2015/06/28 のログ
四十万 静歌 > ピィーン、とコインを高く弾き上げ、
キャッチ。

「――やっぱり、
 手品よりも、手芸とかの勉強した方がいいんでしょうか。
 ううん――」

でも、手品だと器用なのに、
手芸だと全然なのである。

何故だろう。

むー、と難しい顔をして考え始めた。

四十万 静歌 > 難しい顔をして考え事をしながら、
コインを弄る。
一つのコインが四つに、
四つのコインが二つに、
二つのコインが三つに――

いうなれば、ペンを回すような感覚。
最早癖、である。

「新しい趣味つくるなら何がいいんだろう……」

四十万 静歌 > 「考えても仕方ない、か。」

レモンスカッシュを飲み干し、
空き缶を捨てる。

大きくのびをした所で――

「ふにゃっ!」

欠伸をかみ殺そうとして失敗して変な声がでた。

ご案内:「ロビー」に枢木 柩さんが現れました。
ご案内:「ロビー」から枢木 柩さんが去りました。
ご案内:「ロビー」に枢木 柩さんが現れました。
枢木 柩 > きぃ、と寮の戸を開けて入ってきたのは1mほどの狐。標準的な大きさではある、が、桃色で左右の目の色が異なる。
四十万 静歌 > 「……んっ!?」

誰かに見られたと思って、戸を見ると、
見事な狐が。

「か、可愛い……!」

桃色で左右の目が異なるなんて凄く珍しいし可愛い。
思わず駆け寄ろうとして、何か思いとどまったのか、
ゆっくりと、怖くない怖くないよというように近づこうとするだろう

枢木 柩 > 「…。」

入ってきた狐は静歌の方を見やると、一瞬たじろぐように進路を迷わせるが

まぁいいか、と言った風に犬で言う『おすわり』のように座り尻尾を揺らす。

毛並みは美しく――それこそ毎日風呂に入っているかのような――清潔さであった。

四十万 静歌 > 「わあ……人になれてるんですね。」

自然な動作で傍まで近づいて、
美しい毛並みを損ねないようゆっくりとなでようとするだろう。

「うう、綺麗なもふもふ――」

枢木 柩 > 「…。(まさか四十万が居るとは思わなかった…。この際ちょっとからかってやろうか)」

逃げる様子もなく撫でられる。耳の近くに触れればぴこぴこと耳を揺らすだろう。

四十万 静歌 > 「ふわぁぁぁぁ!可愛い……耳が揺れてますよ……!」

完全に魅了されている。
あうあういいながら、よしよしとなで……
軽く抱きしめようとした

枢木 柩 > 抱きしめればふんわりとした感触に、シャンプーと、かすかに獣の匂い。

「…。(いつ話しかけてやろうか…)」

この場で人間化してもいいかと思ったが、さすがに合って日の浅い同級生に全裸で抱きつかれる状態になるのは事案である。スタイルも自信がないし。ということで脳内で却下された。

尻尾をゆらりと揺らし、ふんす、と耳元で鼻を鳴らす。

四十万 静歌 > 「うわぁ、シャンプーまで使われてるなんて、
 誰かにあらってもらったのかなー、
 こんなにかわいいんだもんね。」

物凄く上機嫌の上まったくきづいていない。

「あ、ちょっと力強かったかな?」

鼻をならしたようすにごめんね?と軽く頭をさげつつ

枢木 柩 > 「…。(案外悪い気分ではないな。温かいし。)」

そう思い尻尾をゆらりと。だが頃合いである。相手は油断しきっている。

「…自分で洗ったんだよ、四十万。」

おとなしく抱きつかれていた狐が、唐突に、口を動かすことなく声を発する。

その声には聞き覚えがあるだろうし、耳元で笑いを押し殺すように、はふ、と息をつくだろう。

四十万 静歌 > 「そっかー、自分で洗ったんですか、凄いですね!」

といった所で、ん?と首をかしげ、
声にも聞き覚えが、ある。

思いっきりあわてたように離れて
それは

もう見事な

DOGEZAをした

「す、すみません~!
 とっても可愛かったものですからつい……!」

枢木 柩 > 「ふ、あはは、あはははっ!」

ぷるぷると体を震わせながら大爆笑する狐は相当レアな光景である。笑いながら土下座に近寄れば頭の前に伏せて、ニヤリと口角を上げるように、

「びっくりしたか?ふふ、びっくりしたな、あははっ」

しっぽをぶんぶんと振る。

四十万 静歌 > 「び、びっくりしました……
 ううー、柩さんですよね?
 まさかこんなに可愛い狐になれるなんて、
 思っても見ませんでした……!」

ちらちらと尻尾に視線がいく。
ああああああ、可愛い!
という顔をしている。

枢木 柩 > 「というよりもともとがこの姿なんだけどな、でも人間社会じゃ不便でしょう?」

床に前足をてしてしと打ちつけながら狐は語る。

「あと、同級生なんだし、敬語使わなくてもいいぞ?

ふ、はは、なんだか狐らしいことをさせてもらえた感じがしてこっちからお礼を言いたい気分だよ」

くすくすと笑いつつ。尻尾のあらぶりは収まって、ゆらゆらと規則正しく左右に。

四十万 静歌 > 「まぁ、確かに不便ですけど、
 そのままなのも可愛くてもふもふで――」

あうあうといっている。

「あ、敬語なのはなんていうか……
 癖?
 ううん。使わないよう努力してみま、してみるけど。
 中々難しいで……難しい。」

敬語じゃなく喋ろうとするとなぜか途端に思いっきりつっかえつっかえになった。

「そういえば、狐らしい事っていうと……
 騙したりです、騙したりする事です、する事かな?」

枢木 柩 > 「毛色が珍しいから人の壁ができるのよ…そ、そんなに無理しなくてもいいよ、敬語でもいいぞ、うん」

慌てたように尻尾を左右に。

「そうそう、人間はそうおもってるでしょう?だから期待に答えようかなって」

四十万 静歌 > 「確かにそれはあるかもしれませ、あ、はい。
 ありがとうございます。
 そのうち敬語なしで喋れるよう頑張ります。」

ぐっとガッツポーズをして。

「なんていうか、お持ち帰りしたくなるような可愛さですしね。
 それにしても、態々期待に応えてくれるなんて――
 優しいんですね?」

と首をかしげた

枢木 柩 > 「うむ…好きな喋り方でいい。」

体を起こして再び座る。

「お、おもちかえり。宿泊か?」狐のまま小首を傾げる。

「優しいかどうかはわからないけど。四十万はいいやつだから。」と耳をぴこぴこと

四十万 静歌 > 「宿泊というか、そのまま飼う?」

真顔だ。
もし本当の狐だったならやりかねない顔をしている。

「まぁ、私が良い奴かはわかりませんけどね。
 寧ろ私は悪い人かもしれませんよ?」

などと悪戯めいて笑ってみる。
ちなみに、悪い事といえば隠し事くらいだろう。

枢木 柩 > 「飼…っ  せ、せめて人間として扱って欲しいな…」耳をへたらせる。

「ふふ、悪い人だったら私は捕まって飼われるかもな。」

つられて体をふるふるとゆらして笑う。動物はなんとなく、いい人か悪い人か、察するものである。

実際がどうかはさておいて、少なくとも四十万は前者だと確信している様子だ。

四十万 静歌 > 「いえいえ、柩さんと分かっていたら飼ったりしませんよ。
 なんというか、ただの狐だったらって話です。
 ええ。
 でも、一緒に住みます?
 とは言いたくなりますね。」

なんて、ウィンクしてみたり。

「やっぱり狐姿のほうが楽ですか?」

枢木 柩 > 「手品を毎日見せてくれるなら考えものだな、なんて。」

お返しのように片耳だけ揺らしてみせる。

「うーん…楽は楽だけど、私は人間に憧れて人間になったんだし、人間が好きだよ。」視野も広いし、毛もあまり落ちない。と付け加えて。どうやら大半は人間の姿で生活しているようだ。

四十万 静歌 > 「手品を毎日ですか、毎日みせてもそのうち飽きちゃいますよ?」

などといいつつ、手でもてあそぶコインが、
人差し指と中指に1枚だけだったのに、
いつのまにか全ての指の間にコインが出現したり、
増減を繰り返している。

「じゃ、人間になってる方がいいんですね。
 ――柩さんが人間が好きで良かったです。
 やっぱり仲良くしたいから。」

うん、と笑って頷いた

枢木 柩 > 「そうなのか?でも手のそれは飽きないぞ、すごい。」

コインと手の動きを目で追いつつ、首も少し揺れて。

「うん、私も仲良くしたい、もっと人間を知りたいよ。」

ぱた、としっぽを揺らした。

四十万 静歌 > 「あー、これはなんていうか……癖でしょうか、
 こう気づいたら何かを弄っていたみたいなものですので。
 ――飽きないようで何よりですけど。」

真っ赤になって照れながらも、
手の動きは止まらないというか加速した。

「仲良くなって知りたいですか……
 ――とりあえず、
 私と柩さんは友達ですね。」

なんて。
いってみたり。

枢木 柩 > 「ううむ…増えたり減ったりでわけがわからない…ミスもなくそれだけ素早いとは…」

頭をふるるっと振って。

「!…友達、友達か、ふふ。」

嬉しそうに尻尾を振りながら、立ち上がる(と言っても、ちゃんと4足歩行であるが)

四十万 静歌 > ひょい、
と手のひらを開いてみせると、コインが0枚

「まぁ、それが手品ですから。
 ミスがないのは……そうですね。
 なんていうか身にしみついちゃったんでしょうねぇ。。。
 これが出来ても他の事は器用に!とはいきませんし。」

残念無念ですと、苦笑してから、

「はい、友達ですよ。」

と、嬉しそうに尻尾を振る様子に満面の笑みを浮かべるだろう

枢木 柩 > 「消えた。でも知っているぞ、マントの中だろう、こないだもそこに転移させていた。」

ふんす。鼻でマントを指し示す。

四十万 静歌 > 「いえ、こっちです。」

反対側の手のひらに四枚。

「今日は残念ながらいつものマントではないのです……」

枢木 柩 > 「!?………。


解せぬ…。」

尻尾をぶんぶん。

「じゃあ、次会うときはいつものマントかな、楽しみだ。」

「そろそろ部屋に戻ろうかなと思う。お望みとあらば…服が散らかるから屋外では御免だが、狐になろう、ふふ」

四十万 静歌 > 「ふふ。驚いてもらえたようでよかったです。
 ええ。それではまた。
 まぁ、確かに屋外だと服汚れますしね。
 また、2人になった時にもふもふさせてもらえると嬉しいなって。
 ――おやすみなさい。」

そういって頭を最後になでるだろうか。

枢木 柩 > 「友達。友達…同級生で友達か、寝て明日起きても友達でいてくれるだろうか、ふふ。友達には優しいぞ、私は。」

嬉しそうになでられる。

尻尾の揺れが収まらない。

「じゃあ、おやすみ、四十万。」

ご案内:「ロビー」から枢木 柩さんが去りました。
四十万 静歌 > 「友達ですとも。」

にっこり見送りそう告げて。

「種あかしはないしょにしておきますか。」

足取り軽く、自分も部屋に

ご案内:「ロビー」から四十万 静歌さんが去りました。
ご案内:「部屋」に雪城 氷架さんが現れました。
雪城 氷架 > 結局涼子はどこに行ったのかわからなかった
電話かメールをしようとも思ったが、大事な用だったら邪魔してしまうのも気が引けて、
結局寮へ帰ってきてしまった。

「ただいまー……」

帰ってくる声はない、まぁ入り口のドアに鍵がかかっていたので予想通りではあるけど

自分の部屋に荷物を置いて、部屋着に着替えてリビングへ
そのままソファに倒れこむように突っ伏した

ご案内:「部屋」に鈴成静佳さんが現れました。
雪城 氷架 > ソファの上に置かれたクッションに顔をぼすんっと埋めて、今日あったことを思い出す
ついでに、昨日あったことも

よく自分から切り出せたなと関心する
きっとあの場の雰囲気のおかげかもしれないな、と思いつつ…

「(……顔、ちょう熱い………)」

やっぱり思い出すだけでダメだ
昨日は事故でキスをして、今日は事故で体が触れた

「うー…なんだこれ、モヤモヤする。
 こないだ芙蓉が言ってた気持ちってこういうのかー?」

顔を埋めたまま足をバタバタする
どうせ誰もいないのだ、キにする必要はない

鈴成静佳 > (ガサゴソ……)
(氷架さんの帰宅に返事こそなかったが、静佳の部屋からは物音が聞こえる)

(そして、しばらくして部屋着姿の静佳が共用リビングへと現れる)
おっ、氷架ちゃん、おかえりぃ~。……ん? 顔赤くなぁい?
(ソファに寝そべる氷架さんを覗きこむ。そんな静佳の顔も若干赤く、汗でテカっている)

雪城 氷架 > 「うわあああああ!!?」

素っ頓狂な声をあげてソファから転げ落ちた
いないと思っていたのと、思考がアレだったので驚きようがハンパではない

「しっ、静佳!いるならちゃんと返事しろよ!!」
やっぱり顔は赤い、なんというか熱っぽい感じだ

……で、なんでこいつも顔赤いんだ…と若干不思議に思うが口には出さない

鈴成静佳 > いやぁー、ゴメンね。熱中しちゃっててさー。フフッ。(何にとは言わず)
あ、氷架ちゃんの食事、冷蔵庫に作っておいたからね。お腹が空いたらいつでも食べていいからね~。
(キッチンの方を親指で指差しつつ)

で、どうしたのさ、そんなに顔を赤くして……。
……んー? もしかして、デートしてきた、とか?
(ニッ、と歯を見せながら覗き込む。)
……の割には元気ないようにも見えるけど。

雪城 氷架 > 「またヨガでもやってたのか?」
汗もかいているし、運動をしていたのかもしれないが

「え?あぁ、さんきゅー。静佳の作るご飯美味しいからな。
 あとで食べるよ」
素直に楽しみだと笑みを零して

「………そういうんじゃないけど……」
思わず目線を逸らす

鈴成静佳 > ヨガ。ま、そんなところね。フフッ。
氷架ちゃんは我が家の大飯喰らいだからねー、しっかり用意しとかないと、お菓子ばっかり食べたら健康に悪いからねぇ。
(美味しいと言う感想には満足そうに微笑み、腰に手を当ててない胸を張る)

……で、やっぱりそういうヤツかぁ。(あからさまに目をそらせば、静佳にもわかる)
ンフフー、誰かな? 九郎くん? 彼とは進展あった感じ? お姉さんに詳しく聞かせてほしいな~……。
(九郎さんとは友達関係だと、両名から聞いてはいる。しかしその様子には怪しい物があった。それ以外の異性交友は静佳はまだ知らない)

雪城 氷架 > 「ち、違うよ……九郎じゃない…。
 九郎は、友達で軽音部の仲間ってだけだ……」

九郎からの一方的な恋心には、全く気づいていなかった
当の九郎自身も気づいていなかったようなので無理もないとは言えるが

ソファの上にあぐらをかいて座って、むぎゅっとクッションを抱きしめる

「そういうヤツって……わかんないんだよ。
 こんなの初めてだしさ……」

鈴成静佳 > ふぅむ、わかんない……かぁ。(鼻をフンと鳴らし)
あんだけエロゲーやってるのにねぇ……いや、だからこそ、なのかな。

(氷架さんの横に座る)
お母さんも言ってたよ。っていうか、これは話してなかったかな。ウチのお母さんはエロゲーのシナリオライターなんだ。現役の、主婦兼任のね。
「スズナ」っていうライターさんは聞いたことあるかな?(あるかもしれないし、ないかもしれない)……って、これはどうでもよくて。
お母さんはアタシによく言ってたよ。「最初はだれだって、恋愛の仕方なんて分からなくて当然だ」ってね。
だから、お母さんは毎回、すっごく頭を捻って恋愛のシナリオを書き出すけど、どれも自分のたどった恋愛の道筋を骨子にしている。それしかできない。

だからまぁ、とりあえず、エロゲーを参考にするってのはやめといたほうがいいね!(苦笑しつつ)
それのとおりにならない、理想通りにいかない、間違いだらけの恋愛になっても、ヘコたれちゃダメ。

雪城 氷架 > 「そ、それはわかってるよ…。
 ゲームと現実が違うってことくらい…って、シナリオライター…?」

特にそこまで詳しく知っているわけではない
でもなんだか名前は聞いたことがあるような気がした

「うまく行くとか行かないとかじゃなくって…わかんないんだよ。
 ただ、いままでこんな気持ちになったことないから…なんか不安だし……」

クッションに顔を埋める
その顔は赤く火照っていて、心なしか目も潤んでいる

鈴成静佳 > そうだね……上手く行く、行かないはこれからの話しだね。
でもさ、そんなに不安になることはないよ。死ぬわけじゃないしさ!(ぽんぽんと背中を叩く)

でもさ、氷架ちゃんは可愛いし、アタシよりかはずっとモテる方だと思うよ。
そんなアタシがそこそこモテてるんだから(※島内での実績なし)、氷架ちゃんがモテないハズがないんだよ。
で、そんな氷架ちゃんが、九郎くんにせよ誰にせよ、異性に対し「とくべつなきもち」ってのを持ったら、それが恋愛なのか、成就するのかはともかくとして、とってもポジティブな気持ちだと思うよ。
その人に、氷架ちゃん、優しくされたんでしょう? ならきっと良いことだよ。
ポジティブな気持ちは、大事にするべき。絶対にプラスになるから。

不安ってのは、その人にその「とくべつなきもち」のせいで何かしら悪いことをしてしまう、してしまったのではないかって不安じゃないかな。
アタシもそういうことあったから、わかるよ。でもね、こういうのって十中八九は「杞憂」なの。
フラグみたいに1個でも折れたらバッドエンドなんてこたーないんだから、考え過ぎちゃってもしょーがないよ?
それでも不安なら、アタシに相談してよ。ね?(優しい笑みを浮かべながら覗き込む)

雪城 氷架 > 優しくされた…そうだ、確かに優しくされた
思えばあの時点で、零のことを意識してしまっていたのは間違いない

「……じゃ、じゃあ…静佳はその……。
 誰かを好きになった『かもしれない』時って…どうする……?」

クッションに顔を埋めたまま、ちらりと目線だけをあげて静佳の顔を見る

鈴成静佳 > アタシの話かぁ~。(腕組みをして、しばし首をひねる)
アタシがおかしな性格……他の子とはちょっと違った性格だってのは知ってるよね? 参考にならないと思うけど、でも聞きたいなら言うよ。

まぁアタシは今のところ、誰にも特別な感情は抱かないようにして、いろんな人と広く楽しんでいこうと考えてるけど。
もしそれでも、誰かに特別な感情……「好きかも」って思うような人がいたら、アタシは好きっていうよ。ストレートにね。
……もしそれでNoを出されたら、いくらアタシでも悔しいと思う。一人で泣いちゃうと思う。
でも、それでいい。また次からは、友達から始める。親身にもなるし、聞かれれば恋愛相談にも乗るかも。
なぜなら、その人が「好き」なのは変わらないからね。
いつかその人が気が変わって、アタシのことも「好き」になってくれれば嬉しいけど、そうならなくても構わない。

「好き」って気持ちは、いいことなんだから、心のなかにいくつあってもいいと思うよ。
……とはいえ、結婚とかの話になったらさすがに1つに絞らないと行けないけどね。そこまでは考えてないかな~。アハハー。

雪城 氷架 > 「…まぁ、ちょっと変わってるとは思うけど」
流石にそこは否定できなかった氷架

でも、真面目に質問に答えてくれる友人に、しっかりとその声に、耳を傾ける
ストレートに、思いを伝える……

「……う、うーん……あー……やっぱこれってそうなのかな……。
 私、アイツのこと好きなのか~…?」

うぐぅぅ、とクッションをもふもふして恥ずかしがる

「じ、事故なんだけどさ…私そいつと、その…あれ…アレしちゃったんだよ。
 そこれまでは何とも思ってなかった…と思うんだけど……そこからもう夜眠れもしないし、顔もまともに見れないし……」

鈴成静佳 > 好きだったら、好きって言っていいと思うよ。
もし仮にごめんね、って言われても、相手の気持ちはともかく、自分はその相手のことを好きなままでいい。
そこでお互い離れなくちゃいけない、なんてルールなんてないんだから。
まぁ、そこで頑張って「好かれよう」って頑張っちゃうと、確かに眠れなくなっちゃったりもするけどね……でも、頑張る価値はあるよ。
特に氷架ちゃんみたいな、本番の恋は初めてって人はね。

で……アイツって誰かしら? 聞かせてよ聞かせてよ。ね?
それにアレって……ど、どこまで行ったの?(興味津々な様子)

雪城 氷架 > 「……多分、好き…なんだろうと思う」
ぶしゅううと頭から湯気が出そうな顔でそう応える

「…………………ふ、芙蓉の兄貴」

いたたまれない
まさか妹とルームシェアをはじめた時にこんなことになろうなんて思ってもいなかったのだ

「事故みたいなもんだけど……キス、しちゃったんだよ……それで、もう…ああああーーーもーーーーー!!!」

足をバタバタさせて恥ずかしがっている

鈴成静佳 > 芙蓉ちゃんの兄……零さんだっけ? へ、へぇ~!
(名前だけは聞いた気がする。そして、芙蓉さんのブラコンっぷりも)
(思わず、新しくルームメイトとなった芙蓉さんの私室の扉を見る。ついで、部屋全体を見回す。いない。ホッと胸をなでおろし)
……そ、それはちょっと複雑なことになりそうだから、芙蓉さんにはしばらく黙っておいたほうがいいわね。うんうん。

……あ、ちなみに言っておくけど。アタシが氷架ちゃんの恋煩いの相手をしつこく聞いたのは、「うっかり寝取ったりしない」ためだからね。
アタシ、そういうのすっごく繊細に感じちゃうから……ね。知らない人の恋人ならともかく、ルームメイトの想い人を取っちゃうのはアタシ的には完全アウトだから。
だから、安心してね。(悶絶する氷架ちゃんを苦笑交じりに眺めながら)

しかし、事故でキスかぁー。意外とよくあることッスよ。フフッ。
氷架ちゃんにキスされたなら、零さんもきっと内心めっちゃ喜んでるんじゃないかなー?

雪城 氷架 > 「そうなんだよな…あ゛ー…芙蓉に何て言えばいいんだよホント……」

思い悩むのはその点も大きい
友人の兄、しかも最愛の兄ときたものである

「……そりゃどーも…静佳は大人だよなー……」
寝とるとかなんとか、恐ろしい世界だ、少なくとも氷架の年齢では

「そんなこと確認する余裕なかったよ……」

はぁ、と熱っぽいため息をつく。
いつもよりも基礎体温上がっているんじゃなかろうか…

鈴成静佳 > アハハー、事故のその場で確認なんてできるわけないッスよ。ことに氷架ちゃんの場合は。
これから地道に確認していけばいいの。その辺も含めて、今、氷架ちゃんは悩んでるんでしょ?
(ため息をつく氷架さんの肩に手をぽん、と)

……それにまぁ、こういうことは前向きに考えたほうがいいよ。零さんはその時喜んでたんだ、って。
氷架ちゃん、自分に自信があるんでしょ?(普段の化粧風景や髪を結う仕草を思い出しつつ)……その自信は失っちゃだめだよ。
芙蓉ちゃんのことはまぁ……コトが進んだら、零さんに任せればいいんじゃない? こういうのは男の仕事だよ。

しかしまぁ、でも、氷架ちゃんがそこまで真剣に思い悩んでるなら、進展には期待できそうね。
ちょっと、渡したいものがあるからまってて。
(……と言って、静佳は自室に戻る。すぐに、自分の化粧ポーチを持って戻ってくる)
(その中から、小さな包みを取り出す。正方形の平べったい密閉個包装……コンドームだ)
これ、あげる。氷架ちゃん持ってないでしょ、きっと。

雪城 氷架 > 「そうかな……そうかも」
この子の言うことには不思議と勇気づけられる
我ながら…この部屋にはこんなにも優しい友達ばかりがいる、感謝しなければならない…

「………?」

不思議そうな顔で自室に戻っていく静佳を見る
やがて戻ってきた静佳に手渡されるモノ
それをしげしげと眺める

「……え、何コレ?」

コンドームの出てくるエロゲは少ない

鈴成静佳 > …………。
(なにこれ、という反応にはさすがの静佳もあっけにとられる)
……氷架ちゃん、小学校の保健体育の授業で習わなかったの!? いや、不真面目だってのはアタシもよーく知ってるけど……。
ちょっとー!! くくる先生ー!! いたら出てきなさい!! 言いたいことがあるんスけどー!!
(他の部屋には響かない程度に声を張る)

……ったく。(ハァ、と溜息をついて)
いい、これはね、避妊具。これを使えば、セックスしても子供ができる率がぐーんと減るの。
詳しい使い方はくくるさんに聞くか、インターネットで調べて。

……で。とりあえずこれ、持っておいて。財布の中なり、化粧道具入れなりに。気が早いとか言わないでね。
氷架ちゃんがこれをいつ使うかはわからない。明日かもしれないし、1年後かもしれない。
でも、その時に自分も相手も「持ってない」では済ませられないの。相手が持ってるなんて期待はダメ。
これを使わずにするのは、お互いにそのことに「責任を持てる」ことを自認できたとき。早く言えば「結婚したあと」。それまでは、必ずこれを使うこと。
アタシだってこれは徹底してるんだから。
氷架ちゃんはまだ学生だし、お金にも困ってるようだし、ましてや不安定な異能の訓練中。わかるよね?
だから、ね、いくつかあげるからさ(5個ほど包装をちぎって、氷架さんの手に握らせる)

雪城 氷架 > 「あ、あー…いや実物みたことなくて……」
ぽりぽり、と頬を掻く

「さすがに気がはや… …う、そうでもないのか…?
 まだ、す、好きなヤツができただけだぞ……?」

どうしても想像して赤くなってしまうではないか

ご案内:「部屋」に雪城 括流さんが現れました。
雪城 括流 > にょろん、と窓の外に尾っぽの気配。
しゅるりと引っ込んで。

氷架のポケットから、にょろっと小さな蛇が顔を出す。

「…へびぇ… 呼んだ…?」

そしてすすすす…とゆっくり再び引っ込んだ。

鈴成静佳 > 好きな人ができた、できたっぽい、ってだけで十分。お守り程度に持っておいて。
見えるように持ち歩く必要なんてないんだからさ。
アタシの、友達として、保健委員として、同居人としてのお願い。ね?
(床に座り、真正面から氷架さんを見据える。その表情は真剣だ)

エロゲー好きな氷架ちゃんにこんなこと言うのもアレだけどさ。
人を好きになって、好きになり続けたら、いつかはするもんだよ。いつになるかはアナタ達次第だけど。
心を通わせるためには、裸の付き合いもやっぱり大事なプロセスだからね。(静佳が言うと説得力はあるだろうか、ないだろうか)
……でも、これだけは外しちゃダメ。いいね?>氷架さん

……お、でたなヘビ先生!
おたくの娘さんの教育はどーなってるんスか!!(残りのコンドームをヒラヒラさせながら)>くくる先生

雪城 氷架 > 「わ、わかったよ。
 そういうのが先にあるっていうのもわかってる…」

でもこうやって見てしまうと嫌でも想像してしまうではないか、行為を

「あ、括流…いつの間にポケットに…?」
さっきはいなかったような……
ちょっと驚いて、コンドームを握りしめたままだ

雪城 括流 > 「…教育…?」

二人の様子をきょろきょろと見て、コンドームを持つ鈴成さんの手と、コンドームを握り締めてるひょーかの手に括流の視線が突き刺さる。

「…どういう状況なんだ。」

鈴成静佳 > 先にあるってわかってるなら、覚悟と準備は大事ッスよ。しすぎて損することなんてないからさ。
ったく、アタシが渡してなきゃ、いかんともしがたい未来もありえたんスよ? 勉強は大事よ、氷架ちゃん?
(困り顔でまたため息一つ)
……ま、ここまでやったらあとは氷架ちゃん次第ね。
アタシとしては、すぐにでもアタシのところに駆け込んで来て「静佳えも~ん、コンドーム足りなくなっちゃったよ~」って言ってくれる日を楽しみにしてるけどね!
フフッ! まぁ、無理の無い程度に頑張ってよ! 応援してるからさ!(床に座りながら、氷架さんの膝をぽんと叩く)>氷架さん

……あー、くくる先生。
いや、アタシの持ってるコレをあげようとしたら、なにこれ知らない、って言うもんだからさ、困っちゃって。
ありえないよ、この歳でさ!
(恋人がいるということはボカしておく)>くくる先生

雪城 氷架 > 「あ、ありがと……流石にコレたかりにはいかないって……」
苦笑してしまう
しかし自分のことを考えてくれているのは、素直に嬉しい…

「いやだから実物見たことなかっただけだって言ってるだろお!
 知ってるよ!!コンドームくらい!!」

大声で言うことでもないわけだが

雪城 括流 > 「…とりあえずしずの話から恋愛沙汰なのはなんとなくわかるけど。」
なにやらぼかされても目の前で会話されたらなんとなく。ちょっと半目で。

「避妊具については保健体育でもやってるはずだよ。
いままでひょーかがあんまりそう言うことに興味は無いと公言してただけで。」
コンドームに鼻先を近づけて、ぴすぴす。

「…私からは相談されない限り助言はしないよ。」
じー…と氷架の顔を見上げる。
目線がポケットの辺りから突き刺さってくるような…?

鈴成静佳 > ん~? でも氷架ちゃんがこれを一人で買えるとは思えないんスよねー。さっきの様子を見ると。
だから、必要なら遠慮無く言ってね。アタシは何枚かはいつでも肌身離さず持ってるからねー。
(と、残りの包みを自分の化粧袋にしまう)>氷架さん

まぁ、恋愛沙汰ではあるね。フフッ。ペットなんだから、氷架ちゃんの口から聞いてみてね?
とはいえさぁ……エロゲーばっかやってるところ見たら、少しは心配になったんじゃないの、先生?
(頬をふくらませて睨む。氷架さんがエロゲーやってる場にくくる先生も同席しているかどうかは知らないが)
保健の先生なら、自分の近親者のことくらいお願いしますよぅ……ビックリしちゃったもん。>くくる先生

雪城 氷架 > 「うっ……」
そういえば、何処に売ってるんだろうコレ

「別に頼りにならないから相談しないってわけじゃないよ。
 ほんと、昨日の今日なんだ… …でも括流って恋愛沙汰とかわかんの?」

ひょい、とポケットからつまみあげて顔を見てやる、だって蛇だもん

雪城 括流 > 「ひょーかはまだ16だからね。
二千万年こじらせろとまでは言わないけど、来島くんも相当こじらせてたし…
だから何かに目覚めたというのなら、早いほうじゃないかな。心配するには千年早いよ。」
出汁にされる来島に心の中でちょっとだけ謝りつつ。
時間感覚のスケールがちょっと違うように、のほほんと答える。

ポケットからつまみ上げられれば尾っぽのほうからしゅるっと手首に絡み付いて。

「当事者としては答えられないかもしれないけど、教師として端から見た話ならね。
悩み事のひとつだから結局は本人が解決しないといけないし、一つとして同じ答えは無いよ。
大事なのはなんでも鵜呑みにしないことだね。」
苦笑したような様子で口を開く。牙がにょき。

鈴成静佳 > ……とにかくね。
異性に特別な気持ちを持ったら、そこから何がどう転ぶかはわからない。何だかんだいってもオスとメスだからね。
でも、だからこそ……特別な気持ちだからこそ、その先にあるのはきっと楽しい未来だよ。そう思ったほうがいい。実際に楽しく、気持ちよくなれるから。
楽しく過ごせて、楽しく語り合えて、みんなにも喜ばれながら、それが一生続く。そう考えるに越したことはないよ。フフッ。
だから、その楽しさを崩さないように、用心も大事。ね。
……ま、アタシはそういうのに本腰入れるのは大人になってからでいいと思ってるけどね~。(ひらひらと両手をうえに上げつつ)>氷架さん

そういや、くくる先生はヘビだったねー。(ヘビの色恋……交尾……どんなだったかと頭を巡らせるが自分の知識にはない)
……それ以前に長生きかぁ。たしかに相談にはなりにくいかも。アハハー。
とりあえず今回は、本人が悩んでたので、アタシなりのアドバイスを与えてたの。さすがに初めてなのに一人で解決するってのは無理ってもんだしね。>くくる先生

でもまぁ、確かに、「答えは1つじゃない」「鵜呑みにしない」ってのも大事かもね(くくる先生に重ねる)。
アタシの意見についてもそう。前置きしたとおり、アタシはヘンなヤツだしね~。
答えを探すのも人生のテーマってわけよ。アハハー(深いこと言ったつもり)
でも避妊についてはマジだからね??

雪城 氷架 > 「……う、うーん……。
 じゃあ括流も誰かを好きになったりとか、そういうことあったのか…?」
牙の除くその頭をちょいちょいと撫でながら

「私だってまだまだ自分には関係ないと思ってたっての…!」

恋なんてする気もなかったし、
芙蓉の好きな人がいるという気持ちの理解もできなかった

本当に何がキッカケになるかなんてわからないものである

雪城 括流 > 「だから恋愛沙汰に変な答え、というものもないと思うよ。
ただ個々の事象で考えたときに選択肢を誤る可能性はあるけどね。」
鈴成さんの自称にフォローを返すような、そちらへ向けた声音で。

「準備をしたから機会が来る、というものではないね。
逆に恋愛しようと思ってずっと機会が無い…そんな子もいたよ。
ひょーかの関係ないは、来てもすぐに対応できないと言うことだと思っていたけど。…来島くんもそうだったからね。」
くるくると頭を回すようになでられつつ、最後はちょっと意味深な様子で。

「…さーて、どうだったかな。」
とぼけたような、本当に覚えていないような…?

鈴成静佳 > まぁ、確かに氷架ちゃんはそういうお堅い雰囲気をまとってるからねー……硬派というか。
でも人は遅かれ早かれ恋を経験するものだから。アタシだってそうだったし。すぐに薄まっちゃったけどね。
一人で悩むのも道なら、聞いて回るのも道。相手に聞いてみるのだってアリかも。
でも、とくに理由もないのにその気持ちを無視してしまいこんじゃうのだけは、辛いから、避けたほうがいい。
とにかく気持ちを伝えてみたほうがいいと思うよ、アタシは。ポジティブシンキング!>氷架さん

(「選択肢を誤る可能性」という示唆に、静佳の顔がややゆがみ、くくる先生を睨む)
(余計な心配をかけるようなこと言わないで! とでも言いたげだが、口には出さない)
……あー、でも、それそれ。来島先生? 彼に聞いてみるのもいいんじゃない?
やっぱこういう時に頼れるのは家族ッスよ! うん!

雪城 氷架 > 「まぁ…うん……そういうことだよ。
 多分…好きなヤツが出来た………んだと、思う……」
まだどこか、モヤモヤがわからないといった表情で、頭を撫でながら括流にそう話した
「なんだよそれ、とぼけてるんじゃないだろうな」
そう、苦笑して

「は…来島って、兄貴に!?
 ヤダよ、こんな話照れくさくて言えるか」

気心が知れている間柄だからこそ言いにくいこともある

雪城 括流 > 「…?」
鈴成さんの何かに触れたらしいことに気づいて、そちらに蛇の眼を向ける。
きゅる、と縦に細められた瞳孔の意味は。

「……例えば避妊をしない、のこのことダンジョンへ行く…そう言ったことは恋愛が関係なくてもあまりすすめられない。
だけど色恋を理由にタガが外れた子も見てきたからね。もちろん二人のことは心配してないけど。」
括流はそう言う行為をいけない、とはいえない。それもまた選択の一つであるから。
睨まれながらも、何か過去を示唆するような微妙に悲しげな様子を漂わせて。演技かもしれないが。


「そう、好きな人ができたんだ。じゃあ嫁にする?
……まあ、急いで答えを出すことはひょーかには向いてないと思うけどね。」
氷架に頭を撫でられて、眼を細めながら。

鈴成静佳 > アタシやくくる先生には話せてるじゃん。大丈夫だよ、きっと話せるよ。
……んー(しばし思案)……とは言っても、やっぱり同性だから話せるってこともあるか。
氷架ちゃん、ツンツンしてる割にシャイだからね。
そうか、話し相手を誰にするかってのは悩みどころかもねー。……むむむ。アタシの意見だけ鵜呑みにさせるのは実際ヤバイし……。
(静佳もこの点に関しては慎重である。セカンドオピニオンは大事)
……となるとやっぱり、来島先生以外の保健の先生かなぁ。蓋盛先生とか。知ってるかな。>氷架さん
くくる先生も保健なんだから、ケア頼みますよ?(睨む視線は解いて、普通に)

雪城 氷架 > 「急いでるつもりはないよ、でもこのままじゃ寝不足で死ぬ、ゼッタイ。
 睡眠薬でも出してくれるか?」

昨日は一睡もできなかった、それに…

「それに……良いヤツだよ。信頼できる…も、もちろんその、関係が深まったらまた印象も変わるのかもしれないけどさっ…」

結局、心のなかは決まっているのだ
それが本当に恋なのかどうかが、自信をもてなかっただけで。

そしてその後押しは、静佳がしてくれた

鈴成静佳 > (色恋を理由にタガが外れる……その言葉には、静佳も一抹の不安を感じずにはいられない)
(氷架さんの異能は、その精神状態に強く依存している。自分も一度見た)
(色恋で精神を強く動かされたら、未だ不安定な異能はどうなるだろう? 良くなるかもしれない、悪い方向へ転ぶかもしれない……)
(一種の精神鍛錬だ、とやや無責任に背中を押すのは早計すぎたか……静佳の脳裏にも、ちょっとだけ後悔が浮かぶ)
(それを隠すように、静佳は笑顔を繕う)

雪城 括流 > 「私からは一応、りょーを推しておくよ。
母親だし、既婚者だからね。」
蓋盛先生を勧める鈴成さんの言葉に、続けて。
ただ蓋盛せんせだとちょっとただれた恋愛にならないか微かに首を傾げてしまったり…。

「ケアはもちろん、二人のことなら何とかするけど…ひょーかは忘れっぽいからね。
睡眠薬?それほど悩んでたんだ…私は薬の持ち合わせはあんまり無いから、魔術になるけど。」
市販品をもらってくるなら他のところからになるようで、尋ねるように。

鈴成静佳 > ……ま、まぁ確かに眠れないのは辛いッスよね!
いい方向に考えろってのはその辺も含めたアドバイスだけど、なかなか実践は難しいし……ましてや試験期間間近だしね。
そういうときは、別のことで頭をリフレッシュさせることも大事だよ。運動したり、異能の訓練をいつもより頑張ってみたり、オナ……
と、ともかく、身体も使ってみること。そうすれば、いい感じに疲れて眠れるし、頭もスッキリするからさ。
ソファの上でジタバタしてるだけじゃ、悶々とするだけだよ? フフッ(腕をぶんぶんと振ってみせる)
なんならアタシのヨガも教えてあげようか?

雪城 氷架 > 「お母さんは多分もう知ってる……知ってて愉しんでた感じがした…」
赤くなって俯く
「悩んでたっていうか…」
目を瞑るとあの時のことを思い出して色々なアレで悶々としてバタバタして寝れなかったというか
「ま、まぁ……ちゃんと話して、決めたら…大丈夫かなとは思うけど……」
魔術があるのか、便利だな、と思いながら


「……あ」
試験期間前、という言葉にハッとする

「えー…なんか痛そうじゃん、あれ」
体はあんまり柔らかくなさそうで

雪城 括流 > 「ストレスを感じているなら筋肉が固くなっているだろうから、マッサージも有効だよ。
…鈴成さん?」
何か言いかけたところに名前を呼ぶ。ナニ…?

「…その様子は、りょーに現場押さえられちゃったのか。
真面目に相談すれば茶化さないと思うけど…。」
ああー、って言いたげな蛇の表情で答える。

「うーん。とりあえず今、すこし寝ておく?」
魔方陣を展開する準備をしているような、尾っぽの動き。

鈴成静佳 > お、マッサージ。いいッスねぇ。ヨガよりは簡単だよぉ~?(手をわきわきとする)
(しかしすぐに真面目な姿勢に戻り)
……とりあえず、相談するなら、ある程度照れてたり迷っていてもいいけど、嘘偽りなくハッキリと心を伝えようね。相手が友達でも家族でも。
真摯な気持ちがつたわれば、きっと何かしらいい意見は言ってくれるから。ね。
アタシに相談してくれて、嬉しかったよ。氷架ちゃん。(素直な笑みを浮かべる)

雪城 氷架 > 「…ほんと、安心するよ、逆に」
オナ?
いつもと変わらない様子の静佳に安心感を覚えてしまう
これだから寮生活は楽しいんだ
「そ、そりゃあ…ト、友達だし、な。うん…」
静佳の素直な笑みに思わずちょっと顔を赤くして目をそらす
さっきまでの顔の赤さとは別種、単純に照れたのだ

「そうだなー…一眠りしてから、ケリつけにいく!」
ふんす
まるで戦いに向かう女騎士のような表情で括流に答えるのだった

雪城 括流 > 「自慰行為もストレスを軽減するけど、やりすぎても影響があるからほどほどにね。
…下手にぼかすと卑猥だと思うんだ。」
はっきりいったくくるせんせい。

「そう?…って、ケリをつけるには早急すぎるよひょーか…。」
そのまるでダメだ見たいな様子に呆れたため息をつきつつ、ぽんぽんぽん…、と魔方陣を展開していく。
上下に二つ、真ん中に一つ。その魔方陣を空中に描いて。

「中央に触れれば睡眠薬と同程度の効果が期待できる。
眠るなら触れてね。」
と氷架に呼びかけた。

鈴成静佳 > んー、やりすぎても影響? その科学的根拠は~? アタシ大丈夫ッスけど~?(くくる先生に食って掛かる)
……まぁ、氷架ちゃんなら無理もないか。あははー。(その細身を眺めながら)

ともかく、氷架ちゃん頑張ってね。応援してるから!

(……それは「ケリ」ではない、「はじまり」なのだ。そうあるべきだ)
(しかし、それを言うのは心配事を増やしそうである。ひとつの区切りは必要だろう。良くなるにせよ悪くなるにせよ)
(とりあえず、一人で悶々とする氷架ちゃんはいなくなり、いつもどおりの凛々しい氷架ちゃんに戻った。しばらくは大丈夫そうだ。ほっと胸を撫で下ろす静佳であった)

雪城 氷架 > 「……そうなのか?」
やりすぎると影響がある、という部分に食いついた

「ん……それじゃ」
おそるおそる、魔法陣に触れてみる
魔術は自分に縁がないものなのでちょっとだけおっかなびっくり

「ん…ありがとな、静佳」
ふわりとした笑みを浮かべてお礼を言う
色々と励みになった、せめてコンドームを握りしめたこんな姿でなければ格好もついたが

雪城 括流 > 「粘膜だから、擦れて傷ついたり異物への耐性や雑菌なんかが注意だね。
性器に関連する細菌病とか、炎症を起こして腫瘍化…なんてこともあるから違和感にだけは気をつけておくように、しず。」
食って掛かる鈴成さんに冷静な様子で保健の先生らしく。

氷架が触れれば魔方陣はその指先を包むように光を放ち、ゆっくりとした眠気と穏やかなカモミールの香りを与えるだろう。

コンドームにはどこにしまうんだろう…と言う疑問を感じつつ。
…まさかポケット?ここ…?(

鈴成静佳 > いい夢見てね、お姫様。フフッ。
……そのコンドームは袋の奥の見えないところにしまっておこうね?
(魔法陣に触れた氷架さんを、にこやかに送り出す)

雪城 氷架 > ふぁ…と心地良い眠気に襲われて、

…とりあえずそのまさかで私服のポケットにねじ込まれるコンドーム
もちろんあとで、化粧ポーチあたりにいれるだろうけど

「くぁ…んじゃ、ちょっと寝るよ…ありがと、二人共ー」

眠気で間延びした口調で、ふわふわした足取りで自室へ歩いて行った…

ご案内:「部屋」から雪城 氷架さんが去りました。
鈴成静佳 > (部屋へ戻っていく氷架さんを見送ると、くくる先生に向き直り)
……くくる先生もありがとうございました。やっぱり保健の先生は細々としたところでしっかりしてて助かるッスよ。
(軽くおじぎ)

とはいえさー、やっぱり氷架ちゃんを見てると心配になるんスよ。
もっと若いのに島に来てる子もいるし、異邦人とかもいるわけで。
やっぱり保健課のほうで性教育もすべきなんじゃないッスかねー。コンドームの付け方とか、性感染症とか……
(くどくど)

雪城 括流 > 「細々としすぎないかとか、身近さが足りないとか欠点もあるけどね。
そう言う講義もできるけど…この学園だと強制的に取得させるのはなかなか難しいからね。異種族もいるんだし。
…あっ。」

括流は氷架の手首に絡みついたまま…つまりそのまま一緒に連れて行かれてしまうわけで。
特に呼び止められなければそのまま一緒に去りそうな様子…。

と言うところで声をかけてくる。

「しずー…ひょーか寝ちゃうけど、せっかくだしマッサージの実験台にしてみない?
どうせ見てなきゃいけないと思うんだ。アドバイスするよ。」
…悪魔の囁き?

鈴成静佳 > んー……(小声で会話。どうせ睡眠の魔法が効いていれば聞こえてようと居まいとすぐ寝てしまうのだろうが)
せっかく意気込んで、明日に備えて寝るって言ってたんだし、邪魔するのは……。
(私室の戸の向こうに消えていくくくる先生を見送りながら、思案)

……でも、魔法でなかなか起きないってんならいいかも! フフフ……。
様子を見ながら慎重に……ッスね。くくる先生、指導お願いします……!
(ニヤニヤと笑みを浮かべながら、這うような姿勢で後を追い、音もなく氷架さんの部屋へ侵入していく静佳。もう寝ているだろうか……?)

(きっと明日の氷架さんは最高の気分で目覚められることであろう)

ご案内:「部屋」から鈴成静佳さんが去りました。