その名の通り歓楽街である。常世学園の夜の街。
所謂若者の街とでもいうような繁華な場所で、特に授業後の夕方から夜はかなりの賑わいを見せる。そして学園都市の不夜城とも呼ばれる。
酒場やカジノなど、やや不健全な店が立ち並んでおり、時折風紀委員による手入れなどがある。
そのため治安は学生街に比べると悪い。非公認の部活なども多い場所である。
歓楽街はそんな歓楽施設が所狭しと並んでいる地区である。行儀のいい場所ではない。
いくつもの通りが交差しており、迷いやすい。
※選択性の部屋です。行きたい場所を選択した上でご入室ください。
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参加者(0):ROM(1)
Time:05:58:24 更新
ご案内:「カジノ「蓬莱」」から神代理央さんが去りました。
■神代理央 > とはいえ、風紀委員として余り長居しすぎる訳にもいかない。
今夜の仕事は十分に果たした。後は、上層部の仕事だろう。
「…久し振りに、家で読書でも出来れば良いのだが」
緊急出動が無いことを祈りながら、少年は制服を翻して帰路へとついた。
■神代理央 > 「それでは、今宵はこれにて。貴方達も、楽しんで来ては如何です?」
優雅に一礼して笑みを浮かべると、談笑していた男達から離れてカジノ内を散策する。
やがて、ホールを見下ろす様な場所に位置するテーブルに腰掛けると、風紀委員の腕章を煙たげに眺める人々を意に介さずその身を落ち着けた。
「…しかし、相変わらず景気の良い事だ。此処に集まった金が何処に流れているのか。考えただけでもおぞましい」
言葉とは裏腹に愉しげに口元を歪めると、甘い果実水が注がれたグラスを傾けた。
■神代理央 > 冬の冷気も何のその。
今宵も蓬莱では人々の熱気と欲望が氷河をも溶かす。
尤も、今にも氷漬けになりそうな表情の客も大分見受けられるが―
「……ええ、ご協力感謝します。我々は断じて貴方達の敵ではありません。学園都市の治安維持の為、今後共良い関係を築いて参りましょう」
笑顔で己と談笑するのは、落第街でグレーゾーン部活を運営する者達。
限りなく違法に近いが、黒ではない。そんな連中を"お目溢し"する代わりに様々な捜査への協力と風紀委員会への全面的な支援を求める。
この行為も十分グレーゾーンでは無いだろうかと思いつつも、上質な衣装を身に纏った男達とグラスを傾ける。
ホールに目を向ければ、スロットで大当たりした男性が歓喜の叫び声を上げながらコインの山に埋もれているところであった。
ご案内:「カジノ「蓬莱」」に神代理央さんが現れました。
ご案内:「歓楽街」から修世 光奈さんが去りました。
■修世 光奈 > 「だめ、か…はぁ…」
人知れずため息を吐いて。そっとその場を後にするのだった。
■修世 光奈 > リフレッシュした彼女は、き、と気合を入れて長期の依頼…
なぜか増えた人探しの依頼を果たしに歓楽街に姿を現していた
「……」
(何か、起こってるのかな…最近、モノじゃない…人の依頼が多い)
彼女の耳には、怪しげな薬などの情報は入ってきていない。
「こっちの方なら、まだ大丈夫…かな?」
落第街より暗くなく、騒がしいため逆に彼女は安心できる
ただ…
『お♪あそんでかなーい?ちょっとお小遣い稼ぎできるよー』
カジノオープン、などと書かれた看板を持っている客引きが寄ってくるのは少し困る
「あはは、ちょっと忙しいのでー」
にこにこ、と彼女にしては珍しい愛想笑いを浮かべつつ
目だけはきょろきょろ、と探し人の特徴を持つ人を、探している…
ご案内:「歓楽街」に修世 光奈さんが現れました。
ご案内:「歓楽街」から伊都波 凛霞さんが去りました。
■伊都波 凛霞 >
「うーん、一方的な子だなぁ」
苦手なタイプかも、と内心思う
勝手に動かれて、困ったことにならなければいいけれど
「…しょうがない、名前も素性も不明だし報告書にはそう書くしかないなー…」
にしてもなかなかの身のこなし
こちらが本気で移動しててももしかしたらあれならついてこれたかな?なんて思ったりもしつつ
「わっ!もうこんな時間!?委員会街寄ってからだと遅くなっちゃう…報告は、明日かなぁ…」
はぁ、と溜息をついて、対象的にのんびりと歩いて歓楽街の大通りへと向かっていった
ご案内:「歓楽街」から柊真白さんが去りました。
■柊真白 >
心配しないで。
出来る範囲で勝手に利用するから。
(そもそも一人で探るには色々無理があるのだ。
使えるものは何でも使う。)
――でもあなたがそう簡単に利用させてくれるとは思ってないけど。
(精々彼女が接触した人物に何を探っているかを聞く程度だろう。
それでも何がわかるとも思えないけれども。)
それじゃあ私は行く。
またどこかで会えたら。
(それを言い残して消える。
そう錯覚するほどの速度で、あっという間にビルを駆け上って走り去ってしまった。)
■伊都波 凛霞 >
「それは、無理な相談かな」
ぴしゃりと、言い切る
「利用させてあげられるほど、こっちも余裕があるわけじゃないしね。
裏の人間に利用されると相応のリスクもついてまわる。
キミはうまくやるって言うかもしれないけど、私はそれを信用できないもの」
■柊真白 >
わかった。
(情報交換にはさすがに信用は足りないか。
暗殺者と名乗っているし、顔も隠している。
こちらも彼女に顔を見せていいと思えるほど知っているわけでも無いし。)
じゃあ私は勝手にあなたを利用することにする。
(何が得られるかもわからないし、何かが得られるとも限らないけれど、一人で探すよりも多少はマシだろう。
それはつまり、彼女にも適当にこちらを利用すればいい、と言うことでもある。)