以下の表は一般的なもの。入学時期やカリキュラム、その他の事情により試験時期、卒業時期などは個人で変わる場合がある。ただし、旧世紀の慣習(日本における学校制度)に従う生徒も少なくない。学生にとって、「同期」という意識は重要なものであるからだろうか。
※下記の表の通りに運営が必ずしも公式イベントを行うとは限りません。予めご了承くださいませ。
4月
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※1 有志学生主催。学園の公式行事ではないが、式典委員会も運営に関わる。なお、始業式・終業式・修了式の類も常世学園では公式に行われることはないが、旧世紀の慣習に則り有志によって開催されることはある。
※2 生徒本人が希望した場合(もしくは保護者等が要請した場合)、異能等についての詳細な検査を無償で受けることができ、これによって自らの異能がどのようなものか知る生徒も少なくない。プライバシーについては厳守されるが、一部のデータは学術的な目的で利用される。
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5月
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※1 「異能学会」「魔術学会」の例会(研究発表会)は月に一度のペースで開催されている。学生の参加・発表は当然可能。学生の発表は単位・業績として認められる。
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6月
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7月
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※1 夏季休業を前に、風紀委員会・公安委員会によって歓楽街、また「いわゆる」落第街への手入れが行われる。時期の定まった恒例の行事であり、歓楽街側・落第街側ともに手入れへの対策がしやすいため、歓楽街・落第街の部活・違反部活への対処というよりは、歓楽街や落第街へと入ろうとする学生への注意勧告が主となる。
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8月
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※1 常世学園の図書館群の蔵書は膨大であるため、学生の利用が少ない夏・冬の休業期間中、年二回大規模な整理・点検がなされる。魔術や異界の科学を用いた高度な管理システムによりかなりの効率化が達成されている。なお、定期的な書架の整理・点検は図書委員会によって日常的に行われている。基本的に蔵書の紛失はほとんど発生しないが、所在不明の書籍が判明した場合は徹底的に調査が行われる。
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9月
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10月
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※1 旅行と称するものの、学外へ旅行については安全が保障できないため、常世島のいずれかの場所にて宿泊することとなる。つまりは合宿である。 |
11月
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12月
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※1 《大変容》に関連する膨大な死者と、第三次世界大戦(実質的には異世界の存在との戦争。通称、異界大戦)の戦没者を追悼する式典。両追悼式は学外からの参加者も多い。
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1月
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※1 常世大図書館禁書庫・常世博物館地下収蔵庫の性格上、蔵書・収蔵品の整理や修復は秘密裏に行われる。特に危険な魔導書やアーティファクトなどについてはこの時に再封印処置がなされる。通常の蔵書・収蔵品の整理期間中には行わず、その危険性のために敢えて時期をずらし、冬季休業中に整理を行う。
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2月
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※1 学術大会の開催期間と後期末試験の期間が重なるため、特定の学問を専攻する学生は期末試験ではなく、学会での発表を以て単位を申請することが多い。
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3月
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※1 有志学生主催。4月の[※1]を参照のこと。
※2 この時期の蔵書整理に合わせ、図書委員会によって、未返却書籍の返却の要請が全学生に出される。悪質な延滞者に対しては強行的な手段が取られることも。常世学園の研究区研究施設群の蔵書もこの時期に整理される事が基本で、処分される書籍は図書館へと寄贈される場合もあるが、既に図書館の所蔵となっているものが大半であるため、多くは古書店街「瀛洲」に流れる。
※3 研究区の蔵書整理によって古書店街に流れた書籍が多く販売される。
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各種委員会は一般学生の休業期間中にも多くの業務が存在するため、実質的な休みは少ない。
そのため、休業期間中の業務については特別手当が出されることが多い。