ようこそ、常世学園へ
異能学園都市“常世”

ガイドライン

 以下、サイト利用の上で疑問となるであろう事柄についてのガイドラインを示します。Q&Aの形式にしている場合もありますが、説明の便宜のためにそのようにしているだけであり、実際にそういった質問があったというわけではありません。また、特定の利用者への注意喚起でもありません。


大規模な事件や危機の演出に関するガイドライン

Q.PCのストーリー上の展開の中で、学園や世界が危機に瀕するような演出をしても良いのか?
 可とされる場合、どの程度の規模で行ってよいのか?

A.収拾をつけていただけるのであれば構いません。
 現実に実行されるようなことは無いと思いますが、実際に世界が崩壊したり、世界観が崩壊する規模で人間が殺傷されるなどの展開はやめてください。

 PCのストーリーを進めていく上で、強大な敵と戦わせたいというような場面は当然生じてくると思います。
 あるいは、何かしらの世界の危機等を解決したいというような状況もありうるでしょう。
 運営としてもそういった展開を行いたいという気持ちはよくわかりますし、特にこれまでそれを否定してきたわけではありません。

 あくまで一例としてではありますが、それが解決されるのであれば、例えば常世島に隕石落下の危機が生じても良いのです。
 無論、ある程度委員会なども演出として動かして頂いて構いません。
 発生した事件についても極端に深刻に考える必要があるわけではなく、事件の規模は相対的に捉えることも可能かと思います。
 立て続けにそういった事件が起こった場合、気になってしまうということもあるかもしれませんが、それはそれとしてお考えください。
 サイト利用規約に反していないのであれば問題はありません。
 また、何かしらの理由により展開そのものが消滅した/止まったとしても、特に何か問題があるわけではありません。
 残念ながら、サイト利用上そういったことは往々にしてあるでしょう。

 PBCという遊びは、一つの場所・世界などを舞台として様々なロールプレイが同時並行的に行われます。
 個々に発生する事象・事件を関連付け、拾い、ロールプレイに活かす楽しみがある遊びです。
 ただし、発生した全ての物事に言及しなければいけないわけではなく、それら全てを拾う必要があるわけでもありません。
 様々な事件が交わることなく、平行する形で物事が進む場合もあるでしょう。
 PLが興味がないものと思うものや、PCの設定と強くぶつかってしまうものについては特に言及しないということも手段の一つとしてあり得ます。
 それは何ら悪いことではありません。
 たとえば、委員会の職責において対応しなければならない問題が発生したとして、それがPC/PL的に関わることが難しい内容であった場合、それに関与しなかったからといって「仕事をしていない」とは当然ならないということです。

 委員会は様々なPCが所属する共有の組織です。また、サイト設定上でも重要な存在です。しかしながら全能の存在というわけでもありません。
 様々な事件が連続して発生した場合、常世島の治安維持はどうなっているのかというような話が発生する可能性もあります。
 ただし、それをあまりに厳密に考えた場合、極端に言えば島内でのトラブルは何も起こせないというようなことになっています、
 それはサイト運営者として望むところではないですし、多くの事件が起こったとしても様々な委員会が無能と化しているなどという解釈ももちろん求めるものではありません。

 どの委員会に所属するのか、悪役として事件を起こすのかなどは利用者の自由であり、特定の事件に対応できるかどうかは個々人の判断によります。
 委員会所属のPCの活動は、あくまで委員会の中の一部であり、PCの活動が委員会の全てではありません。
 所属者が極端に少ない委員会があったとしても、サイト世界観上では問題なく機能しているというのは言うまでもないことです。

 そして、それぞれの委員会所属PC/PLもあまり神経質になる必要もありません。
 委員会の所属についてはあくまで楽しく弊サイトでロールプレイを行うための設定の一つです。PCやNPCなどの設定も同様です。
 何かしらの事件で委員会側に被害が多少なりとも出たとしても、それを極端に考える過ぎる必要はありません。
 その点をご留意くださいませ。
 言うまでもなく、委員会全体を支配しているような設定や配下においているような設定、そういったサイト利用規約に反するようなものはご遠慮ください。

 また、悪役PCである場合は戦闘や討伐などが期待される部分も当然あるでしょう。
 その辺りのバランス感覚というのは非常に難しい問題です。
 身も蓋もない話かもしれませんが、仮に同じ行為を行った二者がいたとしても、時と場合やPC、やり方などによって評価は異なってくるものです。
 悪役キャラが必ず倒され、滅ばされなければならないということなどを言うつもりはありません。
 ただ、何にせよ他者と遊ぶことがメインとなるサイトでありますので、自身も相手も楽しむことが大前提であるということをご理解いただければと思います。
 運営者としては設定上の善悪に関係なく、利用者全てが楽しめるようなサイトであることを願っています。

 もし自身のプレイスタイルなどと合わない相手と遭遇した場合などは、お相手を断るなどの権利も存在します。
 利用者同士が互いを尊重し、柔軟に対応することで、より楽しく充実したロールプレイ環境を作り上げていくことができるものと考えます。

【要約】

  • 大規模な事件や危機の演出は、収拾がつく範囲であれば行うことが可能です。
  • 世界観を崩壊させるような極端な展開は避けてください。
  • 委員会などの組織も適度に演出に利用できます。
  • 事件の規模は相対的に捉えることができ、連続して起こっても問題ありません。
  • サイト内の全ての事象に言及する必要はなく、PCの設定に合わないものは触れなくても構いません。
  • 委員会は重要な存在ですが、所属するPCの活動がその全てを表すわけではありません。
  • 悪役PCの扱いは難しいものがありますが、相互に楽しめることが重要です。
  • プレイスタイルが合わない場合は、相手を断る権利もあります。

【事件などを発生させる場合の考え方について】

  • 事件の影響範囲を明確にしておく。
    大規模な事件を起こす際、その影響がどの程度の範囲に及ぶのかを事前に決めておくと良いでしょう。
    場合によっては、「規模が一部の場所に限定される」「関係者以外は無理に関知しなくて良い」などのフォローを入れておくことも方法の一つです。
  • 複数のPCが関わるストーリーの中で大規模な事件を起こす場合は、事前の合意を得ておく。
    大規模な事件を計画する際は、関係する利用者と相談などを行い、合意を得ることを推奨します。
    また、相談を行う場合は、代理人などを立てるのではなく当事者同士で話し合うようお願いします。
    第三者に伝達を頼んだ場合、情報が正確に伝わらない可能性もあることを意識しておくことが重要です。
  • 復旧に関する設定を考えておく。
    大規模な事件後の復旧のプロセスも設定しておくと、事態の収拾を行うことが出来、周囲に与える印象も良いものになるでしょう。
  • PBCサイトの性格上、発生した事件を拾うかどうかは利用者の判断に任されるため、拾われない場合もあるということを意識しておく。
    他者と楽しむという前提から離れ、目立つためだけに大規模な事件を起こすというようなことは推奨されません。