リヒット †
| 性別 | |
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年齢 | 9 |
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種族 | 妖精 |
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立場 | |
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学年 | 1年 |
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異能 | シャボン玉生成・操作 |
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魔術 | なし |
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世界 | 異世界 |
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所属 | - |
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名簿 | ゴローさん |
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設定 †
リヒット、いま何してる? †
- リヒットは、紆余曲折あって常世島に転移し、紆余曲折あって学生になりました。
- とはいえカリキュラムは幼稚園~小学校低学年の学習内容です。
リヒットって何者? †
- リヒットは、シャボン玉です。
- 実のところは、シャボン玉の妖精、ひいては石鹸水の妖精です。
- もともとは水の妖精(ナイアード)でしたが、祖先が人間社会に近づきすぎたために生態(ミーム)を冒され、石鹸水の妖精に変異してしまったようです。
- そのため水の妖精の性質は色濃く残っていますが、妖精や精霊のイメージに沿うような綺麗すぎる環境には住めません。
リヒットって、どんな見た目? †
- リヒットはシャボン玉ですが、見た目は普通の人間と相違ありません。ただ、小さいです。あと耳がちょっぴり長いです。
- リヒットは、女の子みたいに長く伸ばした蒼い髪と、蒼い瞳が特徴的です。
- 蒼い髪はまるで清流のごとく半透明で、表面では油膜のように7つの色がたゆたって見えます。
- リヒットは身長68cm。人間の赤ちゃん程度の身長ですが、頭身は歳相応の比率のようです。つまり、小人です。
- リヒットは体重620g。どういうわけか、やたら軽いです。一般的な枕よりも軽いでしょう。
- リヒットは、喜怒哀楽を顔に表すのが苦手のようです。どんなときでも、ボケッとした間抜け面です。
- 感情がないわけではなさそうですが、かといって豊富というわけでもなさそうです。
- リヒットは普段、学園謹製のスモックか、拾い物の雨合羽を羽織っています。
- 羽織った下にはなにも着けていません。下から見ると、男の子だとわかります。
- リヒットの皮膚は冷たいです。触るとヌルっとします。
リヒットは、なにができる? †
シャボン玉をつくる・とばす・つたえる †
- リヒットは、身体の表面からたくさんのシャボン玉を飛ばせます。
- リヒットの作ったシャボン玉は、ある程度はリヒットの意思に従って飛ぶようです。そよ風程度なら逆らえます。
- 見た目は普通のシャボン玉ですが、リヒットの気分によって大きさや色合いが変わるようです。ちょっぴり割れにくいですが、割れないわけではありません。
- リヒットのシャボン玉が触れたモノ・ヒトには、物理的・精神的に「リヒットの意思」がほんのちょっとだけ反映されます。
- 例:衝撃をあたえる(平手打ち程度)、傷を止血する(1cm弱の切り傷程度まで)、感情を少しだけ動かす
- シャボン玉は石鹸水なので、綺麗にするという意思は他の効果よりも劇的に発現します。うっかり女の子をすっぴんに戻しちゃうかも。
- この能力は、種族(石鹸水の精)としての特殊能力です。
死なない †
- リヒットは、人間が普通死ぬような因果では死にません。
- 痛い目に合うと、リヒットは壊れて消えてしまいます。まるでシャボン玉が弾けるように、少しの石鹸水だけを飛沫にして、消えてしまいます。
- しかし10秒程度すると、五体満足な状態でどこかの物陰から再び姿を現すのです。
- これを利用して、入り込みづらい場所に侵入するために「自傷」することもあるようです。
- ほんのちょっとの苦痛でも消えちゃいます。
- この能力は、種族(妖精全般)としての特殊能力です。妖精を真に殺す方法もどこかにあるようです。
泳げる †
- リヒットは、水の中でも呼吸できます。
- というか、亜種とはいえ水の精なので、水が生命力の源なのです。でも水がなくても半日程度は平気です。
- 体格に比してあきらかに身体が軽いにも関わらず、深いところまで潜ることができ、泳ぎは上手です。
- しかし石鹸の力を奪ってしまうため、井戸水や海水のようにミネラル豊富な水は苦手なようです。
- この能力は、種族(水の精)としての特殊能力です。
飛べる †
- リヒットは、シャボン玉なので空を飛べます。
- しかし、シャボン玉なので速度は遅く、風に流されます。大まかにどっちに向かうかを決める程度です。
- 強すぎる風の中では割れてしまうので、そんなに高くも飛べません。
- この能力は、種族(シャボン玉の精)としての特殊能力です。
食べない †
- リヒットは妖精なので、食事は必要ありません。水の精なので水分補給は必要ですが、口を経る必要はありません。
- 少量であれば、人間の食べ物を食べることはできます。
- どういうわけか、モノを食べても排泄はしないようです。でも穴はあります。
- この能力は、種族(妖精)としての特殊能力です。
手荷物を持たない †
- リヒットはシャボン玉なので、リヒットの所有物もまたシャボン玉です。
- 勉強道具やお財布などは普段は「壊して」おいて、使うときにシャボン玉から復元するコトができます。
- あくまで自分の所有物だけです。お買い物で払ったお金が泡になって消えるようなことはありません。
- この能力は、種族(シャボン玉の精)としての特殊能力です。
《屋根まで飛んで壊れて消えた》 †
- リヒットはイライラすると、妙なシャボン玉を出します。紫色に強く輝いていて、とても危なっかしいです。
- このシャボン玉が触れた「モノ」は、まるでそれ自体がシャボン玉であったかのように壊れて消えてしまいます。
- 「モノ」は、リヒットの意思で復元することが可能です。でも建物とかはバラバラになって戻るかも。
- このシャボン玉が触れた「ヒト」もまた、壊れて消えてしまいます。
- 「ヒト」(=意思を持つ者)は、自然に復活します。リヒットの不死能力と同様に、10秒くらい後にどこからともなく再出現します。
- 復活までの間、臨死体験(=奇妙な明晰夢)を見たという人がいます。
- また、復活後に、服や身体の汚れが綺麗さっぱり落ちていたり、ケガが治りかけていたという経験談もあります。
- 意思の強い「ヒト」であれば、壊れることなく抵抗することもできるそうです。
- この能力は、リヒットの異能です。しかし、今のところ常世島でこれを使ったことはありません。
リヒットは、何をしたいの? †
- リヒットは、故郷(=元の世界)に帰りたいです。友達がいっぱいいますから。
- でも、手がかりはありません。実のところは帰れないのですが、そんなことはまだ知りません。
- 帰る手がかりを見つけるまで、リヒットは、常世島で生活をしたいです。
- そのために、学生になりました。
- 学生になったので、島の社会に参画し、お仕事をし、集団生活になじむ必要があります。
そのほか †
リヒットの故郷はどんなとこ? †
- 自然が溢れ、文明がそれほど発達していない、のどかな次元。リヒットの棲家はさらにその中でも田舎にあたる小村の近くの小川。
- 異能というものはほとんど存在せず、認識されていません。
- 魔術は存在しますが、田舎ではまずお目にかかれません。
- 自然の中に精霊が棲み、リヒットをはじめ一部は人間と共存していました。
- 大雑把に言えば中世成り立てのころの東ヨーロッパ程度の文明と気候。
妖精って? †
- 自然現象に対して抱く人間の感情を根源とした、純粋なミームのみから発生し擬人化された情報生命体です。
- 遺伝子を持たず、したがって生殖も行いません。家族もいません。ある日突然、そこにいました。そしてある日突然消えていることでしょう。
- 細胞や脳といった器官も持ちません。リヒットの場合、身体のどこをとってもただの石鹸水です。
- ただし事象の擬「人」化なので、食べる・飲むを行うための最低限の(擬似的な)内臓器官はあります。生殖器は単なる性差の看板であり、感覚受容器です。
- 概念的存在なので、「リヒット」という姿のナニカは0体を含む任意の数を実体化できます。分身することもあります。ただし0体であり続けるとリヒットという概念が薄れていくため、10秒ほどで復活しなければならないのです。
- この設定はリヒット(とその故郷世界)に限った話であり、他の「妖精」「精霊」の概念を否定するものではありません。でも流用は大歓迎です。
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