2015/06/21 のログ
ご案内:「食堂」にメアさんが現れました。
■メア > (料理をしてみよう、そう思ったのが一時間前
そして今目の前にあるのは……)
何で……こんなの、に…
(今目の前にあるのは…何だろう?
もんじゃ?スライム?
少なくとも以前イタリア料理の店で食べた美味しそうな
パスタには見えない)
■メア > うぅ……
(フォークで器の上に乗ったソレを突いてみる
ブヨブヨとした手応えに震えながら、フォークを突き刺していく
ズブズブと中に入っていく。なにこれ……)
………
(今すぐゴミ箱に入れたい、そしてこれに関して全て忘れたい
だが食材を無駄に捨てるのは……頭の中で天使と悪魔が囁き合い
戦っている)
■メア > (考えているうちに、何か手に伝わる感覚に違和感を感じて
フォークを離す。……何で、フォークは刺した時の状態で動かないんだろう。
重力の力はどこに行ったんだろう…)
嘘……
(目の前にあるコレが信じられない。
そしてこれは料理なのか?そんな考えがふと頭をよぎる。
魔術や錬金術での失敗作、そっちのほうが納得できる
うん、これは食べ物じゃない)
■メア > よし……
(心は決まった、このよく分からない物体は三角コーナー行きだ
もしくは産業廃棄物として処理してもらおう。
そして皿を持ち上げる、プルルと揺れるのを見てまた震えてしまうが
しっかりとゴールに向けて歩き出す)
■メア > (一応、誰も見ていないのか周囲を確認。
やはり罪悪感はあるのだろう)
ん……
(そして、誰も居ないのをきちんと確認し
謎料理は三角コーナーへ…)
ご案内:「食堂」に苗羽 寧々さんが現れました。
■苗羽 寧々 > 入れようとするその手から、お皿を攫いインターセプトを試みる。
「やあ、お嬢さん」
「食べ物を無駄にしてはいけないよ」
料理の気配を嗅ぎ付けた卑しい欠食児童がエントリーだ。
「私が処理しよう」
不敵な笑みを浮かべる。
■メア > え…?
(あと一歩でこの謎物体を葬れる、そんなタイミングで見知らぬ
少女に止められた。)
え、えと……これは、やめといた…ほうが……
(私が処理する、そう言った彼女の目を見て確信する
この少女、食べる気だ…これを…
一応やめておいたほうがいい、そう止めておく)
■苗羽 寧々 > 止めようとする少女の瞳を真っ向見返して、ち、ち、ち、と指を振る。
「この苗羽寧々を舐めちゃいけないよお嬢さん」
「私はあらゆる食べ物を無駄にしないで育った女……」
「こんな、その……何?この……」
そうしてあらためて、というかここにきて初めて、お皿に鎮座する物体を直視する。
それは深淵から這い出して来たような、名状しがたい不吉なオーラを放っていた。
「遊星からの物体Xだとて……」
怯んだ。
■メア > えと……これは…
一応、パスタ……
カルボ、ナーラの…
(しいて言うならババロアやプリンだろう
だがそれでも遊星からの物体Xの方が近い感じがする
突き刺さったまま動かないフォーク、そしてなぜかプルプルしている
食べんのか?と挑発しているような動きだ)
■苗羽 寧々 > 寧々はどんな食べ物も無駄にしないで生きてきた。
食べられる野草も食べられない野草も食べてきたし、焼き魚の皮や内臓とて残したことはない。
だがこの、何?未知との遭遇?
どうやったらこれが出来るの?カルボナーラって人体錬成の隠語かな?
喉を鳴らす。
だがこれを打倒すれば……一食分の、食費が浮く。
宇宙的な失敗料理、恐るるに足らず!
その挑発、受けて立とう!
むんずとフォークを掴み、とりあえず引き抜こうとするが。
もしかしてこれ、丸ごとくっついてきちゃったりするんだろうか。
■メア > (ずっしりとした重みとともにフォークは物体xから抜ける
だが同時に何か黄色いソースの様な物がフォークの穴から出てきた…)
うわ……
(そしてメアは引いている、見た目がグロい…
だが、空腹によって研ぎ澄まされた少女なら感じるかもしれない
その湧き出たソース…なぜかとても良い匂いがすると)
■苗羽 寧々 > フォークは伸びやかに物体の一部を引き連れ、やがて生地のほうがずり落ちるようにして抜けた。
反動でぶるりと揺れる物体X、そこに開いたフォークの穴から。
ぶじゅるり、となにか膿汁めいたものが出てきた。
化学物質を嗅ぐ時の挙措――手のひらで扇ぐようにする――で匂ってみると、ことのほか良い匂いがする。
「カルボナーラ……完成していたのか……」
さながら、敵の襲撃を受け戦場と化した自軍の基地を何か出せる機体は無いかと走り回っていた矢先
期せずして秘密裏に建造されていた新型マシンを発見した一般兵。そんな感じのため息を漏らす。
「勝てる、これなら……!」
皿をテーブルに置いて、あらためてナイフを持ってくる。
ケーキのように切り分けてみればどうか。場合によっては美味しそうに見えやしないか。
■メア > (切り分ければ外側はなぜか膜の様な構造になっていた様だ
中からは無事な状態で茹でられたパスタに卵とチーズの使われた
ソースが絡み合いあらわれる。)
あれ…?
(てっきりあの状態が中まで続いた不気味スライムと思っていたのか
首をかしげる。思ったより中身の方は普通?と)
■苗羽 寧々 > かくして、宇宙からの物体を帝王切開したら、カルボナーラが生まれた。
「中身が分かってみればどうして」
「なかなか乙なおもてなし!」
腕組みをしてうなずく。遊星からの物体Xとか言ってたのはどこ吹く風である。
未知は未知だからこそ恐怖である。
正体が知れてしまえば安心して食べられよう。
宇宙からの物体あらため!
カルボナーラ恐るるに足らず!
「いただきます!」
手を合わせてしっかり食前の挨拶をしてから、フォークで巻いてつるりといった。
■メア > (物体Xの生み出したカルボナーラ…それはいまだ未熟ながら
はっきりと自己主張をする輝かしい原石のような味わいが
口中に広がる!)
えと…どう、かな…?
(少し心配そうに尋ねる。一応普通の見た目にはなっていたが
味はどうだろう…と心配そうに少女を見つめる)
■苗羽 寧々 > もぐもぐと噛み味わう。
ああ、カルボナーラなんて食べるのはいつ以来だろう。
濃厚な卵にチーズ、まろやかな味わいを持ったソースを麺が絡めて、そのコクのまとまりを舌へと届け、味覚神経を介して脳みそを直撃する!
それはまだ未熟ながらも、確かな旨みを持った、青い果実の初々しさ!
「ふ……ふふ」
ふるふると身を震わせる。
口元には込みあがるようにして、笑顔。
「お嬢さん、やるね!」
サムズアップ。
■メア > あ、ありがと……
(褒められて嬉しいのか、少し俯く。
初めての料理で褒められた…最初の見た目は最悪だったが
味は良かった…安心し、ホッと胸をなでおろす)
えと…私は、メア……貴方、は…?
■苗羽 寧々 > 「私は苗羽寧々」
「通りすがりの腹ペコ女よ……」
よろしく、と握手を求め。
「せっかく作ったんだし、自分でも食べてみたらいいんじゃない?」
と、お皿とフォークを出してきて、取り分けてあげる。
「大丈夫、ちゃんと美味しいから」
■メア > 寧々…よろしく……
(ギュッと手を握り)
……うん…
(フォークを受け取り、我が子とも言えるパスタを一口…)
っ……おい、しい…
■苗羽 寧々 > 「磨けば光る原石みたいな味がする」
「私、そんなにグルメじゃないから、偉そうなこと言えないんだけど」
あらためてよく味わえば、そういう印象だった。
でも。
「こう、美味しく作ろうっていう努力の味がする」
「気持ちが籠っているっていうか、私みたいに必要に駆られて自炊を始めて惰性で作ってたら出せない何かが」
「きっとある、ような。たぶん。」
断言出来なくて、恰好がつかない。
■メア > …じゃぁ、これからも…頑張る…
(磨けば光る、そう言われて頷く)
だからっ…その時、は…また…味見、してね…?
■苗羽 寧々 > 「もちろん、喜んで引き受けるよ」
食費が浮くし。
そういう下心を穢れっちまった悲しみと一緒に努めてどこかあっちにやって。
「成長を楽しみにしてる」
今のままでもかなり美味しいし、これは期待が出来る。
そういう感じで頷きながら、もぐもぐと食べ進めれば、幾ばくもかからず綺麗に完食。
「ごちそうさまでした!」
■メア > おそまつ、さま……
…ありがと、寧々……
(きれいに食べてもらえて小さく微笑む)
喜んで、もらえて…よかった……
■苗羽 寧々 > 「こちらこそ、美味しいの食べさせてもらっちゃって」
「最初遊星からのなんとかとか言っちゃってごめんね」
ちょっとばつが悪そうに、悪戯っぽく笑って。
そうこうするうち、てきぱきとお皿とかを洗ってしまう。
味見のお礼にこれくらいはしなきゃね、という感じで。
洗い終えた頃合い、時計を見ればそろそろいい時間。
「私、これからバイトなんだ」
「だからもう行くね。ネクストチャレンジ、期待してるよ?」
お呼びをかけるなら何号室ね、と、自分の居室を伝えてから。
またね、と手を振って食堂を去って行った。
ご案内:「食堂」から苗羽 寧々さんが去りました。
■メア > 次……
うん…もっと、頑張る……
(そう決意し、自分の部屋へ向かう
もっと上手な料理を研究するために…とりあえず、見た目から)
ご案内:「食堂」からメアさんが去りました。
ご案内:「部屋」にアルディスさんが現れました。
■アルディス > 【荒野から少し歩いたら、運良く街が見つかった。】
【見たこともないような巨大な建物が立ち並び、奇妙な乗り物が通りを行き交っていたことには驚いたが、酒場である程度の情報収集を行うことには成功した。】
【どうやら、ここは異世界であり、この島には自分と同じく異界からやってきたものが多く集まっているそうだ。】
【時間をかけてじっくり調べれば、帰還の望みはあるだろう。】
【それはさておき。】
アイテム収集はしておかないとな…。
【あてもなく歩くと、なんとなく良い感じの建物を見つけ、ふらりと中に入った】
【ここには何かがある、勇者の感がそう言っている】
■アルディス > 【ずらりと並んだ扉を点検していると、運良く鍵のかかっていない部屋を見つけた。】
【彼は誰にはばかることなく、ノブを捻り室内へと足を踏み入れる。】
【清潔な室内、可愛らしい家具や小物。】
【どうやらこの部屋は若い女の子の部屋の様だ。】
さて…。
【部屋の角にあるクローゼットに目をつけ、おもむろに扉を開く。】
【女物の服がぎっしり詰まっているが、目ぼしいものは―――――】
む……これは……
【彼の目を捉えたもの、それはこの街でもっともよく目にした種類の服。】
【聞けばこの島の中心は巨大な学校であるという、その生徒たちが身に着けているこれは―――】
■アルディス > 【ゆうしゃは せいふく をてにいれた!】
■アルディス > なるほど……いい生地を使っている…この街の仕立屋は腕がよさそうだ。
【いずれ何かの役に立つかもしれない。そう思って勇者は制服をどうぐぶくろへしまった。】
よし、次だ。
【クローゼットを閉じ、次の捜索箇所を選ぶ。】
【勇者は怪しげな場所は隅々まで「調べる」タイプだった。】
■アルディス > 【机の引き出しに目をつけ、これまた恐れを知らぬ挙動で引き開ける。】
おお、もしやこれは……。
【ゆうしゃは 2000円 をてにいれた!】
■アルディス > この世界の通貨か、ありがたい…!
【勇者といえど先立つものは必要である、お金が無ければ宿にも泊まれず装備も買うことはできない。】
【感謝しつつ懐へ仕舞った。】
【そして、最後に勇者の目に留まったものは部屋の片隅に鎮座するタンス。】
【タンスは大事だ、タンスは外せない。壺と並んでアイテム探しの基本中の基本である。】
【勇者はタンスの前で膝立ちになり、呼吸をするような当たり前の挙動で引き出しを開いた。】
■アルディス > 衣装箪笥か……やはり目ぼしいものは無いな…。
【呟きながら真顔でタンスを物色する勇者、そんな彼の手が不意に止まる。】
むっ!これは…そうか…なるほどな…。
【真剣な顔で頷く手の中には華やかに彩られた三角形の布地、生地はやや薄い。】
【ゆうしゃは エッチなしたぎ をてにいれた!】
…ちがう、こういうのではなく、もっとこう、種的な…力とか上がりそうなものを…。
せめてやくそうとか…。
■アルディス > だが、まずまずの収穫か…よし、では次に――
【扉を開き、外に出ようとすると、そこに立ち並ぶのは見知らぬ男たち。】
【何やら剣呑な雰囲気でこちらを睨んでいるように思われる。】
やあ、ごきげんよう。僕に何か用かな?
【笑顔で友好的な挨拶、見知らぬ土地ではこれが何よりも大事だ。】
【そう思っていると、腕に銀色の輪っかがかけられる。】
■アルディス > 【女子寮前に響くサイレンの音―――】
【不法侵入者は寮生の通報により、速やかな逮捕の運びとなった―――】
ご案内:「部屋」からアルディスさんが去りました。
ご案内:「ロビー」にアリエンティアさんが現れました。
■アリエンティア > 「……はー。今日も失敗。エッグベネディクト。強敵である……」
昨日は、結局水を飲んで。そして授業を凌いで。
やはり小学生の年でここにいるからか。友達は初日では出来そうになく。
まっすぐ帰ってきて、わーきゃーっと商店街をめぐり
疲れて寝てしまって朝。今に至る。
早起きはいつもの癖。
そして生涯9回目の料理に挑戦してみたわけであるが
失敗。3連敗である。
「小テストの点数よくなかったし……これからテストもありそうだし……ふぬぬ……」
べたーんっとなりながら。
ふぐーっと女の子らしからぬ声を出して
■アリエンティア > 「昨日もあの人、いなかったなぁ……」
探しては見たが、探知なんて芸当できるはずもなく。
なので噂を聞いてはあっちに、噂を聞いてはこっちにの繰り返しである。
「もう少し、マシに魔術使えたら……」
うん、才のない自分の身体。
何度も呪い、そして一度だけ祝福したその身体。
今日は何百回目かの呪いだった。
「と、とにかく勉強、しなくちゃ、勉強。二兎追うものはいとも得ず。だっけ?」
なんだかそんな言葉もあった気がする。うん……
パジャマ姿のままだが、まだ時間に余裕はあるし。
大丈夫なはずだ。
魔術に関する教科書を広げて、必死に読む。
「…………????」
ちんぷんかんぷんだった
■アリエンティア > くるくると白と黒の混じった髪をいじりながら
必死に頭を回して、教科書に書いてあることをノートに記していく。
魔術の教科書にドイツ語のものがあって幸いだった。
訳しながらではとても時間が足りそうにない内容。
ロビーということも忘れて、集中して書き取り
ノートを作っていく。
「えーっと、魔術理論……召喚術、五大元素……」
ぶつぶつ唱えながら。かりかりかり。
■アリエンティア > 「ん、よし……あともう少し、で。まとめ終わる」
理解している、とは言い難いが。自分なりに書く事が意味があるのだ。
そしてそれを見れば何度も反芻して。そうして理解にたどり着くために。
だからとりあえず、まとめることにだけ注力する。
授業で大事なワードは教えてくれた。
それを調べて解説し、見やすいようにする簡単なお仕事だ。
そう何回も何十回、何百回何千回とそうしてきたのだから
お手の物である
「よし、できたぁ……」
からんっとペンを置いて完成したノートをパラパラとめくる
■アリエンティア > 「悪くない。うん、悪くない……読める、”わかる”」
あとは覚えてテストに挑めるようにするだけだ。
実技試験ばかりはどうしようもないが
筆記でどうにかすれば……
「あとは数学と国語……英語はなんとかなる。理科は、ちょっと苦手……」
チェックシートにペケをつけて。
次は理科。苦手なものから時間があるときにしっかりやったほうがいいのだ。
「錬金も噛むから、しっかり理解は、しておきたいな……」
とことん才能がないからか、論理や科学は苦手中の苦手だ。
だからこそちゃんとまとめないと。
「んぐー!! でも少し休憩……」
ふにゃんっと脱力してぐでーっとする。
少ししたら寝息が聞こえてしまうかもしれない
■アリエンティア > 「ふぁああ、寝てない!」
がばっと起き上がる。
早起きしてすぐ勉強は少し疲れてしまったのか
それともまだ新しい環境に慣れていないのか。
「えっと、カバンに詰めて……よいしょ」
今日はどうしようか、だれか友達出来たらいいななんて思いつつ。
でも、やっぱドイツ人で小学生じゃ相手にされないかなとか
不安も抱きつつ。
「とりあえず、着替えてこよ」
ゆっくり席を立って、部屋に戻ることにした
ご案内:「ロビー」からアリエンティアさんが去りました。
ご案内:「部屋」に立花 響さんが現れました。
ご案内:「部屋」に渡辺慧さんが現れました。
■立花 響 > 腕から伝わるふわふわした毛玉、いや慧なのだがそれを起こさないように女子寮にある響の一人部屋の扉を開ける
扉を開けると一先ずその毛玉を自分がいつも使っているベッドに置いて楽器ケースや鞄を部屋に隅に置く。
そもそも楽器自体は大体部屋に置いてある為どこに置いても同じ、というのもあるのだが
「起きたらご飯たべさせよっと…」
ボーっとベッドの横の床に座ってベッドの上で寝ている猫の慧を眺めている
■渡辺慧 > つまり。
油断していた、ということだろう。
昨晩のように物陰に隠れて寝れば、このようなことはなかった。
まさか、己が、寝ている間に女子寮へ連れ込まれているなど、想像もしないだろう。
時計塔の屋上とは違う、柔らかな感触。
それに寝ながらも少しだけ、呻いた。
……やがて。
空腹感。
そういえば、ここ2日、まるで何も食べていなかった。
そのおかげか、いや。そのせいか。
慧は、瞳を、少しずつ開けてしまう。
ずっと眠っていれば、ある意味幸せだったのかもしれない。
■立花 響 > 慧が目を開くとあっ、という声と共に慧の猫の身体を撫でる手が伸びてくる
「おはよう。あんな所で寝てるからつい、持って帰っちゃった」
などという供述をしており、被害者は容疑を否認している模様。
そもそもまだ害は与えて無いのだが
そもそも時計塔で猫が寝ているから寮に持ち帰るというのはおかしいくもあるのだが、
響は一人暮らしでペットとか飼ってみたいとか思っていたのかもしれない。
ただ寮長に怒られたらそこまでである
「…煮干し、食べる?」
す、と特に躊躇いもなく左手から慧の目の前に猫用の煮干しが差し出される。
野良猫ならまともにご飯を食べていない、という可能性も考慮していたからかしっかりとご飯は用意してある…猫用だが
■渡辺慧 > 思考がぼやけている。
寝起きだから、いたしかたない、が。
ぼんやりと。撫でてくる少女を見つめ。
ぼんやりと。視線を部屋に這わす。
ぼんやりと。その煮干しを口に含んで。
口を動かし。
咀嚼し。
飲み込んで。
「…………にゃ?」
(…………は?)
え、なに。
どういう状況。
■立花 響 > 「おー、食べてる食べてる。」
煮干しを食べる猫の様子を見てどこか満足気に微笑んで次の煮干しを差し出し、
ほらーまだあるぞー、という声と共に煮干しが入っている袋をどさり、と慧にも見えるようにベッドの上に置く。
「突然こんなところに連れて来られても困っちゃうよね。
大丈夫大丈夫。ちゃんと餌食べさせて私が存分に可愛がったら外に出してあげるからさ」
窓は閉まりきっているし、ドアは鍵は閉めてないがドアノブを回さないと出られない。
ただ少し暑いと思ったからか空調機のリモコンを使いピッという音と共に駆動音を立てて、
やがて涼しい風で響の部屋を冷やしていく。
■渡辺慧 > ……………は?
……………は?
この目の前の少女には覚えがある。
そこまで回数あったというわけではないが。
……あー、そう。響、だ。
それは、まだ、いい。
だが、ここどこ。
………。
体毛の下に、冷や汗が浮かぶ。
家。
家なのは、分かる。
だが。
だが、確か、彼女は。
――寮住まいと、言っていなかったか?
――つまり、女子寮。
こ、こは……………女子、寮……。
(ば、ばれたら死ぬ…………!)
己の中身が、男子学生だと、ばれたら、死ぬ……!
そうだ。今の自分に課せられている、題は。
いかに、猫として振る舞い。
そして、明日の夜までに、ここから脱出すること……!
その為には……。
いただきます。
にぼしを食べよう。
■立花 響 > 良く食べるねー、と呟きながら猫相手故の無邪気な笑みを浮かべながら身体を撫でる。
何か汗みたいな濡れた物があたった気がするがきっと気のせいだろう。
「この子何歳ぐらいなんだろ…煮干しを普通に食べれるぐらいだし、1歳は満たしてるんだろうけど…
年齢によって飼い方変わるだろうし…」
慧を逃さんとしているのか身体を撫でながら携帯で猫の飼い方を調べている。
但し目の前に封を切られた煮干しがある。
食べようと思えば食べられる距離だろう。所謂お代わり自由という奴だ
■渡辺慧 > 視線を。
今度はちゃんとした目的で這わす。
脱出経路だ。あるはずだ。というか、あってほしい。
――現実は非常だ。
というかなんで響は俺を連れてきちゃったの?
猫? 猫好きなの? 誘拐? なにこの逃がさんとする撫で方。
ばれてるの? ばれてるの?
そんな思いを込めて一鳴き。
「ニャ」
――思考を封殺する。――
今の自分は猫だ……。
そんなことを考えながら。
いまの欲求。空腹感に抗わず、身体を伸ばしてにぼしを食べる。
ガツガツ。そんな音が聞こえそうなほどだ。
多分煮干しがこれほどおいしいと感じたのは人生初だと思う。今は猫だけど。
■立花 響 > 身体を伸ばしている様子を見てそんなにご飯食べてなかったのかな、などと思いつつ端末の検索結果を見る
「『まずは雄か雌かをはっきりするべし』…か。なるほどね」
何がなるほどなのかは知らないが、そんなの抱いた時に分かるような気もする。
但し猫どころかペットをまともに飼った事がない響にとってはこういう事に全く無知である為に信用しがちである
そして其れを確認するべく慧を再び抱えようとする。
■渡辺慧 > 少女のつぶやきにピクリ。
はっきりさせる、って……。
ま、まさか!?
気づいた時には遅かった。
にぼしに夢中になっていた、だから、遅かった。
ぶらり、と抱えられ。
――あ、アアァァァァァッァ……!
■立花 響 > 確認して一言ぽつりと。
―――なるほど
確認し終わると慧を再びベッドの上に解放して流しの方へ行ってカチャカチャと食器の音と水の音が聞こえてくる
何回か冷蔵庫を開いた音を立てた後響は少し底がある平皿に牛乳を盛って零さないように床へ置く
「ごめんね?猫用にミルクがあれば良かったけど…普通の牛乳で大丈夫かな?」
これには個体差がある為一様に駄目か良いかは分からない。
全ては慧の身体次第なのだが、果たして吉と出るか凶と出るか
■渡辺慧 > ア、アァァァァァ…………。
両前足で顔を包み、色々なものに打ち震えた。
しかして。少年は自分自身の尊厳と引き換えに、自分自身の猫の証明を、やりとげたのだ。
アァァァアアァァァァアッァ…………!
声も出ない。
……しばしの間。
プルプルしていたが、すべてを諦めた顔で身体を起こし、ミルクをなめる。
幸運、といっていいのか。それとも、体調を崩せば、出られたならば、不幸と言っていいのか。
問題なく、そのミルクを彼は嚥下した。
■立花 響 > 猫にしては前足で顔隠すなんて、恥ずかしさなんてあるんだ、と慧の様子を見て呟く
そもそもこの島にいる猫なんだから多少変わっていても問題はない気がする、と自分の中で納得させながら次のフェイズで移る
「猫の……名前」
慧にとって少し不穏な言葉が耳に入るかもしれない。
慧の知っている通り響の名前のつけかた、というより覚え方が悪い。
いつぞや図書館で会った時は渡辺ヴォルテックスと呼んでいたはず。
そもそもアレは田中ヴォルテックスと名乗っていたはずなのだが、響の中で何かがズレていたのだろう…何かが
うーん、と唸りながら目の前にいる三毛猫の名前を考え、
何か良い名前を思い浮かべたのか良い表情で口を開く
「よし、今日からお前はクラムボン。クラムボンだ
よろしくね。クラムボン」
そもそもよろしくという前に慧の猫の期間は決まっている為そこまでよろしくする時間はない
■渡辺慧 > 「ニャ゛ア゛?」
(ア゛ア゛ン゛?)
そのネーミングに物凄くやさぐれた顔で少女を見る。
なんだ、なんでクラムボンだ。なんだ。笑えってか。
まるでその名前の意味が分かってるかのようにその猫は、世にも珍しく笑った。分かりづらいが、確かに笑った。
――ものっそいやさぐれてるけど。
■立花 響 > 「笑って…るんだよね?それだけ気に入ったって事かな?」
その生き物の本心とは伝わらないものだ。それもその本人の都合よく誤解されていく。
その慧の本心とは裏腹に響は名を気に入って貰えたと思い微笑んでいる。
それでは次のフェイズ。
いやフェイズと呼ぶかも怪しいが、所謂コミュニケーションと言う奴である。
「よし、じゃあおいで?クラムボン。
美味しい煮干しもあるよ?」
ベッドに腰掛け、膝の上に煮干を置いて手招きをしている。
所謂餌があれば来てくれる、という短絡な発想だが果たして慧は反応するのか
■渡辺慧 > あ、だめだ。
通じてねえや。
――まぁ、そりゃ。そうなのだが。
しかし、その提案に苦悩する。
恐らく、今の状態なら、気にせず行くのだろう。
それが、紛うことなき、本物の猫ならば。
――がしかし。……今のこの精神は、普通に男子学生だ。
その上で、そこまで交流を深めたわけでもない、女子生徒の膝の上に、乗る……?
まさしく苦悩。
猫であることを取り、ばれずにいることを望むか。自らの心情を優先するか。
というかこれもうばれたほうが楽なのではないか、ぐらいの勢いはある。
…………。
………………少年は、猫であることを選択した。
ゆらり、ゆらりと。歩くと、その膝の上に乗り。
にぼしを口に含んだ。
■立花 響 > 「たまに変な鳴き声で鳴くけど、クラムボンは良い子だね」
猫相手だからこそ呟ける一言を呟きながら膝の上に乗ってにぼしを齧っている慧の身体を撫でる。
ここで響はとあるものが目に入る。
尻尾。それは尻尾。所謂棒状のふかふかな物体。
触ったらふかふかで気持ちいいんだろう、という欲求に駆られて勢いのままに手を慧の尻尾に伸ばし、触る
怒るかな…?いや怒っても可愛いだろうし、特に問題はないという何をされても許すと言ったところだ。
それは猫相手であって人間の慧相手だったら通用しないだろう。恐らく
■渡辺慧 > 「ふにゃっぁ!?」
未知の感覚。
それはそうだ。人間の体には尻尾は存在しない。
脊髄と直結している為、踏んだり引っ張ったりすると物凄く痛い、だから、それを本能的に怒る、ということらしい。
が。
……まぁ。
しかし。
中身は人だ。その敏感な部分に触られると、何が起こるか。
響の膝の上に脱力した、というのが結果なのだろう。
少し、情けない鳴き声を出しながら。
■立花 響 > 「あ、やっぱり嫌なのかな?うーん…」
膝の上で脱力している猫を見ると心配そうな声をかけるだけで次のフェイスに移るべく再び端末を見る
「猫の放し飼いについて、そういえば首輪つけてるけど飼い主が分からない猫っているよね。
あーいうのって放してても勝手に帰ってくるのかな…クラムボンで試してみる?」
そう言って慧を優しく抱えて窓の方へ向かい、ベランダへ出る。
先に言うと響の部屋は4階である。
「猫ならこのぐらいの高さ、ベランダからベランダへ飛んでいけばいけるよね?」
所謂猫に対するイメージの先行なのだろう。
猫といえば高い所から高いところへ飛び移るというイメージが強い為、響はこういうことを言っているのだ
※猫を飼う時はちゃんと安全に外へ出れる中へ戻れる経路を作ってあげましょう
■渡辺慧 > 「みゃ……っ!?」
(ちょ……!)
正直なところ。
今こそ、逃げるタイミングだと感じた。
感じた、のだが。
……下を見る。
「ニャ、にゃ、ミャ、ニ、ニャォン!」
(むりむりむりむりむりむりむりむりむりしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬ)
全力で首を横に振る。
……というかこれもう言葉が分かってるかのように認識されてもおかしくないレベルで、ひたすら首を横に振る。
いや、異能を駆使すれば…………いやむり。
自身の異能は、単純に加速能力だ。
地面に衝突するのを早めるだけだ。なんだ。詰みか。ていうかたけぇなぁここ。
脱出経路も割と限定されてきている感覚に、色々とやばさを感じている。
■立花 響 > 「…凄い拒否してる。高い所苦手なのかな?
時計塔にはいたのに…高い所から下見るのが苦手なのかな」
などと慧の心中を全く察していない気の抜けた考察を口にしながら部屋に戻る。
「だからといってこのまま普通に部屋から出してもバレそうなんだよね…
ねぇ、クラムボン。バレずに外に出れる自信ある?」
先程の反応っぷりからもしかしたら答えが帰ってくるかも、という一縷の期待をしつつ何言ってるんだろ、と一人で苦笑している
そして響の部屋のドアを開けて、きょろきょろと周りを見た後にそこに慧を下ろす
「まぁ、答えなんて知らないんだけどね。頑張って逃げ出して、気が向いた時に帰ってきてね?」
■渡辺慧 > 「にゃ?」
あれ?
自身の。悲観とはまるで真逆。
その結果とは、まるで真逆の。
……あれ?
降ろされて。少女の顔を見る。
ばれずに、出れる自信は、まぁ。ある。
――まぁ。そもそも。ふっと。こうして、出られそうだからか。心の余裕が出来たから、思う。
この少女は、まぁ。ある意味助けてくれたようなものなのだろう。己を。
だから、その知らない答えに、頷く。
だから、その、気が向いた時に帰ってきてね、という問いに。
笑って。
「……に」
(……気が向いたら)
まぁ。
伝わりはしないだろうが。気やすめだろうが。
それだけ鳴くと、駆け出した。
■立花 響 > 「…人間臭い猫だったなぁ。」
そんな事を呟きながら部屋に戻る。
猫が住処だと思ってくれたなら戻ってきてくれると信じて、響は部屋の扉を猫が入れるぐらいには隙間を開けておく。
多分あれぐらい変わっている猫なら帰ってこないかなぁ、
とは思っているが煮干しと牛乳の備えはバッチリである。いつでも来い。
「……あっ」
とある事が頭に引っかかる。
そういえば寮の入り口って自動ドアだった気がするけど、アレって猫に反応するのだろうか。
いや、熱源で反応するはずだから反応するのだろうが……
「ま、どうにか逃げてくれるよね」
割と響は猫に対して適当であった。
ご案内:「部屋」から立花 響さんが去りました。
■渡辺慧 > 数分後。
そこには、自動ドアの前で立ち往生する猫の姿。
――や、っべ………。
■渡辺慧 > え、え、これ反応しないの?
ちょっと。
自動ドアに張り付く。
え、まって。まじで? え、ここまで来て?
いや、あの、まって。ちょっと。おーい、あけー。ひらけー。
「にゃー」
(ゴマー)
■渡辺慧 > …………………。
かく、なる上は。
ギリ、という目で自動ドアを睨む。
――確か、ああいうセンサーの類は……上部に、ついている。
張り付いていた体を離し。
前足を、その、自動ドアにあてがい……。
肉球と。
己の全身を生かし、ずりずりと、張り付きながら、自動ドアのガラスを、登る、猫。
まっことに。奇異な光景だった。
ご案内:「部屋」にメアさんが現れました。
■メア > (寮の外側から奇妙な光景を目撃する
自動ドアに張り付く猫とそのお腹…)
なに、あれ……
(扉越しに見たその姿はとてつもなく不気味で
扉を見つめながら固まってしまう)
■渡辺慧 > ズリズリ。
ズリズリ。
ガラスの上部に、落ちそうになりながら。
何とかたどり着くと。
「ニュアーーーーッ!」
(トーーーウッ!)
飛んだ。バック宙。曲芸か。芸猫か。
幸運なことに。
それによって、センサーは、反応してしまった。
10点満点に近い着地をすると。
そのままの勢いで、ドアに突貫し……。
外に出た後…………。
「ニュエ」
…………ミラレテルゥァァァァッ!
■メア > ………
(どうしよう、外に出てきた…
今のバク宙、見事だが壁に張り付き登り切った後に
あれを見てしまった…不気味を通り越して怖い)
んー……
(じーっと猫を見つめる。
というより…これは猫なのかな?
と猫という存在自体に疑問を覚える)
■渡辺慧 > ねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこ。
おれはねこねこねこねこねこねこねこねこねこ。
必死に自己暗示する。
ここまで来てばれたらもう何。
折角逃げれたのにもう何。
――すでに、いろいろ手遅れかもしれないが、それでも彼は。
そう、猫であった――。
不敵な顔を作る。
「にゃん?」
不思議そうな顔で、ひと声ないた。
あくまで、猫。己は猫。
見つめられた、その意図は、さらさら、わからない、猫だ。
■メア > ……んー…貴方、猫…?
(見た目や鳴き声は確実に猫だ
けど…さっきの動きの衝撃がまだ抜けきっていない
でも寮の誰かのペットで変わっている子なのかもしれない
そう思い…)
猫…だよね…?
(首をかしげる)
■渡辺慧 > 「に?」
問いかけられた言葉に思わずうなずきを返しそうになるも。
ただ、ひたすら不思議そうな声で鳴く。
よくわからない顔をしながら、猫らしく、その場。
後ろ足で首辺りをかきはじめた。
(あー、この体勢やりづれー)
■メア > (普通の猫らしい反応、それに納得して女子寮の中へ向かう)
悪戯、しちゃ…だめだよ……
(横を通り過ぎる瞬間、猫にそう告げる
猫は悪戯が好き。どこかでそんな話を聞いたから)
■渡辺慧 > ――勝った……!
その、感覚に。
そう、思わず。
「にゃん」
(おーけーおけー)
頷きを返してしまった。
――ピシリ。
硬直。
だ、大丈夫。みられて、ない。大丈夫。
――そして、すぐさま反対方向へ駆け出した。
もし、追ってくるようだったら……。
異能を使う覚悟も辞さない……!
■メア > え…?
(返事をした?
というか頷いた?)
貴方、猫じゃ……
(振り返り、訪ねようとするが猫はもう走り去っている)
……まぁ、いっか…
(よくわからないが、追いかけてまで確かめたいほどでもない
少女はそのまま寮の中に入っていった)
■渡辺慧 > はしって。
はしって。
はしって。
逃げ切れたことを知った彼は。
「ニャ゛フニャミャーーーーッ!」
(俺生きてるーーーーーーっ!)
泣き笑いに近い。――まぁ、ひどくわかりづらいものではあるが。――
そんな顔を浮かべて、鳴いたという。
ご案内:「部屋」から渡辺慧さんが去りました。
ご案内:「部屋」からメアさんが去りました。
ご案内:「ロビー」にメアさんが現れました。
■メア > …?
(なんだか猫の走って行った方から叫びの様なものが聞こえてきた
首をかしげるが、まぁいいかとロビーにおいてあるソファに腰かける)
ふぅ……
■メア > あ…
(そういえば、帰ってくる途中に見た煙を思い出す
落第街の方から立ち昇っていたが…)
また、怖い事…かな……
(最近荒事が多い、人死にも出ている)
公安、か……
ご案内:「ロビー」にテリメーラさんが現れました。
ご案内:「ロビー」に鈴成静佳さんが現れました。
■メア > (公安…意味は国の体制を守る組織だったか…
まぁ治安維持も兼ねている…そんな風に考えていたが)
危険な、人…たくさん……
(自分が見た、教えられた公安の人間は危険な人物が多い。
それこそ路地裏にいるチンピラなどがかわいく映るぐらいに…)
はぁ……
(そんな彼らが治安の維持…どうなんだろう、とゆらゆらと
揺れながら考える…)
■テリメーラ > お風呂セットを頭に乗っけて、
女子寮のロビーへと侵入してきた竜の少女。
メアさんの心配そうな顔とは正反対に、能天気に笑っている。
(今日も頑張ったし、久しぶりにお風呂を借りよー)
口元は抱いたクッションで見えないが、目元からそれがうかがい知れるだろう。
入口から入ってきたばかりでまだ気づいていないようだ。
■鈴成静佳 > ただいま~ッス。(スーパーのレジ袋を引っさげて、静佳が外から寮へと帰ってくる)
……お、メアちゃん、こんにちわ! 元気してる?(ロビーに腰掛ける少女に、気さくに挨拶)
■メア > ん…?
あ、静佳……こん、ばんは…
(声をかけられて顔を上げ、静佳に気づき
挨拶を返す。同時にテリメーラの方にも気が付く)
テリメーラ…は、お風呂…?
(そんなことを尋ねる)
■鈴成静佳 > どうしたの、メアちゃん。浮かない顔して。
(心配事など知らず、ソファのメアちゃんを覗きこんで不思議そうな顔をする)
……お、そっちの子はテリメーラちゃんって言うのね。……む、カワイイ!
(青い髪にくるんとした巻き角、リボンの飾られたしっぽ。愛らしさにおもわず笑みがこぼれ、手を振ってご挨拶)
■メア > …んーん、何でも…ないよ…
(心配されるほどの顔をしていたのか…そう驚きながらも
そう答える。実際にメアの表情はあまり変化を見せないが
なれればある程度の感情は顔に出ているのがわかる、それはメアは
知らなかったことだが)
静佳、は…相変わらず…だね…?
(テリメーラを見てカワイイ!とテンションの上がった静佳を見て
クスリと笑う)
■テリメーラ > ≫メアさん
「あ、お久しぶりですメアさん~」
そちらに気付くとクッションを消し、微笑んでみせる。
そして、お風呂セットを落としそうになりながら近づいていく。
≫鈴成さん
挨拶に気付くと、一度足をとめて、
「え、あ、えっとシズナさん…?」
先ほどメアさんが喋ったのを聞き間違えていたようだ。
「こんばんは」
と少し緊張気味な風で頭を下げて挨拶を返す。
そのあとはまた歩きを再開して近づいていく。
■メア > うん、久し…ぶり…
(頭に乗ったお風呂セットを起用だな…
などと思いながらこちらに近づいてくるのを見守る)
■鈴成静佳 > へへ、相変わらずだよアタシは。
いつも楽しい・気持ちいいことばかり探してたほうが人生は楽しいからね~。フフッ。
何事もないならいいけどね。メアちゃんってなんかいろいろ無理してそうな感じもあるからさ……
(炎の巨人事件のときのことがまだ記憶に残っているのだ)>メアさん
こんばんわ、テリメーラちゃん。アタシは鈴成静佳、しずか。ヨロシクね! そんなに緊張しなくてもいいんだよ?
……いやー、可愛らしい角としっぽだね。ええと、異邦人、かな?(コスプレではなさそうだが一応聞く)>テリメーラさん
■メア > 無理……は、してない…よ…
(無理はしていない、自分にできることをできる範囲でやっている
本人は少なくともそう思っているようだ)
楽しい、と…気持ちいい……?
(そこはふつう楽しい事だけじゃ?と首をかしげる)
■テリメーラ > ≫メアさん
お風呂セットを見られてるのに気付くと少しドヤっとする。
その拍子にまた落としそうになって、結局手で持つようにしたが。
≫鈴成さん
「あ、ごめんなさい、静佳さん。」
頭を下げて謝罪してから、よろしくおねがいします、と。
「異邦人…えと、確かソレです、イセカイから来たから。」
とこくこく頷く。
■鈴成静佳 > ふぅん……ならいいけどね。平和に暮らすのが一番ッスからね。
メアちゃん、気持ちいい、って分かんない?(あっけにとられたように首を傾げながら)
ほら、お風呂に入ると、特に楽しくはないけど疲れが取れて気持ちいいでしょ。そういうの。
楽しいのと同じくらい大事なことだよ。ね? だから今度また一緒にお風呂はいろ?>メアさん
いいのいいの、はじめましてだもんね、名前間違っちゃっても。アタシもよくやるしね。アハハー。(頭を掻きながら)
異世界から来たのね。大変でしょ、こっちの暮らしも。(実感はないのでお世辞程度の口調だ)
……お、そっちもお風呂かぁ~!>テリメーラさん
■メア > それは、分かる…
(気になっただけなので特にそれ以上は答えない)
お風呂……うん、静佳…フカフカ……
お風呂、入ろ…?
(静佳を見上げ、上目使いで尋ねる)
■テリメーラ > 許してもらえた、とほっと胸を撫で下ろす。
「はい、わからない事だらけで大変ですー。」
実際困っているが、具体的なことを言い出すとキリがなさそうなのでとりあえずコレだけ。
そして、二人に向けて
「2人もお風呂行くんですか?」
と尋ねる。
■鈴成静佳 > フカフカ……かぁ……アハハハ(苦笑いしながら、手を目に当てる。静佳は胸こそないが全身にほどほどに脂肪がついている。ぽっちゃり一歩手前だ)
そ、そうだね、またフカフカ椅子やってあげようか。うんうん。
何なら今から3人でお風呂入ろうか、ね?(テリメーラさんの方に向きながら)
■メア > うん、私も…お風呂……
(前のマッサージ+フカフカ椅子が気に入ったのか
ソファから立ち上がり、浴場を見つめる)
テリメーラ、も…きっと、気に入る……
■鈴成静佳 > うんうん、大変だよね。まぁ女子寮の人たちはみんな優しいから、困ったらいつでも助けを呼んでいいからね?
あとは、この島の半分くらいは危ない場所だから、そういうところに行かない。そうすればだいたいOKよ!(親指を立てつつ)
よーし、じゃあ荷物置いて着替え取ってくるから、ちょっと待っててね~(静佳はニコニコしながら自室の方へと駆けていった)
■テリメーラ > 「皆で入れば楽しいですしね」
最近他の人と離すことも無かったのでひとしお。
ふふふ、と笑いながら尻尾がぱたぱたとせわしなく動いている。
≫メアさん
「ふかふか…?椅子…?」
突如現れた謎の単語に頭をひねっている。
もしかしてロビーのソファーの話だろうか?とソファをじっと見てみたり。
■テリメーラ > 「あ、はい!お風呂で待ってますねー」
と部屋へ向かう静佳さんに手を振る。
優しいこの島の人には実際何度も助けられているし、基本的に危ないところにも近づいては居ないので大丈夫だろう、とか考えつつ。
ご案内:「ロビー」から鈴成静佳さんが去りました。
■メア > お風呂に、行けば…わかる…
(そう言ってテリメーラとともにお風呂へ向かう)
ご案内:「ロビー」からメアさんが去りました。
■テリメーラ > 「え、え、なに?なに?」
と言いながら、メアさんと一緒にお風呂へと向かった。
ご案内:「ロビー」からテリメーラさんが去りました。
ご案内:「大浴場」に鈴成静佳さんが現れました。
ご案内:「大浴場」にメアさんが現れました。
ご案内:「大浴場」にテリメーラさんが現れました。
■テリメーラ > ≫メアさん
一足先に大浴場に着いた訳で、少し暇を持て余している。
「静佳さんまだですかねー」などと
入口の前でメアさんと話しているだろうか。
■鈴成静佳 > おっと! 先に来てたね。(脱衣所へ入ってくる静佳)
んふふー……やっぱりお風呂は大人数で入るに限るよね~!
♪~
(入るなり、鼻歌を歌いながら、スルスルと服を脱いでいく静佳)
(幼女2人と比べても仕方ないが、やはり全体的に肉付きがよく、寸胴体型。胸がないことを除けば大変に女性らしい体だ)
■メア > もうすぐ、来るかな……
(入り口でテリメーラとそんなことを話しながら
のんびりと待っていると、そこへ静佳がやってきた)
うん、そう…だね……
(服を脱ぎ始めた静佳を見て自身も脱ぎ始める
静佳と違いまだ子供の体…触れば柔らかさはあるが、胸は…)
■テリメーラ > 「ボクも皆ではいる方が好きですよー」
えへへーと笑いながら、2人に続く。
服は魔法で作っているものなので脱ぐ、というより一瞬で消える、の方が正しいだろうか。
(こちらも同じく幼児体型。
違うことと言えば尾てい骨から白く長い尻尾がはえていることのみだろうか。)
■鈴成静佳 > わお。服が消えた!(テリメーラさんのスピード脱衣に目を丸くする) どこ行っちゃったんだろ?
そういえばさっきロビーでも、持ってたクッションを一瞬で消してたような……手品?
(無遠慮に近づき、テリメーラさんの幼児体型をじろじろと眺めながら)
ま、そんな事よりお風呂お風呂~!
(タオルで前を隠すようなこともせず、スキップしながら浴場へと入っていく)
■メア > (テリメーラの能力は知っているので特に驚きはせず)
お風呂…フカフカ……
(浴場の中へ入っていき、シャワーで頭を体を流し始める)
■テリメーラ > 「あ、えと雲が、雲が…」
さすがにじろじろと見られると恥ずかしい。
説明しようと思いつつも恥ずかしさで説明しきれずにいる。
なんてもじもじしている間に二人は居てしまった。
「あ、あ、待って静佳さん」
のろのろと歩きながら2人の後を追っていく。
(ふかふかはお風呂と関係がある物なんだ…)
と思いながら、ボディーソープを手に取って、自分の尻尾から洗っていく。
■鈴成静佳 > えっ、蜘蛛!? どこどこ!?(やや顔を青ざめさせて脱衣所や浴室を見回す)……い、いないけど。
まったくビックリさせてくれちゃって。アハハー。(どうやら聞き違えたようだ)
メアちゃんったらアタシの肉体がそんなに気に入っちゃったのね。んふふ……ハァ……。
(二の腕をたぷたぷして、ため息。そのまま、自分も洗い場について髪を濡らし始める)
……お、テリメーラちゃんの尻尾大きいねぇ。ちゃんと自分で洗えてる?
なんならお姉ちゃんが洗ってあげようか?
(興味津々といった目で尻尾を眺める。一度でいいから触ってみたいようだ)
■メア > うん…静佳、好き……
(シャワーを浴びながら答える)
優しいし、フカフカで…楽しい……
(ちらりとテリメーラの方を見て
尻尾から洗うんだ…
なんて考えながら体を洗い始める)
■テリメーラ > 「そっちのクモじゃなくて、あの空にある方の」
と、説明するが、困らせてしまったことへの申し訳なさで焦って、一番大事な所が説明できていない。
「た、たぶん大丈夫です、し、汚いから申し訳ないです…」
その長さから尻尾をいつも引きずって歩いているため、実際泥だらけ。
むしろ触られる事よりもそちらが恥ずかしい。
大体は洗い終えてシャワーで泡を流している。
■鈴成静佳 > まっ……す、好きだなんて……アハハ、照れるッスよ、メアちゃぁん……にひひ(本気に受け取ったのか、柄にもなく顔を真っ赤にしながら)
何なら風呂以外でもフカフカしてあげていいよ? 今度ウチの部屋に遊びにおいでよ。フフッ。>メアさん
空にあるほうの雲の話かぁ。それと何か関係が……(クッションはともかく、服は雲でできているようには見えなかった。首を傾げる)…まぁいっかー!
お風呂は汚いところを洗う場所ッスよ~? まぁ、恥ずかしそうだし無理にとは言わないけどね。
(洗い終えてるところをみると、やや残念そうな苦笑を浮かべ、自分の髪を洗い始める)>テリメーラさん
■テリメーラ > とはいえ、この尻尾、ホントに洗えているのだろうか、と何だか心配になってくる気もする。
それに、何だか静佳さんは少し残念そうな顔をしているような。
「あ、やっぱり髪を洗い終わったらお願いしようかな…」
とボソリと呟いた。少し聞こえづらいかも。
そして自分自身もボディーソープで頭を洗い始めた。
それにしてもメアさんフカフカが好きなんだな、と思いながら。
謎のフワフワに想いを馳せる。
■メア > うん、分かった…
(部屋においで、そういわれて頷く。
友達に部屋に誘われる…初めての経験に少しワクワクしながら)
だい、じょうぶ……?
(顔が真っ赤なのを見て首をかしげる、まだお風呂にも
入っていないのに…と)
ん…スッキリ……
(頭と体を洗い終わり、湯船につかる。
ぼーっとテリメーラのしっぽを見つめながら、ふと…)
おっきくて、凄い……
■鈴成静佳 > やった!(部屋への招待を承諾されると小さくガッツポーズ)……といっても遊び道具とかほとんどないけどね、アタシの部屋。
マッサージなら部屋のほうが本格的なのできるし、疲れた時にでも来ていいよ。フフッ(2人に見られている手前、欲望はあまり表には出さない)
……いやーしかしメアちゃんは髪洗うの早いねー。>メアさん
ん、オッケー。じゃああとで洗ってあげるよ!
(と言いつつ、乱暴に髪を洗い、身体もざっと泡立てて洗い終えると、ろくに流しもせずに席を立ち、テリメーラさんの背後にしゃがむ)
ほい、じゃあ良ければ尻尾洗うよ~?>テリメーラさん
■テリメーラ > ≫メアさん
自分の頭を洗い終えると
「まだまだ小っちゃいですよぅ…」
と照れている。
まだまだ子供なのでこれでも小さい方だが、ほめられたようで気分は悪くない。
≫静佳さん
「えっと、じゃあお願いいたします」
ぺこりと頭を下げる。
人に尻尾を洗ってもらうなんていうコトは短い人生で母以外からは初めてなので、緊張で止めているつもりの尻尾がゆらゆらと動いている。
狩りにもドラゴンの尻尾ではあるので、なかなかの重さはあるだろう。
全体が白い鱗で覆われており、変温動物のため、少しひんやりとしている。
■メア > マッサージ…分かった…
(以前受けたマッサージのことを思い出し、楽しみが増えた)
うん、適当…だから……
(シャンプーをある程度つけて流す、長い髪なので流すのが
面倒だが手間と言えばそれぐらいだろう)
それで、小さいん……だ…
(内心驚いている、だがよく考えればテリメーラ自身も人間サイズで
言うと小さいほどだ。そう納得し白く綺麗な尻尾が洗われていく
のをゆったりと眺めている)
■鈴成静佳 > うわぁ、確かにおっきい……(間近で見ると、確かに太くて大きい。猫や犬の尻尾とは訳が違う)
これが大人になるともっと大きくなるってことかぁ……。確かにお手入れ大変そうだこりゃ!
(手にボディソープを取り、両手を合わせる。その両手の輪郭がにわかにぼやけたかと思うと、おびただしい量の泡が発生し、サッカーボール大ほどの玉になる。振動の異能の応用だ)
んじゃ、失礼……(と、柔らかい手がテリメーラさんの尻尾に触れる)……お、結構柔らかいけど、重い……。
(ウロコの波に逆らわないように、根元から先端へ、丹念に洗う。たまにウロコの間に小指を差し込み、こちょこちょ)…ん、確かにウロコの間に汚れが溜まってる感じだねぇ。
でも、ぴくぴく動いてカワイイ♪(調子にはのらず、あくまで優しく丹念に)>テリメーラさん
■テリメーラ > ≫メアさん
「お母さんはボクの事尻尾でぎゅってできるくらい長かったんですよ」
ふふん、となんだか自分の事の様に自慢げに語っている。
そしてぶんぶんと無意識に尻尾を振りそうになってしまう。
その前に思いとどまったが。
≫静佳さん
「えへへ…何かいい方法があればいいんですけどね」
と苦笑する。
「すごーい…一瞬で泡がたくさん…」
コレもいわゆるイノーというヤツなのだろうか。
目を丸くして、ぱちぱちと拍手している。
「や、やっぱり汚いですかね」
とちょっと恥ずかしげにしつつも、大人しくしている。
普通に触られている分には特に問題ないようだが、さすがにこちょこちょには弱い様で、時々ひゅんっ!とか言って体を揺らしている。
ご案内:「大浴場」にソラとルナさんが現れました。
■ソラとルナ > 少し小さめにドアを開けて銀髪の少女が入ってくる。
その後に続いて金髪の少女がドアを勢いよく開く。
軽くたしなめるような視線を向けた後、
ルナは軽く体を流して湯船の端っこに浸かった。
ソラは少し不思議そうな顔をしたものの、
その後についてルナの隣に座った。
■メア > へぇ……お母さん、凄いね…
(テリメーラの母を想像し、少し震えてしまう
そんなドラゴンと戦ったらどうなるか…なぜかそんな考えが頭をよぎる)
…あ、ソラ…ルナ……
(浴場に入っていた二人を見てつぶやいた)
■鈴成静佳 > ほえー、そりゃでかいね……!(ファンタジー小説や漫画で見たドラゴンの姿を思い浮かべて、生唾をごくりと飲む)
テリメーラちゃんも早く大きくなれるといいねぇ。
(と言いつつも尻尾洗いは続く。先端まで泡を伸ばしてまんべんなく洗った後)
……あとはここだね。尻尾の付け根も結構溜まってる感じ……(と、4本の指を並べて太い尻尾の付け根に差し込み、汚れを掻き出すように指先を蠢かせる)
よし、こんなもんかな。気持ちよかったかな? えへへ。よくガマンできたね!(洗った後の頭を撫でるわけにも行かないので、代わりに尻尾の先端をナデナデ)
■鈴成静佳 > (新たに浴場へ入ってきた影に気付いて振り向き)
……あ、ソラちゃんだ。あれ? ソラちゃんって寮の子だったっけ……?(いままで見かけた記憶が無い。首を傾げる)
そっちの銀髪の……ルナちゃんも。こんばんわ。しっかし今日はお風呂は大賑わいね!
■ソラとルナ > 声をかけられると、ソラはいつもどおりに
元気に手を振って返す。
ルナも礼をして返すが、いつもと比べると
ほんの少し動作が小さい。
■鈴成静佳 > やれやれ……いつもはゆっくり大浴場を独り占めなのに、今日はなんだか保母さんになった気分だわさ……。
(フゥ、と肩をすくめ、自分も身体を流し直し、お尻と髪を振って水を払う)
(そして、浴槽へ向かい、静かに湯へ浸かる)
ふぁ~~~……♪ 気持ちいい!
……ほら、メアちゃん、フカフカ椅子やってあげるからおいで?(湯船の底にお尻をついて足を伸ばし、その上に来るよう手招く)
■メア > (騒がしいが嫌じゃない、そんな風に思いんながらのんびりと
していると声が聞こえた)
ぁ、うん…分かった……
(そう言って静佳の方へ近づき、ももの上へそっと腰かけ、
そして無警戒に体を預ける)
■テリメーラ > 自分ももう一度体をお湯で流すと浴槽に浸かる
つま先を、ちょんちょんと浴槽につけては熱がって止めるのを何度か繰り返して、ゆっくりとお湯につかるだろうか。
「…フカフカ?」
やっと例のフカフカを見ることができるみたいだ。
(の、乗った!?)
などと一々大げさに驚きながら、浴槽にやっとのことで浸かると、二人の様子をじーっと見ている。
■ソラとルナ > 他の人が湯船に入ったのを見ると、
ルナは入れ替わるようにシャワーを浴びにいく。
ほんの少し眠そうな目をしているようだ。
ルナが湯船から出ると、
ソラは泳ぐようにして3人に近づいてくる。
■鈴成静佳 > はぁい、ふかふか~♪(身体を委ねてくるメアさんに、肩から腕を回し、軽くホールドする)
(静佳の身体はやはり柔らかいが、処理の行き届いていないムダ毛がお尻に当たるのはすこしくすぐったいかもしれない)
この前はメアちゃんすぐのぼせちゃったし、暑かったらすぐに言ってね?
(と言いつつ、自分もメアさんの洗いたての髪のつややかさや幼い身体の柔らかさに目を細めてうっとり)
■メア > うん、分かった…
(お知りに何か当たるがそんなのが気にならないくらい
柔らかくて気持ちいい…お風呂の中のタイルのような素材では決して
再現できない心地よさにうとうとと舟をこぎ始める)
■テリメーラ > 泳いで近づいてくるソラさんに気付くことも無く、じっとフカフカ椅子中の2人の様子を眺めている。
(メアさんもう眠そうになってる…!)
そんなに気持ちが良い物なのか!と衝撃を受けたり。
■鈴成静佳 > もう、ソラちゃんったら、お風呂で泳いじゃだめだよ?
女子寮のお風呂は小さい子には深いほうかもね……気をつけて?(笑顔で諭す)
(メアさんがうとうとし始めれば、水没しないようにそっと顎を手で抑えて、顔色を伺ってのぼせないかチェックしつつ)
ん、テリメーラちゃんもソラちゃんも、あとでやってあげようか? かわりばんこでね。フフッ。
(幼女に囲まれ、自然と笑みが浮かぶ静佳。母性が刺激されているのだ)
■ソラとルナ > 「…………。」
フカフカな静香さんの体を見つめ、
次にメアさんを見つめ、そしてテリメーラさんを見つめる。
そして次に自分の体に目を落として、
最後にシャワーを浴びている片割れの姿を見た。
「……ぺたんこ?」
ぼそっとつぶやいた瞬間に、
ルナのほうから飛んできた石鹸が眉間に命中。
湯船に倒れこんで飛沫を上げた。
■テリメーラ > 「はーい」
注意に対し返事をしながら、後でやってあげよう、という言葉にかなり期待してしまっている自分が居る。
な、なんだかアレをされるとどうなってしまうんだろう…という未知への恐怖と、期待で胸がいっぱいに膨らむ。
ぺたんこだが。
■メア > っ…!
(水しぶきの上がる音に驚き目をパッと開く)
んー……
(沈んでいくソラを見て、また何かしでかしたんだろうと結論付けた)
■鈴成静佳 > あっ!?(目の前で何かが額に命中し倒れるソラさんに、思わずメアさんを抱っこしながら立ち上がる)ソラちゃん、大丈夫?
(そのままメアさんを抱えながら駆け寄り、ソラさんを湯船から引き起こす。意識はあるだろうか?)
(そして怒りの表情を浮かべてルナさんの方を向き)……こらっ! 人にモノを投げちゃダメでしょ!
行儀の悪いルナちゃんは抱っこしてあげないからね!
まったく……(頬をふくらませながら元の位置に戻る。今度はメアさんとソラさんを両脇に抱える形になりながら)
ん、テリメーラちゃんはもうちょっと待っててね。アタシは2人乗りが限度だからさ。
……フフッ、そうだね、ぺたんこ。(苦笑いを浮かべながら)まだあなた達は発展途上だと思うけどね。
たぶん、アタシも……うん……。
■ソラとルナ > ソラは引き起こされれば、平然と起き上がる。
そのままへらっと笑って鈴成さんの顔を見た。
ルナはちょっと申し訳なさそうな顔で石鹸を拾うと
再び髪を洗いに戻っていく。
■テリメーラ > 静佳さんの言葉にこくこく、と頷いてフカフカ椅子の順番待ち。
水しぶきをあげて倒れたソラさんにたいしては、また何か余計なことをやって怒られたんだろう、と思っていたがルナさんの方が起こられていたたまれない気持ち。
■メア > ん…テリメーラ、変わろ……
(自分はもう堪能した、とテリメーラに場所を譲る)
■鈴成静佳 > フフッ……ああ、いい気持ち……(二人の幼女のすべすべの肌を撫でながら、静佳もうっとり)
(とはいえ立場上は4人の幼女の保護者みたいなものだ。寝るようなことはない。たまに後ろを振り返ってルナさんの様子も伺う)
……お、メアちゃん優しいね。大丈夫? のぼせてないかしら?
ソラちゃんもそろそろどこうね。(と、湯船の縁の座れる場所にソラさんの身体を乗せ、座らせる)
いやー、今日のお風呂タイムは大変だぁ、アハハ~。さぁ、次はテリメーラちゃんだよ。
(同じように湯船に座り、脚に乗っかるように促す。尻尾の位置に少し迷うかもしれない)
■メア > 私、は…だい…じょうぶ……
(だが少し熱くなったのか、水を少し温めたほどの温度
のシャワーを浴びに行く。やはり少し熱くなったようだ)
■ソラとルナ > ソラは湯船の縁に座ってテリメーラさんの
様子をわくわくしながら眺める。
ついでにシャワーを浴びにいくメアさんの
頬をちょっとだけぷにぷにしてから見送る。
ルナは髪を洗い終えて、
4人からちょっと離れた場所に浸かった。
■テリメーラ > 「うん、うん、ありがとう」
こくこくと頷くと、ちょっと緊張気味の様子で、静佳さんの隣へと近づく。
が、その前に、今の自分の体重で上に乗っかると静佳さんをうっかり殺しかねないので、手から雲をだしてクッションを用意し抱きしめる。
それから、前から近づいて、ゆっくりと静佳さんの脚に乗っかるだろう。尻尾は空いてるスペースがあれば自分にまきつけたり、そのままのっかて静佳さんの股から胸の間を通って先端は首元辺りにあるだろうか。
なお体重は幼女にしてはちょっと重め。
■鈴成静佳 > おっ……おおお?(水中で、さらにクッションを召喚しているとはいえ、脚にかかる重みはその幼女の見た目からかけ離れている)
……テリメーラちゃん、結構重いね……! あ、いや気にしないで、なんでもない。アハハハ……(苦笑してごまかす)
このくらいなら大丈夫だから、もう少し楽にしていいよ。お風呂なんだからね、フフッ(顔のそばに来たつややかな青髪を撫でながら)
なるほどー、さっき言ってた「雲」ってこれかぁ。ちょ、ちょっと触ってみていい?(腕を伸ばしてさわろうとする)
■テリメーラ > 「あ、いえ、ほら、仮にもドラゴンですから…」
むしろ重くてごめんなさい、と心配そうに静佳さんの顔を見るだろう。
とはいえ、リラックスしようと、息をふーっとはいて体の力を抜く。
「触っても大丈夫ですよ」
かといって手を離すこともできないので、そのままの体勢だが。
クッションは柔らかめの綿、といった感触だろう。