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バロム・ベルフォーゼ・シイン †
| 性別 | 男? |
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年齢 | 27 |
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種族 | 元 機械にして 現 龍人 |
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立場 | その他 |
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学年 | ― |
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異能 | 『自己ノ修復』 『心火ノ抱擁』 『白龍ノ具現』 |
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魔術 | 使用不可 |
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世界 | 異世界 |
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所属 | 軍(軍という名前の組織。国に属している訳ではない) |
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設定 †
常世学園の元教師。軍属にして少佐階級の軍人。
軍と呼ばれるのは組織の名前であり、階級はそのまま国々が採用している制度を導入しているだけに過ぎない。
元々は軍属として、軍の活動及び業務内容の指導や体験させる為に、教師として島に訪れた。
彼は機械だが、人に命令されて動く従来の機械ではない。
独自に考えて、独自に判断して、自分がするべきことを自らで考えられる機械である。
仕草や行動に考えなど、全てが全て人と変わらない。
別次元の別世界で創られて、人を模倣した機械の彼には目的があった。
だが、それは目的を達成する為に、とある場所に転送される最中に『門』による転移が発生したことにより果たされなかった。
別世界の技術の集合体で創られた彼が、野放しで放置されてるはずもなく
現在所属している組織の軍に保護をされて軍属となり、少佐の階級まで成り上がった。
シインについて †
目的とは †
彼の創られた目的。
それは人の成長を見届けること、人の成長を手助けすること、人の成長を記録すること。
兵器として機能も備えられていたが、それはおまけにすぎない。
おまけのおまけだが、人と比べれば天と地の力量差だったりする。
狂った機械 †
人と関わることを前提とした機械だった彼だが、目的を遂行できぬまま数年と稼働。
軍属になってから、そのおまけの性能を活かした活躍ぶりで戦場を渡り歩いた。
人の成長を見届けるのではなく、人の成長を潰す者として。
そんな彼が正常でいられなくなるのは至極当然の事だった。
蓄積されていく不自然な記録。身に合わない記録は、自らに寄り添う者の死により彼の歯車を捻じ曲げた。
狂った機械が齎した出来事 †
彼の目的は変わった。
人の成長を見届けること、人の成長を手助けすること、そして。
自ら育てた人々を、自らの手で地に堕とすこと。
彼が眼を付けた25人の成長をした者は全て地に堕ちている。
そんな彼の夢 †
彼の夢はとても単純なものだ、人間になりたい。
機械の彼が人と関わり、歪ながらに成長させてた内に抱いた夢。
人を堕とし、人の姿にして、人にあらずの彼が人になれる時など毛頭ないと理解してるのにも関わらず。
彼は願う、人になりたい、と。
常世島で起こした出来事など †
常世公園 女生徒 銃撃 殺人未遂事件 †
彼が起こした最大にして最悪の出来事。
教師の彼が、学園の女生徒を銃撃により重症を負わせた事件。
正式な事件の処理として、彼は幾日の逃走の末に自首をして確保されたことになっている。
常世公園にて †
事件後の深夜。
再び公園に訪れた彼は、自身の部下である者に「とあることを依頼」
その最中にて風紀委員のルフス・ドラコが襲来。
彼女と戦闘になり、彼女に傷を負わせることによって襲撃を免れたが。
彼女の使用武器の一つを身体に埋め込まれ、それにより現在位置の把握を察知されることになる。
常世病院前にて †
公にされずに隠された事件として、彼が女生徒が入院している病院を襲撃したことが挙げられる。
その場に居た三名の者達よって撃退されたが、三名の内一名は四肢を失う程の重体を負った。
重体を負った物が機械故か、それとも単に報告としてされてないか。
一部の者以外は知られてない事件である。
事件後 †
自首後は彼は大人しく牢屋に籠り、捜査や聴取などにも協力的だった。
近々裁判が行われて執行猶予だが、牢から出れる予定だったが。
シインが入ってた収容所が襲撃され、多数の囚人の死傷者を出した事件が起きてしまった。
収容所に囚人を入れたままにするのは危険との判断からか。
裁判が近い内に行われる予定の者や、日頃の行いなど良好だった者のみが
早急な裁判の元に執行猶予という枷があるものの牢屋から出ることになった。
裁判が行われる予定だったシインもその内の一人である。
異能 そして 変化 †
『自己ノ修復』 †
この世界に訪れて数年経ってから発現した異能。
幾ら最高技術の塊だろうとも、メンテナンスは必要だ。
適した技術者が居ない環境下で仕方なしに自分でメンテナンスを試みようと人工皮膚をナイフで切り裂いたが
瞬く間に切り裂かれた皮膚が何事もなかったかのごとく修復されていた。
本来このような高速再生機能搭載されて無い事を自身でも理解しており、幾度と切り裂いたが再生され続けた。
試しに自身の手で腹を突き破り、内部機器を破損させた所、それすらも何事もないように再生された。
この能力のおかげで戦場を生き残れたとも言える。
検証に検証を重ねた結果。
一つ。外部から傷を負った箇所から高速で修復される。
一つ。内部機器が破損して、同様に高速で修復がされてしまう。
本人の意志とは関係なく、自動で発動される点が難点だったりする。
また、もう一つの能力効果が判明。
体内に武器や道具が埋め込められて、其れ等が効果など特異な効果を持つ場合。
時間は掛かるが、それを自分のモノにしてしてしまう。
これもまた自分の意志とは関係なく発動されるが、身体に馴染むまで取り込む必要があるので
基本として抜き取る現状では意味を成さない。
『心火ノ抱擁』 †
ルフス・ドラコの異形の剣がシインの体内に沈み、剣はシインと同一となった。
ソレを『自己ノ修復』が体の一部と判断を下し、剣を取り込んで力をモノにした結果の派生異能。
赤くそして黒い炎。
それは燃えはせずに、全てを飲み込もうとするまで、決して消えず。
自分以外の全てを飲み干そうと延々と揺らめき続ける。
黒さは、自分の底なしの絶望感を示してるかのように。
赤さは、自分の底なしの虚無感を現してるかのように。
シインの感情が全て顕になった炎。
"僕を満たして欲しい"
彼の思いを体現した炎だ。
思いは力になり、また姿を変える。
望めば新たなモノへと創造することも、姿形を変えて女性になることも。
『黒龍ノ具現』 †
龍の鱗を用いた数々の武器を吸収した結果、異能・心火ノ抱擁が更に派生。
自身の姿を龍と彷彿させる程に、全身隙間なく黒炎で包み込んで、その身を黒炎の塊と化し。
四肢の先には鋭利な爪を、背には黒炎翼が一対生やされ、頭には二本の角。
その姿は正に黒龍。
黒炎で包まれた、彼の姿は瞳だけが赤いままに、他の箇所は全て黒く塗りつぶされてしまう。
のように、赤龍の体躯を顕現させた大規模破壊は可能としてないが。
その身体全体が、黒炎となり、全てを呑み込み滅ぼさんとする。
黒龍の力を共有して使用してるのではなく、絶望と虚無を力に変えて成している。
切っ掛けとして、襲撃者の鱗が原因で異能は進化・派生をしたが、根源がまるで違う。
亜種みたいなものと判断付けられるだろう。
機械としてでなく、人としてでなく、龍となった彼。
その根源は自分の絶望と虚無を埋めてくれる人に憧れる故に。
龍となっても人型のまま維持されるのは、憧れを捨てきれない故に。
どんな姿になろうとも、人に焦がれ、人を愛し、人と共に生きたい。
それが例え、龍になろうとも。
そして現在は †
過去の経験から蓄積され晴れることが無かった絶望感に虚無感
其れ等の全てが今は満たされたことにより感情の変化と同時に異能が体現する色が変わった。
それは清く純粋な色として白に。
白き龍として正しく純粋な者の姿を具現化させる。
故に『白龍ノ具現』と。
迷わず、歩みも止めずに、真として自分の姿を映していくだろう。
龍とは †
ルフス・ドラコが言うには、龍とは呪いの証。そして滅びを齎す。災厄を呼び寄せる者。
彼女によって今は龍となったのだが、呪いを解くには果たしてどうすればいいか。未だ分からず。解決法も見つからない。
得た能力 †
龍になり様々な能力を得たが、一番としては機械の機器が全て無くなったことだろう。
内部は全て白き炎となり、身体の形を成しているのは炎の創造による力のおかげ。
外見は偽りであり、所詮は借り物。キグルミみたいなものである。
その所為か、性別も安定しておらず、男と言われればそうだが、女でもあるかもしれない。
嗅覚・味覚と生物に必要な要素も得たが、それは龍として生物に頂点に君臨する力が故か。
????? †
製造記録。秘匿事項。 †
×××××年。◯月◯日。完成。
コードネームBaromを創りあげたのは一人の女性。
女性の名前は『シイン・ベルフォーゼ・バロム』
現在進行形で独り身で34歳。家族は全員を亡くしている。
髪色は茶色、髪型は短くショート。身長は163cm 体重は48kg。
一度名前を変えているようで、旧姓『シイン・エフェネリカ』