2015/06/01 のログ
川添 孝一 > そ、そうなのかー。(タルトフロマージュを一口食べる)
(緊張のあまり喉が渇いていたせいで、喉に詰まって咽るかと思った)
(いつも食べているこの店のタルトフロマージュは高揚するほど美味かったのに、今は苦しいだけだ)
……心配事とか気になることっていうのは、いったい……?
(内心穏やかでないことは確かだった、剣呑な方向に、だが)

能見さゆり > くすくす、そんな顔しなくてもいいのに。可愛いなぁ。
気になるっていうのは、川添くん……あなたのことよ?
最近、どう……?
【心配するような優しい笑顔を向ける。不良学生ではありながらもぎりぎりのところをたどっている生徒のケアも仕事のうちだ。
正確には、風紀の仕事というより彼女に与えられた基本設定によるものなのだが。
ケアをしつつ、他人の好感度を適度に上げ、学内風紀にも行動にも得になるようにするという基本方針に従って行動しているからだ】

川添 孝一 > ははは……可愛いなんてそんな…(また一口、レアチーズケーキを食べる)
(砂を噛んでいるような最低の味がした)
(そう感じるのは自分の精神状態のせいにあって店の落ち度は一切ないことを自分の中で何度も確認した)
最近は……ツイてないことばっかりだな…
何かとこう、な。星巡りが悪いっていうか。
(デスティニーマウスの刺繍が入ったハンカチで額の汗を拭う)

能見さゆり > まあ、うちのレイチェルに負けて連勝ストップしてるし、もしかしたら強がってるけどしょんぼりしてなければいいなって思ってたんだけど。
ほら、川添って……ぱっと見に反して、割と繊細でナイーブなところあるから、気にしてなければいいなって。
【ただし、このケアしながら半分はえぐるようなスタイルは、もしかしたら彼女のAIにもともとそう言う傾向があるのかもしれない】

……ついてない、ね。
んー……じゃあ、さ。突然で悪いんだけど……今度、ディスティニーランド、一緒に行かない?
詳しいんでしょう、案内してくれない? 案内代くらいは出すから。
その……もし……そっちさえ良ければ、だけど。
【いつもの笑顔で、言い切った。絶妙の間で。
要注意的な行動を日常的に行う彼を観察して行動を把握しておきたい、という行動なのだが。】

川添 孝一 > …………そっすね…しょんぼりしてるかも知れない…
(まだ自分が白目を剥いてないことが不思議だった)

あ、あー……そうだな! 今度一緒に行こう! デスティニーランド!
(もうヤケであった―――毒を食らわば皿まで)
そ、それじゃ俺!(バクバクと残りのスイーツを食べて)そろそろ帰るから!!
(周りから見れば憧れの女性との会話の末にデートの約束を取り付けたハッピー極まる男にも見える)
(だがその内心で食べたスイーツの味もわからないほどの地獄を見ていることを知る者は少ない)
じゃあな能見!(自分の分の伝票を取って立ち上がる)

(その後、レジで小銭をブチ撒けて慌てて拾って精算)
(コケそうになりながらカフェから逃げる彼の後姿が見えただろう)

ご案内:「カフェテラス「橘」」から川添 孝一さんが去りました。
能見さゆり > よかった、ありがとう、川添。
今度行くとき日付教えてね、スケジュール合わせるから。
……くすくす、何やってるんだか。
【小銭をぶちまける様子を微笑ましく見守る行動を取りながら、とりあえず彼が機嫌を直してくれたようで一安心しつつ、アップルパイを口に運んだ】

能見さゆり > さて……と。じゃあ改めていただきます、かな?
【監視対象27……川添孝一の対処終了。現状進行中のToDo無し。通常行動。少女は、とりあえず頼んだアップルパイを口に運びつつ、適当に外を眺めていた。適当に外を眺めるのは、通常行動中の基本として外の物事を可能な限り知るため。少女の行動すべてには意味があり、何らかの方針にもとづいて行動している】

能見さゆり > ……ん、やっぱりアップルパイはダッチが美味しい。
【普通に見れば、パイを味わいながら紅茶を楽しむ少女に見えるかもだが、特に味わっているわけでもない。パイを楽しむ動作をしているだけで、楽しむ、という行動方針は、ない。喜びは理解するが、それはパイを食べることではない。パイを食べることを嬉しいと感じるのはどういうことかというのを把握しているだけだ。ダッチが好き、というのも設定でしかない】

能見さゆり > ん、ごちそうさま。もう一個は……やめておこうかしら、ぐぬぬ。
【少女は設定に従い設定通りに行動するだけの便利な道具だが、それがおかしいとか不満だとか思う思考は持ち合わせていない。その通りに行動し、そのとおりに振るまい目的のために行動するだけだ。それはかすかに感情で言えば喜ばしいことになるのだが、そもそも喜ぶ以外の感情はない。ならばそのとおりに行動することはとても良いことで正しいこと。つまりそういったことも含めて普段から笑顔になる部分があるのだが、それは基本的にコミュニケーション上良いことなので、問題無いと思っている。】

能見さゆり > 【なお、もちろん彼女の素性からしてもう一つケーキを食べても太ることはない。】
能見さゆり > ……店員さん、お勘定お願いします。
【そして店員に声をかけ、レジで代金を支払うと、店を後にし……目的地へと向かった】

ご案内:「カフェテラス「橘」」から能見さゆりさんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に雪城 氷架さんが現れました。
雪城 氷架 > 「(たまにはこういうとこでモーニングも悪くないよな)」
制服を着込んだツインテールの少女が入店する
まだ何人か学生らしき男女も朝食をとっているが…少ない
それはそうだ。今の時間から悠々とこんなところで朝食をとっていては遅刻が確定する

雪城 氷架 > 「お姉さん、モーニングセットのBで」
窓際の席について、注文を飛ばすとのんびり、
外は登校中の学生が見える、急ぎ足、走っている者、色々だ

「(みんな真面目だよなー)」

雪城 氷架 > ふぁ…と不意に出るあくびを噛み殺して目を擦る
結構よく寝たつもりだったが、寝たりなかったらしい

注文が来るまで暇なのでポケットからスマートフォンを取り出してゲームに勤しむ
あまりやりすぎると充電がマッハなので程々に
こういう時に充電できる異能をもっていると便利なんだろうな、と思いつつ忙しく操作をはじめた

雪城 氷架 > 「っあ、ミスっ……た……」
スマホのパズルゲームは厳しい
ワンミスでゲームオーバーになる上に、その時点から再開するには現実の金を要求される

やる気をなくし、はぁーっとため息をついてスマホを仕舞う

窓から見える景色にはまだ登校中の学生が見える
急げいそげ、そろそろ教室に入って準備しないと間に合わないぞ、と内心思いながら眺めている

雪城 氷架 > 自分の異能力に関係する講義は午後からだ
午前中は退屈な、一般教育の授業が詰め込まれている
しかも今日は初っ端から確か古典だ、寝る確率100%、行っても行かなくても同じである

「……異能の授業だけしてくれりゃいいのにな……」
ぼそりとそんなことを呟く

雪城 氷架 > 「(数学とか古典とか、一体なんの役に立つんだよ)」
計算機が発達した時代、頭で計算する必要はほとんどない
古典だって、現代ではまず使われない様式を習ってなんの意味があるのか
『学校の勉強は学び方を学ぶもの』とか言われる、それはそうか、納得もできる

けど学び方のため、と言われてもピンとこないのが現実の学生なのだ
興味のある授業や講義は、自然と足が向くのだが

ご案内:「カフェテラス「橘」」に士尺 流雲齋さんが現れました。
雪城 氷架 > 「………」
学業に身が入らないのは何も此処に来てからの話じゃない
以前いた、普通の中学だってサボって屋上なりで寝てた時間のほうが長かった、
何度怒られてもこのサボり癖は治らない
この学校に来て、異能のことに関しては真面目に向き合う気になったものの、その他の授業に関しては相変わらずだ

……そんな物思いに耽っているとお姉さんが注文したモーニングセットを持ってきた
学校いいの?と登校する生徒の姿もすっかり減った窓の外を見ながら聞いてきたが、いいのいいのと軽くあしらった

士尺 流雲齋 > 【からん、ころん、と下駄を鳴らし、着物の老人が杖をついて現れる。ゆっくりと、だがしっかりとした足取りで、窓側の席によっこいしょ、と腰を下ろす】
ふうふう。軽くお茶でも頼もうかの

雪城 氷架 > 「(……あのじいちゃん、あれ、どっかで見た…ような…)」
入店してきた老人を見て思案、思い出せないので、まぁいいかと朝食に向き直る
トーストに特製サラダにコーヒー、ワンコインモーニングならこんなものだろう。
Bコースはトーストなのでより手軽だ

士尺 流雲齋 > 【運ばれてきた熱いほうじ茶をずずっとすすり、深く息を吐いた。
窓の外から駆けていく生徒たちをぼんやりと眺めながら、すぐ近くの女生徒に声をかける】
……。授業、行かなくていいのかの?

雪城 氷架 > 「んぁ…」
トーストを頬張っていると声をかけられて、そちらを向く

「えーっと…苦手な授業、あんま出る気しなくて…」
老人のおせっかい焼きだろうか、と思いつつも特に嘯くわけでもなく、素直にそう答える
もともと性格自体は素直なほうなのだろう

士尺 流雲齋 > 【ゆるゆると、茶をすすりながら応じる。思いのほか素直な答えに、小さく笑った】
ほっほっほ。安心せい、説教する気なぞないから。こんなじじいの話なんぞ、朝っぱらから聞きたくなかろう。
……まったくご苦労様じゃよ。座学に気が乗らないなら、また別の日にすればよい。異能の授業でよう見かけるが、そちらは問題ないのじゃろ?

雪城 氷架 > 「え、あ……」
老人の言葉に、コーヒーを飲もうとした手が止まる
そうだ、なぜ思い出せなかったのか。
入学式の教員紹介の時に見たのだった。
なぜ思い出せなかったのか………大あくびしながら見てたからでしょうね

「先生…だったか……う、うん、異能のコト学びに来てるわけだから、な…。いっそ異能の授業ばっかりならいいのに…」
先生とわかれば、つい素直な本音も出てしまう。
基本教育、と呼ばれる一般的な教育の講義。
必要と断じられた生徒にはそこからも最低限の単位が進級に求められる…それが足かせにしか感じられないのだ

士尺 流雲齋 > 【にこにこと、頷きながら話を聞いている。とっくに湯飲みは空だ】
なるほどのう。学びは、誰かに拘束されてやるもんではないと、儂も思うのじゃよ。だが、知識の吸収という事では、若いほどやりやすいものじゃからなあ。年を取ると、どうも忘れっぽくなってしまっての。
【そういって、また笑う。答えを提示するわけでもなく、いさめるわけでもなく】

さて、儂はこれから魔法剣の教材を探しに行かにゃあならん、お先に失礼するぞ。
……歴史や地理、言語、計算……座学も、時に身を助けることもあるのじゃよ。おぼえておいて、損はないぞい
【どっこいしょ、と杖に寄り掛かって立ち上がる】

雪城 氷架 > 「………」
否定するでも反発するでもなく、ただただ素直に老人…先生の言葉を聞いて、飲み込む。
こういう考え方の先生もいるのだとちょっと意外だった

「…わかったよ、覚えとく……ありがとう」
こくん、と頷いて、立ち上がる先生の背中を見るのだった

士尺 流雲齋 > ……座学が苦手なら、担当が技量不足ということもあるかもしれんわなあ。
休日、暇があったら農業区へおいで。授業ぐらい寝とっても、要点かいつまんで教えてやろう。ではな
【会計を済ませると、からん、と下駄を鳴らし、小さな後姿が見えなくなる】

ご案内:「カフェテラス「橘」」から士尺 流雲齋さんが去りました。
雪城 氷架 > 「………」
老人の姿が見えなくなるまでその背中を眺めていた
そして何かを思い出したように、鞄を開き、
鞄の底で折り曲がっている学園紹介の小冊子を取り出し捲る

教員紹介
その中で、老人の姿を見つける……

「士尺 流雲齋…先生、っていうのか……」

雪城 氷架 > 僅かに残ったトーストを口に詰め込み、コーヒーで流し込む。
サラダもぱぱっと食べてしまって、鞄を抱えて立ち上がった

「ご馳走様」
慌て気味に会計を済ませて店を出る。
不思議と先生と会話したことで心の奥に溜まっていた面倒くささがなくなった気がする
もしかしたら、学園のそういう不満を誰か先生に聞いて欲しかっただけなのかもしれない

雪城 氷架 > 「二限目は…なんだったっけな…ま、いっか」
少女は駆け足で学園へと向かった────

ご案内:「カフェテラス「橘」」から雪城 氷架さんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に麻美子さんが現れました。
麻美子 > 「たっはー、見事寝坊ッスよー。」
そういいながらもケラケラと笑う。
時計は既に2限目くらいの時間を刺していた。
……すぐに教室に行かないあたり、やる気はお察しである。

麻美子 > 「ま、焦ってもしゃーないッスからね。
 ゆっくり朝ごはんを食べて、
 ちょっとお茶してから行けばいいッスよ。」

そう言うと、いつも通りにケーキと紅茶を頼み、
机にだらーっと伏せた。

ふとあたりを見渡すが、店内は閑散としている。
時間が時間だから当たり前だろうか。

「ま、たまにはこういうのも悪くないッスね。」

そう言うと、紅茶に手をつける。
静かなカフェテラスでのんびりするというのも、
たまには悪くない。

麻美子 > メモ帳を取り出すと、
昨日起こった出来事を追記する

「……えーっと、
 なんか学外でちょっとあったくらいッスかね。
 ―――ま、所見無しっと。」

特に書くこともなければ、作業はすぐに終わる。
後は、ケーキでも食べてのんびりするだけだ。
今日はチョコレートケーキにした。

「んー、美味しいッスー。」

麻美子 > 「どうするッスかねー、3限目からは出るッスかね」

時間的にすぐに行けば、一応3限には間に合う。
が、せっかくだからもう少しのんびりしたい気もする。

「まだ大丈夫ッスから、ゆっくり考えるッスよ。
 やる気になったら行くッス」

麻美子 > そう言うと、もう少しだらっとする事に決めたのか、
机に「あ゛-」と声を漏らしながらぐったりと倒れこんだ

ご案内:「カフェテラス「橘」」に西園寺偲さんが現れました。
西園寺偲 > 「いたぞ、こっちだ!」
「逃がすな! 捕まえろ!」
「手間ぁかけさせやがって!」

突然、カフェテラスに男たちが乱入してくる。
逃げてきた一人の少女が机に当たり倒れる。
男たち……公安委員は少女を乱暴に捕まえる。

麻美子 > 「い、いきなりなんスか!?捕り物ッスか!?」

いきなり入ってきた乱入者に驚き、立ち上がる。
あの少女は誰だったかはすぐには思い出せないが、
男達は間違いなく公安委員会だ、
じりじりと後退して少しずつ距離を取る。

「うへぇー…巻き込まれるのはゴメンッスよ……。」

西園寺偲 > 「静粛に――公安委員会です。皆様のご協力に感謝いたします」

穏やかな雰囲気を纏い、あらわれ一礼する。
男たちは少女を乱暴に引き立てると、嫌がる彼女をまるで物のように扱い連れ去ろうとする。

麻美子 > 「お仕事ご苦労様ッスー。」

彼女を連れて行く様子を写真に撮りつつ、
そう声をかける。

西園寺偲 > 「――――」

写真を撮る少女を見つけると、つかつかと近寄る。
男たちに顎で指示すると、公安委員たちはキミを囲み、
無理矢理カメラを取り上げようとする>麻美子

麻美子 > 「ちょっ、何をするッスか!!
 乱暴は困るッスよ!!」

(大人しく捕まりはするが、カメラは手放そうとしない)

「公安委員会ッスよね、『広報部』の麻美子ッス。
 麻美子には……―――私には、
 学校内で発生した出来事を学校に報告する義務があるッス。
 理由無く邪魔するなら、学校側に逆らったとして報告するッスよ。」

麻美子 > 「一般人に邪魔されても文句は言わないッスけど、
 公安委員会の人間なら、広報部の事も、
 その役割も知ってるはずッスよ。」

(大人しく捕まりながらも、
 さっさと離せとばかりに彼女を睨みつける。)

麻美子 > 「なんとか言ってみろッス。
 今なら素直にごめんなさいって言えば許してやるッスよ。」

ふふんと笑いながら、西園寺偲を見る。
捕まってる状態で言ってもあんまり説得力が無い。

西園寺偲 > 「なるほど、広報部ですか。
では良い事を教えてあげましょう」

偲はキミの顔のすぐ近くまで顔を寄せる。
甘い吐息や体臭が感じられるほど近く、
妖しい視線が君を見つめる。

「あの生徒は『存在していません』。
よって、今日ここでは何も起きませんでした。
何も起きていないのだから報告義務もありません。
――カメラを渡しなさい」>麻美子

麻美子 > 近寄られれば、やや顔をしかめる

「お姉さん香水がちょっときついッスよ。
 もっとさり気無く使ったほうがいいッス。
 あと、甘い匂いの香水あんまり得意じゃないッス。
 おばさん臭いッスよ。」

やれやれと首を振り
「話が通じないようで残念ッス、
 公安委員会の独断で『何も起きてない』と決める事は出来ないッスよ。
 学校にはちゃんと報告するッス。
 その『無かった事』まで報告するのが広報部の義務ッスから。」

キィンという甲高い音と共に、
周囲の男が掴んでいたはずの麻美子の身体がすり抜ける。

麻美子 > 「悪いッスけど、
 ここは実力行使で逃げるッス!!
 公安委員会が調子こいてたって事は
 学校にしっかり報告するッスよー!!」

西園寺偲 > 「――広報部、ですね。
覚えましたよ」

去り行くキミを見ながら不愉快そうに呟く。
男たちが慌てて追うが、追いつきそうもない。
どうやら「おばさん臭い」と言われた事が頭にきたようだ。

「いずれ、その身体にたっぷり教えてあげますよ――
公安委員会を敵に回した事の意味を、ね」

麻美子 > 振り返るとべーと舌を出し

「あっかんべーッス!!
 報道の自由は誰にも侵せない崇高な権利ッスよー!!
 あ、あとそこの店の支払いお願いするッス。
 これじゃあ食い逃げになるッス!!」

そういい残して、彼女はどこかへ走り去って行った

ご案内:「カフェテラス「橘」」から麻美子さんが去りました。
西園寺偲 > 「――――」

ちゃっと手で眼鏡を直す。
当たり前の事だが代金は払わず、食い逃げ犯として「未見不麻美子」のデータにアクセス。
ブラックリストに書き込み、カフェテラスを去った。

ご案内:「カフェテラス「橘」」から西園寺偲さんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」にダィスクさんが現れました。
ダィスク > [一人の男がテラスでハーブティーを飲んでいる。一見すると従業員に見える彼だが、そういう服なだけで客のようだ。]
ダィスク > 【PL:なんか便利な機能が増えたみたいなので再入室します】
ご案内:「カフェテラス「橘」」からダィスクさんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」にダィスクさんが現れました。
ダィスク > うーん…[何やらタブレットを見ながら唸っている]
ご案内:「カフェテラス「橘」」に士尺 流雲齋さんが現れました。
ダィスク > [タブレットとのにらめっこは続く。何かのレシピを探しているらしい]ううん、今度輸入品店でも寄るか…
士尺 流雲齋 > やれやれ、叱られてしまったわい。
【苦笑いをしている、朝のサボっていた生徒について注意義務を怠ったとして誰かから問い詰められたらしい。もちろん、ボケたふりをしてかわしたが。まったく1度や2度でうるさいことじゃ。そうつぶやきながら、テラス席へ座り、緑茶を頼んだ】

ダィスク > [からりと響く靴音に耳をぴんと動かし、顔を上げた] おや、こんばんは。 [そして軽く会釈]
士尺 流雲齋 > 【ついでに、適当にお茶請けを頼むことにする】
どーっこいしょっと。おう、こんばんはじゃよ。ううむ、その耳…ダィスク、じゃったかの?あまり学生街は足を向けぬでな、忘れっぽくて困るわい。
【やがて運ばれてきた緑茶をすする。湯飲みには『夜叉』の文字が見える】

ダィスク > [ハーブティーの横には小さな皿がある。恐らくは何か少し食べていたのだろう] ええ、合っていますよ。えーと…士尺先生。僕も一応、非常勤の実習助手として書類上は先生なんですけどね…授業に携わる事って滅多に無いので仕方ないですよ。お店も目立つ場所には置いてないですし…
士尺 流雲齋 > なるほどのう、道理で教員同士の打ち合わせでもあまり見かけんわけじゃ。部活もかかわっておらんのかの?料理部とか、指導する機会はありそうじゃが。
【冗談交じりに問いかける、お茶請けは…せんべいのようだ。】
一度散歩に来たときは、主だった通りには喫茶店なんぞ見当たらなかったが……ひょっとして、いわゆる“隠れ家的空間”というやつかの?いずれ余裕ができたら寄らせてもらおうかの。

ダィスク > 部活動も考えたんですけど…僕より上手な人も「ここ」には多いでしょうし、お店が疎かになったら本末転倒ですからね。 [カップを少し傾ける]
隠れ家、なんて言えば聞こえはいいですけど、実際は地価の安くてお客を取り合わない場所を選んだだけですよ。 [やんわりと笑う] でも、研究区からレポートを書きに来る生徒とか、わざわざ南のほうから来てくれる常連さんなんかも居るから今じゃ満足してますね。

士尺 流雲齋 > ふうむ、それもそうよな。店もちは大変じゃなあ。
というても、他の連中とそういう話をしたことないから、わからぬが。
【せんべいをバリバリとかみ砕く。3桁過ぎた年でも全部自分の歯で食しているあたり、健康を通り越してちょっとおかしいレベルだが】

ダィスク > 『男とは自分の城を持ちたくて仕方のない生き物だ』……これは手伝ってくれた友人の言葉ですけど、実際自分の好きな場所を作って好きなものを売って、それで喜んでくれる人がいるんだからこんなに幸せなことはないですよ。 [ろくろを回すようなポーズ]
士尺 流雲齋 > 自分の城、ふうむ、そういわれれば。何か、わかるような気もするのう。ご友人の言葉か、なかなかよい言葉じゃて。
【せんべいを食べ終わり、お茶を飲み干し、深い息をつく。】
さて、儂ゃそろそろ行こうかの。お邪魔したのう

士尺 流雲齋 > ではの。
【会計を済ませて、また、からん、ころんと下駄を鳴らしながら、杖をつき、去ってゆく。小さな背中が、夜の闇に溶け込むように消えた】

ダィスク > ああ、いつの間にか時間が経ってましたね…また今度、機会がありましたらお話しましょう。[去っていく背中を見送る]
ご案内:「カフェテラス「橘」」から士尺 流雲齋さんが去りました。
ダィスク > さて、僕も行かないとなあ…[鞄にタブレットをしまって会計へと歩き出す。結局悩み事は解決しなかったが、今度でいいだろう。城は逃げないのだから。]
ご案内:「カフェテラス「橘」」からダィスクさんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」にクラスカさんが現れました。
クラスカ > すいませーん、カフェラッテ一つ。
(入店するなり手を挙げてカウンターに伝えると、足取りは二階への階段へ)
(リズムよく踵を踏み鳴らし、お気に入りである硝子張りの窓際カウンター席へ陣取った)
ふぅ。難しいね、人に認められるって。
(普段より深く腰を下ろす。沈んでいる声に比例して、その表情は暗い)

ご案内:「カフェテラス「橘」」に獅南蒼二さんが現れました。
クラスカ > (当然のことだが、魔導書の位が高いほど危険度は増す)
(魔導書もピンからキリまで存在し、単なる村の迷信に留まっている記述の駄文から、人間の心身に影響を与える実践的な呪術、人間を供物とした儀式の手法など、内容は実に多岐に渡る)
(故に学園も三級以上に相当する魔導書は厳重に管理し、取り扱いには細心の注意を払っている)
(入学したばかりでペーペーの自分にはいそうですかと渡してくれるほど、世界は甘くも優しくもなかった)
(ウェイトレスがカフェラッテを運んでくる。軽くどーも、と挨拶して思考に戻った)

獅南蒼二 > 随分と、浮かない顔をしているなぁ?(クラスカからは死角になっていただろう、柱の陰から声をかける。“独り言をつぶやくなら、もう少し周りを確認してからの方が良い。”などと苦笑して…)…図書館で騒いでいた学生というのは、お前の事だな?
クラスカ > ……獅南先生?(気配もなく突然現れた―実際何処かから空間を通って現れた可能性すらある壮年男性のことはよく知っていた)
(魔術を専門に教える性質の講義から、よく教室に出席はしている。またそれ以外に、色々な噂があるとも)
いやー、知りませんね。僕はそんな目立つような行動、できませんので。他人の空似じゃないですか?
(と首を傾げうそぶく。最悪の可能性を考えても、まさか公共の飲食店で手は出してこないだろうと踏んで)

獅南蒼二 > ほぉ…、お前のような銀の髪をした男がほかにも居ると?(ククク、と楽しげに笑って、柱の陰で男は立ち上がる。クラスカは熱心な生徒だ…成績がそれに比例しているかどうかは、この際コメントを控えるが。)…知らないのなら教えてやろう…この学園の図書館では、全ての貸し出し履歴、それだけでなく、貸出不可能であった場合の履歴も、もちろん、すべて記録されている。(クラスカに向かって、ゆっくりと、しかし確実に近づいて行く。だが、まだ距離はある、逃げるなら今だ。)
クラスカ > たくさんいるんじゃないですかね。ほら、珍しくもないですよ。
(長い前髪を指で摘むと、まばらな髪の奥から蒼色の瞳が見え隠れする)
(何か。獅南は何か狙いがあって接触している。図書館の騒ぎを耳に入れて、態々渦中の人物を探し出し身を晒すほどには骨を折る理由がある)
(単に善意から「貸し出しを教師の権限で許可してあげよう」などと言うはずはないだろう)
(最も後腐れない選択肢は―そう)
ところで先生、明日の現代魔術概論って、休講になりませんかね?
(諦めたように呟くと)

『火事だー!』
(男性客の悲鳴を合図に、店内がにわかにざわつき始めた)