2015/06/25 のログ
四十万 静歌 > 「はいっ!」

パァンと、浮いたトランプを挟み込むように勢い良く叩き、
トランプを消失させると、
ドヤ顔になった。

「浮遊、消失のマジックでした。」

なんてかっこつけて。

ご案内:「ロビー」に枢木 柩さんが現れました。
枢木 柩 > 「思考の半分くらい【眠】だ・・・まずい」

ぶつぶつ言いながら入って来たのは狐耳の背の高い――具体的には169センチほど――の女

四十万 静歌 > 「そして、こうやると。」

くるっと左手を返すと、
消えたはずのトランプが出現する。

「出現しました。」

女の存在に気づかず、トランプの出現をやっている。
存在に気づくまで後――

枢木 柩 > 「…ん?」

声の方へ目をやって、トランプで何かをしているらしい女が視界に入れば興味深そうに見つめるだろう

四十万 静歌 > ――本の僅か。

「浮遊、消失、出現。
 最後は……」

トランプをデッキにもどし、
シャッフル。
パァンと、手を叩くと同時にトランプの全てを消失させて。

「まとめて消して終了です。」

立ち上がってくるりと回ったところで、
女と 目が あった

「――」

枢木 柩 > 「…それで、紙の束はどこに消えたんだ?」

特筆するような表情を浮かべるわけでもなく、素朴な疑問を、大げさにこちらを振り向いた(ように見えた)彼女を見つめたまま投げかける。

四十万 静歌 > 「あ、あは、あはは……
 そ、その、ですね。
 ええと、」

思いっきり脂汗をながしつつ、
一礼。

「ごらん頂ありがとう御座いました?」

思いっきり棒読みの疑問系の返しの後。

「トランプはですね。
 えっと。
 ここです。」

ひょいっとマントからトランプを取り出す。
確かに消したトランプと同一のもののようだ

枢木 柩 > 「変な汗でてるぞ、見てて面白かったけど。」

ゆっくりと揺れる尻尾がその言葉がウソでないことを証明する。
そのまま彼女の挙措を見守り、マントから取り出されたトランプを見れば

「…空間転移の妖術?西洋魔術?」

そう解釈したのか、大仰な。とつぶやく。

四十万 静歌 > 「す、すみません、なんていうか、
 人に見られるのに慣れてないもので、
 特にこう、不意打ち喰らうと。
 いや、くらいやすい場所でしてた私がいう事じゃないんですが。
 えっと、ありがとうございます。」

揺れる尻尾をみて可愛いと多少心が安らいだのか、
自然な笑顔を浮かべ。

「いえ、妖術でも魔術でもありませんよ。
 確かに西洋魔術……に属していたものですけど、
 単なる技術です。
 意識を別の所に向けている間に、
 見えないように移動させただけです。
 いわゆる手品という奴ですよ。
 妖術や魔術ならもっと凄くみせれるんでしょうが。」

私じゃこれが限界で、と照れたように笑った

枢木 柩 > 「うん、眠くない時にもっと見たい。身振りも面白かったぞ。」

自然な笑顔につられてくすりと笑って耳を揺らす。余計なことも言う。

「技術!それは凄いな、私にはわからなかった、まんまとやられてしまった…」

自信持っていいと思うぞ、と続ける。

四十万 静歌 > 「うう、身振りについてはちょっとかっこつけてみたかっただけなので……
 ですが、ええ。
 私でよければ見つけて声をかけてくれればいつでも手品しますよ。」

耳といい尻尾といい可愛いなぁとちょっと目を輝かせ。

「ありがとうございます、これでも練習してますからね。
 まだまだ未熟ですけど……これからも精進しますよ。」

自信をもっていいと言われてうれしくなって思わずガッツポーズを。

枢木 柩 > 「頑張るのはいいことだ、人間そうやって進化するし。ふわぁ。」

眠気からかあくびを漏らし。

「ええと、そうだ、学年は?」

寝る前に何かしら聞いておいたほうがまた会える気がする、という理由から問いを投げかける。

四十万 静歌 > 「2年の四十万 静歌(しじま しずか)ですよ。
 本当に眠そうですね。
 ――飲みます?」

マントから缶ミルクティーを取り出して差し出して。

枢木 柩 > 「あ。同じ学年じゃないか。私は枢木 柩(くるるぎ ひつぎ)だ…よろしく。正直そこのソファに座ったらそのまま朝まで死ぬ自信がある――え、くれるのか?」

耳と尻尾をへたらせて(それでも同学年と聞いて少し揺らしつつ)自己紹介していたが、缶の飲料を差し出され耳をぴこっと。目にも多少生気が戻っている。

四十万 静歌 > 「同じ学年だなんて奇遇ですね。
 ええ。よろしければ是非貰ってください。
 いえ、まぁ、ソファーで眠るも気持ちよさそうですけど、
 部屋まで戻った方がいいと思いますよ?」

ソファーは気持ちいいけど、
ベッドやお布団のほうがやっぱり気持ちいいですし、
といいたげに首をかしげながら。

枢木 柩 > 「うん、ありがとう…。」

眠そうながらもにへ、と微笑んで受け取る。尻尾も揺れる。

「だよなぁ…やっぱり部屋で寝ようそうしよう…おやすみなさい、ええと、しじま。」

そういって部屋へ向かう。立ち去る前に、格好つけた動き、どっちかというと可愛らしかったぞ、とコメントを残して。

ご案内:「ロビー」から枢木 柩さんが去りました。
四十万 静歌 > 「はい、おやすみなさいって、
 えっ、ちょっ……!?」

真っ赤になってわたわたしはじめた

「うああああ、うわぁぁぁぁぁぁ!」

可愛いといわれて真っ赤になって、
静歌のほうも部屋にもどるのであった

ご案内:「ロビー」から四十万 静歌さんが去りました。
ご案内:「ロビー」に霜月 芙蓉さんが現れました。
霜月 芙蓉 > 「ふっふっふ……」

結構な量の荷物を持った少女が、ロビーに仁王立ちしている。
正直、かなり怪しい。

それだけではなく、なんか笑っている。怪しい。

霜月 芙蓉 > 「ふっふっふ……ふっはははは……フゥーハハハ!」

三段笑いである。

「女子寮よ、私は帰ってきたァーー!!」

誰もいないロビーに虚しくこだまするその声。迎え?いるわけがない。

とは言え、それなりの期間入院しており結構寂しい時間も多く、尚且つこのロビーに来るのすら久しぶりなのでテンションも上がろうというものである。
上がりすぎではあるが。

霜月 芙蓉 > 「ふっふーん、やーっと退院だよー!」

ハイテンションなまま、ロビーのソファに腰かける。

それこそ入院する前はここでおしゃべりもしたものだが……それもまた、遠く懐かしい思い出に思えてくる。
それくらい入院していた時間は彼女にとって長く、寂しいものだったのだ。

「ふー、なんだかんだ長かった気がするよー」

実際は数週間ではあるのだが、それでもやはり長く感じるものだ。

久々の我が家……と言うわけではないが、帰るべき場所に帰ってこれた気がして、妙な安らぎすら覚えている。

霜月 芙蓉 > 「いーやっほーぅ!」

馬鹿みたいに高いテンションのまま、ソファでゆったりと言うかぐったりしている。

……荷物、重かったようだ。

しばらくそのまま、のんびりとしているだろう。

霜月 芙蓉 > 「にしても、しんどかったなぁ…」

ぽつり、と呟く。

思えば虞淵に敗北、陵辱されてから本当にしんどい日々だった。

立ち直るのはかなり早い部類だろうが……それでも、あの時の恐怖と絶望は計り知れないものがあった。

今の自分が居るのは、弱い自分を心配し、支えてくれた人がいるからだ。

ご案内:「ロビー」に雪城 括流さんが現れました。
霜月 芙蓉 > 出来るだけ早くそう言った人達に挨拶をしたいところだが……正直、すぐにはしんどい。

今日一日くらいは怠けた生活をしてもバチは当たらないだろう。

「んー、誰もいなくて寂しいけど、ちょっときゅーけー……」

そのままソファで時間を潰しつつ体力を回復する構えだ。

雪城 括流 > 「へびーん…。」

にょろーん、とソファーの背もたれを登ってきて(あっ、しまった)みたいな表情をする小さな蛇。
しゅるん、と首を引っ込めて隠れると、顔の半分だけ出してそちらのほうを見ているかもしれない。

ご案内:「ロビー」に薬師寺 瀬織さんが現れました。
霜月 芙蓉 > 「…………」

蛇だ。

蛇。英語で言うとスネーク。毒を持つことも多く、危険な生き物だ。

「…………霜月流五行弓術、奥手『三指弓』」

取り敢えず退治すべきか、とそっと指で作った弓を構えてみる。