「キミは、"理想の自分"を持っているか?」
この存在に対面した時、 あなたは「どこかで会ったような」という錯覚を覚えるだろう。 "いいや、会っていない"と簡単に振り切れる程度の精神干渉だ。 それ以上の効果もなければ、レジストも容易である。 これは初対面かつ、直接の邂逅時にのみ発動するようだ。
| Who's the Phantom? / あの歌声の主は何者なのか? |
血のような紅い髪、炎のような黄金の瞳、雪のような白い肌。 おぞましいほどの美貌は、見る者によって不安や恐怖を催すという。 一見は女性だが性別不詳。物語から飛び出したような非現実感を纏う。 身長は175cmほど。引き締まった肉体。手足長めのモデル体型。 なにより際立つのは中性的で甘く、異常なほどよく通る声。 そんな見た目でヘラヘラと軽薄で自分勝手なやつ。 女好きで手が早いことでも有名。注意されたし。
クリスマスに米国でデビューした売れっ子シンガー"ネームレス"。 少なからずいる「在学中から活躍する学生」の一人。島からすれば洋楽な人。 かつては不法入島者、落第街の住人――犯罪者"ノーフェイス"として知られる。 日陰から自らの存在価値を世界に証明し、駆け上がった。 どこからでも人は"成れる"のだと、実力主義を高らかに謳う者。
逮捕され学籍を得た直後にデビューした。 表舞台の存在となっても、依然として謎を身にまとう怪人である。 現在保護観察処分中。島外渡航が期限と監視付きなのを窮屈がっている。 逮捕後も反省や態度の変化は見られず、含むことがある者もいるだろう。 一方で古巣の落第街にも、これを裏切り者と見なす者もいるのだとか。
※10月31日――常世大ホールにてメジャー初公演。 大成功をおさめるも、ひとつだけ悔いが残っているらしい。 「……風紀委員さんは忙しい日だったね」
--- ここまで読めば大丈夫 ---
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