2015/06/16 のログ
風間蒼介 > 拙者初日から今日までしこたま驚いてござるからなあ…驚くのが正常なのか驚かないのが正常なのか正直判んなくなってきたでござるよ…
あ、付喪神というのは年月を経て大事にされた器物が魂を経て妖怪変化するというアレでござるよ
ちなみにこの妖怪というのはモンスターという意味ではなく妖精や神に近い存在でござるな

それは鶴といって恩を受ければ十倍返ししてくれる奉仕型生物でござるな
そいつは本来は安定に使われる尾を脚に変化させてスピードを追い求めた浪漫あふれる亜種でござる
(ナポリタンにタバスコと粉チーズを振りかけながらさも当然のような口調で思いついた言葉を脳の検閲をかけずに口から垂れ流して)

む、そうでござるかな?まあキャラ立ちは大事でござるからな
手裏剣投げるのは得意でござるが凧は使って…ござらんなあ…やろうと思えば出来ると思うでござるけど
(褒められれば気を取り直して嬉しそうにフォークでナポリタンをつつきまわしてトッピングを馴染ませ、準備万端
 凧は使ったことないが風の異能を使えば割と自由に飛べるかも知れない…と今度試してみる事にした)

シュリク > 「聞くところによると創造神なる存在もいるとか。もはや何故この世界が安定しているのかもわからないですね
……ほう、そのような存在が。鬼には会いましたが、そういった存在もいるのですね
ですが私はそういったものとは違いますよ。まして、神だなんて」
頭を横に振って否定した

「鶴……これは鶴……? 私が知っている鶴とはだいぶ違うように思えますが……それに生態も随分違うような
脚を生やすことにより飛ぶスピードが早まるのですか?」
まるで子供のように質問を矢継ぎ早にぶつける
嘘ばかり教えているとその内得意気に他のヒトに喋りそうな勢いだ

「私もその御蔭でこうして話のきっかけとして喋りかけれたわけですし、続けていいと思います
まあ、現代ですと凧など使わずにも空は飛べますしね。やはり現代の忍者は現代の技術も取り入れたりしているのですか?」
ナポリタンを食べ始める風間の様子に、自分も食事中だったことを思い出し口に運ぶ

風間蒼介 > あーそっちも居るんでござるか…拙者先日は邪神だか破壊神だかいう御仁にバチコンかましてござってなあ…
まあ、神というものはあらゆる物に宿るというのがこの国の思想でござってな
物に限らず人にも宿る、歌や言葉といった物で心が動くのも心の中に神、もしくは鬼が宿っておるからでござるよ
(などと聞きかじりであまり理解はしていないが、気に入っている考え方を口にして)

幻想種でござるからな、羽で空気抵抗を操作しダウンフォースを稼いで疾走する地走型でござるよ
空想上の存在でござるがこのような世の中、どこかに居るかも知れんでござるなあ
(実年齢はおそらく高いのだろうが、見た目が幼女ゆえどうも適当な嘘…ではなく、盛り上げるための冗談がぽんぽんと口から飛び出していく)

ぶっちゃけ拙者その辺押し出していかんとキャラ薄いでござるからなあ…
とはいえ個人で空を行けるのは未だにアドバンテージ高いでござるけどな
そうでござるなあ…符術も符の損耗のない下級発動ならばスマホに入れて電子化して発動させてござるし
手裏剣も特殊鋼使ったりしてござるし…新しいもの取り込みつつ伝統を基礎にしてる感じでござるかなあ
(少女が食事を再開すれば自分もナポリタンを巻き付け口に運ぶ
 自家製であろうケチャップは濃厚なトマトの香りの中に酸味がアクセントとして入り
 しっかり炒められ香ばしさが鼻をくすぐる
 ベーコンの脂が絡み、ピーマン、たまねぎのしゃきしゃきとした触感と苦味と甘みが絶妙に交じり合い
 そして最新の注意を払って振りかけたタバスコがピリリと舌を楽しませ、チーズがそれをまろやかに受け止める
 なるほど、評判に違わぬ美味だ)

ご案内:「カフェテラス「橘」」に蒼穹さんが現れました。
シュリク > 「破壊神……蒼穹、ですかね? そういえばあのあと一度も会っていませんねえ、今度探してみましょうか
……何にでも神が? なにか、有り難みが無くなりそうな話ですね
一神教の人が聞いたら卒倒しそうな考えたかたですが、面白い」
シュリクはもちろん何かの宗教に準じているわけではないので、神に関しては完全に学問としての興味しかなかった

「はぁー、もしかすると<<ゲート>>を通って来ているかもしれませんね
しかしお詳しいですね、幻想種について興味が?」
それを一々真に受けている辺りが、見た目通りの印象をますます与えていた

「この学園、本当珍妙不可思議奇々怪々といった面々が勢揃いしていますものね。忍者、だけでは確かに弱いかもしれません
ヒーローと忍者を組み合わせて、忍者ヒーローなどどうでしょう」
最近は、漫画という文化に少しずつはまっているようだ

「おお、マスターのような芸当を……魔術の電子機器化、流行っているのですね
そうやって時代に迎合していくのが生き残っていくすべなのでしょうか……忍者がいるならサムライも?」
ちょっと、風間のナポリタンが美味しそうだなあ、と物欲しげな目を一瞬してしまう

蒼穹 > (時間は、何時の事だろうか?人の世には、こんな言葉があるという。「噂をすれば影が差す。」また、「噂されるとクシャミがでる。」)
…んっくしゅん…っ!
うえー…誰だ私の噂をしているのはぁ…。
(恐らく、己がいるのはその二人が座っている、丁度その隣、若しくは背中合わせと言ったところの場所だろう。だから、気付くわけである。どっかであった。もとい、知り合い二人の組み合わせだな、と。)
おー、ソウスケとシュリクじゃん。やっほ。
えーっと、こんにちは。でいいのかな?
…大分と話し込んでるし、食事中みたいだけど。
珍しい組み合わせ、かもね?
(くるりと、向き直って、手を振りながら声をかける。因みに、己はと言えばもうすでに注文したパンケーキ2枚と抹茶オレを平らげていた。昼時は、早く並ぶに限るのだ。)

風間蒼介 > ああ、そうそう知り合いでござったか
拙者の渾身の一発良い感じに受け止められてパない御仁でござったよ
まあ、拙者達の言う神はいわゆるゴッドではなく…心とか、魂とか、そういった意味合いで捉えてくれれば良いでござるよ
(他人に物を教える機会など珍しく、指を振り振りと楽しげに)

あー拙者のとこ家業的に化怪…あー…モンスター退治?もしてるでござるからな
自然そういった事は覚えていくのでござるよ
(こっちは本当の事なのでたとえ心を読める異能だろうとセンサーに引っかからないタチの悪さであった)

むむ、忍者…ヒーロー……変身!ありでござるな
(顎に手をやり、かなり真剣に考察しているようだ)

まあ他は全部人力でござるけどねー
サムライかどうか判らんでござるが退魔剣術鍛えてる一族なんかも居るでござるよ
(む?と視線に気付けばフォークに巻いたナポリタンを振り振りと)

おや、噂をすれば影、蒼穹殿ではござらぬか
いや、今知り合ったばかりでござってお主の話を…
っと、いかん名乗っておらんかったでござるよ
拙者風間蒼介と申す
(と、シュリクと呼ばれた少女に向き直って自己紹介を)

蒼穹 > うん、私ー。
あっはは、誰が噂をしているのかと思えばキミらか。
漸く私も多少知名度を取り戻してきたってとこかなー。
(自分指差しながら、逆向きに椅子に座って一笑を馳せて。)

シュリク > 「……!? そ、蒼穹! お久しぶりですね……というか、ずっと後ろにいたのですか……」
蒼穹に言いたいことは、前はあった。破壊神というのであれば、倒さなければならない存在であるとも思った
しかし、今となってはそうは思えない
気楽に声をかけてきた彼女を、そこまで邪な存在にも思えなかった

「あ、ええ、私はシュリクです……風間、本当に蒼穹と戦ったのですね
弱っているとはいえ、忍者の一撃を受け止めるとはさすが破壊神……一度おて合わせ願いたいものです」
倒すとかそういうのではなく、試合として

風間蒼介 > というか知り合い同士だった事に驚きでござるよ
はあ、なるほど神というからには氏子を必要としてるんでござるかね?
あとその座り方推奨できんでござるよ?周囲の男子連中の平均視線高度が下がるでござるからな
(と、自然脚を開く格好になる座り方をちょいちょいと指摘して)

戦ったというか、蒼穹殿の遊びに付き合ったという感じでござるなあ…
戦いって呼べるレベルになってたら拙者たぶんミンチよりひでぇ事になってた事請け合いでござるよ
(ふりふりと振っていたナポリタンをぱくりと口に放り込みながら
 なおスカーフは隙間がないほどぴったりと巻かれており食事の方法は企業秘密である)

蒼穹 > わーお。…そんな驚かなくてもいいんじゃない?
やっほー、シュリク。お久しぶり。うん、こっちでさっきまで食べてた。
(にっこりと、笑いかける。確かにその気さくな様は、邪な存在には到底見えないかもしれない。)

えっ?ほんと?…あっはは、嬉しいなぁ、是非とも私もシュリクと遊んでほしいなぁ。
どうどう、いつやる?今やる?
(御手合せ、なんて聞いたら凄くワクワクした様相で。今にもやってしまいたいほどの愉悦を噛みしめる…が、流石にカフェテラスではいけない。)

おっと…あっはは、どこ見てるのかなー?
(ぱ、と足を閉じれば何と椅子の上で三角座りと言う姿勢に変わった。)
いやでも、ソウスケも大分やったよ。私最後左手血まみれだったし。
(うんうん、と目を伏せながら頷く。何故かしら、楽し気なのは、遊びの記憶を想起しているから、だろうか。)

シュリク > 「最初、蒼穹が破壊神であると知らずに破壊神の話をしてたんですよ。去り際にこの人正体明かし初めてほんとびっくりしました……」

「破壊神の遊びっていうと物騒なイメージしか無いですね……
い、いや今すぐはやりませんよ、今は至福のスイーツタイムなので……!」
機械らしからぬ表現だ、前にあった時より大分印象が柔らかくなっているように思えるかもしれない

「血まみれですか……それにしては嬉しそうというか……戦闘狂ですねえ……
ああでも、私もついこの間マスターを得ましたので、前よりは大分強まってると思いますよ!
と、いうわけで風間、蒼穹の戦闘スタイルを教えて下さい」
メモを取り出す。攻略法をガチで探りに来たぞ

蒼穹 > あっはは、誰だって自分のことを噂されたらイジワルしたくなっちゃうもんでしょ。それに破壊神だー、だなんて言ったら会話終わるでしょうにシュリク。
そう?私、遊びっていっても普通にボール遊びもテニスもするんだけどな。
…御茶目さん♪
(何だかんだで、人間臭いが、可愛らしい一面にくすっと一笑した。)

あっはは、楽しかったからね。何だかんだ言っても。
ふーん、マスターがどうとか、よく分かんないけど…。
強いならいいと思うよ?私もそっちの方が楽しいし。

蒼穹さんの攻略ヒントとしては私の攻撃には絶対に防御じゃなく回避で対処しろってとこだよー。
(誰も彼女には聞いていないが、ずけずけと横槍を入れたのだった。)

風間蒼介 > ……
(蒼穹がやる?と口にした瞬間ナポリタンをしっかりと確保し離脱の姿勢に入る
 常識的に考えてやらないだろうがやりそうだという確かな信頼がそこにあった)

見てはおらんでござるよ?
まあ見たとしてもそれは視線的な話であって確認といったステップは踏んでいないのでセーフでござろう
男はそういうポージングに自然と誘導される性質持ってござるからなあ…
まあいずれもう少し蒼穹殿が発散できるように強くなっておくでござるよ
(やはり一つ上のステージに上がるには壁が一つ邪魔をしているなあ、なんて行儀悪くフォークをぷらぷらさせながら考え)

まあいきなり自分は破壊神などと言われればしこたまビビるでござるなあ…
ふむ戦闘スタイルでござるか…まあ拙者も本気を見たわけではござらんが…
面制圧可能な出力の爆撃に加えて常識で判断すると痛い目見る詠唱速度
音速程度のスピードの手裏剣見切る判断力
ドリル状に圧縮展開した風と雷の力場を自分の保護無視してぶちかましてようやく傷負わせられるレベルの防御力といったところでござるかな?
ああ、でも手裏剣で包囲するようにオールレンジ攻撃は受けてござったな、受けただけでピンシャンしてござったけど
考えれば考えるほどえげつない戦力差でござるなあ…
(まくまくとナポリタンを片付けながらため息を一つ)

シュリク > 「あの時の私だったら、会話が終わって戦闘が始まっていたでしょうね……尤も、戦闘といえるものかどうかは分かりませんが
私もアンドロイドっぽくないとはよく言われますが、蒼穹も蒼穹で神らしさゼロですよね、100でも困りますけど」
はぐはぐとフレンチトーストを咀嚼しつつ、カプチーノを飲み干す
これでもかというほど甘い香りが広がった

「……う、ううん、囲むような技だととりあえず命中する、ということですか……
というより聞く限りやはり風間も相当な実力者ですね、此方は此方でおて合わせ願いたいところですが……
ああ、マスターがいないと私は能力開放ができないんですよ
ですので、多少は楽しめるようには鳴ってると思いますよ
……あ、ではそんな蒼穹さんの攻撃というのは例えばどういうものでしょう?」
もはや彼女に直接聞いていくスタイルだ

蒼穹 > おーい、ソウスケー。やらない、やらないから安心してその姿勢を解いて良いよー。
…私をなんだと思っているんだい。
(ちゃっかりしっかり自分の食料は確保するあたり忍者として抜け目ないと思う。半笑い、苦笑いで手招きしつつ。)

あっはは、そう、見ていない。なら良し。男の子って一体。
見てたら破壊魔法使っちゃってたかもねー。
(悠々と人差し指をくるっと回しながら口角を上げるのだった。)
あっはは、十分だと思ったけど。もっと強くなってくれるなら嬉しいねー。期待して待ってるよ。
(親指を立てて見せ。)

あれはちょっと痛かったねぇ…。流石に。
異能が使いこなせてるっていうか。なんでドリルなんだよ!痛いよ!ってね。
(がったがったと椅子を揺らしながら身振り手振り。)

あっはは、おっそろしいなぁ。あの時あの時って言うけど…ひょっとして、いろいろ変った?マスターとか言ってるし。
あのねぇ。私が破壊神らしくあったら今頃…こほん。破壊神らしさ、見せてあげよっか?
(きっ、と彼女を見据えて不敵に笑って見せるが、それだけでは何ともない。魔力も邪気もない、ただの笑顔だった。)

あっはは、了解了解。そのマスターさんとやらを連れてきて、それで遊んでほしいかな。
うんうん、楽しめることは良い事だよ。是非に、ね。早く遊びたいなぁ…♪
…私の攻撃?そだね…。んー…。
(きょろきょろとあっちこっちに視線を遣った後。)
何か壊しても良いものがあったら、頂戴。御見せしようかな。

風間蒼介 > まあ拙者ここに来る前から異能を扱う訓練してござったからなあ…
体術関係はかなり自信あるでござるよ?
ただ異能の練り込みがちと伸び悩んでいるといった所でござるなあ…
現状棒立ちで防御固めた蒼穹殿相手に何やっても届く気せんでござるし
(甘い物もいいでござるなあ…しかしナポリタン大盛りにしてしまったでござるし金銭的になかなか…
 いや、ギリギリ行けそうな値段設定…きわどい…とメニューを睨み付け)

破壊神でござるが?
(何だと思っている?と問われれば一言で切り替えそう)
無防備に振舞って反応したら即破壊って嫌なトラップでござるなあ……
拙者たぶんガチで仕掛けられたらモロ引っ掛かるでござるよそれ……

拙者にとって異能は手足の延長のような物でござるから、その辺融通効くんでござるよ
ただそれだけに壁にぶつかったらそこを抜けるのがなかなか…
なにせ理屈ではなく感覚でござるからなこれ
(などと話していたらやっぱり何か破壊するつもりらしい
 さっさと片付けてしまおうとナポリタンの消費速度を加速させ食べきってしまおう)

シュリク > 「店の中で攻撃魔法とかお願いですから使わないでくださいね……出禁くらいますよ、出禁」
咎めるように口を尖らせて蒼穹に注意した
「というか、さっきから挙動がどこか子供じみているというか……」
がたんがたん椅子を暴れさせる様子に呆れた様子だ
神というのは、皆こういうものなのだろうか、と

「そも、忍者がドリルっていうのも面白いですよね。本当に時代に迎合しているというか……
あ、ではやはり私と手合わせしてその辺りを研究してみるのはどうでしょうか?
私も蒼穹ほどではありませんが人間の反射速度とかは肥えていると思いますから、蒼穹攻略の手助けにはなると思いますよ」
本人の目の前で、まるでボスでも攻略するかのような口ぶりだ

ええ、まあ。色々悟ったというか、そう、焦らなくてもいいのかなと
あ、いえ。ここでは結構ですのでどうぞ大人しくしていてください」
クールな視線で制止するように

「いや、マスターには能力の開放をケータイでお願いするだけですよ。巻き込まれたら厄介ですからね……
あ、ではこれなんかどうでしょう」
ごそごそとバッグから取り出すは、下校時に買って飲んだはいいが捨てる場所がなく困ったコーラの瓶だ

蒼穹 > 前も言ってたね。体術関係なら私負けるかも。
そっちの技術は全くないんだよね。力任せなら出来るんだけどさ。
いや、でも…そうだね、結界魔法アリなら凌ぎ切れる気はするけど…。
あっはは、あんまり自身の力を口に出して驕るのも良くないかな。
…どうしたの。
(そうやって彼の方を見遣る。その彼は、会話とは全く無関係な事を考えながら顔を顰めているという。)

はーい、私破壊神だよっ!
(事実ありのままだった。否定する気も起きなければ否定もできない。)
忍者が色仕掛けに引っかかるって…。
男の子だねえ…ソウスケ。
(たはは、と同情染みた乾いた笑いを浮かべた。)

私の異能はちょっと融通が利かないからね。
その点どうにも感覚やらじゃ異能の応用が効かないっていうか。
(とはいえ、その表情は悩まし気でもなさそうだが。)


ああうん、分かってる分かってる。大丈夫だよ。
…あっはは、これでも私、乙女だからね。
子供っぽいと見られても仕方ないかもしれないね。
(呆れ目にも、悪びれる様も見せなければ、一笑を馳せるのみで。)

万の世界を滅ぼしたこの私をたった二人がかりで倒せると思うんじゃないよ。
(であれば、何だか返すセリフもボスっぽい。小物臭がするかもしれない。)

…あのねぇ、人をかきたてといてそれどうなの?
まあいっか。しっかたないなぁ、後日、楽しみにしてるよ。
(落ち着いた様だ。)

あっはは、何ならそのマスターさんと2対1でも良いんだけどね?
まぁいっか、おっけーおっけー。
(やっぱり、物怖じも悪びれもない様子。して、コーラの瓶を受け取れば。)
ん…?あ、これくらいなら術式使うまでもないね。…ガラスのゴミかな。ほい。
(瓶を握りながら、己の身に流れる、破壊の魔力をちょいと注ぐ。ヒビが割れたような音が一瞬だけすれば、跡形もなく消滅させてしまったのだった。)

風間蒼介 > ドリルというか…螺旋状に絞った力場でござるよ
こんな感じで
(と、人差し指を立てて見せ、そこにしゅるしゅると圧縮した風を螺旋状に流す
 異能で作った風のため視認可能であり、コップに残っていた氷を近づければしゃりしゃりと削っていく)

ふむふむ、拙者も経験は大事でござるからなあ
高速戦闘で外部の人間とやりあう機会などなかなかなさそうでござるし
時間が取れた時にでもお願いしたいでござるな
蒼穹殿の反射する速度を凌駕した一撃を放てばあるいは…
(完全にボス攻略前の会議であった
 ちなみにボスは目の前、前代未聞の攻略会議だろう)

その辺唯一の取り柄でござるからなあ
蒼穹殿が拙者レベルに技術あったらもう白旗あげて軍門に下るしかないでござるなあ…
あいや、シュリク殿が甘い物を食べてるの見てると欲しくなってどうしたものかなーといった所でござるよ
(ぺちぺちとメニューを指で弾いて)

実戦入ったり警戒してればオパーイ放り出されても動じないと思うでござるが
日常スイッチオンしたら拙者タダの男の子でござるし

……これ爆縮したとかそんなのじゃなくてガチで消滅してござるな…
これが破壊の権能…神レベルぱねぇ
(思わずござる付けるの忘れてしみじみと呟いて)

シュリク > 「おお、風の異能ですか……属性系の異能は応用が効きやすいのが利点ですよね、風なら確かに渦を巻くイメージが作りやすいですし」
氷がみるみるうちに削れていく様子に、日常生活でも便利そうだなと思った

「私も蒼穹に一矢報いたという体術、一度学ばせていただきたいですし
ぜひお願いします――あ、やっぱり世界滅ぼしてたりはするんですね、なんで滅ぼすんですか?」
すごく根源的な質問を投げてみる。ある意味大暴投だ

「ここはスイーツが有名なので頼むといいですよ……
いや、乙女と子供はいまいち結びつかないです、蒼穹」
なおも楽しげに振る舞う様子に、溜息をつきつつも、しょうがないと諦める
無邪気さが、嫌いにはなれなかった

「私、そんな理由で出禁くらいたくないですから。もっと通って、この店の味を知り尽くす算段です
試合というのは、それに見合った場所があるものなのですよ」
矛を収めた様子にほっとしつつ、皿の上を平らげた

「マスターとはまだ連携練習もうまく行ってないので、まだ双方の足を引っ張り合うレベルなのです
それなら一対一のほうがまだ慣れている分戦いやすい……
って、うわあ……跡形もなく消えましたよこれ、便利……!」
考えがずれている
「一家に一台蒼穹がいればゴミ処理問題も一発で解決ですね……
いやいやそうではなく、普通にこれ生き物にも出来るなら太刀打ち出来るすべないと思うのですが?」

蒼穹 > 忍者ならほら、他の派閥とやり合ったりしないの?

私を凌駕するスピード…どれくらい速い攻撃になるんだろうね。一体それは。
私も身体強化魔法とか使ったら或いは…だけど。
(何という異形のボス攻略だろうか。っていうかボスって私じゃん。なにそれ。)

どうにも私には剣道も弓道も柔道も…そう言った技術は無いみたいで。魔力と力で押し切ってるかな。ま、魔術に関してはある程度技術はあるけど。
ああ、成程。んじゃ、私も。バナナパフェ一つー!
(ちら、と横からメニューを覗き込みながら。)

…要はただのヘンタイさんなわけだね。
あっはは、気に入ってくれたようで何より。
消滅と破壊、それが私の能力ってとこ!文字通り、種も仕掛けもない技だよ。
(満足気だった。)



あのねぇ、シュリク?…何で滅ぼすかって?
それは、私がどうして破壊神かって事を聞いてるのと同じ事。
昔は色々あった…それだけだよ。
(目を伏せて、こめかみを叩いた。少々顔を顰めている。)

私は乙女なんだけど。
子供ってトシじゃあないでしょ。
(真っ青な髪を一薙ぎして、本人曰くの優雅な振る舞いを一つ。)

あらら、そうなんだ。追々連携もするのかな?
あっはは、凄いでしょ。
でもまぁ、今のは"無抵抗"の"物"に私の手が"直接"触れていたから、だよ。
(いやいや、と手を左右に揺らした。条件は、大分良かったと言いたいそうだ。)
あと人を掃除機扱いしちゃダメ。

風間蒼介 > 扱いやすく応用がしやすい分、練り上げるのに熟練が居るんでござるよね
なかなか難しい…ぶっちゃけドリル効いたのも属性乗せてない純魔力で受けてくれたからでござるしな
その純魔力を抜けた事自体は誇れる物だとは思ってござるが

あ、じゃあ拙者この焼きりんごのバニラアイス乗せで
(オススメされ蒼穹が乗ったのならその流れに乗っかって注文を
 明日から魚釣ったりして自給すればきっとセーフでござる)

拙者のとこは雇われというか護国を任じられた組織でござるからなあ…
陰陽寮とか聞いた事ござらんかな?あれから分派したんでござるよ
まあとはいえ暗闘なんかはしてたようでござるが拙者の世代では生憎と

純粋なスピードというか理想としては意識の隙間を突いていく感じになるんでござろうなあ…
光速出せとか言われても拙者無理でござるし…

いやちょっと待つでござるよ!?
男子ならばその反応は当然であってそこを自制できるかどうかが分かれ目であって拙者紳士よりでござるから!
(ガタッとイスを鳴らして目立ってしまうも、男連中はその発言にうんうんと頷いていた)

蒼穹 > へー、熟練ねぇ。どっかで魔物狩りでもしてきたらいいかもね。
あっはは、気付いてたんだ。だって、ありったけを魔力で受け止める、そっちの方が楽しいじゃん?
ああうん、痛かったなぁ。左手。
(その左手は、完治している様で冗談交じりにふりふりしながら。)

ああ、前にも言ってたね。護国組織。
陰陽?何かのまじない師だっけ。17代目だったかな、大分と世代を次いじゃったみたいだね。

忍者のやり方だね。不意打ち作戦。
…光速…うわ。光速かぁ、何か光速出すアホな神とか思い出したよ。

あっはは、おっけーおっけー。
違いないね。そりゃまぁ、男の子だもんね。自制すればまぁ、それでよしとしますか。
(取り敢えず座りなさいと手で宙を煽いで、下向きにおろした。)

シュリク > 「練り上げる……そういう、ものでしょうか。私は炎と氷と雷の異能を使いますが、そう思ったことはないですね
単純に属性を操る異能ではないからかもしれませんが……」
あくまで発動型の異能であり、規模を縮小したり、逆に広げたりは出来ない そこが根本的に風間の異能とは違う部分だろう

――あ、それ美味しそうだな、今度食べよう、と心に決めながら、自らも手を上げて
「ラムと梨のコンポートお願いします」
さっきからこの女達はスイーツしか食べていない

「色々あった、ですか……私には、世界を滅ぼすほどの理由がどのようなものかは分かりません
ので、いつか、もっと親交が深まった時にでも教えていただければ幸いです」
不機嫌そうに顔をしかめた彼女に対する、シュリクなりの気遣いだ

「……いや、年齢は存じませんが」
ちょいちょい解答がずれているのは機械だからなのか、天然なのか判別しづらい

「それは考えています。……ははあ、なるほど。条件によって破壊できたり出来なかったりなのですね
確かに、応用は利かなそうな……でも、破壊神らしい異能ですね
お部屋の掃除も楽に済みそうです」
人ではなく神でしょう? とにこにこ顔だ

蒼穹 > うん、色々とね。…言っちゃえば割と簡単な理由なんだけどね。
あっはは、良いね、そういう気遣い。お互いもし…覚えてたら、教えるよ。
(にっこりと、先程の表情とは打って変わって晴れやかな笑顔を向けるのだった。)

…自称16だよ。
(迫真の表情で言い放った。あくまでも自称と言う事に注意しよう。)

そういうこと。因みにさっきのは異能じゃなくて、魔術だよ。
異能はもっと、シンプルな物を持ってるよ。と言っても、一部には意味ないけどね。
(神でもなくって"邪"神だよと、どこか、つん、と撥ね退けた。)

風間蒼介 > どっちかというと経験というより拙者の内面の問題でござるかなあ
うちの流派にある異能を認識して、異能を成型して、異能と一つになるの3ステップのうち1.5といった所でござって
まあ絵筆が扱えて絵は描けるけど芸術的とは呼べないといったところでござるよ

で、物理よりでござるからそういった概念的な異能とはしこたま相性悪うござってな
付き合ってもらっていい経験でござったよ

っていうか光速出せる神とか居るんでござるね…スケールが発狂気味でござるよこれ……
(促されるままに着席、それに合わせるように注文の品が届く
 ここの店員さん訓練されてるでござるなあ…)

シュリク殿の異能がどんな物かわからぬでござるが、拙者の場合は体内で作り出して外に放出するタイプで…
まあぶっちゃけ話続いてるんで言っちゃうでござるが、拙者の体って異能を軸にした一個の増幅装置みたいな作りしてござってな
状況に応じて方向性つけてやる事で色々使えるんでござるよ
ただその方向性の付け方は自分で覚えていくしかないんでござるけどね
(口にすればなにかしら新しい視点が生まれるかも、なんて思いながら
 自分の体…というか異能のギミックを口にして)

蒼穹 > 忍者の世界にも異能が組み込まれてるんだねそれ…。
異能と一つになるって一体全体どういうことなの…。
じゃあ、あとは芸術的に絵をかくだけって感じなんだね。

あっはは、だから、あれは異能じゃなくて、魔術だよ。
こっちこそ、楽しませてもらったよー。

ああうん、記憶の内にはそんなアホがいたような気がする。光速ってアホでしょ…。
宜しい。…おっと、注文が届いたね。パフェパフェー!
(わたわたと、自分の注文をこちらに引き寄せればスプーンを手に取って、食事を始めた。)

シュリク > 「説明するのは簡単、でも言うのは難しい。……やっぱり、神らしさより人らしさのが先行しますね、蒼穹は
ええ、是非。――ああ、私の方は特に隠すべきこともないのでなんなりと聞いてくださいね」
笑みにつられてこちらも微笑みを返す
昔はどうか知らないが、少なくとも今は邪な存在には思えない
今はそれでいい、そう思える程度には人間らしくなっていた

「はあ、そうですか。では私は自称10で」
キャラ付けの話をしていたところなのできっとそういう延長にあるのだろうと

「光速は私も試したことが無いですね。流石に一秒で恥丘を七周する疾さは扱いきれなそうでもあります……」
やがて出てきた梨のコンポート。ラム酒で香りづけがされており、少し大人な味わいが人気である

「……? つまり風間も私と同じくアンドロイドだった……?
そのよな反応は出ていませんが……ですが、それは便利そうですね
異能の力を増減出来るというのはなかなかのアドバンテージだと思います
……魔術、ですか。本当に、なんでもありですね魔術というのは……
私は魔術のたぐいは全く使いませんが……時々その利便性が羨ましく感じます」
え、神と邪神って何が違うんですかとすごい真面目な顔で聞き返す

風間蒼介 > というか異能集団が忍者になったという感じでござるなあ…
拙者その領域には至ってないのでさっぱり判らんでござるが
使っているとか使いこなすとは別物とかなんとか…

ああ、失礼。拙者異能も魔術もごっちゃにして育ったゆえ、あまり区別が付かんのでござるよ
両方含めて異能という認識してござって
(失礼いたした、と軽く頭を下げ、焼きりんごに取り掛かる
 暖かいりんごの上に乗せられたアイスはほんのりと溶け、スプーンを当てればそのままするりと切り取られていく
 スライスされた焼きりんごと一緒に口にすれば冷たさと温かさが入り混じり
 シャキシャキとしたりんごに溶けたアイスが絡み、ほんのりとシナモンの香りがクリームに溶け、1+1が10以上の味を引き出している)

ちなみに拙者は実測で16でござるよ
(やはり常世学園は普通ではないでござるなぁとしみじみ思って)

どっちかと言うと改造人間でござるな
産まれた時から企業秘密的なあれこれでごにょごにょして
臓器なんかは人間と同じでござるがそれを支える霊的構造が違ってござってな
この辺に炉があるでござるし
(と臍の下辺りを軽く撫でる
 まあ肉体的にも筋肉頑丈だったり意図的に汗を止めれたりと手が加わっているのだが)

蒼穹 > そういうこと。あっはは、嬉しいんだか寂しいんだか。ああ、神じゃなくて邪神だけど。
乙女としてありたいんだよ、今はね。
そう?…えーと、改めて言われるとなぁ…。何を聞いたらいいのかな…。
(はたと、困った顔で顎に手を宛がいながら、機械人形である彼女に勘定するかのような視線を馳せる。もう片手で頬を掻き、首を傾げた。さらりと世界を滅ぼした、なんて言ったけどそれについて忌避される様子がなければ、一安心。)

あ…因みに実年齢は?
(ここぞとばかりの問だった。)

っていうかさ、普通光速出したら摩擦で燃えるっつーの。
絶対あれおかしいって。
(等と他の神への批判を飛ばす破壊神の図。)

っていっても私も使える魔術はこれだけだけどね。
…神と邪神の違い?あっはは、簡単なことだよ。
正義として崇められる者が神。悪として忌避されるものが邪神。
生憎私、正義って言葉キライなんだよね。
(とか何とか、どうしてか誇らしげに自身のこだわりを論った。)


何なんだそれは…異能集団の特殊部隊みたいなものかな。
使いこなすって何だろうね…?シンプルだと使いこなしやすいけど。

ああいやいや、そういうことだったんだ。大丈夫大丈夫。ちょっとややこしかっただけ。
(頭を下げなくても、なんて手を左右にふりふりしながら。)

…アンドロイドとか、改造人間とか…。
結構癖が強いよね、この学園ってさ。
(少なくとも、彼女が癒えたことではないだろうが。)


んーっ!やっぱり、甘いものに限るよね。
(クリームのミルクが引き立てるコク深い濃厚な味わいや甘さと、バナナの齎すほんのりと甘く、果物特有の美味しさに感嘆しながら、頂き始めるのだった。みるみる量は減っていく。)

シュリク > 「異能と魔術をごっちゃに……ああでも、分からなくはないですね その辺りって、区別つきづらい人も多そうです」
しゃくしゃく、と梨の食感を殺さず、しかししっとりした上品な甘さが舌の上で踊る
シュリクも嬉しそうにんーんーいいながら小さく踊る

「それだけ出せていれば十分だと思うのですがね……如何せんこの学園では……」
どんまい、とでも言いたげに首を横に振る

「ああ、後天的に改造されたのですか……それはそれで大変ですね、機械の因子は感じませんが……霊的な因子、でしょうか?
確かに風間の周りの波動は普通のヒトと違うんですよね」

「乙女というのであれば、恋なんかもするのでしょうか
この間読んだ雑誌に、オトメゴコロと恋心は同じと書いてありましたよ」
なにも質問することがなければ無理にしなくとも、と付け足した
世界を滅ぼした理由については、きっとなにかあったのだろうと納得済みだ
彼女が理由なく世界を滅ぼすはずがない
なんとなく、そう感じた

「そうですね、多分、6002歳ほどでしょうか。6000年ほど眠っていましたので、実稼働時間は2年ですね」
驚くほど幼かった 彼女は当時の最新型だ

「恐らく、摩擦というものを相殺する魔法を使っているのではないですか?
というか、蒼穹も出来そうなものだと思いますがね……
はあ、正義が嫌い……」
そういえば何かの雑誌で、中学生の特徴として変にワルぶる、というのがあったと思いだしたが、
それを言うとなんか怒りそうだなと思ったので言うのをやめた

「邪神の言う台詞じゃないですよ、それ……というか普通の人間がいないんですね……」

蒼穹 > あっはは、恋ねぇ。
そういえば、昔していたかもしれないね。よく覚えてないや。
でもまぁ…こんな破壊神が恋なんて可愛いものをするのかどうか…私にも分かんないかな。
(やれやれと言った風に肩を竦めて、首を左右に揺らして、それから、困ったように笑った。)

…6002…わお、凄いね。…ってことは、今実際2才なんだ。
(目を丸くして、ぱちぱち、と。アンドロイドか機械人形か知らないが、それにしても、随分人間臭いが二歳…。)

ああ、成程。そんなのアリなんだ。…あっはは、確かに。考えてみればできそうかも。目が回りそうだけどね。流石に。
…何か?あ、中二病って思ったでしょ。
(右眉吊り上げて、人差し指を彼女に向けた。少なくとも、己はそういうものではないつもりなのだが…。)

いや、多分ここに集まってる面子が特殊だと思うんだ。

風間蒼介 > あ、拙者も自分から暴露しまくったでござるが聞いてばかりもなんなので秘伝以外は聞いてもらっても結構でござるよ
ふぅむ、悪でござるか…拙者正義側でござるからなあ一応
とはいえ蒼穹殿に忌避感を覚えるかどうかと言われればNOでござるけどな
(もくもくとアイスを切り崩しりんごを切り取り、ベストな配合を模索しながら)

まあぶっちゃけそんな感じの特殊部隊一族でござるな
使いこなすって認識すら飛び越えて出来ると思ったら出来るし出来ないと思えば出来ないとか…至った人間にしか判らんレベルでござるな
(どの道自分はその遥か手前だから先を見るより足元だと考えるのをやめて)

人によっては魔術だ異能だという部分に矜持持ってるかも知れんでござるからなあ…
蒼穹殿の言うとおりクセ強すぎてどこに気を使えばいいのか判りにくいのが難でござるなこれ
(余所見をしていたらアイスの上に乗っていたミントを知らず口にしてしまい、妙な顔になってしまう
 ミントが嫌いなわけではないがアイスとの組み合わせはどうにも苦手だった)

拙者の場合印を組んで術式使うけど、自分のイメージの強化のために異能使う時にも似たような手順踏む時あるでござるからなあ…
うむ、まあ拙者跡取りでござるし、大変とは思ってござらんよ
励起状態でもないのに良く判るでござるなあ…ううむ、さすが超文明
(ふむむと感心したように唸り声を上げ)

あ、拙者も気になるでござるなあ、乙女心
(面白そうな話題を見つけ、即座に乗っかって行った)

シュリク > 「邪神が恋するっていうと勇者とかが相場なんですかね、最近そういう漫画を読みました
漫画はいいですね、私の時代にはなかった価値観です、文化の極みです」
邪神(ヒト、と読む)がせっかくちょっとシリアスな雰囲気を出しているにもかかわらずオタク街道へ走ろうとするシュリクの明日はどっちだ

「まあ、実稼働時間で言えばそうなりますね。とはいえ、基本的な情報や知識はデータとして組み込まれておりますので、実際の2才児とは大きく違うと思いますよ」

「はあ、あれは中二病というのですか。いやあ勉強になります!」
人差し指で自らを指す蒼穹に対し、ありがとうございますと頭を下げる光景がやけにシュールだ

「私も基本的には魔術は使いたくありませんね。つい最近まで、魔術は滅ぼすべきなんて考えでしたし……それはさすがに改めましたけど
跡取りなら余計普通は大変だと思うはずですが……?
と、乙女心に関しては、恐らくこれはガールズトークというものに分類されるので、男性である風間には語るべくはないと思いますよ?」
にっこりと威圧

蒼穹 > 私はまぁ、善ではありたいけど正義じゃないんだよね。
あっはは、まあ、忌避されないなら何よりなんだけどさ。
むぐむぐ。…あ、もうおしまいみたいだね。
(スプーンを何処へやら戻せば、山盛りにクリームが乗せられていたパフェの容器は空っぽだった。)

成程、それが一つになるってことなんだね。
癖の強さも武器にできればいいよねー…。って思うけど。

乙女心は分からないよ…多分。
(残念だが男子禁制の様だ。)


ああうん、そう。そうなんだ。ふぅん、漫画ねぇ。
魔王と勇者じゃなくて邪神と勇者…かぁ。あっはは、でもまあ、私としては、もし勇者が現れたら出来る限り甚振り尽くして阿鼻叫喚させるかな。
(笑いながら仄かに浮かぶ、邪神の隠れた潜在的なサディストの影。)

二歳児だったらそもそも喋ってないから。
っていうか、アンドロイドの二歳児って何なの?!

あのね、…シュリクちゃん。
破壊魔法・第一術式「滅の矢」
(真っ黒な笑顔。人差し指から、彼女が頭を下げた頃合い、店員が目を離した頃合いを見計らって、頭上に真っ黒な矢を飛ばすのだった。店内だが自重はしない。純粋な破滅のエネルギーが彼女の頭上を過ぎ去って、威嚇射撃として店内の壁を貫いたのだった…。)

私は魔術オンリーなんだけどね。

さてと、ご馳走様でした。
そろそろ、失礼するよ。…で、結局シュリクは、何時私と遊んでくれるのかな?
(席から立ち上げって、支払いを済ませ、出口へと歩いたら、振り向き間際に一声かけた。)

風間蒼介 > シュリク殿、どう考えても魂宿り始めてるでござるよね?
めっちゃエンジョイしてござるよね?
なんか唐突にメカっぽいさ押し出して来たでござるが
(今度何か適当な漫画でもチョイスして渡してみても面白そうかもしれない)

跡取りな以上は色々恵まれてござるし、この体に流れてる血は一族の人間が大体支えてきてくれたものでござるしな
大変などと言ってはバチあたるでござるよ

あ……ハイ、ちょーしこいたでござる、すんません
(笑顔で威圧されれば小さく縮こまって、下を見る
 視線を逸らすというのは獣の世界では敗北宣言であった
 超古代文明アンドロイドと邪神の威圧に屈したことを誰が責められようか)

ふむ……三点式診断法で言うところの混沌・善という奴なのでござるかなあ?蒼穹殿は
まあスタンスが違うだけで忌避などせんでござるよ
(ひらひらと手を振って)

まあ拙者の場合は自分の「色」を見つけるところからでござるね

っとそういえばもうこんな時間、拙者もそろそろ行くでござるかなあ
(時計の表示に気が付けば伝票を手にして立ち上がって)

シュリク > 「善ではありたいが正義じゃない……複雑ですし矛盾しているようにも思えますが……蒼穹を表すとすれば、まさにそんな感じですね」
コンフォートの残りを平らげて、フォークを皿に置く。人気店で流石に長居しすぎた、追加の注文はせず

「勇者といえるような存在がどのような人物なのかは分かりませんが……それが貴女の暴力的な衝動を抑えてくれればいいですね
蒼穹的には、鬱陶しいかもしれませんが」
くす、と一つ笑う
なんとなく、本当になんとなくだが、彼女が心の底から甚振り尽くしたい、と思ってるように思えなかったからだ
もちろん考え過ぎな場合もあるだろうが
「……え、いや、一向に私は機械ですが……? 魂とは……? そのような胡乱な単語出すのやめてくださいませんか……?」
冷たい視線で風間を見る。……少なくとも、皮肉というのは学習しているようだ

「……ですね。外部の人間……ああいえ、アンドロイドですが。――が、とやかく言うものでもありませんね
立派に務めを果たしてください。どのような忍務があるかは知りませんが……お手伝いできることがあれば協力しますよ」


「アンドロイドの二歳児というのは、単純に起動して2年経ったというだけでしょう。今風に言うと、2年使ったパソコンといった感じですよ
買ったばかりのパソコンだってある程度の機能は有しているでしょう?」

「……ええ……」
頭上を何かが通りすぎたのを感じた。……頭を上げていれば綺麗な風穴が開いていただろう
「……ふざけすぎました、ゴメンナサイ……」
多分、そのままにしていたら恐ろしい目に合うだろうと、機械の勘が告げていた
ので、もう一度頭を下げた

「そうですね、……次に、会った時。とか?」
同じく立ち上がって、会計を済ませる。そして蒼穹の問に、「お手柔らかに」というような表情で答えた

蒼穹 > んー、それぞれ、丁寧に御言葉を返したいんだけど。
ごめんね、一足先に失礼するよ。
了解、次会ったらお互いお手柔らかにね。
それじゃ、今日はどうもありがとう。
(二人に向き直ってひらりと手を振れば、一足先にカフェテラスより外に出て行った。)

ご案内:「カフェテラス「橘」」から蒼穹さんが去りました。
風間蒼介 > めっちゃ情緒理解してる気がするのは拙者の気のせいでござるかね!?
普通単なる機会はそんな心えぐりに来る視線出来んでござるよ!?
あ、でもちょっとゾクっと…危険なマシーンでござるなあシュリク殿は
(ふぅ、危なかったとひとりでに危機に陥り勝手に乗りきり額に浮いた汗を拭って)

ああ、それではまたでござるよ蒼穹殿
(手を振り見送って)

では拙者もこれでシュリク殿との手合わせ楽しみにしてござるよ
(と、席を立って同じく手を振り、立ち去っていく)

ご案内:「カフェテラス「橘」」から風間蒼介さんが去りました。
シュリク > 「……ふう、一気に二人とも手合わせを約束してしまいました」
破壊されなければいいのですが、とひとりごちて寮の方へと帰っていく

ご案内:「カフェテラス「橘」」からシュリクさんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に桐竹 琴乃さんが現れました。
桐竹 琴乃 > ―カフェテラスに続く道―

はっきり言うと気が重い。
足が重い。
これは完全に筋肉痛なので比喩でも何でも無い。
アレは一人なら多分死んでいた気もする。
まあそれはいい。
いや死にかけたのだから全然よくないのだし助けてもらった彼には感謝もし足りないが。
とりあえず次にあったらご飯でも奢ろう。
という所で死にかけた事の思考は流した。

つい先日よくよく思い出してみればあれは完全によく分からないキレかたな上。
「私は何故自分のバイト先であんな事をしたのだろう」
既に怒りは収まっていた。
100%あのよく分からない怒りに関して茶化されるのであろう。
はああ、と息を吐く。
暗澹たる思いを胸にバイト先へと実際に重い足を引きずりながら、できればサボりたいがサボると言うのは著しく琴乃のエンゲル係数を引き下げる結果を生む。
それだけは御免である。
この桐竹琴乃、授業はサボるが仕事はサボらないと心に決めている。

さておき速度緩やかに道を進むのである。

ご案内:「カフェテラス「橘」」に湖城惣一さんが現れました。
湖城惣一 >  一方。男もまた緩やかにカフェテラスへの道を進んでいた。
先だっての言い合い未満。明らかに桐竹を不快にさせていた。
怒らせた内容はわかっている。だが、謝ることもまた違う、という感覚。
ただ考えが纏まらぬままにカフェテラスへの道を歩いていた。
 だが。
 シンプル。至極簡単な考えが己の胸には渦巻いていた。
 己が莫迦であると自覚した剣士は、いずれも愚直な道を進むのがいいのではないか、と考えていたのだった。

桐竹 琴乃 > 「憂鬱……だ」
もはや死人がのろのろと歩くような速度。
どんなにゆっくり歩こうが、この後バイトに入ると言う事実だけは変わる訳がない。
が、重い。
仕事はサボらないという決意すら覆すほどに―――。

そしてふと目を上にあげれば。
「……う」
その件の人物である。
狼狽えた。
どうする?という心を流れていく謎の問いかけ。
思わず立ち止まる。

湖城惣一 >  呟く声。響く足音。その感覚を湖城が捉えると、ゆっくりと振り向いた。
桐竹琴乃。見知った気配であった。未だ、数えるほどしか顔を合わせてはいないが。
彼女は自身のことを友人だと思っていたといい、自分はその考えを否定してしまった。
「君か」
 目を細めて観察すると、明らかに彼女の動きに乱れが見えた。
足の不調。ただの筋肉痛――と済ませるにはいささか重度のように映った。
 幸いこちらはカフェへの進行方向。こちらからは踏み込まず。相手が来るに任せる。

桐竹 琴乃 > ……。
止まっていても仕方ない。
のろのろと動き始める。
さてどう話しかければいいのか。
「コジョー」
立ち止まっているコジョーの方へと歩くしかない。
進行方向である。
怒りは収まっているが気まずさだけが残るし、それを謝るというのは何故か琴乃は許せなかった。
ただの意固地な気もするが。
譲れない気がして。

湖城惣一 >  十歩。九歩。八歩。相手までの距離を感じながら、軽く息を吐く。
「足を痛めているようだな。カフェに行くなら、荷物を持とうか」
 こちらも謝らない。意地、ではない。ただ謝るべきではないと、そう感じて。
だから待った。相手が来るのを、微動だにせず。

桐竹 琴乃 > 「いや、いーよ。それは」
のろのろと歩きながら、荷物に関しての申し出は辞退する。
ただただ気まずい。
早く去りたい、そんな気持ちすら抱きつつも。
物理的に重い足が邪魔をする。
(っていうかこんな脚でバイト入ってもダメな気がしてきた)
と今更思ったりはするがそれはまた別の話だ。

湖城惣一 > 「…………む」
 去ろうとするその姿に、少しだけ声を漏らした。
 その懸命な努力をなかったことにするかのように、湖城が横並びに歩き出す。
歩幅を極力合わせながら、実にゆっくりとした足取りで。
「桐竹」
 視線は前に。
顔を合わせようとはしなかったが、それは見るのが気まずかったからではない。
 視線を向ければ、少女の足を止めてしまうかもしれなかったから。
 ただそれだけ。
「俺は莫迦な男だ。友達付き合いというものも、ほとんどろくにしたことがない」
 だから。
「故に、お前が嫌がろうとも俺はお前に伝えるしかない」
 素直に、ただ素直に自分の考えを伝えるしかない。
「俺は、友人の作り方を知らぬ男だ。
どこまでが知人で、どこからが友人なのかも分からん男だ」
 訥々と。淡々と。いずれも変わることのない無表情。それでも、男にとっては、腹を切るが如き懸命さで。
「お前は俺のことを友人だといった。……だから、俺も、お前のことを友人だと思いたい」
 謝ることもせず、ただ横を歩きながら。ただただ、自分の言葉を改めて伝える。
これで不機嫌にしてしまったならば、もうそれは仕方がない。

桐竹 琴乃 > ―――。
顔はあわせない。
―。
まっすぐカフェを見るのみだ。
無言で髪をいじくる。
「……そ」
ふう、と息を吐く。
さっきまでの重苦しい溜息とは違う、肩の力を抜いた時にでる吐息。
「ま、まあ。コジョーがそういうんだからそうでいいよ」
少しばかり言いよどみつつ髪をもてあそぶ指は止まらない。

そもそも改まって言われただけで何も内容は変わらないが。
それしかないのだからこれ以上を何かどうとかもないしもう怒っては無い。
ただ気まずかっただけだがまあもうそれもどうでもいいかと思う。
とりあえず向こうから再度の答えがあったのだ。
許してやろう。
許すさ。
「コジョーだし」

せめてそういう虚勢位は張ってもバチは当たるまい。

湖城惣一 > 「……そうか」
 こちらもようやく、笑いを漏らした。
 この学園に来て、様々な人と出会って。
そこでようやく、笑みらしい笑みを漏らせた気がする。
 だからようやく得た笑みを、ゆるりと浮かべる。
「ならば、俺とおまえは友人だ」
 そう言って少女の荷物へと手を伸ばす。
少しの抵抗ならそのまま持ち上げてしまうだろう。
「友人ならば少しは手伝わせろ。……カフェに行くのか? ――」
 それとも休みに戻るか、と言いかけて。
それでも彼女は行こうとするのだろうか、分からない。

桐竹 琴乃 > 今度は辞退することなく、荷物を渡す。
まあ断ってどうのの押し問答、わざわざしなくていいだろう。
「行くよー」
はあ、と溜息をつき。

ふと、別の憂鬱さを思い出す―――。

マズい。
このままコジョーと共に入ったら。
茶化しの度合いがやばい。
死にたくなる。
間違いなく。

バッ!と渡した荷物を瞬時にひったくり。
「そう!バイト!バイト行くから!」
さっきまでののろさはどこへやら。
「いい?今日は来ないで?来ないでください。……来るなよ!」
コジョーの反応も待たず、ダッと駆け出しはじめる。


【特に引き止めなければそのままカフェテラスへと走り去るだろう。】

湖城惣一 > 「そうか。……なに。行くというのなら止めはすまい」
 随分疲労がたまっているようだから、後で筋肉痛に効く薬湯でも煎じてみるか、などと考えながら。
「よし、それでは…………む」
 荷物を受け取った直後、すぐにひったくられた。
言われれば素直に返したが、いずれにせよ持ち主の手にかばんが返ったのに違いはない。
 こちらの言葉も待たずに走りだすその背に、
「元気だな。なら――」
 声をかけようとして、あっという間に見えなくなっていく。
そのまま、仕方もなしと息を吐いて、彼女を見送った。

 ――カフェテラスの中にまでは入らなかったが。
その疲労困憊さを心配したことで、少女の帰りに合わせてカフェの入り口まで顔を出しに来たという不審者の姿が目撃されたのは、また別の話。

ご案内:「カフェテラス「橘」」から桐竹 琴乃さんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」から湖城惣一さんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に神宮司 ちはやさんが現れました。
神宮司 ちはや > (昼休みの時間。いつもは購買でパンなどを買うのだが
 今日は奮発してカフェテラスへとやってきた。
 田舎にはなかったカフェテラスというオシャレ感ただよう場所。
 何より学園に通ったのならここは外せない、ここでデビューを決めるか決めないかが今後の学校生活を左右すると噂される場所だ。
 ※噂には個人差があります。

 にぎわいを見せる店内の中、一階席の隅に席を取りメニューを広げる。
 何かあまり食べたことがないものばかり載っている。
 どうしよう、緊張で吐きそう。食い入るようにメニューを見つめる。)

神宮司 ちはや > (よし、注文は決まった。意を決して店員を呼び止める)

す、すみません!

(声が裏返った。とても恥ずかしい……。
 店員は気にした様子もなく笑顔で伝票片手に近寄ってくる。『ご注文はお決まりですか?』)

あ、はい。あの、このパスタランチのAセット下さい!
の、飲み物……?ええとじゃあアイスティー下さい!

(どぎまぎしながら慣れない注文を頼むと店員はかしこまりましたと
 メニューを下げる。代わりにお冷とおてふきを持ってきて、ちはやは慌てて会釈した。)

 え、えへへ……。

(カフェデビュー決めてやったぞーという満足感からか
 ひとりでニヤニヤしてしまう。ちょっと怪しい)

神宮司 ちはや > (案外物事というのは踏み出す前は大きく見えて
 ちょっと足を出してしまえば意外と簡単なのかもしれない。
 そんな風に思うと、なんだこんなに簡単な事なのかと
 過ぎ去ってしまった呆気なさに少しだけ胸がすっと軽くなる。

 ちょうど通りに面している席だから向かい側はガラスを挟んで道行く人々が見える。
 学校でもしばしば思うけれども、ここにはこんなに多くの人が居るのだな、と感慨にふける。)

神宮司 ちはや > (ちょっと行儀悪く、床に届かない足をぶらぶらさせてみたりして。
 でもあの通りに行き交う人のどの位が異能に理解があり、
 自分の力を持て余さずにまっすぐに成長して行けるのだろう。
 もしくは自分の望んだ未来をうまく歩けるのだろう。

 この学園はいいところだ。
 でも決して未来を保証してくれるわけでもないし、異能や魔術という荷物は自分で背負って歩くほかないのだ。
 そんなことは当たり前のことだけど、時々それはちはyには重すぎるなぁと思うことがあるのだ。)

ご案内:「カフェテラス「橘」」に生ヶ易案子さんが現れました。
神宮司 ちはや > (ぼんやりしているうちにお待たせしましたと、先ほどの店員が頼んだものを持ってくる。
 今日の日替わりパスタは『なすとベーコンのトマトソース』。
 つやつやしたなすとトマトの真っ赤な色合いが綺麗で、
 茹でたてのパスタはアツアツだ。
 セットなのでスープとサラダもついてくるよ。

 居住まいを正して並べられる食事をじっとまち、
 店員が去っていくのに合わせて軽く会釈する。
 おてふきとフォーク、スプーンを取り出した。)

生ヶ易案子 > そんな昼下がりに、ひとりの入店者。
カフェテラスの店先にまず顔だけ突っ込んだ娘は、彼女にしては珍しく、何かを警戒している様子であった。
というか、彼女のことを見知らぬ人でも、「これは警戒するという行為を普段したことがないのだな」と丸わかりだろう。
なにせ、警戒になっていない。ただの不審行動である。
カフェテラスの顔ぶれを確認し、なにか安心したようで、よし、とひとりで頷いて、適当に空いた席に座り、

「んー、アイスグリーンラテの、エクストラホイップライトアイス、あ、ショートでいいや」

呪文をとなえた。

神宮司 ちはや > (いただきますと丁寧に挨拶したところで一人の入店者に気づく。
 なんとなく意識したわけでなくちょっと目の端にとまっただけなのだが
 何故か周囲を警戒している様子がぎこちないので注目してしまった。

 席に座った相手が唱えた謎の呪文に田舎者は度肝を抜かれた。
 『あいすぐりーんらてのえくすらほいっぷらいとあいすしょっと』?
 なんだろう、なにかすごく攻撃力があって冷え冷え感のある魔術的な呪文だ。
 一息にその呪文を唱える相手に驚きと感嘆に満ちた視線を送る。)

生ヶ易案子 > 「あとはベーコンレタスたまごサンドのレタス抜きで」
あとはわりとわかりやすい呪文……ではなく、注文をとなえて、席にかばんを置いてひと息。

注文をするだけして、本題。
あまりにも授業をサボりすぎて、教師だけでなく同年代にも授業出ろ圧をかけられるようになった――のは、まあいいとして、
あの騒ぎで、髪留めを一個落っことしてしまったのだ。
まだ残ってるかな、さすがに片付けられちゃったか、と、あの時の席へ目を向けると……
「あ」
なんだか気弱そうな少年と、ふいに目が合った。

神宮司 ちはや > (今の内容はさすがに自分でも分かった。
 でもその前の呪文で何が出てくるのかはとても気になったのでチラチラと様子を伺いながらサラダをつつく。

 同じ学園の生徒なのだろうか。歳は自分より上に見える。
 と、そんなふうに様子を伺っていると相手と目があった。)

あ、あわわわ……

(この神宮司ちはや、見つめ合うと素直におしゃべりできない質だ。
 慌てて目をそらすとスープをスプーンで飲み始める。舌をやけどした。)

生ヶ易案子 > 「お、ちょうど良かった」
一方の小娘はそんな繊細さとは無縁のようだった。目が合ったならこれ幸いと、津波のようなわびしさに震える少年に話しかける。
ひらひらと頭の上で手まで振る。

「ごめんだけど、そっちの席にヘアピンみたいなの落ちてないかな。このくらいの大きさの。白くて花の形でー」
こんなのでさ、と、今つけているヘアピンをひとつ外して振って見せる。
……が、意匠が小さいものだ、白いのかも花なのかもわかりづらいだろう。
「見えないか。……って、ごめん、大丈夫か舌」
そこまで喋ってようやく、相手が動揺していることに気付いたようだ。心配げな視線を向ける。

神宮司 ちはや > え、あ、は、はい!

(話しかけられたことにびっくりして再び相手の顔を見つめる。
 飲みかけのスープが少し零れそうに波打った。
 やけどはしたが、我慢できないほどの痛みではない。
 ぐっとこらえて相手の言葉に耳を傾ける。)

あ、えっとはい、大丈夫です。ちょっとびっくりして熱かっただけで……。
ヘアピン、ですか?ちょっと待って下さいね、今探してみます。

(フォークとスプーンを置くと、座席の隙間を手探りで、テーブルの下に潜り込んだりして見せられたのと似たようなものを探し始める。
 床に落ちてたりはしないか?果たして見つかるだろうか。)

生ヶ易案子 > 「あーいや。ごめんごめん。あんずさんが自分で探すべきだったよね」
近くの人に聞けそうなら聞こうと思っただけなのだが、存外、驚かせてしまったようだ。ちょっと申し訳ない。

席をかばんで確保して、同じようにテーブルの下に潜り込む。目を細めて、椅子の脚の下まで覗いてみるが――、

「なさそうだなあ……。っていうか、潜ってまでもらって、なんか悪いな」
顔の前で、ぽんと音を立てて手を合わせる。
「どうも、お手をわずらわせた。……ここには来てすぐなのかな?」
やけに真面目な態度というか、初々しさが気になって、世間話のように。

ご案内:「カフェテラス「橘」」にヒカサ=カノさんが現れました。
神宮司 ちはや > いえ、ぼくのほうが先に席に居ましたし、体も小さいですから探すには向いていますし……。

(申し訳無さそうな相手にますます同じように申し訳なさそうにしながら
 熱心にヘアピンを探す。が、二人しても見つからない……。)

でも、わざわざ探しに来たのなら大切なものなんじゃないですか?
もうちょっとだけ探しましょう、綺麗なものですから失くしちゃもったいないです。

え、ええと、そうです。この春ここに来たばかりで……全然まだ慣れなくて。

(返事をしながら目は床を彷徨う。
 どこか落ちた時に遠くへ弾かれてしまったのかもしれないと窓際の隙間などもくまなく探す。)

ヒカサ=カノ > カフェのドア越しにマスターなら聞き慣れたブレーキの音が響く。
間もなくしてドアが開き、そこにはビニール傘を持つ紅の髪の少女。
「マスター、いつものアイスコーヒーね」
入るなり流れるようにサラッとシンプルに。

溜まっていた課題、勉強が済んだようで。
ひと段落といったような。
そう軽くマスターに話した後、席を見ようとカウンターからふりむいて―――

「さっき地震あったっけ?」
テーブルに潜り込んだり、低い体勢の人を見て。キョトンと、そしてポツリと。

生ヶ易案子 > 「そっか。じゃあ一年生仲間だ」
嘘はついていない。
「あんずさんだよ。よろしく」

ぺた、と床に座り込むようにして、床を遠く透かし見る。
「大切ってーか……、ほら、一応手作りでさ。また同じの作ればいいんだけど、材料揃えるのが手間ではあるんだよね」
粘土や顔料を一個ぶんだけ買うのも出費的に微妙だし、と、うだうだと説明。
わりと気に入っていた、とは言わないでおく。流れ的に。

入店者の物音に、ふとそちらに目をむけて――
「……あ」
慌てて店を出たときにぶつかったあたり、カウンターの死角に、不自然に小さい金属の輝きを見つけた。

神宮司 ちはや > あ、ぼくは神宮司 ちはやです。よろしくお願いします。

(苗字は聞かなかったからわからない。
 どうやらこの年上に見える女性は同じ学年らしい。
 お互い床を這っているこの状態で自己紹介というのもちょっとおかしいけど。)

手作りだったんですか?なら尚更大事じゃないですか!
世界で一つだけしか無いんでしょう?
頑張って探しましょう!

(せっせせっせと目を皿のようにして探すも成果はあがらず、
あんずの声につられて目を向けて。)

あ、もしかしてあれ……?
あ、あのーすみません、そこの方、足元にヘアピン落ちていないか探してもらえませんか?

(テーブルの下からちょっと頭を出して傘を持つ少女に声をかけた。)

ヒカサ=カノ > 「へ?ヘアピン? あぁ、ちょっとまってね・・・」
テーブルから頭だけ。こちらからではさしづめ亀か。
その声の聞くままに、足元、自分のいる周りを見る。

今の自分の近く、カウンターの近く、不自然に小さい金属。
「? これ?」
と拾い上げて。確かにヘアピンである。
もしかすると白くて花のようなものが付いているかもしれない。

ちょうどアイスコーヒーが入ったようだ。
片手にコーヒー、もう片手にヘアピン。腕に傘をよっとひっかけて。案子に見せに行くだろう

生ヶ易案子 > 「お!」
立ち上がる。
盛大にテーブルの裏にあたまをぶつける。

「…………」
人は涙見せずに大人になれない。
5秒ほどうずくまった後、しかしぱっと明るい表情で顔を上げる。

差し出されたヘアピンを見てみれば、筋のテクスチャをつけた小さな白い花に、ビーズを樹脂で埋めた花芯。間違いなく、探し物である。
「これだ。ありがとー! いやあ、お騒がせしちゃった」
目の前の少女にも、手を合わせ、もう一度合わせて鳴らして感謝。お参りみたいになっているが、深くは気にしない。

神宮司 ちはや > (盛大にぶつかった音にびくっとするも、
 自分も頭をぶつけないようにそっと出てくる。)

だ、大丈夫ですか?

(心配そうな視線を向けるもどうやら目当てのものが見つかったことに安堵した。)

見つかって本当良かったです。
あの、ありがとうございました。

(とても嬉しそうに、にこにこしながら同じようにヘアピンをとってくれた相手に頭を下げる。拝みっぱなしだ。)

ヒカサ=カノ > シュールそのもの、その光景。
何とも言えない傘乙女。
ひとつ咳払い。

「お役に立てて何より、どういたしまして。」
「私なんて傘の天気のご利益しかないから、後はあっちでね?」
おそらく神社の方向か。

「私は神でもなんでもないから、ただの人間、ヒカサ=カノよ。」
と、流れるように自己紹介。

生ヶ易案子 > 「あんずさんは、あんずさんだ」
いつもの自己紹介になっていない自己紹介に、「ただのあんずさんだよ」とさらに付け加えて。

……そういえば、と自分の席に視線を戻すと、既に注文のトレイが置かれていた。
ショートアイスグリーンラテエクストラホイップライトアイスはともかくとして、せっかくのベーコンレタスたまごサンドのレタス抜きは冷えはじめている。

「へへ、ふたりともありがと」
二人に向かって、にへら、と笑いかける。
「お礼ってわけじゃないけど、なにかお手伝いできることがあったら、いつでも声をかけてくれ」
善良な笑みを浮かべて、席に戻ろうとする。やはりあたまはぶつける。

神宮司 ちはや > えっと、神宮司ちはやです。中等部一年に在籍しています。
ヒカサさんですね、よろしくお願いします。

(つられるように自己紹介がてらそう言った。
 席に戻ろうとするあんずに声をかける。)

あの、折角なのでお昼ご一緒しませんか?
ぼくの席、開いているので……

(そう言ってヒカサにも同じように席を勧めてみる。
 すでにパスタは冷めているが、皿をどけて場所をあけはじめた。)

生ヶ易案子 > 「あ、いいね。気軽な相席はお昼のカフェの醍醐味だよね」
すぐに話に乗って、サンドイッチの乗ったお盆を運んでくる。
ショートアイスグリーンラテエクストラ……要は単に氷少なめでクリーム多めの抹茶ミルクなのだが、とにかくそれも一緒だ。

つい、と、もう一人誘われた少女のほうに視線を移してみる。

ヒカサ=カノ > 「気軽に声掛けれるし、相席も当り前よね」
手に持ったコーヒー、それといつもの持ち物。
素のままの身体でちはやの居た席に連れられるように座る。
空の天気に不釣り合いな傘。自分の椅子の背もたれに掛けて。

いつもの注文でありシンプルなブラックアイスコーヒー。
コップの汗を拭いていた。

神宮司 ちはや > (相席してくれた二人に嬉しそうに笑いながらも
 女の子に囲まれている現状に少しだけ照れくさそうにしながらパスタを少しずつ食べていく。
 上品な食べ方だがパスタはあまり食べたことがないのかフォークの動きがぎこちない。)

あの、あんずさんはさっき一年生って伺いましたけど
ヒカサさんは何年生でしょうか?
お二人は学園に来てもう長いんですか?

(食事の合間に質問を投げかけてみる。)

ヒカサ=カノ > 「私も1年、あれ、そっちも1年だったの?」
同学年だったかー。案子の方を向いて。独り言。

私は最近来たばっかだし、こうやってカフェでいろんな人と交流して顔広げてるってかな。
ちょっと通い詰めちゃってるかな―――

ちはやの食事光景を見ながら微笑んで。
コーヒーを一口。いつもの苦味が口に広がっていく。

生ヶ易案子 > 「うんうん、ちはやくんと一緒でさ。中等部のときに入って――、」
したり顔で頷きながら、ベーコンたまごサンドを食む。
うまい。やはり、サンドイッチの卵はパンとの一体感が命だ、と思う。レタスが入ると野暮なのだ。
「そのまま7年くらい1年。もう1年のプロといっても過言ではないね」
口の上についたたまごを拭いながら、得意げに言う。

神宮司 ちはや > (ふたりの話の合間に頼んだアイスティーが来たので、それをちびちび飲みながら相槌を打つ。)

そうだったんですか、ではみなさんで一年生お揃いですね。

(何が嬉しいのかのほほんと微笑む。
 7年ぐらい1年と恐ろしい言葉も聞こえたが。
 自分ももし成績が悪かったりしたらそうなってしまうのだろうかと懸念する。
 折角送り出してくれた祖父に顔向け出来るよう、頑張ろうと決心を固めた。)

ここのカフェってそんなに人がたくさん来るんですね。
おしゃれだからかなぁ。
ヒカサさんはすぐ交流ができる人なんですね、すごいです。

そういえばあんずさんのさっきのヘアピン、手作りって仰ってましたね。
よくああいう品を作られるんですか?

ヒカサ=カノ > 「1年のプロってそれって誇るべきなのかなんというか・・・」
少し顔は引きつっていたかもしれない。

下手したら反面教師としてお世話になるかもしれないな
と心の中で思ったかもしれない。

ちはやに対して、それはどうも、と一つ言って、
「大体カフェに来るのって学内の人だし、話しかけるのはたやすいことよ」
そっちもやってみたらいいじゃん、にこやかに笑いかける

生ヶ易案子 > 「何もしないとあんずさんみたいになるぞー」
にこにこと脅かす。
……とは言っても、学校という空間で本当に「何もしない」というのは、ある意味においては、学業をこなすよりむずかしいことだ。
普通はそうはならない。安心してよいのだ。

拾ってもらったヘアピンを撫でて、うん、とちょっと嬉しそうにうなずく。
「勉強してないと、一日やることないからね。こういう、役に立たないけどカワいいものを作って、時間を潰したりして……、」
こほん、と咳払い。
「……、ま、大体、ちはやくん、もう二人も女の子を誘えて、こんな話までできてるわけだからね。道のりは短いぞ!」
謎のガッツポーズで励ます。表情に邪気はないので、茶化しているつもりではないようだ。

神宮司 ちはや > あ、ひゃ、ひゃい!頑張ります!
頑張って卒業できるようになりますっ!

(考え事を当てられたようで慌ててそう返事をする。
 改めてあんずのヘアピンを見ながら)

で、でもあんずさん器用なんですね。
なんだかお店に売っているものみたいで、そういうのが作れるってカッコいいです。

(そっちもやってみたらいいじゃん、の言葉に慌てて手と首を振り)

いえ、えっとぼくは……本当はいつもこんなに話したことなくって
それにきっとお二人が優しくてきっかけがあったからこうやってお昼もご一緒できるんです。
本当、いつもなら女の子と話すのとか全然無理で……。
こ、これがいつも出来たらいいなって思うんですけど……。

(だんだんと俯きがちに真っ赤になっていく。フォークをグルグルと回してめっちゃパスタが巻き付いていく。)

ヒカサ=カノ > 「・・・」
あんずのにこやかな脅しは少しばかりヒカサの心に刺さっていた。
黙って、7年目の一年の詞をコーヒーと共に飲み込んだ。

飲み込んだコーヒーの苦味は刺さった心を取り払い、すぐに感情を和らげた。
「ま、いいきっかけにはなったんじゃないの?こうも上手く誘えてるんだし、ちはやクンなら彼女はすぐできるね!」
年頃な少年のウブな反応に笑みを含みながら茶化す。
そして親指を立ててサムズアップ。

生ヶ易案子 > 「ほら、そうやって女の子褒めるのも上手だしね!」
同様にサムズアップするが、こちらは子供がとりあえず隣の子の真似をしてみたかのような邪気のなさである。

「そんな大したもんじゃないよお。本に書いてある通りにやるだけでさ。小さいとボロが出ないから……」
顔の前で手をぱたぱたしつつ、
「ん、でも、そうだね。仲良くなるのに褒めるのはいいことだ。あんずさんも素直に褒められておこっかな」

ところで、パスタは大丈夫なんだろうか、これ、と、今にもひとつの大きなかたまりと化しそうなパスタを見やりつつ。

神宮司 ちはや > かかかかかかのじょっ?!

(彼女、との言葉に飲みかけのアイスティーを吹き出しかける。むせた。
 ゴホゴホ言いながら先程よりも強く頭を振り)

そんな、まだ友だちだって少ないのにかかか彼女とか……
むりむり無理です!!
むしろヒカサさんやあんずさんのほうがそういうの、お声が掛かりそうですよ……!!

(自分には縁遠い話だと必死に否定する。
 もはやとぐろを巻いたパスタはかなりの重量だ。
 食べることは至難の業っぽいが、なんと会話をつなげればいいのかわからない様子で
 真っ赤になりながらちょっとずつパスタを食べてほぐしていく。)

ヒカサ=カノ > ことごとく大げさに反応するちはやに、愉悦といったような表情を浮かべる。
「いつかその言葉、嘘になってることを期待してるよ、ちはやクン。」
ちはやのオデコを人差し指でちょんと突くだろう。
そしてコーヒーを飲み干す。

「私はちょっとおいとま。良いとこだったけど残念、もうちょっと楽しみたかったんだけどねー。」
「そうそう、次会う時は彼女を紹介してくれることを、ね。」
先の詞に付け加えるように、最後にからかうように言って立ち上がる。

晴天の空に傘を持って、カフェを掛けるように出て行った。

ご案内:「カフェテラス「橘」」からヒカサ=カノさんが去りました。
生ヶ易案子 > 「彼女か……」
ぢる、とグリーンラテなんとかをストローですすり、
「あんずさん、彼女はいたことないな……」
大真面目にそう言った。
自身にそういう趣味があるわけではないが、無法地帯と名高い常世学園女子寮に7年も住んでいると、そのあたりの感覚も麻痺するのだ。

斬新な食物と化しているパスタを目で追いながら、お声がかかりそうなんだろうか……お声がかかったことないな……?
そんなことをぶつぶつ言っている合間に、グリーンなんとかの緑色がコップから尽きる。サンドイッチの皿も空。

確かに、そろそろ昼休みも終わりの時間だ。実のところ、自分には関係ないが。
去っていくヒカサに手を振って、「じゃ、そろそろお開きかな」と立ち上がる。

神宮司 ちはや > っ~~~?!

(つつかれたおでこを慌てて押さえ、去りゆくヒカサを恨めしげに見送った。
 からかわれたということにやっと気づいて、火照った顔の熱を冷ますようにお冷のコップを頬に当てた。
 なんだか大人なお姉さんだったな、と思いながら。)

や、やだなぁあの彼女って言ってもそういうのじゃなくて
ええとあんずさんなら彼氏さんがいたりしないのかなぁって……。
あ、でも恥ずかしいなら言わなくていいです!

(自分自身何を言っているのだろうと慌てながら
 残りのランチを片付けた。少し量が多かったなぁ……。でも美味しかった。というような顔で
 ごちそうさまと丁寧に挨拶。紙ナプキンで口元を拭った。)

あ、もうこんな時間……。
長々と付き合ってくださってありがとうございました。
ぼくも戻らないと。

(立ち上がって同じように伝票をもち、会計に向かうだろう)

生ヶ易案子 > はたと要領を得たように、
「あ、彼氏か。なーんだ。そう言ってくれたらいいのに」
ま、彼氏もいたことないなあ……、と、そちらは軽く返して。

「ヘアピン、ありがとね。ほんとは結構、気に入っててさ。それじゃあまたいつか、――授業以外で」
そう言って、自分の席に放置されたままの伝票を取りに戻るのであった。

ご案内:「カフェテラス「橘」」から生ヶ易案子さんが去りました。
神宮司 ちはや > 普通、恋人だったら異性のことって
わかると思うんですけど……
(ここでは同性同士のそういう関係も別に普通なのかな……?
 と思うも声は小さく聞き取れなかったかもしれない。)

あ、いえ。本当に見つかって良かったです。
それじゃあまた。失礼します。

(去っていくあんずを見送り、自分も会計が済むと表の通りへと歩いて行った。)

ご案内:「カフェテラス「橘」」から神宮司 ちはやさんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に若鷺 智さんが現れました。
若鷺 智 > しきりに周囲を見回している少女が一人。

「……カフェテラスって、ここでいいんだよな?」

何故か息切れし、両脚も笑っている。

若鷺 智 > 「えっと…『橘』。うん、やっとだ。やっと着いたぞー!!」

人目を気にせず叫びながら、フラフラ店内へと突入し。
手頃なテラス席へと案内してもらうと、2~3の注文を行った。

「疲れた…とにかく疲れた。
ていうか、この店見付けるのに何日掛かった?」

少女…智は、恐ろしく立地把握が苦手だった。
ここ数日は学生通り周辺を彷徨っていたため、もしかしたら変な意味で目立っていたのかもしれない。

若鷺 智 > 「あ~~…やっぱこういうカフェっていいよな。憩いの場だよなァ」

グニャリと蕩けきった表情になりながらテーブルに頭を寝かせ、
寝ているのではないかと思わせる程にグッタリとしている。

「アタシん家の近所に、こういうシャレた店はなかったからなー。
これからはここがアタシの心のオアシスだわ、うん」

心地良い風を浴びながら、風景を堪能しつつ甘いケーキ等を楽しむ。
智にとってはそんなささやかな贅沢すら幸せなことなようだ。

若鷺 智 > 暫しそのままグッタリとしていたが…ふと、我に返ったかのように身体を起こし。
小さく質素なデザインの財布の口を開けてみる。

「…………今は気にするのやめとくか。疲れる」

程なくして現実から目を逸らすように、財布を鞄の奥深くへと押し込んだ。
……その光景を見れば、帰宅途中の貧乏な女学生と判断するには充分だろうか。

若鷺 智 > やがて、注文した品がテーブルへと届けられた。
適当に店員へと挨拶を済ませ…まずはアイスココアを一口。
冷たい喉越しが疲れた身体によく染みる。
思わず身震いを一つ。

「あー。生き返る。でもなぁ……」

テーブルに並べられたものを見る。
アイスココア、チョコレートケーキ、そしてチョコバナナパフェ。しかも大きい。

「ココアとケーキとパフェ…全部でチョコ系がダブってんじゃん!
いくらなんでも適当に注文しすぎた!!」

椅子に背を預けながら周囲を見回す。

「んー……。知ってるヤツは…まぁいるわけねぇとして。
学生っぽい姿も見当たんない。どうしよ」

若鷺 智 > 「ま、とりあえずのんびりするかァ」

指先で座っている椅子の脚をトントンと叩き、四方に青く淀んだ無重力空間を作って椅子ごと宙に浮く。

「なーんか王族にでもなった気分だな。アハハ」

宙に浮いた椅子の上で、のんびりとアイスココアを飲み下していく。
人が殆どいない今ならそこまで目立つこともないだろう…という智の判断は正しいのか否か。
少なくとも、遠目で見ても浮いていることが分かる程度には浮かせているので異様な光景である。

若鷺 智 > 浮遊感と風景を楽しみながらアイスココアを飲み干すと、浮遊させていた椅子を少しずつ地面に下ろす。
だが微調整に失敗したようで、椅子が地面に落ちると共にドスン!と大きな音が響いた。
若干の苦笑いを浮かべながら、周囲を見回す。

「流石にこんなのを浮きながら食うのは無理だわな」

椅子を引き、手にしたフォークでケーキを切り分け口へと運ぶ。
表情が綻んだ。

若鷺 智 > 「んー♪うまうま」

上機嫌にケーキを食べ進めていく。
先程の疲れ切っていた表情はどこへやら。
今はただ愚直に、目の前にある甘美なスイーツを食べることに夢中になっている。
程なくして…ケーキの乗っていた皿は、あっさりと空になってしまった。

「なんだ、案外食べられそうだな。
さっすがアタシ!自分のことよく分かってる!」

わけの分からない自画自賛をしながら、間髪を入れずスプーンでパフェを一口。
若干溶けたバニラアイスと生クリーム、そしてチョコレートソースが絶妙なハーモニーを奏でている。

若鷺 智 > 「あ~…幸せだぁ~。できれば毎日食べたいけど……金ねぇんだよな……」

幸せの絶頂に至ったかと思いきや、急に現実へと引き戻されていた。
先程までの蕩け顔が嘘だったかのように、淡々とした表情でパフェを食べ進めていく。
どことなく、味に対する感動も薄れている気がする。

「バイトでも臨時活動でも何でもいいから、とにかく金稼ぐ手段探さないといけないんだよなァ」

一応このカフェを探すついでに幾らか見回ってはみたものの、目ぼしいものは見付からなかった。

「場当たり的に攻めてもなかなか見付かるモンじゃねーだろうし…もうちょい工夫した方がいいのかね」

若鷺 智 > 「そうなると…やっぱ、もうちょい顔見知り増やさないとキツイのかもな。
いくらなんでも情報が入ってこなさすぎる」

パフェを少し残した状態でスプーンを置き、椅子に寄り掛かり前脚を浮かせながら頭を軽く掻く。
ある程度自覚はしていた結論へと帰結したせいだろう。その表情は複雑そうだ。

若鷺 智 > 「……別にダチになる必要まではねーわけで。
そう考えりゃ、まだいくらか気楽…か?」

椅子を前後させキィキィと鳴らしつつ、ボンヤリと思考を巡らせていく。
何かを懐かしむような、恐れるような…心ここにあらず、といった様相で。

「…………あんまいい思い出、ねェしな」

パフェの入った器から水滴が零れ落ちる。

ご案内:「カフェテラス「橘」」に士尺 流雲齋さんが現れました。
士尺 流雲齋 > からん、ころんと下駄を鳴らし、杖をつき、背の低い老人が入ってくる。
店員になにやら紙切れを見せて、掲示してくれるように頼んだ。
その後、テーブル席の一つによっこいしょ、と腰かける。

「ふーむ。偶には水ようかんを頼もうかの」

メニューボードを見ながら、店員に注文する。

若鷺 智 > 「あん……?」

日常で聞き慣れない音を耳にすると、間抜けな声を上げて音の出所を探し始める。
やがて、その視線は一人の老人へと釘付けとなった。
…椅子を揺らすのは止める様子がない。

(爺さん、か…流石に生徒なわきゃねーだろうし。
教師か?でも教師の顔なんて把握してねーから…間違ってたら恥ずいな)

特に何をするでもなく、ただ様子を窺っている。

士尺 流雲齋 > やがて運ばれてきた水ようかん。陶器の皿に、小倉餡と抹茶餡が一切れずつ並んでいる。
それに、ほう…と息を漏らして、付属の楊枝で小さく切ってからぷすりと刺し、口に運ぶ。程よく冷えた、甘すぎない味が口の中に広がった。

「そういえば、そろそろ会合の時期じゃろうか。
港の連中とは、どうも合わんのよなあ……」

今のところは、他に気にする様子もない。

若鷺 智 > 「あ…」

老人が水ようかんを食べ始めると、自身が残していたパフェのことを思い出し。
椅子を戻し、慌てて食べ始める。ドスン、と乱暴な音が再び周囲に響いた。
…もうアイスもクリームも溶けきってしまっており、温くて甘い味だけが口内や鼻孔へと広がった。

士尺 流雲齋 > 常世周辺に眠る、古い妖異怪異の集い。
まあ実際のところ、会合などという仰々しいものではなく、結局ただの飲み会になってしまうのだが。

「山の幸を適当に見繕っておけばいけるやもしれぬが、
しかし彼らも食客、うまい事いい店を探さねば機嫌を損ねかねん。
やれやれ困ったのう……む?」

店内に大きな音が響いたので、そちらに視線をやると、もはや原型がなくなりつつある、どろどろの「パフェだったもの」をかっ込んでいる女生徒の姿があった。
はて……異能の授業で一度だけ見かけたような。しかし名前が思い出せない、こりゃあいよいよ本格的なやつが始まったか。

若鷺 智 > (ぬるい……)

最後の一口を口内にかき込むと、スプーンから手を離し。
無事完食…したはいいものの、大きな音を鳴らしてしまっていたのは自覚していたようで。
こそこそと周囲を見回し始めた結果、先程の老人と目が合ってしまう。

「……あー。えっと。
……センセ?こんちわ」

相手が教師である確証がないためだろう、発された声は疑問形で弱々しい。
そして若干苦笑いを浮かべながら髪を後ろ手に梳かす。

士尺 流雲齋 > 「……おお、こんにちはじゃ。そうじゃ、教師の流雲齋じゃ。
……ぱっふぇ、溶けてしもうたの」

かろうじて、言葉を紡ぐ。
さーて誰だっただろう。抹茶羊羹の水泡をつつきながら、考えをめぐらす。

「わ……若、鷺……じゃったか、の……
帰る途中かの?」

若鷺 智 > 「アハハ…残したままだったの、すっかり忘れてて」

情けねぇトコ見られちまったな…。そう思いながら、乾いた笑い声を上げ。
質問のような疑問が返ってくれば、椅子ごと流雲齋の方を向きコクリと頷く。

「そッスよ。わかさぎ。
帰宅途中…っていうか、ちょっと探し物ついでにここに寄った…みたいな?」

相手が年配であろうと、砕けた口調が改められる様子はない。
ただ、先程までブツブツと呟いていた頃と比べれば幾分かはマシにはなっているようだが。

「流センセは休憩ッスか?」

士尺 流雲齋 > 「氷の魔術か異能でもあったら、溶けずにすんだかの。
そういう力を持った者も教師学生を問わずこの学園には居る。もう夏じゃし、そういう連中と知り合っておくのも悪くはなかろうて」

冗談を交えつつ。

「ふうむ、探し物かの、見つかるといいのう。

休憩…といえば休憩かの。偶に用事もなくぶらりと寄るんじゃよ。
おぬしも、そういう事はないかの?」

若鷺 智 > 「あー、氷かァ。確かにこの時期は重宝しそうだ…って。
んな異能目的で近付いたらほぼ確実に白い目で見られそうだ」

再び笑い出す。その声色と表情は、先程と比べれば随分と明るくなっている。

「闇雲に歩くだけじゃちょっと見付けるのキツいかな…とは思い始めたとこで」

何を探しているのかまで口にしないのは、明らかに両者の立ち位置が違いすぎるからなのか。
一方で、休憩の話には「あー」と同意のような声を漏らし。

「何となく顔出してみるってのはあるかなァ。
尤も、アタシはこういったとこにはあんま出入りしないんスけど」

そんな金の余裕はないから…とは流石に言えない。

士尺 流雲齋 > 「ま、そりゃそうじゃな。
儂とて、いきなりアイスボックス代わりにされるのは御免じゃわい。
時給いくらでやってくれ、というなら考えるがの」

そう言ってまた、からからと、笑い返す。

「ふうむ。ちなみにいつもはどういうところに足を運んどるのかの?」

若鷺 智 > 「金で雇うって、それもそれでどうなんだって感じ」

ただその案自体には思うことがあったのか、笑いながらもうんうんと頷いてはいる。

「んー…と」

両手を椅子の下へと回し、小さく揺らし始める。

「……学生通りの商店を中心に、学生の出入りが多そうなトコ、かな。
例えば飲食店とか、文具店とか、コンビニとか…」

バイト以外にも探しているものはあるのだが、当面のメインは金稼ぎとなるため、そういった所を中心に回っているようだ。
…そこまで詳しくは口に出さなかったが。

士尺 流雲齋 > 「いやいや、これがまた効果あると思うんじゃよ。
ひょっとすると授業よりも、異能や魔術の制御に一所懸命になるやもしれぬしの?」

小倉の水ようかんを食べ終えながら、悪戯っぽく笑う。
あとこのじーちゃん、実は相手の素性に気付いてる。

(さて、ヒントは出したぞい、苦学生の少女よ。後は自分で考えるんじゃな)

「学生の出入りが多そうなところ、か。
結構いろいろ行っとるんじゃなあ」

若鷺 智 > 「んー……?」

眉間に皺を寄せ、難しい表情を浮かべ始める。
どうも流雲齋の言葉の意図はまだ掴めていないのか。

「…異能とかを活用できる場があれば、ッスかねぇ」

何やら頓珍漢なことを言い始めた。

「まー最近の流行りとかも知りたいんでね。
それなら同年代の連中の方がいいのかなって」

大人に相談してみるという行動は、智の脳内にはインプットされていないのかもしれない。

士尺 流雲齋 > 「む、む、まあ……感じとしてはいい線行っておるかの」

(ちいと難しかったかのう……かと言ってストレートな答えを用意するのもそれはそれで成長を促さぬし)

「最近の流行、のう。儂ゃ旧時代の遺物じゃからそっち方面は無理じゃわい。
魔術のコゼット先生や養護教諭の蓋盛先生などは知識ありそうじゃがの」

頭を掻きながら笑うと、では、そろそろ行こうかの。と腰を上げた。

若鷺 智 > 「いい線…?」

何のことやら…と不思議そうに首を傾げていたが。
他の先生達の名が挙がると、ハッとしたような表情へと変わる。

「あ、そっか。
先生達のが詳しい可能性もあるのか」

素直に感心したようなその言い草からは、
智には本当に今までその発想がなかったことを察するには充分すぎるだろう。

「お疲れッス。
アタシもそろそろ出ようかな」

椅子の向きを戻し、食器を一纏めにしてから立ち上がる。
その際、うっかり「金ねぇし」と口が滑りそうになったために慌てて口元を押さえていた。

士尺 流雲齋 > 「盲点だったようじゃの。ま、そういうわけじゃ、いろんな人に当たってみるのも手じゃの。
では、またの」

代金を払って、下駄を鳴らしながら、先に出ていく。
店員が今まさにコルクボードに掲示した紙切れは、チラシのようなものであった。

   ~お知らせ~
夏に向けてボディを引き締めたい貴方!
意中の異性を引き付けたい貴方!
毎朝15分、身体操術をやってみませんか
    ──連絡先はこちら、○△×-***

ご案内:「カフェテラス「橘」」から士尺 流雲齋さんが去りました。
若鷺 智 > 「どーも」

流雲齋が去る姿を見送ってから、鞄の奥底から中身の寂しい財布を取り出して会計を済ませる。
そしてより軽くなってしまった財布を揺らし、大きな溜息を吐いた。

「…本格的にヤバイよな、これ。さっさと金稼ぐ手段見付けねーと。
でも店員関係はどこも人手募集してない感じだったんだよなー」

もどかしそうに頭をボリボリと掻きながらテラスを後にしようとした…が。
ふと、今しがた掲示されたらしい紙切れに目が行く。

「……なんだこれ。よくあるエアロビの勧誘か何かか?
どーせこういうのって金取るんだろ。むしろこっちが金取りてぇぐらいだっての」

文面に目を通せば、吐き捨てるように表情を歪ませ。
「あーあ。どっかにいいバイト転がってねーかなー」等とボヤきつつ…智はゆっくりとテラスを後にした。

ご案内:「カフェテラス「橘」」から若鷺 智さんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」にアリストロメリアさんが現れました。
アリストロメリア > (普段はパンがほぼメインの粗食極まる生活を送っているが
若干魔術修行と思えば、耐えられなくもない

その上、ここ最近はクラスカの配慮のお陰で、食費が浮いている事もあり
たまの贅沢に久々に外でアフタヌーン・ティーセットを取ろうと思い足を運びに来た

実家に居た頃は日々のお茶は欠かせないものであった為に、始めは辛かったが
……こうして、たまの贅沢に味わえば、一層ありがたみが分かる側面もあるので
そう言う事を学ぶ機会としてはよかったのかもしれない)

庶民は自由なのは羨ましい限りですけれど……
なかなかアフタヌーン・ティーを日々過ごす習慣が無いのは不憫ですわね
(等と言いながら、メニューに目を通す
今日はどのお茶やケーキを頼もうか?)

アリストロメリア > ……好きなのはディンブラー……ですけれど
季節的にはダージリンのセカンドフラッシュの新作が出る頃でしょうし
アッサムのセカンドフラッシュも、最もアッサムを美味しく頂ける時期でもあり、最上級品ですし……
それに、ヌワラエリヤの花の様な香りもいいですし

フレーバーティーも、私の居た所にはない様々な物があり 気になりますし……
薔薇の紅茶は――……夢の様な一時を思い出しますわね
(等と、悩みながら想い出に浸る つまりはまぁ、今すぐ選べなかった)