2015/07/14 のログ
安室 冥路 > 「帰国子女っていうのもなんか違うんだけど…んー…」
「…あそこ何処だったんだろう。」
「……………まぁちょっと、出自が特殊でさ。日本人は日本人の筈なんだけど。」

言い淀んだ、という様子でもなく。何かを隠している、という様子でもなく。
ただ単純に良く分からない、とでも言いたげに軽く肩を竦めてみせた。
しかし。
いい食いっぷりだ。
年頃の女子とは思えない、肉、米、肉、米のコンビネーション。
火力発電所にでもなりそうな食いっぷりの良さに、自分も食事の途中だった、と残り少ない定食をつまみ始めて
いつの間にか何処か侘しい、という気持ちは忘れ去っていた

「…そっか。なら、いいんだけどさ」

正義感が強い、のだろうか。責任感がある、のだろうか。

「でもまぁ、やらなきゃ。って義務感でやってると続けるのは厳しい仕事だし」
「この島で、やりたい。って思うことを見つけてみるのもいいと思うよ」
「ここは、本当に。何だって出来る場所だからさ」

ごちそうさまでした、と礼儀正しくお辞儀をすれば立ち上がり

「まぁ、何か困ったことがあったら声かけてよ。」
「そういう人の手助けするのが俺が見つけた、この島でやりたい事だったりするからさ」
「そんじゃね、ユキヱちゃん。また何処かで」

軽く手を振りながら微笑んで、会計を済ませ、立ち去っていった

ご案内:「学生通り」から安室 冥路さんが去りました。
平岡ユキヱ > 「不明な感じですか? ま…そんな事もあるか。こんな世界だし」
安室の言いよどむ様子をあんまり気にしていないのか、そう軽く答える。
誰だって聞かれたくない事や言いたくない事はあるものだ、と独り言ちて。

「…肝に銘じておきます。私も人並みに遊んだり、休みたい欲求はありますから」
先に去る相手を見送り、穏やかに笑って軽く手を挙げる。この人はいい人だ、そう直感で判断した。
そして同時に思う、こういういい人がちゃんと報われるように、私は刃になるのだ、と。

「風紀の挨拶回りと…いや寮が先か? ああでも島の方もなんだかキナ臭いみたいだし…」
うーむ、と色々考えながら、静かにその後の食事を済ませただろう。

ご案内:「学生通り」から平岡ユキヱさんが去りました。
ご案内:「学生通り」に相楽 満さんが現れました。
相楽 満 > 考え込みながら道を歩く。
病院での検査帰りだ。

「……治った、んだよなぁ」

疑問の声。
体の調子は確かにいいのだ。
いやむしろ、異常なまでに良すぎる。

相楽 満 > あの病の本当に恐ろしいところは、筋壊死を起こしていくことだ。
それにより自身の心臓は、もはや活動の限界近くまで追い込まれていた。
全身に酸素を供給できず、あれほど苦しんだのだ。
いかに遺伝子異常を治したところで、疲弊した心臓が完治するはずがなかったのだ。
もしククル先生がここまで完治させるつもりだったのなら、『リハビリが必要』とは言わなかっただろう。

ならば、この完治は別の要因によるものだ。

ご案内:「学生通り」に崎守 鐡さんが現れました。
相楽 満 > 「どうなってんだろうなぁ……」

治ったのは嬉しいが、理由のわからない完治は逆に不安になる。
左手を握って開いて。
動かすのに発生させなければいけなかった異能も、今では必要ない。

「……なんか、よくねー気がするな」

眉根を寄せる。
何かこう、自分の体の奥で何か。
別の何かがうごめくような。

崎守 鐡 > のんべんだらりと。
試験が終わったから、というのもあるが、暇を持て余し、
何か良い物あるかなぁ、程度の気持ちで。ふらふらと散歩していたりしている。

そんな最中ではあるが、どこかで見たような彼を、見かける。

「……あれ?一回何処かで会ったような……」
でも、なんというか、俺が知ってる彼って、なんだっけ?
零にーさんに身体に気を遣われて、止められるような、人じゃなかったっけ?

…そんな、漠然とした、違和感。
治ったの、だろうか。

相楽 満 > 「ん、お?
 あ、あんときの演習場のえーと。
 コート着た、えーと」

きょろんと振り向き、そちらを見る。
曖昧ながら覚えていたらしい。

「ウーッス、元気?」

にへら、と笑顔で手を振る。
こちらは結構元気そう。

崎守 鐡 > 「1年の崎守 鐡、ね?」
流石にうろ覚えだったか。仕方ないよね。

「いや、こっちは故障しない限りは元気だけど…」
特にメカであることは言ってないが、最近はそこまで隠す気もなくなってきたようで。
割りと体調不良とは無縁だが、機体故障とは多少縁がある。

「えーと、妹さんの彼氏さん、だよね?」
「………元気に、なった、の?」
元気になった割りには、ちょっと、んーと、頭を捻っているのか、
懐疑的に問いかけてみる。

相楽 満 > 「……あれ、タメだった?
 崎守か、そーだ思い出した。体だけメカの。
 俺、相楽満な」

前名乗ったかどうか覚えてないので一応。

「ウッス、彼氏……なのはホント最近からだけど。
 病気の元は治った感じかな。
 もう医者もOK出してくれたし」

ぐっと力こぶを見せてみる。
確かに病人とは思えないくらいには締まった筋肉だ。

崎守 鐡 > 「いやぁ、治る前からかっ飛ばすような身体の使い方してたから、いまいち治ったかどーか、って自信ないんだよね……って」

その引き締まった肉体を見て、疑いを、深める。
「……治った、の?」

「いや、その、うん。元気なのは良いんだけど」
「……急に元気になりすぎて、変だなぁって」

「…気のせいなら、良いんだけどね。」
どういう病気は知らないけど、
普通病人から治った人が力こぶをちゃんと付けるまでは時間がかかるもんじゃないかな、
と思ったようだ。

どういう状況かも詳しくは知らないから、驚きと疑いを感じるしか、無いのだけど。

相楽 満 > 「んー、まぁもともと異能で体動かして鍛えてはいたからなー。
 普段からストレッチも欠かさなかったし」

ぐりぐり肩を動かしながら語る。
実際肉体を強化する異能により、衰えた体では不可能な次元で鍛えこんではいたのだ。

「もともと遺伝子異常だったしなー。
 鍛えこんでた分、体は結構まともかな」

うむ、と頷いた。
自分の懸念は語らぬまま。

崎守 鐡 > 「いや、俺でなくても良いんだけど、何かあったら、一応相談して、ね?」
「杞憂ならソレが一番なんだけど………」
珍しく不安げに考えこむ。が、切り替える。
そこまで仲の良いわけでも無い俺が考えることでも無いんじゃないか、と。

「むしろ……今異能で振り回したら、結構なことに、なるんじゃない、の?」
「前、治ってない時に振り回せてた、って事も考えても」
「……相当に、徒手空拳、強くなって、そうだけど」
肉体で語るような異能であったなら、ベースが正常に戻っている、と考えると
一線で渡り合うには十分な身体になった、って事なんじゃないだろうか。

「………パワーアップ、でいいんだろうかな。」
凄い冷や汗だらだらみたいな顔をしている。汗っぽいものは出てはいるが。

相楽 満 > 「ん、まーなんかあったらな。
 せっかく治ったのに、また厄介ごととかごめんだわ」

にへら、と笑って手をぱたぱた。

「……あー、それな。
 近いうちに試してみないとなー。
 ……要するに、健康体分の底上げだしな」

ぐっと右手を握りこんでみた。
たしかに試していないが、それだけの力は増しているかもしれない。

「また今度試してみよ。
 うっかり人殴り殺したりしたら大変だし」

崎守 鐡 > 「いや、極めると鉄も変形できるからね、徒手空拳」

「……だから、怖いんだけど……」
心配するところとしては間違っているかも知れないが、
鉄の塊的には明確に「相手取る時が来なければいいなぁ」という顔をしている。

「人に向ける前に調整加減をみなきゃ、いけないかも、ね」
「流石に加減間違えてツッコミとかでふっ飛ばしたりとかしたら泣けるよ?」
……その例えはどうなんだと思うが。ツッコミで異能を行使するのも可笑しいと思う。

「ともかく、治ったならば、おめでとう、かな?」
「妹さんを不用意なことで泣かせないようにしないでね?」

「……じゃなきゃ、場合によっちゃ零にーさん以外にも大量におまけがついてくると思うよ?」
にやにや、と最初素直におめでとうって言ってた癖に意地悪な顔になる。
どちらかと言うと、いつもの彼(鐡)はこういう人なのかもしれない、とか感じる気はするだろう。

相楽 満 > 「いや変形もクソも、スチール缶とか握りつぶせるし……
 鉄の塊くらいなら砕けると思うけど」

しれっと言い切った。
病気のままでも余裕だったのに。

「……ツッコミだけで振るうんならマシなんだけどなぁ」

もっと、実戦になった時に。
人を殺さずに戦えるかどうか、だ。

「あー……もう二回くらい泣かせちゃったしな。
 芙蓉は交友広そうだし、気を付けないと」

にへら、と笑顔を浮かべた。
意地の悪い顔にも発言にも、大してゆらいでいない。
豪胆だ。

崎守 鐡 > 「強そーな兄さんで何より、かな」
目を伏せてははは、と軽く笑う。

「妹さんも零にーさんも、顔は広そうだしねぇ」
「…何人連れてこられるん、だろーね。」
「泣いた時に妹さんが弓番えて乱射とかしなければ良いんだけど……」

「……凄い最初に聞いた時、発想が割りとぶっ飛ぶ事があるとか、言ってたよーな、気がするけど」
「……情報の出どころが零にーさんだし、そうならない、と思うよ」
特に確信はないけど、零にーさん専用のトラウマならば、多分違うんだろうと、思いたい。
勿論、好きな人全員に対してそうなら、知らない。

「相楽のにーさんは色々強そうだから」
「泣かせなきゃいいだけなんじゃないかな、とは思うけどね?」

「実践で不殺って言うのは結構難しい境地だからねー。」
「それでも、そうするべきだと、思うのなら。俺はにーさんの味方でいても、いいかも」
「……たぶん、ね?」
最後だけ、機械的な目線になったが、そのまま目を閉じて、軽く笑ったため、分かりづらいだろう、とは思うが……
呼び方が零と同じような形式になった、のは気づけるかもしれない。

個人的に認めた証であるのだけれど、本人は特にそういう事を言うつもりは、今の所、無い。

相楽 満 > 「ぶっ飛んだ……っていうか、頑固なところあるしなー。
 ま、多少はなんとかするよ。
 ……っても、全部黙って受け入れるのが恋人の関係じゃないとは思ってるけど」

ふ、と笑う。
盲目的に受け入れて許すのが恋愛関係ではないのだろうと思っている。

「……不殺なんて偉い考え方じゃないけどな。
 そんでも、自分のミスで人殺しなんかしたら、俺多分自分で自分を許せないだろうし。
 ……何より、それこそ恋人が許してくれないだろうしな」

かりかり、頭をかきながら呟く。
にま、とそれにいつもの笑顔を返した。

崎守 鐡 > 「全部受け入れるだけなら主従でも奴隷と飼い主でも成立するからさー」
「受け入れすぎると、ちょっと困ってしまう、のかも、ね?」
「恋人とかいた事ないからそこら辺の感覚わからないし……」
「むしろ、恋人関係とかのゴシップでケラケラしてる側だから、なんともー」
意地悪っぽいような、皮肉めいてるような、笑い方をする。
独り身の想像範囲は、実際持ってる連中と比べると少ないだろうことは、知っている。

「……というか、割りと霜月の人って頑固なのかな?」
「妹さんと未だに会ったこと無いけど、それ聞くとそんな気がする。」
「零にーさんも、割りと頑固…な、気がする。俺的には」
この部分に関してはすっごい個人の意見も良いところである。


「それぐらい、ね、自分を戒められたら、ね」
「苦労しなかった、と思うんだけど……おおっと」
小声で言いかけたが、直ぐに撤回する。

「許さないも何も、彼氏がヒトゴロシになって喜ぶ彼女なんていないでしょーに。」
「俺だったら、蹴り飛ばしてる。」
「……ついでに日本海に沈める」

物騒な発言も小声で聞こえたような気がしたが、気のせいだろう。

相楽 満 > 「ま、ご想像の通りってやつ。
 俺も今まで恋人なんて縁がなかったから、今のも俺の想像で言っただけだし。
 ……他人のコイバナってのは面白いのかなぁ」

あまり噂で盛り上がったことがないので首を傾げた。
自分の関係も、そこまでロマンチックかどうかよくわかってない。

「古いとこの家の人って大体そんな感じする。
 まぁなんか……会ったら『あー確かに兄妹だな』って思うんじゃないかな」

何せそう思ったから間違いない。
彼らはよく似ている、と頷いた。

「ま、そういうわけで。加減できるようにならないとなって話。
 そのためにはまず、少しずつ力を使っていかないとな」

蹴り飛ばされるのも、刀でぶった切られるのも、まして矢で射抜かれるのも勘弁だ。
想像してちょっとイヤな汗を流しだした。

「……ま、検査の結果もよかったし、明日あたりに練習してみるよ。
 今日はもうさっさと帰って寝たい……
 試験も全部合格ラインだったし」

退院してようやく受け取った試験の結果は、すべて良好だった。古典以外。

崎守 鐡 > 「そだねぇ、そろそろ良い時間だろうし」
時計を見る必要はあんまり無いのか、なんとなく、そう答えている様にも見える。

「面白い人には面白いよ?」
「零にーさんだって昔ゆでたこ全開だった時期だってあるんだもの」
「人のネタで盛り上がるのあんまり得意じゃない、ってなら面白くないのかもねー。たぶんだけど」
こいつは人のネタで盛り上がるのは面白いと思うのはあるけれど、
どちらかと言うと、凄いよく有りそうな話、を求めて楽しんでいるクチかも知れない。

「蹴り飛ばすって言ったって、喩え話だから」
「相楽のにーさんを流石に手を出す時期はこないだろ―と思ってるよ」
ははは、と笑ってる。

「休みとはいえ、時間も時間だしね、そろそろ帰ろかな」
「時間は程よく潰せた気がするし」

相楽 満 > 「……霜月のアニキはそんなことあったんかい……
 澄ました兄さんって感じしたけど」

そういう人間ほどつつくと面白いのだろうか。
いや、ぶっちゃけ怖いから手出ししたくない、などと考えている。

「んー、ん。まぁそうだな。
 俺も蹴られたら蹴り返すかも。
 俺が悪くてもな」

にま、と笑った。
やられっぱなしは気が済まない性質だろうか。

「んじゃ、そろそろ。
 またなー崎守、楽しかったぜ」

にへらーっと笑顔を浮かべたまま、手を振って去って行った。
結構速いダッシュで。

崎守 鐡 > 「興味あったら見せたげるよ」
「……斬られなくないなら薦めないけど」
見せたげるよ、って言う当たり証拠を握っているのである。
ひどい友人も居たものである。顔は意地悪な顔をしていた。

「そりゃー、そうだねぇ、やり返さないのってちょっと、逆に不安になるし」
「それじゃ、またねー。……海以外で」
…実は沈められると勝てないのは此方だった。
海とは縁遠いので遊びに行く事も気軽に出来ないのは考えものである。

こちらも寮の方角へ向かって、歩いて行く。

ご案内:「学生通り」から相楽 満さんが去りました。
ご案内:「学生通り」から崎守 鐡さんが去りました。
ご案内:「学生通り」に東雲七生さんが現れました。
東雲七生 > 6時に学生通り……っと。ちょっと早かったかな。

(端末片手に制服姿の東雲がやって来た。
 今日はこれから友人と買い物の予定である。
 奇しくも“また”水着を買う約束だった。)

……今日は俺もちょっと新しいの探すかな。

ご案内:「学生通り」にトトさんが現れました。
トト > 「もう直ぐ6時、七生、もう来てるかな…  あ、いたいた。」
七生が来て間もなく、彼の待ち合わせ相手がやってくる、何時もどおりポシェットからはからからと缶やペットボトルがぶつかり合う音が

「お待たせ!もしかして少し待ったりしたかな?あ、そうそう、之がメールで言ってた飲み物だよ。」
ぱぁっ、と笑顔で七生の前に立つトト、ごそごそとポシェットを漁るとメッ○ールと書かれた缶が………

東雲七生 > おう、トト!
良かった、人が増えて来る前に間に合って。

(名を呼ばれ振り向いて、それが待ち合わせ相手である事を確認すると、ほっと溜息を吐いた。
 そして差し出された缶を受け取って眺める。)

へえ、これがねえ……。初めて見るよ、この……コーラだっけ?

トト > 「うん、コーラ… だと、思う?多分………色とか、名前もそれっぽいし。」
珍しく歯切れが悪い言い方である

「まだ人もまばらだものね、之からどっと人が増えるのかな?買い物も早めに行ったほうがいいのかも。」
周囲をきょろきょろと見回しつつ、こてん、と首をかしげてみせる

東雲七生 > …………そ、そうか。

(しばし缶を眺めた後、思い切ってプルタブを起こして缶を開けた。
 わざわざ持って来てくれたくらいだ、きっと悪いものでは無いのだろう。そう信じて、メッ○ールを一気に煽る。)

…………。

(凄い顔になった。)

………。
…………い、行くか。店に……。

トト > 「うん、とっても【独特】な味だよね……… うん、まぁ、僕としてはいい経験になったよ、そっか、七生にも合わなかったかぁ。」
流石にこの子もちょっとアレな顔になったらしい、合わなかったのだ、ということにしておこう

「お、おー! ええと、こっちでいいんだっけ?正直お買い物自体はじめてなんだよね。」
七生の横にならんでとことこと歩き出す

東雲七生 > ああ、うん……ま…独特、だな。独特。

(便利な表現だな独特って、と感心しつつ。
 空になった缶を手近なゴミ箱に放り込んで店へと向かう。)

おう、こっちだよ。
俺はこないだ付き添いで行ったから道も分かるし。付いて来りゃ良いからさ。

(ようやくメッ○ールショックから立ち直ったのか、
 普段通りの笑みを浮かべている。)

トト > 「了解だよ、七生、じゃあ案内ヨロシクね?」
にこーっと笑顔で七生の横にならんで、案内される

「うん、ごめんね、普通のジュースも持ってきてるからさ、次はそっちをご馳走するよ、七生の好きなジュースも知りたいし。」
ホールインワンした空き缶にぱちぱち、と手を叩いて

東雲七生 > あいよー!任せとけって!

(笑顔で頷くと、学生通りを進んでいく。
 しばらくすると水着ショップが見えてきた。)

まあ、別に謝る事じゃねえって……。
俺の好きなジュースかあ、別にこれと言って特別好きだってのがあるわけでも……。

トト > 「ふぅん、じゃああれだね、今度は飲み比べだね!無いなら作ればいいのさ。」
うんうん、と七生の趣向を聞いて頷き

「………  あ、本当だ、あそこだね七生?それっぽい服が飾られてるよ!」
ショッピングがはじめて、という言葉に偽りはないのか、しきりに周囲の店をきょろきょろと興味深げに眺めていて
水着ショップを見つけると、びしっ、と嬉しそうに指さして確認する

東雲七生 > 飲み比べかあ、よし。
じゃあトト一押しのやつを何本か頼むぜ!

(先程のメッ○ールの感想からしても、味覚は近いのだろう。
 だったら『美味しい』と思うものを持って来てもらえば、外れは無いはずだ、と考えた。)

そうそう、あそこだから。そんなはしゃぐなよ、目立つだろっ。
指をさすな!落ち着け、落ち着けって。

(周囲の目を気にして、それらから逃げる様に店へと歩みを進める。
 さっさとこの友人は店の中に入れてしまおう、と。)

トト > 「オススメか… ふむ、それなら精一杯選んでみるよ、僕もそろそろ、一度しっかり考えないと、と思っていたところだしね。」
ぐっ、と片手を握る仕草をして、七生に答える

「目立つ? 僕の何がそんなに目立つのさ?……… むむむ、待ってよ七生、僕は十分落ち着いてるよ。」
早足で進む七生にちょっとだけ不満げである、が、大人しくそのあとに続いて店に入る

東雲七生 > ああ、よろしく頼むわ。
……さてと、それじゃあちゃっちゃと選らんじまおうぜ。

(店の中は冷房がよく利いていた。
 軽く額の汗を拭ってから外をチラッと振り返れば、通行人の意識も少しはまけた様である。
 ふぅ、と軽く息を吐いて店内をぐるっと見回した。今日は女性用には何の用も無い、……はずである。)

えっと、俺らはこっちだな。ほらトト、行くぜ。

(そう告げて店の奥へと。)

トト > 「はーい、ちゃっちゃと、だね?じゃあ、両性用のは… あ、そっちにあるんだね?」
そもそもの根本的お互いのすれ違いは正されないまま、七生に続いて店の奥の方に進む

「うわぁ、一杯あるね… これが全部水着なんだね?… あ、そういえば七生はもう持ってるんだっけ?何か買ったりしないのかな?」
周囲の水着を興味深げにきょろきょろとみまわしながら、七生と話したり

東雲七生 > そうそう、両性用はこっち─── はぁ?

(思わず声が上擦った。
 今のは自分の聞き間違いだろうと思いながら、ゆっくり振り返った。)

トト、お前って……えーと、男じゃあねえの……?
ちょっと待て、今両性って言ったか? え、両性って言うと、その、どっちでもあってどっちでもない、みたいな、そういう意味の?

(カエルとかイモリとかそっちじゃなくて、と頬を引き攣らせながら尋ねる。)

トト > 「?いや、前にもいったじゃないか、【両性】だって、両性用だって普通にあるって言ったのも七生じゃないか。」
不思議そうに首をかしげる、尚君は前に言った時は【寮生】用のつもりだったことを思い出すだろう

「うん、その認識であってるよ、【どちらでもある】ね、だから… これはちょっと、流石に無理かなぁ。」
と、男性用の、ちょっとマニアック気味なブーメランパンツ何か手に取ってぴらぴらと眺めてみたりしている

東雲七生 > ………“そっち”かぁぁぁぁぁぁ!!

(思わず頭を抱えて叫んだ。
 勘違いをしたのは自分だったし、違和感を覚えなかったのも自分なので全面的に悪いのは自分だった。
 しかし何故だろう、凄く理不尽さを感じてならない。)

あー、ああ。それじゃあ確かにそういうのは無理だな。
えーと、向こう行こう。こっちで両性用だとダサいのしかない気がする。

(囚人服みたいなアレとかである。
 まさか二週続けて女性用の水着探しに同伴する事になるとは、と思いつつトトに移動を促した。)

トト > 「そっち? ……… むむ、こっちじゃなかったのかい?分かったよ、僕は全く詳しくないからね
ダサい、というのがあんまり良くない意味な事くらいはわかるけど……… あ、こっちの水着は可愛いのが多いんだね?」
七生の内心を知ってか知らずか、不思議そうに首をかしげてついていく、反応からすると【カッコイイ】より、【カワイイ】のほうが好みなように見える

東雲七生 > いやまあ、うん。俺のミスだ、悪かったよ。
そっか、トトは可愛い方が好みなんだな、そうかそうか……。

(こめかみのあたりに鈍い痛みを感じながら店内を移動する。
 もしかしたら下半身だけ隠せればいいのではないだろうか、という考えも脳裏を過るが、流石に確認する勇気は無かった。)

トト > 「そう、なの…? 七生、無理してないよね?僕が何か悪かったかな……… うん、そうかも、こっちにあるのがそうなのかい?」
心配そうな口調になりながら七生の後を追う、カワイイのがいいのか、と聞かれると、素直に頷いて

東雲七生 > まあ、何と言えば良いんだか……とにかく、勘違いって奴だ。
まあでも、こっちならお前もきっと気に入るのあると思うぜ!うん!

(そう言って女性用水着のスペースへとトトを連れてきた。
 前に来た時も思ったが、目のやり場に困るし場違い感が凄まじい気がしている。)

トト > 「むぅ…  ! わぁ… コレ、外にも飾られていたよね?あはは、ちっちゃい!」
まだ少し納得いかなそうにしていたが、中にはいると一変して、所謂ビキニというものに触れて、面白げに触れてみたり

「僕の身体は大きくは作られてないから… これはダメだなぁ。」
カップサイズの大きな女性用のものを手に取って自分に合わせてみたり

「ふんふん、これはセパレートタイプって言うんだね、下着に似ているけど、こっちはこっちで色んな種類があるんだね。」
ぴろん、と水着の内部まで興味深げに観察したり、目をキラキラさせて選んでいるようだ

東雲七生 > ………。
と、トト。せめてもうちょっと小さい声で、な?……な?

(居辛い。
 凄く居辛い。
 せめてこの友人には出来れば静かに選んで欲しいものだけど、それを伝えたら“何故なのか”を説明しなければならないことだろう。
 それは恥ずかしいので、ただただ居心地の悪さと戦いつつ楽しそうに水着を物色するトトを見ている。

 本当に、楽しそうにしている相手は強いな、とぼんやりそんな事を思う。)

トト > 「ちいさく… はーい… じゃあさ、七生、ちょっと聞きたいんだけれど。」
言われると、大人しく声が少しちいさくなる、アホの子ではないのだ、アホの子では

「この水着と、こっちの水着、どっちがいいと思う?結構、悩んでるんだけれどね。」
青々とした緑を彷彿とさせる色のワンピースに、夏の花の向日葵をあしらったホルターネック、どちらも腰にはフリルがついている
… を、七生に見せて、意見を聞いてくる

東雲七生 > ん?なになに?聞きたい事?

(素直に声量を落したトトを見て、友人に対する評価を改めた。
 同時に少し失礼だったかな、と詫びる。心の中でだが。)

あ、あー……なるほどな。
俺としては、向日葵の方が映えるんじゃねえかなって、思うけど。

(ホルターネックの方を指して、思ったままを述べる。)

トト > 「そっか、七生的には、こっちのほうが僕に似合うんだね?君がオススメするなら、こっちで… あ、じゃあちょっとこっちきて。」
と、七生の手をきゅっと掴んで、引っ張っていく、抵抗されなければ、到着するのは当然のごとく、試着室の前だ

「試着、って事は試しに着ていいんだよね、ちょっと之着てみてくるからさ、待っててよ。」
試着室の前に来たならば、そう言ってぱさり、と中に入りカーテンを閉める、程なくごそごそと着替えの音がし始める

東雲七生 > え? あ、おう。別に手なんか繋がんでも……。

(頬が赤らむのを悟られない様に辺りを見回しながらも引っ張られるままに試着室の前へ。
 呆然としている間に試着室の中へ消えたトトに気付き、途端に狼狽え始める。)

え、いや、着るのは良いけど。
何で俺連れて来られたの? なんで?

トト > 「いいじゃないか、別に減るものでもないし、僕は直ぐにでも之を着て、七生に見てもらいたいんだもの。」
にこー、と楽しげに笑みを浮かべながらウキウキした様子で

「よし、できたっ、どう七生?初めて着たんだけれど、見た目よりもなかなか着心地がいいものだ。」
先ほどのホルターネックを来た姿を七生に見せる、くるん、と回るとフリルと長髪がぱたぱたと揺れて…
首後ろで結び、胸を少しばかり強調するホルターネックなおかげで、ワンピースで隠れていた僅かな膨らみが確認出来る様に

「そりゃあそうだよ、服は他人に見せるものだろう?この試着だって、僕だけの主観で決める訳には行かないと思うんだ。
それに、折角なら、僕も友達がいい、って言ってくれる服を選びたいと思うしね。」
と至極真っ当っぽい事を言っている、気がする

東雲七生 > ど、どうって聞かれても……。
似合ってる、と思うぜ?俺は……あくまで俺は……。

(感想を問われても困る、と言わんばかりに顔を真っ赤にして逸らしている。
 トトの主張は至極もっともだと思ったが、それとこれとは話が別だ。
 前回水着選びを手伝った時だって、流石に試着の感想を求められることは無かったのだ。)

と、とにかくだ。似合ってるからさっさとまた着替えろって!
つーか水着くらい主観で選んで良いと思うんだけどっ!?

(顔を背けたまま、手を払う様にして着替えを促す。
 正直、ほとんど見ていない。見れる気が、しなかった。)

トト > 「………? 七生、もしかして恥ずかしいの?変なの、どうせ海に行ったらお互い見ることになるのに。」
不思議そうに首をかしげている、本当にそこら辺は良くわかってないらしい

「えへへ、そっか、似合ってるんだね、じゃあ之にしよう!ちょっと待っててね、直ぐ着替えちゃうから。」
こくこく、と頷いてカーテンを閉める、ごそごそと着替え始めたようだ

「……… だって、折角だもの、一緒に選びたかったんだ。」
ぽそ、と閉まったカーテンの中から漏れる小さい声

東雲七生 > そ、それはそうなんだけどなっ!?
ただ、こういう場で見るのは……いや、何て言うか、そ、そうだ!
当日の楽しみにしたかったんだよ、そう……そう!

(懸命に適した言い訳を探して頭を働かせる。
 そしてトトが納得した様にカーテンを閉めれば、ほっ、と胸をなでおろした。)

いや、まあ……そっか。悪い。

(少しだけバツの悪そうに頭を掻いた。)

トト > 「… ん、いいよ、理由も分かったし、選んでくれたし。」
小さめの声がカーテンの中からぽそぽそと

「… よし! っと、楽しみだねぇ、海 ね、僕、スイカとか食べてみたいな、七生はしたい事とかある?」
カシャンッ、と元気よく水着を抱えながらカーテンを開けて、すっかり元の服装に戻って七尾の前に出てくる

「取り敢えず僕はこれでオッケー、かな?七生は他に買うものあるの?」
とか言いながら、にこーっといつもの笑顔

東雲七生 > ……。

(何だかとても気まずい。
 さっきとは違った居心地の悪さを覚えて何度か頭を振る。)

あっ、えーと。そうだなあ……。
スイカ割り、してえなあ。何か掲示板にそんな記事が出てたのを見たんだ。

(試着室から出てきていつもの調子で話しかけてくるトトに少し安堵する。
 何がしたいか、少し考えて答えた後は、再び男性用水着のスペースへと。)

ああ、俺も幾つか新しいの買おうかなって思ってさ。
せっかくだし、見ていいか?

トト > 「うん!勿論いいよ、男性用、って大分こっちとは違うよね、僕ももうちょっと見たいとは思ってたんだ。」
笑顔で頷きながら一緒に男性用水着のほうに移動し、色々と物色し始める、取り敢えず手に取って見ているだけだが

「いいよね、スイカは水分もたっぷりらしいし… スイカ割り?普通に食べるのとは違うんだよね、何だろう。」
ふんふん、と七生の答えを聞いて楽しげに考えていたり

東雲七生 > そりゃあ、上は隠す必要ねえからなあ。

(トランクスタイプの水着を何着か見定めながら笑う。
 全身覆ったりするものもあるのだろうが、暑い中着てるのは大変なんじゃないかと東雲は思う。)

スイカ割りってのは……いや。
これはその時の楽しみに取っとく方が良いな。

(黒地に赤のラインが入った水着を見つけ、おぉ、と感嘆する。)

トト > 「そっか、そうだよね、むぅ、僕も男だったら、どっちからでも選べて楽しかったかも………。」
割と本気で残念そうにそう呟いたり

「ふむふむ、七生は此処へんの水着が好きなんだね… どうかしたの?結構濃い色の水着だけれど。」
感嘆を漏らした七生に対して不思議そうに首をかしげて、しげしげとそれを見てみたり

東雲七生 > いや、男だったら普通にこっちだけだと思……。
そうでもない、のかな。

(そういえば以前大柄な男が全身隠すタイプを探していた気がした。
 案外男でも上も隠すのかもしれない、と思い直す。)

え?いや、かっこよくね?この、ラインとか。
あー、これ良いな……これ買おうかな。幾らだろう。

(よほど気に入ったのか値札をじーっと睨んでいる。)

トト > 「どっちでも選べる人はいないのかな?いたらちょっと羨ましいんだけれどね… ふーん。」
こてん、と首をかしげて話を聞いていて

「カッコイイ… のかな、僕はちょっと良くわからないや、あ… でも、七生になら似合う気がするよ。」
にこにことその様子を見て笑みを浮かべながら、一緒に値札をじーっと見て

東雲七生 > いや、選ぶ奴は選ぶと思うけど……。
俺は別に上隠す必要が分からねえって言うか、まあ……。

(そんな事を言いながら頬を赤らめる。)

このカッコよさが分かんないかー……そっかー……。
似合うと思う?マジで?……よっしゃ、思ったよりちょっと高いけどこれ買おうっと。

(ぐっ、と拳を握り水着を小脇に抱えた。)

トト > 「?そういうものなのかな、ふぅん… 難しいんだね。」
頬を赤らめた七生に対して不思議そうにそう言って

「うん、良くわかんない、あ、でもそれを着た七生を見たら、ちょっと分かる事もあるかもね?」
楽しみだよ、と続けてわくわくした表情を見せる

東雲七生 > まあ、複雑なんだよ。男ってのは。

(そんな事をうそぶいて誤魔化した。)

これを着た……。
ハッ、別に俺は試着したりしねえからな!海行くときは、着てくと思うけどさ……!
それより、さっさと会計しちゃおうぜ。

(何故だか慌てた様子で首を振ると、レジを探して店内を見回す。)

トト > 「男、かぁ……  いや、うん、分かってるよ?【お楽しみ】だよね?」
難しそうな顔をしてから、七生の言葉にはきょとん、とした顔を返して

「うん、お会計おねがいしまーす、だね、あ、レジはあっちみたいだよ?」
レジを見つけたのか、七生の手首をくいくいと引っ張って、レジの方に向ける… 一応、手を繋がないように配慮したらしい

東雲七生 > はは、男っつーか、俺が面倒臭い奴なだけかもしれないけどな。
ああ、そっちか。サンキュー。

(苦笑しながら、促されるままにレジへと向かう。
 水着姿を見て異性を感じさせられてからは余計に手をつなぐのが気恥ずかしい気がして、
 気を使ってくれるのが何だか少し嬉しくもあり、申し訳なくもあった。)

トト > 「うーん、確かに今日の七生はちょっと変な所もあったかも…  でも、それは僕もお互い様だし。」
んー、と口元に指を当てて、少し考えるように

「ま、いいんじゃない?僕はとっても楽しいよ、一緒に買い物に来れて良かった!ありがとう、七生。」
と笑顔で会計を済ませている間も笑顔のままで、本当に楽しそうなのがよくわかる

東雲七生 > お互い様か? 別にトトはいつも通り、変なとこなんて無かったぜ?

(困った様に笑いながら、レジで会計をする。
 意外と値が張ったが、良い買い物をしたと思えた。
 何より、楽しかったから。)

良いんだよ、俺も楽しかったしさ。
さあて、次はこれ着て海に行かないとな!

(そう言って買ったばかりの水着を軽く掲げる。)

トト > 「何時もどおり、か……… ん、七生がそういうならきっとそうだね。」
少し目を細めて、七生を見つめてから

「うん、次は海だねー、また次、約束しないと、やる事一杯で大変だよ…… ふふ、楽しみだ。」
おー、と此方も真似して水着の入った袋を掲げてみせる

東雲七生 > ん? なんか妙に引っ掛かる言い方だな。

(トト自身が変だと思ったところでもあったのだろうか、と首を傾げる。
 待ち合わせてから今に至るまで、おかしな所なんて無かった筈だ。
 まだこの友人に関しては知らない部分の方が多いが、それでも普段通りと呼んで差支えなかった、と思う。)

別に約束なんてわざわざしなくとも、お前が行こうって言ったらいつでも行くぜ?
……気になったんだけど、何でそう“約束”にトトは拘るんだ?

(昔何かあったのか、と軽い気持ちで訊いてみる。)

トト > 「ん… 自分でも、良く、分からないんだけどね、強いて言うなら…… だけど
僕は、七生の意見を大事にしたいと思った、僕自身がどうしたいかより、まず君の意見を聞きたかった。」
そんな所だよ、と呟く、結構… そう、自重してたんだよ、僕?と続けて笑い

「……… 僕は【ゴーレム】だからね、制約、命令、元々はそれに従うように造られてる、いや、造られてた
でも… 約束は別だ、約束は双方向のものだろう?僕と君の間に作るものだ、だから… 僕は約束が好きなのさ。」
一度、考え込むように立ち止まって、少しタメを作ってからそう語る

東雲七生 > ふぅん……?
そうなのか、……何だよ、別に付き添って貰ったからって遠慮なんてしなくて良いんだぜ? お前が気に入ったの選べば良いじゃあねえか。

(自重なんてしなくて良かったのに、と笑いながらトトの肩を軽く小突こうとする。
 なんだか水臭いじゃねーか、と鈍い少年は少しだけ口を尖らせた。)

……ほーん。 なるほど。大変なんだな、ゴーレムってさ。
お前の考えはよーく解った。じゃあ、“約束”だ。今日買った水着で絶対海に行こうな!

(満足げに数度頷いて、それからニカッと笑みを浮かべて小指を立てる。)

指切り、知ってるか?

トト > 「っとと、… 君の選んだものを買いたかった、それだって、僕の間違いのない感情なんだよ、だから、これでいいのさ。」
小突かれてくすぐったそうに笑いながらそう言い切る、微かに頬が赤く見えて

「うん、約束、だよ…  ?指切り?知らないな、指を切るって、少し危険な匂いがするけれど。」
額面通りに取ったらしいが、真似して小指を立ててみる

東雲七生 > そっかー。それなら、まあ、結果オーライだな。
また何か迷った時は言えよな、俺で良ければまた選んでやるからさ!

(満足げにに笑みを浮かべて告げる。
 試着の時にあまり見れなかった事を少し悪く思ったが、それは次に挽回しよう、と。)

やっぱ知らねえか。いいか、指切りってのは別に本当に切るわけじゃなくてな?
こうやって、約束の時にするおまじないみたいなもんさ。

(立てられた小指に、自分の小指を絡めて笑う。
 ほのかな暖かさが伝わるだろか。)

トト > 「勿論!一番に七生に相談するよ、七生だって、困ったら僕に相談してくれてもいいんだけどね?
まぁ、役に立てるかはびみょうだけどさ… 色々勉強しておくから。」
ちょっと胸を張ってみせる、体のことを理解してから見ると、確かにちょっとだけ膨らんで見えるかも

「ふむふむ… こうして… こう?… ♪わぁ、なんだろうこれ、くすぐったいけどすっごい嬉しいよ。」
小指をきゅっと絡めて、此方も笑う、お互いの暖かさが伝わるこの感覚が、とても好ましいようだ

東雲七生 > いや、別に他の奴に相談しても良いんだからな?
そうだな、何かあったらお前に訊くよ。まあ、俺あんまり悩んだりってしねえんだけどさ。

(少しだけ張られた胸に意識が向いて、赤くなって目を逸らした。
 入店前と入店後で変わってしまった印象に、少し落ち着かなくなる。)

だいぶ昔っからあるおまじないなんだってさ。
詳しい事は俺もよく分かんねえんだけど、何か好きなんだよなあ。

(笑いながら絡めた小指を見て、軽く上下に振って、そして離した。)

トト > 「うん、… いいね、約束、指切り… 覚えたよ。」
離したあとも、しばらく指を立てたままじっと見ていて

「ま、その時はその時で、ね… 僕がしたいようにさせてもらうよ、またこうして一緒に買い物するのもたのしそうだしね
さ、ご飯でも食べに行こうよ、それとも来る前に食べてきちゃった?」
くすくす、と笑いながら七生の横にたって、一歩先に歩き出す

東雲七生 > お、飯?
あー、そうだな。軽くなら良いかも知れねえな。
別に食ってきた訳じゃねえんだけどさ、夜はあんまり食わねえんだよ俺。

(それでもまあ、ここで別れるのも名残が惜しいので。
 トトの申し出を快く受けることにした。)

トト > 「よーし、じゃあ出発!何を食べようかな、ふふ、此処はやっぱり、七生のおすすめをまた聞きたいところだけど。」
おー、と手を振り上げて今度は食事処を探し始める、今日がまだ続くのは良い事だ、そう思って

東雲七生 > 何だよ、俺にばっかり。今度はお前の番だろ!

(笑いながら水着ショップを後にして、学生通りを並んで食事処へ並んで歩いただろう。
 友人との放課後を充分に満喫してから帰ったようだ。)

トト > 「むむ、仕方ないなぁ、じゃあ、とっておきを案内してあげるよ!」
そうやって案内されたラーメン屋は、当然というか何というか、とてもスープが濃厚であったそうな

ご案内:「学生通り」からトトさんが去りました。
ご案内:「学生通り」から東雲七生さんが去りました。