「む、もう限界か……」

ぽん! と音を立ててロベリアの身体が黒い煙のようなものに包まれる。
煙はすぐに跡形も無く消え、そこにドレス姿の美女の姿はなく───
制服を着て、紅い髪を二つ結びにした小柄な少女の姿になっていた。

ご案内:「懇親会パーティー会場2」に萌良 さだめさんが現れました。
蒼崎 宙 > 「………。」

うーん、この状況。誰かに押し付けるべきか。

「…えー、大丈夫ですか?
なんか、こう…ちっこくなったというか。私以下に。」

セレネ > 「いいえ、いいえ。
こんなに細かく描画されていて驚いただけで…
――って、画材も変えられるのですか?」

それは凄い!相馬さん凄い!
相馬さんの言葉に目を瞬かせた。

ポン、と弾けるような音が聞こえ其方に視線を向ければ。

「…あれ、ロベリアさん小さくなりました?」

シンデレラかな?

レナード > 「…こ、渾沌としてやがるし。」

ちっちゃくなった大悪魔さん。
自分とどっちが小さいかな?なんて、深く考えるのを止めた。

ロベリア > それはもう、縮みに縮んだ。30cmくらい。
さっきまで大きかった胸も今はぺったんこになっている。

「エネルギーが切れてしまったのだ。
 この前もやったばかりだし、またしばらくは貯めなおしだな」

おまけに若干舌っ足らず。完全に子供である。

萌良 さだめ > (公安隷下、魔術専門の対応部署にも懇親会のお呼びはかかっていた。
 出る必要はないと思っていたのだが、上から命令が出てしまっては仕方ない。
 要するに、ただでさえ上部組織である公安ともめることが多いのだから、
 イイ感じにとりなしてこい、という話だったのだ。)

お邪魔しまーす。
(とはいえ学生、レポートだのなんだのもある。 あげく、今日は戒魔のしごともあったのだ。
 ようやくそれらを終わらせて会場についた頃には、宴もたけなわといったところだった。
 どうもどうも、と頭を下げてご挨拶して適当なところに立つ。
 とりあえず、お皿の上には山程食べ物を載せておいた。 短い時間で食べきる気である。)

セレネ > 城戸さん以外だと、己以下な身長の人が多い気がした。
いや可愛いから全然問題ないのだけども!!

「小さい方って可愛いですよねー。」

何の悪びれもなく言った。